kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

夏休み最後…

2006-08-31 | 陸上競技
長かったような短かったような夏休みも最後です。とりあえず練習は休み。kanekoも昼からお休みをもらいました。

うちが秋に走れるためには3つの「奇跡」が必要です。普通「奇跡」は1つでも難しいのに3つも起こさないといけない…。厳しいですね…。結局はkanekoがどれだけ言ってもやるのは選手です。「奇跡」を起こすのは選手です。何を言っても分かってもらえなければ何も変わりません。
昨日の刺激を受け、kanekoからも意識の喚起を促され何を感じるか?客観的に見て今の状態は「底」です。秋に走れる可能性は5%くらいです。あえて厳しい事を言っているのではなく正直にそう思います。

変われるとすれば2年生がチームを作ろうと最大限に努力する意識を持ち、実行に移す強い気持ちが芽生えた時です。中国大会からの3ヵ月間チームに目を向けることができなかった代償は大きい。あと数週間でどこまで変われますか?「奇跡」を起こすだけの強い意志がありますか?

私だけが本気になっても何も変わりません。前も話しましたがkanekoの目指す方向と選手が目指す方向が違うなら、私も本気になる必要はないでしょうね…。

どれだけ本気になれるか?1年生の方が意識が高いのか?みなみやおーたから2年生は何を学んだのか?変わって欲しい…。秋までのラストチャンスです…。

頼む、2年生…。成長してください…。それだけの力は十分あるはずなんですよ…。力があっても活かせなければ無いのと同じ。どうなるのかな…。期待してもいいのか?
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強い気持ちを

2006-08-30 | 陸上競技
今日は夏休み最後の練習ということもあり、kuboi先生とryoji先生のお言葉に甘えて一緒に練習をさせてもらいました。天気が少し心配でしたがなんとか多少の雨で済み、涼しい中で走ることができました。

アップは「弱いチームが引っ張る」ということになり、女子はもちろんうちが先頭に立つ。声が出せないチームですからやはりこの辺りがすでにできない。自分達にとって当たり前であっても初めて一緒に練習するチームにとっては何をするか全くわからない。走れなくても声くらいは出せるでしょう、キャプテン…。その後も他のチームに引っ張っられてやっと声が出る有様…。速い遅いではないんですよ。自分に何ができるかでしょう。いつもいう「あと少し」というのはこの辺なんですよ。自分達で声が出せるのか出せないのかで意識が問われますね。学びなさい。強い弱いは全く関係ない。気持ちを出していくために必要な雰囲気を誰が作るのか?誰か1人ではない。みんなでやるんだよ。
行動面でも受け身が目立つ。誰かの後ろに付いていくだけではダメ。「チームは一番後ろの奴に合わせて行動してしまう」と言われて自分達の今までの行動を振り返れたか?言われている意味が分かれば変わるはず。チームとしての自分の役割は何なのか?スピードが遅くてもチームのためにできることがあるはず。自分で弱いと思うなら前に出なさい。後ろにいても誰も見てくれない。チームで戦う気があるなら、どんな場面でも声を出しなさい!前に出なさい!遠慮していては変わらない。恥ずかしがっていては変わらない。後の方で小さい声で「ファイト」なんて言っても誰も聞いていない。自分ができることは全てやりなさい。

久々に気持ちの入った走りを見ました。全員が初めて力を使い果たした練習でした。周りに引っ張られて力を出せました。
ハルがラストの著しい減速を指摘され動きが変わる。それ以後の気迫はryoji先生も認めてくれていました。あの気持ちを忘れるな。勝つためには一番大事な場面でどれだけ力をだせるようになるかが大事です。ともも動きが切れてしまう部分が気持ちでカバーできることを実感したはず。普段だったら間違いなく切れていた部分を今日の練習ではできたというのは結局は…。やまもとも今までにない走りができた。いつもなら完全に切れているところを何度か第1グループに入ることがあったのは成長でしょう。考えられませんね。ながひー↑は今が正念場…。全く自分の走りができない所をどれだけ我慢して練習できるか?改善されてくれば確実に走れるようになります。動かない身体を強い気持ちで動かし続けることができるか?

カノムラはryoji先生にかなり気を配ってもらえていました。なぜそこまでしてもらえるか?強くなって欲しいからなんですよ。気持ちを察しなさい。モリッキーは速さでは勝てないがひたむきに走る姿は誇らしく思えました。最近は強くなりたいという気持ちが出てきてます。少し前のモリッキーと比べると間違いなく意識が変わってきています。チームのためにできることを考えて行動しなさい。もっと強くなります。

りのぷーは力の差を痛感したはず。それは「走力」だけでなく「取り組み方」による力の差です。8人しかいないチームで投擲だからといって優遇はできません。投擲選手としてでなく2年生としてチームの姿をとらえなさい。2年生としてチームを変えなさい。それだけの事は感じたはず。おーまちは走れない中で何を感じたか?キャプテンがこの場で走れない事の意味がわかりますか?チームを引っ張っていかなければいけない存在が周りからサポートするだけになってしまうことはやはりチームにとって損失でしょう。何を感じ何を学びましたか?

走り終わった時の涙は本物です。今まで涙を流した事がない者も今日の練習では涙を流した。この意味は?自分達でもこれほどできると思わなかったのか?悔しさからの涙か?本人達にしかわからない貴重な涙でしょう。価値のある涙でした…。

kuboi先生があえて厳しい言葉を投げ掛けてくださいました。それを「言われても仕方ない」と思うか、「悔しい」「見返したい」とエネルギーに変えるか?自分達の甘さを突き付けられて何を感じるか?チームとして戦う気持ちがあるか?1人速くなってもチーム力は上がらない。足りないものは「チームとして戦う姿勢」であり「チームの中での自分の役割の理解」でしょう。みんなで強くなる意識がありますか?周りに力をつけてあげることができますか?「負けるのか?」の言葉から何を感じ取るのか?

今日の出来事を胸に刻みなさい。「また一緒に」と言ってもらえるのは「次は変わってこい」という投げ掛けです。与えられた時間の中で何をするか?

このような機会を与えて下さった2人に心から感謝します。ありがとうございました。必ず「力」をつけて恩返しをしたいと思います。

強くなろう。kanekoも選手も。学ぶことはたくさんありました。高い意識を持ったチームと出会い自分達に足りないものに気付けた…。あとはこれを本当の力に変えるかどうかです。本当に強くなりたいならやるしかない。

貴重な1日でした。強くなれそうな気がします。頑張ろう!
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昨日の日記より…

2006-08-29 | 考える
以下は昨日の日記の一部抜粋。

「話しは一転して近くで悲しい事件が起きました…。高校の教員をしているkanekoとしてはやり切れない気持ちです。事件の詳細は分かりませんが人の命が突然失われるというのは本当に悲しいことです。先程私の母親から電話があり、涙を流しながら「学校に一人で残るな」「お酒を飲んだら運転をするな」と訴えていました。」

先程分かったのですが、被害にあった女子生徒はkanekoの実家の隣に住んでいた子でした…。3歳位までだったか隣に住んでいて300m位離れた場所へ引っ越していきました…。「お兄ちゃん」と呼んでくれていて小学生のkanekoの後をついてきていた記憶があります。「あゆみちゃん」と言われみんなから可愛がられていました…。
母の涙は私に向けられたものではなく「あゆみちゃん」に向けられたものだったのでしょう…。すぐに気付けなかった…。

半年前、教え子が不慮の事故でこの世を去りました。自分より年が若い学生や教え子がこの世を去るという事実を非常に悲しく思います。事故や事件に巻き込まれて志半ばで突然いなくなってしまうという事実は悲しいというかやり切れないというか…。ご両親には私自身小さい頃から声をかけてもらってました。最近ではほとんど会わなかったですが「竜くん」とずっと呼ばれて可愛がってもらっていただけにいたたまれない気持ちです…。

やり切れない気持ちをどこに向ければいい?小さい頃に関わったkanekoがこれだけの空虚感が身体を支配するのだからおばあちゃんやご両親、お兄ちゃんは頭の中が空白で何も考えられないでしょうね…。その気持ちを考えるだけで胸が苦しくなります…。

なんだかうまく表現できない…。あの頃の「あゆみちゃん」とうちの子供達は同じくらいの年齢です。希望溢れる未来を突然奪われてしまったら…。
うちの選手にも話しをしましたがみんなには「大きな可能性」があります。その可能性は誰かに決められるわけではなく自分達で切り開いていくもの。与えられた命です。自分達の可能性を信じて、一生懸命生きてください。私も生きます。志半ばでで夢を絶たれてしまった人達のために、我々が出来ることは「生きる」ことです。毎日を大切に「生きる」ことです。輝く時間を持たないといけない。それが唯一、「生」のある人間にできることだから…。

心からご冥福をお祈りします…。
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文化祭に向けて…

2006-08-29 | 陸上競技
今日は商工で文化祭のための打ち合わせを実施。kanekoはおまけ的に参加しましたが、なんとなく形にはなってきたかな~。新しい事をやるのはやっぱり大変ですね。今までやってきたことが全てだという保守的な考えかたから脱却しないと何も変わりません。変えなくても良い部分もあるし、変えたほうが良い部分もある。よく検討しないといけないですね。

ミーティングでは今のkanekoの素直な気持ちを話しました。一つ一つの積み重ねでしか結果は出ません。今みんなが持っている「可能性」を最大限に引き出してあげたい。少しの事を適当にして、それを積み重ねていけば大きな差になる。2年生が引退する時に「もっとやっておけば良かった…」と思って後悔するのは嫌です。だから細かいことでも話しをする。「速くなりたい」とか「強くなりたい」と本当に思うなら、練習で最大限の力を発揮できるように準備はしなければいけない。
kanekoは選手に「目標に向かって最大限の努力ができる人間」になって欲しい。世の中、苦しい場面がたくさんあるんですよ。目標に向かって努力をしている中で苦しみはきっと存在する。その苦しみから逃げていては将来きっと同じような場面でも逃げてしまう。自分に不利な話しがあったら逃げてしまい、結局その中から何も学べない。人間的な成長は苦しさの中から生まれるんですよ。苦しい場面の中で「自分がどうすればいいか」を考える事で人は成長します。陸上を通じてそれを理解できる人間になって欲しい。

TOKUSHOにとっては今が「底」でしょう。これ以上流れが悪くなることは考えられません。ながひー↑が復活できるか?残された時間でどこまで自分自身に目を向けられるか?回復させるために最大限の努力をしなければいけない。キーパーソンはながひー↑でしょう。ハルは少し無理をしていますが、チームに与える影響は大きい。まだ1年生ですが想う所は大きいのでしょう。

今のチームで活動ができるのはあと9ヵ月…。誰がチームを引っ張っていくか?特定の誰かが引っ張っていくのではなく8人全員が自覚を持たないといけないでしょう。タイムが云々よりもどれだけ「勝ちたいか」が今のチームには大切でしょう。疲労はピークかもしれませんが明日は「気持ち」を出せる練習をしてください。嫌ならやらなければいい。限られた時間で何を学ぶかが大事です。強くなりたいならこのチャンスを逃してはいけない。

まずは自分自身に勝ちなさい、相手は誰でも関係ない。自分の弱さを越えなければ何も変わらない。越えてみなさい!
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驚異だ!

2006-08-28 | 日常雑感
昨日の夜、家で飼っているカブトムシに餌をあげにいくと、ケースの周りを大量のアリが…。カブトムシの餌を狙ってアリが集まってきていました…。
必死でカブトムシを守るために戦いましたが全部を退治することはできず。仕方ないので家の外に出して避難。悔しいのでケースの下に「蟻の巣コロリ」を設置してやりました。ずっと見ていたらあっという間に1匹入っていきました。おっ!?これって効果あるんじゃないの?

一晩明けて見に行ったら20匹位が入ってました。近くにあるケースにはいなくなっていました。なんてすごいんだ、蟻の巣コロリ。スプレーに頼らずともこれくらいの効果があるのか~。驚異的な話です。昆虫ゼリーは明らかに甘そうな香りがするのにそれに勝つほどの力があるとは…。蟻の巣コロリ、バンザイ!


話しは一転して近くで悲しい事件が起きました…。高校の教員をしているkanekoとしてはやり切れない気持ちです。事件の詳細は分かりませんが人の命が突然失われるというのは本当に悲しいことです。先程私の母親から電話があり、涙を流しながら「学校に一人で残るな」「お酒を飲んだら運転をするな」と訴えていました。いくつになっても親は親です。心配をしてくれることに感謝をしなければ。周りに迷惑をかけないように生きていきたいですね。

細かい所にまで気を配れないのに「必死」だと言えるのか?これは全く意味がわかりません…。1から10まで言わなければ分からない?どうすれば速く走れるのでしょうか…。
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久々の休日

2006-08-27 | 日常雑感
今日は久々に休みだったので、子供2人と近くの公園へ遊びに行きました。この夏、実は1回も遊びに行っていないんですよ…。さすがに可哀相…。子供と3人で散歩がてら山の頂上にある風車まで歩きました。のんびりとした時間が過ぎていきました。こうやって家族との時間を大切にしないとね。
子供と3人で散歩できる夏は今年で最後かもしれません。来年になれば…。何人で散歩するのかな~。不思議な感覚ですね。

色々な人がこのblogをみてくださってます。ありがたいことです。できるだけ自分を飾らずありのままの自分を表現できたらと思います。その中で成長していき、一人でも多くの人達に還元できたらと思います。小さな力でも継続する事が大事。自分らしさを失わないように、他者を批判するのではなく自分自身の在り方を考えながら生きていきたい…。素直な気持ちを忘れず、前を向いて歩いていきたい。

子供の親として…。恥じることの無い生き方をしていきたいですね。限られた子供達との時間を大切にしたい。

ん?内容が怪しい雰囲気ですね…。別にkanekoは病気になって余命○年と言われたわけではないですよ。全く重たい話しではありません。子供達との時間、家族との時間を大事にしなければと思っただけです。

夏休み最後の日曜日。ゆっくり時間を過ごしました。
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気持ち新たに…

2006-08-26 | 陸上競技
気持ちを新たに再出発…。これから1ヵ月が本当の勝負です。夏休みの間は練習強度をほとんど落としていないので疲れはピークだと思いますがそれ以上に気持ちの面がまだ弱かったので自分達の走りができなかった…。力がないわけではないと思います。調整は全くしていない大会だとしてもあまりにも悪いのはやはり良くないことですね。これから1ヵ月どう取り組むか?見せてください。

疲れから身体にダメージがかなり蓄積しています。まずは自分のコンディションを管理しなければ勝負する前に負けてしまいます…。あれだけの練習をしてきたのだからケアをしなければ身体が持たないでしょう。その辺りの意識も気持ちの強さから通じる部分ではないでしょうか?最大限の効果を出そうと思えば身体にも目を向けないといけない。ケアは選手の仕事です。マッサージ等はあるて程度しますが、家でのケアは自分でやらなければどうにもなりません。全てが競技につながっているんですよ。試合の時だけ頑張ろうというのは無理な話…。その辺りの意識も大事にしてほしいな。涙を流す場所が違います…。

練習自体はまずまず。気持ちが少しは出るようになってきました。まだまだ「負けても仕方ない」という気持ちがどこかにある。力の差を自分で決めてしまっていないか?勝てないと思って自分の位置を決めてしまっていないか?それじゃー今までと何もかわりません。ハルがモリッキーに勝とうとする姿勢は気迫溢れていました。ともが200mで70m位までハルに勝とうとして並びかける姿勢も今まではなかった。そういう姿勢で取り組めば全てが変わるんですよ。結局最後に勝てなかったが練習ではそうやって勝とうとする姿勢が大事。
タイム自体はほぼベスト更新。でもまだまだ出ると思います。こんな感じで力を出せるようになれば毎回毎回速く走れるはずです。チーム内でも負けたら「悔しい」という気持ちを持たなければいけない。「自分は3番手だから…」なんて思っていたらいつまでたってもそのポジションから抜け出せない。絶えず学校では1番強くなる事を目指さないとね。「負けても仕方ない」とか「離されるのは相手が強いから」という気持ちを持っていたら、一生勝てません。同じ高校生です。気持ちが勝ればきっと勝てます。絶対に勝ちたいという気持ちを持てれば強くなるでしょう。

今足りないものを補うだけで間違いなく強くなります。しかしそれは大きなモノでなかなか手に入れるのは難しいかもしれない。8人しかいない短距離チームです。みんなで助け合い補い合う事が大事。おーまちがやまもとに「前傾し過ぎ」と注意をしていた。こういう姿勢をチーム全体が持つことで変わってきます。今が最大のチャンスです。どんなチームにするつもりですか?また「強くないね」と言われて涙を流しますか?悔しかったら自分達で這い上がりなさい。自分達の力で強くなりなさい。

明日は休み。でもできることはあるはず。身体のケアをしながら自分がやるべきことを考えなさい。

強くなりたいですか?生活の全てが自分を変えるチャンスだと分かってますか?強くなりなさい。全ての面で変わらなければ強くはならないよ。自分を変えるのは自分自身の意思です。誰も変えてはくれません。自分達に秘められた可能性を引き出しなさい。それからが本当の勝負です。

強くなりたいですか?強くなりたいなら…。
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今からの課題

2006-08-25 | 考える
今日は試合明けですが、工業のウエイトルームの掃除の手伝いのために朝集合。奉仕作業は大切です。そういう「誰かのために」という気持ちは日頃から養うことが出来る。「面倒だ…」と思うか「誰かがやらなければいけないのだから自分でやろう」と考えるかで心が変わってきます。良い練習になったでしょう?

その後、短距離はミーティング。kanekoは一切関わらず自分達で考え、仲間の意見や気持ちを理解する。悔しいと思ったり強くなりたいと願ったりする気持ちがどれだけ強いかでこれからが決まってくるだろう。4分11秒で走ったチームが4分19秒かかることの意味は?たんに疲れていたからではないでしょう?この状態で10秒を切れるとは思っていません。kanekoは4分14秒だと計算していました。あと5秒は大きいね…。

何を思ったかは個々に聞いてはいません。それぞれがどう思うかだからね。ここまでやってきてそれでも分からないなら仕方ない。kanekoが期待過剰だっただけでしょう。今回の大会で初めての言ったわけではないはず。ずっと言ってきたにも関わらず何も変わらなければこの先の結果も見えてくるでしょう?

進学校との一番の違いは「1つに対する集中力」でしょう。走る、投げるはたくさんできる。しかし、その1本にかける気持ちや意識が全く違う。1本目の最初から出さないといけないと言い続けてきましたが結局それができない。結果として低い集中が試合で少し高まるだけなので思ったほど記録はでない。日頃から高い集合をして、「勝ちたい」「強くなりたい」と思えていれば大会では驚くほどの集中力を発揮できるはずです。
だから1本1回を大事にしなければいけない。走るだけなら誰でもできる。投げるだけならだれでもできる。ようはその中身なんですよ。意識なんですよ。無駄に重ねる本数よりも高い集中の1本のほうが数倍効果がある。勉強をしても集中が続かない、それなら同じ集合力を鍛えるトレーニングだと思って勉強すればいい。全てが自分達の目指すべきところにつながっていることを忘れないで欲しい。腹筋の1回を適当にしていなかったか?「やればいい」という気持ちでやり過ごしていなかったか?早く終わらせようとしていなかったか?結局はその積み重ねなんですよ。

どうすれば強くなるかの道は示したつもりです。その道を自分で歩くのか、何も考えず誰かに付いていくのか?どっちが強くなるでしょうか…。分かっているはずでしょう?

kanekoはみんなに気持ちが伝わるまで願掛けで「禁酒」します。あと1ヵ月飲まないようにします。意味のない事かもしれませんが、選手だけが何かをするのでは想いが届かない気がします。みんなと同じように意識して行動するようにします。若干体調が悪いのでこれを機に我慢を覚えます(笑)

明日からの取り組み方で全てが決まる気がしています。残された時間をどのように使うか?日々の生活の中で何を考えていくか?選手の決意を見せてください。

力はある。でも試合で出せなければ無いのと同じ。心から強くなりたいと思えるか?kanekoが言うからではなく本人が自分で思って行動に移さなければ何も変わらないんですよ。強くなるのは自分自身であり、そう思うのも自分自身でしかない。誰かに頼るのではなく自分でやるしかない。しっかり考えて行動に移して下さい。
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秋季地区大会

2006-08-24 | 陸上競技
 とりあえず総合優勝しました。それは非常に素晴らしいこと。みんなの力を合わせて優勝できたことは大きい。1人1人の得点の積み重ねがこうやって総合優勝になるんですよ。他校はフィールドが少なかったり長距離が少なかったりするのでその分得点が取れました。チームとして様々な分野に選手がいるというのは特徴の一つ。それぞれが出場したことにより優勝ができました。3年間かけてここまできたのは大きい。よく頑張ってくれました。長距離ありがとう!!

 あとは短距離の課題です。マイルの3走までは今日の中で一番気持ちの入った走りができたように思えます。目標のない単独で3走まであそこまで走れたのは大きい。前に誰かいるのと誰もいないのでは全く違います(本当は1人でも走れないといけないのですが・・・)。ながひー↑が67秒ラップ・・・。もともと本数が走れる選手ではありません。4継のアンカーの走りを見て完全に動けていなかったので厳しいかなと思っていたがやはり・・・。足の甲の痛みもあり、貧血気味もあり、やはり1日にこれだけ走るのは難しいかな。光に負け、大会記録も更新できず良いところはないように見えますが、気持ちが入れば走れることを本人達も少し理解した様子。
 でもね、結局は「負け」ているんですよ。途中まで良いレースをしたとしても「負け」は「負け」。それ以上でもそれ以下でもない。その事実はしっかりと受け止めなさい。良いレースをしてもフィニッシュした時に4位だったら中国新人にはいけません。最大の目標である「中国新人の決勝」の前にそのチャンスを失ってしまうんですよ。また同じ思いをしますか?走り終わって「よく頑張ったけどダメだったね」と自分たちで青春ごっこしますか?

 気持ちが入れば走れるのであれば、なぜ最初の1本目からその走りをしないのか?練習からその気持ちで走れないのか?その積み重ねが大きな差を生むんですよ。結局、どれだけ勝ちたいか、強くなりたいかが日頃の練習で出せないんですよ。だから最近同じようなことを言われてきた時点である程度結果は見えていたんですよ。試合2日前から気持ちが入り始めてももう遅い・・・。日頃からそういう気持ちで練習をしてきたチームと数日前から言われてやっと何とかしないといけないのかな?と思うチームでは結果は明白。今までずっと言われてきたことを理解できましたか?

 自分たちは「一生懸命やった」つもりかもしれませんが、結局は自分たちの力を出せない。自分で思う「一生懸命」なんて、結局たいしたことはないんですよ。確かに、練習はかなりしました。それも一生懸命に。でも、その一生懸命が100%なのか50%なのかでは結果は大きく変わってきます。自分なりの「一生懸命」や「頑張っている」は、実はその基準が低いんですよ。「一生懸命」や「頑張っている」は自分の評価ではなく、周りが評価するものだと思います。もっともっと自分を高めるために必死にならなければいけない。ハルが最近気持ちに火がついてきましたが、これもまだチーム内でめだつようになっただけ。本当はもっともっと気持ちも力も出せるんですよ。もっともっと自分に厳しくならないといけない。周りからみて「頑張ってるね」と言われても「まだまだ」と思って自分を高めるために努力を続けないといけない。

 カノムラが1位になった。それは価値のあることです。陸上を初めて数ヶ月、いきなり地区で勝てたというのは自信になります。しかし、ここで満足してもらっては困ります。まだまだ強い選手はたくさんいます。今回はたまたま勝てただけであって岩柳地区の1位は11秒2でした。まだまだ力の差があります。地区だけでなく県に目を向けないと行けない。これからは自分自身の内面と向き合って自分を高めてください。

 今の気持ちをどれだけ持続できるか?それがポイントになるでしょう。目が覚めて忘れてしまうのか?それとも継続して日々の練習に活かすのか?選手の気持ち次第です。kanekoがどれだけ準備しても結局走ったり投げたりするのは選手です。その選手が心から「勝ちたい」「強くなりたい」と思わなければ100%強くはなりません。負けて悔しいですか?勝ちたいですか?強くなりたいですか?気持ちを出しなさい。悔しかったら涙を流したって良い。感情を表にだしなさい。最後のミーティング中に涙を流していたものが2名。きっと強くなります。泣くことが全てではない。それは分かってます。でも悔しいと心から思えば自然と涙が出るのでしょう。それくらい強い想いを持って欲しい。それだけ集中して欲しい。同じ事を繰り返さないために・・・。

 しっかりと自分たちの心で考えて欲しいですね。この部分が一番大事だと思います。kaneko自身も反省すべき点はたくさんあります。もっともっと自分を高めていくように心がけます。
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明日は地区大会

2006-08-23 | 陸上競技
 今日も体験入学。うーん、陸上部人気は薄いですね(涙)部活動見学もあるのですが、経験者自体がほとんどいない。基本的にkanekoは競技力だけで判断をするつもりはないので、「まじめに頑張れる」選手が1人でも多く入ってくれることを祈ります。

 練習は・・・、全く見てません。体験授業の120分連続展開(実際は休みが5分設定されているがその間に次のグループが来るので座る暇もない)なので、終わった時には走る練習は終わってました。競技場が「グランドゴルフ」のために使用できないのでうちは練習する場所がないため、学校の砂グランドで少しだけ練習。まーどっちにしても調整は0なので気にはしていませんが・・・。

 今日のメインは「ミーティング」でしょう。kanekoが顧問になって初めて地区の総合優勝が狙える位置につきました。この大会から1人2種目という制限が加えられたのも理由にあるのですが、それでも個々の力も上がってきており、やっと「勝負」ができそうです。

 陸上競技は結局個々の力の勝負です。でも「個」の力を最大限に引き出すためには「チーム」の力が必要不可欠です。うちが春に中国大会に行けたのは「誰かのために頑張ろう」という気持ちがあったから。自分だけで頑張ろうという気持ちでは100%無理だったと思います。その気持ちをもう一度思い出して欲しい。短距離、長距離、投擲と練習は全く別だけど、同じ「Tokusho」としての誇りを持って「チーム」として戦って欲しい。自分の競技がチームのために大きく貢献できるんですよ。相手がいることなのでベストタイムを出したからといって1位になるとは限らない。でも、自分の最大限の力を発揮することで、一つでも上の順位を狙おうという気持ちを持つことでチームは一丸となります。男子は人数的に厳しいがサポートできる部分はしっかりとサポートしてやって欲しい。一緒に得点は取れなくても声は出せる。みんなの目指すところを一つにして総合優勝を勝ち取りましょう。
 人数が多いから勝ったと言われるのは気分も良くないので、それぞれの種目で最大限の記録を出そう。これだけやられたら仕方ないという雰囲気を作り出さなければ、素直に喜べないでしょう?総合優勝して秋のチームに勢いをつけましょう。チームが強くなれば間違いなく個人も強くなる。全員が秋に自己ベストを大幅に更新できるようにするためにはここで勝たなければいけない。チームの勢いを借りて県新人のマイルで勝負をしましょう。狙うのは中国新人の決勝。そのために必要なのは強い気持ちと自信。チームを代表するリレーは強くなければいけない。その自覚がメンバーにあるか?

 勝てる時には勝たないといけない。昨日のコメントのhatadaさんが言われているように「来年は絶対に負けません」と言われるのはやはり経験と自信があるから。昨日のコメントでわざとここまで言ってくださっている事に気が付かないといけない。互いにライバルだと認めあえる存在があるからこそ強くなるんですよ。周南地区大会で4継で負けたのは「気持ち」で負けていたから。自分たちの力で「絶対に勝つ」という意識にならなければ間違いなくやられます。互いに意識することで力を上げていく必要があるでしょう。hatadaさんのおかげで気持ちに火がついたでしょう?これだけ挑戦状を叩き付けられて何とも思わないのなら100%勝てないですよ。

 気持ちの強さを見せなさい。女子のマイルは自分たちとの戦い。光高が出した大会記録を破るのが最低限の目標。来年の春はこの記録を2校が大幅に更新して地区大会で4分10秒を切るくらいのレベルにならないといけません。そのレベルでないと蛍光イエローとは相手にしてくれません。数日前に比べると顔つきが良くなってきました。段々と勝負をしようという顔に。この意識が続けば絶対に強くなれます。楽しそうに明日のタイムテーブルを作ったり得点表を作る姿が頼もしく見えました。こうやって競技に対する意識を高めていくんですよ。こういう気持ちを継続できれば強くなりますよ。

 最後に忘れ物がないようにという話しをしたらともが「やる気を忘れない!」と言っていた。それを聞いてながひー↑が「せんぱいが一番忘れるんじゃないですか♪」と言っていましたがこの辺は絶妙な関係。うちには突っ込み担当はりのぷーしかいないのでkanekoを初め全員がぼけまくります。「笑いが取れる陸上部」という目標は達成に近づいてますね・・・。本当に忘れないでくださいね!?一番大事なものですから!

 競技場使用に関してはyukumura先生が早速抗議をしにいってkanekoが市陸協に使用についての提案をさせて頂きました。これで何か変わるか?変わってもらわないと困るんですよね。使えるようになっても光高校には練習をしにいくのでhatadaさん、優しくしてくださいね。草抜きしますんで(笑)
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