kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

一年間の振り返り

2014-12-31 | 陸上競技
ついに今年も終わりそうです。この一年は私の人生の中で本当に大きな一年間だったと思います。本当はめちゃくちゃ時間をかけて振り返りたいのですがそんなに時間はありません(笑)。ちょっとだけ。

私が指導を始めてからずっと目標にしてきた「リレーでのインターハイ出場」を果たすことができました。これがやはり一番大きなことだったと思います。うちのような普通のチームがリレーでインターハイを狙うというのは周りから見ると「無理に決まっているだろう」と言われるでしょう。4人しかいなかった女子がその4人で遠い目標であったインターハイを勝ち取る。中学時代の実績から考えれば到底想像出来ない話だと思います。それでも達成できた。これは全て小さなエースの存在のおかげです。この子がいなけれは100%インターハイはなかったと思います。

一年前、本当にリレーでインターハイを狙う気があるのかというのが私の中の大きな疑問でした。結局本当に目指しているのは小さなエースだけだと感じていたからです。温度差が激しい。今の二年生、全くもって自主性や主体性がなく小さなエースにおんぶに抱っこ。全ての面で人の後ろについていくだけでした。何度か激怒して小さなエースも怒る。それでも変わり切れませんでした。それぞれの想いがあったと思いますが「真剣にインターハイを視野に入れている」のは小さなエースだけだったかもしれません。

紆余曲折ありなんとかたどり着いたインターハイ。更には中国大会決勝、100mと200mで二人が並んで立っている。この姿を見ることができたのは指導者冥利に尽きます。更には国体で同じ学校のメンバーが1走と2走でバトンをつなぐ。誇らしい気持ちでした。ここに来るまでに本当に多くのことを学びました。指導者としてかなり成長できたと思います。技術的にも指導スタイルとしてもかなり成長できたと自負しています。この子達と一緒に競技が出来たことでこちらが学ばせてもらったという感じです。我慢も覚えましたし(笑)。

この場を借りて多くの人にお礼を言いたいところ思っています。特に競技面、選手との関わりの部分の面で支えてもらい指導をしてもらった師匠の存在は私の中で本当に大きいと思います。この方がいたからこそ普通のチームを指導している私のような指導者がここまで来ることができたと思っています。更には県内の多くの指導者から「期待しているよ」と声をかけてもらい気にかけてもらいました。同年代の指導者はインターハイが決まった瞬間に自分の事のように喜んでくれました。師匠と仲間たちのおかげで前に進んで来ることができたと思っています。皆さんとの出会いがなければ私は何も出来なかったと思います。ありがとうございました。

また、県外の指導者にも大変お世話になりました。冬には東京へ、春には宮崎へ。ここで学んだことは選手に大きくプラスになったと思います。特に宮崎へ行ってからチームは大きく変わりました。私自身も。他県から来た無名の指導者に対して真剣に話をしてくださいました。私の取り組みを変える大きなきっかけになりました。優れた指導者とは奢らず高飛車にならず、人間的に優れた人物なんだと感じました。大きな転換期だったと思います。心から感謝します。

そして選手を影となり日向となり温かく見守ってくださった保護者。この存在が本人たちの支えになっていたのは間違いない事実です。物心共に支えてくださったからここまで来ることができた。子どもは一人では育ちません。一番近くで保護者が支えてくださるからこそ、やりたいことができるのです。学校では出せないストレスを家庭で出していたに違いありません。それを受け止め選手を支援してくださった保護者がいたから私自身の目標も達成できたのだと思います。本当にありがとうございました。

そしてこれまでうちのチームを作って来てくれた卒業生。この子達がいたから今があります。現役選手達だけでインターハイには届きませんでした。私とともに苦楽を共にしてくれた卒業生がいてくれたから目標に届くことができた。この子達と歩んできた競技に対する取り組みがなければうちが全国に進むことはなかった。選手が努力をしてくれたのももちろんあるのですが、そこまでの流れを作ってくれた卒業生がいたからです。4年前、マイルで7位となり息が止まる位泣き続けたあの日。あの日があったから今の私がいます。あの日の悔しさは晴らすことはできません。それでも同じ鳥取で雪辱を果たすことが出来た。それを自分のことのように喜んでくれた卒業生。私の誇りです。あなた達の指導が出来たことを本当に誇りに思います。

最後に選手。やはり厳しい指導の中で様々なことを乗り越えてくれたこの子達の存在がなければ届きませんでした。特に中心となった3年生2人。普通のチームから大きく伸びてくれました。県総体の時、周りに気を使いながらチームを支えてくれた小さなエース。レース前に「どんなことがあっても絶対に抜く」と言い切ってそれを実現してくれた大きなエース。勝ってみんなが集まった時、普段涙を見せない小さなエースが人目をはばからず大粒の涙を見せた。そこにどれだけの「想い」があったか。中国大会でこの2人が「絶対に何とかしてくれる」という大きな存在感を示してくれた。だからこそ届いたインターハイ。この子達に出逢えて一緒に目標を目指せたことは幸せでした。言葉では上手く表現出来ませんが本当に感謝の言葉しかありません。

多くの人がこんな私を支援してくださり、支えてくださる。本当にありがたいことです。どのような形で恩返しができるか分かりませんが時間をかけて感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。このようなことをblogに書いておくというのはどうなのかという話ですが、今年最後の日にどうしても感謝を伝えたかったので。すみません。

来年、もっともっと私自身成長していきたいと思います。このような私ですが叱咤激励を受けながら進んでいきたいと思います。来年もよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。感謝。
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練習納め2

2014-12-31 | 陸上競技
続きを。午前中に走って少し休憩を挟んでトレーニング。後日談になりますが昨年何をやったのかを確認してみました。今年と同じようにトレーニング。それもシャフト補強をやっていました。blogを読み直してみると昨年は「明らかに嫌々やっていた」ようでした。疲れ切っているのにまだシャフトをやるのか??という不満の中でやっていたのだと思います。まーかなり恨まれていたでしょうね。心を鬼にしてやる。そう決めてやったようです。

今年も昨年同様シャフト。選手の土曜日は重いシャフトも軽いシャフトも40mで実施しました。この日は通常通り距離を少し縮めてのシャフト。間違いなく昨年よりはしんどいと思います。それでも選手には「声を出して元気良くやる」ことを求めました。ある意味、言われたことはやります。この日の練習でも疲労感はあったと思いますが声は出しながらやっていました。疲れていても時間を測定していますから普段と同じようにやらなければいけません。サーキットもシャフトもタイムで管理することで必要な負荷をかけることが出来ていると思います。この管理により負荷を一定に保つことができる。例年よりも確実に基礎筋力は上がっていると思います。声を出してペアの選手に動きを指摘しながらやるようにさせています。苦しい時にも支え合いながらやっていく。チームとして信頼関係を作るためにもこういう関わりを作らなければいけません。無理矢理でもこういう環境を作ってから取り組みを変えていきたいですね。

終わってからすぐにスナッチ。これもこの冬から積極的に取り組んでいます。瞬発的な動きをするためにも効果は高いと思っています。ウエイトはしていません。それでも身体が出来て来る。しかし、爆発的な力の発揮が不足する気がしています。そのためメディ投げやスナッチのように一瞬で力を使うトレーニングを加えています。トレーニングの効果というのはすぐには見えません。うちの練習はこの部分を我慢しながらやっていくことで効果が出ます。時間がかかりますが確実に成果は出ます。

さらにはダイナマックスを使った股関節補強。楽しくやれる種目を入れています。BOXを使ったものと他の者と動きを合わせる種目を先日から導入。中学生にも紹介しましたがひたすら追い込む練習から抜け出せると随分違って来ると感じています。トレーニングを楽しくやるという部分は重視していきたいと考えています。特に数を数える部分で大きな声を出すように指示をしました。それだけで随分違います。やっている選手を周りにいる選手もどちらもが数える。それにより全員が声を出すという雰囲気を作りたいと思っています。

最後に選手が最も(?)嫌がる股関節の補強をしました。いつもよりも距離を伸ばして実施。これも声を出しながらやるように指示をしました。きつい時だからこそ声を出す。それを徹底したいと思っています。カニ歩き、前後歩行、おんぶ、抱っこ、腰を落としての連続ジャンプ、足押し車とかなりの負荷をかけました。最後に全員で円になりカウントダウン。これは腰を落として股関節に負荷をかけるものです。これも声を出さないと出来ない練習です。最後に連続リズム足上げ。これも元気を出しながらです。ここに来て2年生女子が声出しをしましまた。やっと、です。これがいつも出来ないといけません。かなりキツイと思いますが雰囲気的には良くやった方かなと思います。細かいことを言えばまだまだありますが、何とかしよういう雰囲気が出始めました。

これにて練習終了。冬休みに入っての一週間でやっと形になって来たかなという感じでしょうか。取り組みの成長度としては本当に少しだけですがこれまで完全に停滞していた時と比べると進んでいる気はします。最後にこの雰囲気を何処でも出せるようにすることを伝えました。今だけ出来ても意味はありません。休みを挟んで練習初めの時にも出来なければいけないし、合宿でも出来なければいけない。埋れてしまうような選手たちでは戦えませんから。二年生を中心に他者に任せない雰囲気を作らないといけない。リレーをする意味をきちんと考える必要があるのです。自分に与えられた責任を果たさずにやっているのでは何も変わりません。リレーで戦うというのは周りと協調性を持たなければいけないし、足を引っ張らないように絶対に強くならなければいけません。その事の意味をきちんと考えなければいけない。まだまだ甘い部分が多すぎます。そこが分からなければまた元に戻る。大切なことです。

この日一日だけを見れば去年の練習納めよりは良かったかもしれません。このレベルが最低レベルでなければいけない。何とか兆しは見えて来たかなという感じです。本当の成長はこれからです。真剣に競技と向き合ってもらいたい。競技に関してせめて最低レベルの意識レベルになってもらわないといけません。ダメージはかなりあると思いますが表情としては良かったですね。ちょっと信用してみようかなという気になりました。

冬休み前半が終了。2週間分は練習が出来たと思っています。これからが本番です。

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練習納め

2014-12-31 | 陸上競技
火曜日、この日で2014年の練習は終わりになります。昨年何日まで練習をしたかあまり記憶がありませんでした。昨年は中四合宿に参加してからそのまま翌日に練習を終えました。多分29日が終わりだったと思います。今年は30日まで。どうなのでしょうか。通常の勤務とは大きく変わってきています。それでもやると決めていました。

最終日ということもありかなり追い込む予定としました。練習の初めに簡単に話をしました。この日の取り組みが今後の練習に大きく影響すると考えていたからです。前日の練習ではそれなりの練習が出来ました。ある程度声が出るようになっていた。が、それが継続するかどうかが大切です。まだまだ声の大きさが十分ではありません。男子は声が出るようになってきたのですが女子は不十分です。「声を出す」ということでどれだけ雰囲気が変わるのか?それをしっかりと感じ取ってもらわないと行けません。練習中に他の者の動きがきちんと出来ていないのであればそこを指摘する。その指摘の声が「会話」程度の声ではダメだと思っています。動きが理解出来ていなければきちんと指摘は出来ません。もっと自信を持たなければ声も出せないのです。

練習はダイナマックスを使ってアップ。これだけで約30分かかります。それでもこの日のこの練習は大切だと思っていました。暗い雰囲気を抜け出すために元気を出す練習が必要不可欠だと思います。この数ヶ月はここを意識して練習を進めています。それでも声が出ないというのがずっと続いているのが現実です。先週の合同練習からもうワンランク求める水準を上げることにしました。いや、これが出来ないと戦うというのは不可能だと考えたからです。昨年はある程度妥協している部分がありました。強くなるために雰囲気が多少悪くてもそれでも練習を押し切る。スーパーエースが2人もいましたから選手の内面の成長が不十分であっても「力」で押し切れるからです。結局ここでの「甘さ」がチームが変わった時に一気に出ることになったのですが。下級生がきちんと育っていなかったというのが大きな理由でした。上級生に頼って影に隠れてやっていたから自分達が中心になった時に何も出来ないのです。とにかく2年生に「声を出せ」と繰り返し求めました。甘さを完全に捨てさせなければいけませんから。

その後はドリルへ。走る時間を増やしたいと思っていたので簡単にドリルをしようと思っていましたが気がついたらかなりの時間を使っていました。一つ一つの説明にきちんと時間を割いていきました。途中途中で声を出すことを何度も求めました。繰り返しになりますが男子はかなり出るようになっていますが、女子はほとんど変化なし。多少なりとは出るようになっていますが、ワイワイ声を出すことが出来ません。自分達なりの一生懸命なのです。ここを変えることが出来なければ変わらないのです。昨年はそれでも戦えましたが新チームでは無理です。女子にリーダーになれるものがいなければチームは低いレベルで終わってしまいます。そこは徹底していきたいと思います。

冬休みに入ってから重心移動を意識して「とにかく前に進む」というのをテーマにしています。細かい技術よりも大まかに意識するというところも必要だと思います。細かい動きをやりながらも前に進むことを大切にしたい。一見矛盾しているかもしれませんがどちらも必要な要素だと思います。そのためにはやっていることは徹底しないといけません。細かいことをやっておいてその後動きながらその感覚を走りにつなげて行く。その場の足運びから始めて二人一組で重心移動。なかなか出来ないので段差を使って移動の感覚をつかませました。スティック練習から壁へ。あとはハードルを使って。ここの練習をもっとシステム化して流れの中に加えていくと随分練習効率がよくなるかなと感じています。

その後はハードルへ。ハードルの横を使っての連続抜き、移動を伴う連続抜き。そのままスティックに移って距離を伸ばす。真ん中の連続抜きまでやってハードルへ腿上げ。そこからスパイクです。結局ここまでに2時間。ドリルだけで実質1時間半ですね。かなり細かくやっているのが分かっていただけるでしょうか?(笑)。

走りはバトン並走を4本。そこから前半マークを行いました。練習の流れの中で上手く加速していくことを意識させたいと思っていました。マーク走をすることで足を前に運ぶ意識が出来ます。数年前はここにこだわりすぎたところがあります。切り替えの速さだけを求めてしまい最も大切な重心移動が疎かになっていました。これにより動きの速さが身についても進まなくなります。目の前の事だけを見ていたら全体が見えなくなるという典型的なパターンだったと思います。優先するべきは「前に進むこと」であり「速く動くこと」ではないのです。ここを間違えると本末転倒になってしまいます。こんなことを考えながら指導するというのは特殊なのかもしれません。

足を送る意識を持ちながら前に進む。ここは冬期ではかなりやっておきたいと考えています。動きとしてスプリンターとしての動きになりつつあります。マーク一般的に「理想の走り」というのがあるのかもしれませんがそれぞれの中で必要な動きをしていけば良いのかなと。何人かは上に浮くのでこれだけは改善しなければいけません。これが一番難しいかなと感じています。ここが変わらないと中間の動きにはつながりません。やることは山のようにあります。こういう部分を考えるとすごく楽しいですね。

動きがかなり改善されてきたのでそのまの流れで走り込みをすることに。多少は動きが崩れるかもしれませんが、走り込みの中で動きを作りたいと思います。また、前日は動き重視をしていたのでこの日は量を追うパターンとしました。短短は160m-120m-90m-60mを3セット。次に走る距離を歩くのがレストです。量としてはそれほど多く見えないかもしれませんが、全てMAXで走るとかなりの負荷になります。前日同様追っかけの形で行いました。短長はこれでは足りないので歩いて戻る時に60mを加えました。160m-60m-120m-60m-90m-60m-60mです。文字にすると分かりにくいですね(笑)。

これを3セットとしました。とにかく走る。この練習の中でどれだけ前向きになれるか?きついのは当然です。そういう内容ですから。しかし、それをどうやって越えていけるか?強くなるためにどれだけ力を出し切れるか?年末にかなり負荷をかけることになりますが、気持ちの面でも成長を期待したいところ思っています。前日にもかなり走っているので疲れはあると思います。それでも走る。妥協せずですね。1年生女子がかなり力を付けてきた感じがあります。それに完全に2年生はやられています。リーダータイプではないですが1年生に励まされながら走っていました。うーん、これではリーダーどころかチームをまとめることは出来ません。逆に1年生で一番速い選手は積極的に声かけをするようになっていました。成長が見られます。

声を出して雰囲気を変える。男子は本当に出来るようになってきました。これが続けば面白いと思います。力的にはまだまだの跳躍選手、いつの間にかいじられキャラとして雰囲気作りに貢献していました。前日も「大きい声を出したら走れる!」と言ってめちゃくちゃ大きい声を出してから走っていました。で、実際に自分よりも力が上の選手と並んで走っていました。いや、気持ちの問題だと思いますがそれが実際の走りに出ています。残りの者が自分達の役割と責任を果たしていくことでチームとしては変わっていくと思います。

走りました。結局、12時半くらいまでかかりました。少し休んでトレーニングへ。これはまた書きます。では。
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強化練習2

2014-12-31 | 陸上競技
続きを。というかここまで細かく書いていたらどれだけ時間があっても足りませんね。忘れない程度に書こうと思っているのですが書いているとあれこれ思い出して増えてしまいます。なかなか面倒な話です(笑)。

午前中は加速段階の動き。午後は通常通りの予定。アップはメディ投げを。選手がやっている間に私は日誌の内容の確認。前の記事にも書きましたがまだまだ心の成長が見られません。中心となる学年が中心になり切れない。一人だけ頑張ってもチームとして成熟しないのであればここに意味はなくなります。

アップが終わってからすぐにドリルへ。なんだかんだいっても午前中もそれなりにやっています。軽い食事をとるくらいの休憩時間しかなかったのである程度身体は準備できているはずです。それでも丁寧にドリルをやっていきました。アップとドリルを含めて1時間ちょっとやっているでしょうか。まーメディ投げで30分はかかっていますからそこを差し引くと適度な量かなと。そのままスパイクを履いてチューブ引き。流れでバトン並走へ。風が美味だったのでいつもと反対側から走り始めました。「あるあるネタ」ですが1本行ったら風向きがいつも通りに戻る(笑)。面倒なのでそのまま4本実施。

その後は走練習。走り込みをしようと決めていたので長めの距離を走ることに。午前中の流れもあって中間に課題を置いて走る距離を設定。他の部活がグランドにいなかったのでマークでカーブを作って160mをやることにしました。まー正確な距離は分かりませんが(笑)。何本も繰り返し走るのではなく160m+60mで1セットとしてそれを繰り返し走ることにしました。このパターンは久しぶりです。何本行くかは様子を見てということでとりあえず「108本」とだけ伝えました。スピードが鈍って質が落ちたら終わりにしようと。

この形にするときは「追っかけ」でやるようにしています。ここ最近はほとんどやっていませんが「前を追う」事で絶対に手を抜けない状況を作り出すことができます。競争意識を持ちながら練習を取り組むことが強くなるための条件だと思っています。先日はこの形とは違いますが「合流」という形で短短の中でも体力がない選手を90m地点からスタートさせました。120mを走る選手が走ってきて90mを走る選手と合流する形です。90mを走る選手は距離が短いので負けられません。ここも工夫が出来れば色々な刺激となります。

話が逸れましたが160mをひたすら走りました。走り終わってから60m歩いてまた60mを走る。その後短いレストを入れてまた160m。連続で走っても良いのですが疲労をしてきてスピードレベルが落ちてしまうとこの日の練習の目的は果たせないと考えました。レペテーションという形で完全休息をして走る練習もあります。タイムトライアルなんかはこの形です。うちはそのような形の練習はほとんど(全く?)しません。レースは1本ずつですが、やはり動きを繰り返すことで走りが身につくからです。そのため練習でも全力で走ることを重視しています。テンポ走と言われる形の練習はやりません。これが良いか悪いかは分かりませんが。

この日はかなり走れている感じがありました。やっとある程度の水準の走りができるようになってきたかなと感じています。何人かは明らかにスピードが上がってきています。まだまだ勝負できるかどうかは分かりませんが、可能性は十分に出てきたと思っています。疲れてきてからの走りがまだまだ足りません。動きが崩れたりピッチが大きく落ちてしまったりします。3年生も走っていますが前をなかなか抜けないときがあります。200mに対して苦手意識があります。このままでは大学に進んで困ると考えていますし、100mで勝負をしようと思えば武器となる中間の動きを磨かないといけません。昨年は4継だけを考えるという感じでしたがこの選手の良さを伸ばすためにはこういった練習も必要になります。質を高めながらもしっかりと走り込む。1年生女子でかなり走れるようになって来ている者がいます。新チームとしてエースになると思います。この日の練習中も声を出していました。走力的にもかなり上がってきています。県体であと一歩のところで決勝を逃しました。甘い部分がありましたが多少なりと成長してきている感じはあります。

逆に2年生に物足りなさを感じます。中心となる学年です。常に自分のことで精一杯になります。声を出すこともできない。この状態でチーム作りができるのか??何度も何度も言っていますが改善できません。うちのように人数が少ないチームではこのような状態は危機的です。上級生がリーダにならなければ下の学年は育ちません。さらに練習中に声かけをしたりコミュニケーションが取れていなければ試合でも信頼関係は作れません。そこまで考えて指導をしていますがなかなか伝わりません。「苦しさに負ける」という部分が前面に出てしまいます。真剣に話を聞いてもらわないと先には進めません。声出しができないというのはやはり問題だと思いますね。

男子はそれなりに成長を見せています。かなり変化してきました。あと数人です。こちらも走りが良くなってきているのですがやはり声が出せない選手がいます。年明けの合宿では間違いなく埋もれてしまいます。そうならないように普段から声を出しておく必要がある。声を出すことで雰囲気も変わります。それをするのが男子の役割だと思っています。まだまだ足りません。とはいえ、1年生女子が「苦しいけど楽しく走れた」と話をしていました。これがチームとしての取り組みだと考えています。苦しい事だけを考えてやるのではダメ。変わらないといけません。それが少しですが出来た練習だったと思っています。

なんとなくまとまりがない内容になってしまいました。お許しを。
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強化練習

2014-12-30 | 陸上競技
月曜日、この日も強化練習を実施。前の週からひたすら練習をしています。11月中にはほとんど走れていません。チーム内の雰囲気が良くないのでそこまで到達しませんでした。まーこれは最近もたいして差はないのですが・・・。先週の木曜日に無駄に長い時間ミーティングを行いました。無駄に長かった理由は「誰も話をしない」「真剣に考えない」からです。3時間かかっても何も話が進まないので厳しく指摘。そのことをどのように感じているのかを日誌で確認しました。心に響いている者もいますが、これだけ話してもまだ十分とは言えない者もいます。いや、これは厳しい。どのような言葉を用いて離せば相手に伝わるのか。見えない部分もあります。大半の選手は変わりつつあるかなと感じていますが中心となる選手(中心にできるのか??)の変化が驚くほどありません。うーん、「指導」という意味で大きな勉強になります。

そのような状況を踏まえて年末の29日、30日も強化練習です。金曜日・土曜日と一日練習を実施しています。かなりのダメージがある練習でした。ガンガン走りこむというよりは基本的なことの徹底という感じの二日間だった気がします。もちろんトレーニングもやっていますから疲労感は半端ないと思いますが。日曜日を休養日として月曜日です。この日も午前中は専門練習を行って午後から走るようにしました。時間はある程度ありますから前の週の動きの確認から始めました。

久々にダイナマックスを使ったアップ。思うように投げられません。もう少し勢いが欲しいのですが久々にやったのも影響しているのでしょう。もっともと前に進む動きをしたい。全ての動きの中で「前に進む」ことを意識しておきたいと思っています。何故かこれだけで息切れをしていました。普段かなりやっているつもりですがまだまだなのかもしれません。やるべきことはかなりやっているつもりです。それでも「持久系」の部分が弱いのか。ショートスプリントに持久力はそれほど影響しないと思っていますが、「同じ練習を繰り返す」という意味ではそれなりの持久力が必要となります。ここも今後考えないといけない部分かもしれません。

そのまま動的柔軟を行って股関節のストレッチ。これも本来であれば各自が自宅でやっておくものだと思っています。または練習開始前に自分で時間を作って行う。なかなかそこまでできないとは思いますが・・・。その状況を踏まえてもう一度話をしました。「強くなるために真剣に考える」ことについてです。これまでは「与えられたこと」を単純にやるだけでした。驚くほど考えていない。そのままでは絶対に強くならないのです。そこが何度言っても分かりません。まー与えられることに慣れ過ぎているのでしょう。だから学年末は勉強会を行いませんでした。一切行わず自分でやるという意識を持たせようとしました。が、結局はつながりません。やっていることの意味を考えながら物事に取り組むという姿勢が不足しています。だからリレーについて考えるだけで3時間かかり、結論は導けない。これまでずっと話してきた内容が全くと言っていいほど届かないのです。その危機的な状況にあるというのを認識させるだけで変わると思います。認識させる自信はありませんが・・・。

そこからは2時間程度ひたすらドリル。その場の脚運び、少し重心移動を伴った動き、少しずつ前に進む。この動きだけでかなりの時間を要しました。こちらもそれを習得させるためにドリルの組み立てを少し考えました。練習の流れの中で前に進む感覚を作る。脚運び→少し前に進む(縦の動き重視)→かなり前に進む(横の動き)の順番です。縦の動きが終わってから壁を使って重心移動を生み出しそれから少しずつ横の動き(前に進む動き)へと変えていきます。この流れを選手たちが感じられるようにならなければいけません。単純に練習をやっているわけではないからです。順序立てて動きを組み立てることで少しずつ走りも変わっていきます。このあたりは時間があるときに触れます。いや、書いていたらメニュー内容から逸脱していってblogが長くなるので・・・。

ドリル終了後、高跳びは専門練習へ。短距離系はスタートドリルを実施しました。スタートの部分をこの冬で少しでも改善したい。これまでの動きは全て「中間疾走」の動きです。これだけやっても結局は「加速段階」の動きがきちんとできなければ意味がなくなります。走りとしてつながっていかないからです。中間を良くするためのドリルを中心にやっていますが、もっともっと大切なのは加速段階の動きだと思っています。これは私自身苦手な部分です。試行錯誤しながらどうすれば上手くいくのかを探っています。もっと適当に「走っておけ」でもいいのかもしれません。うちの選手がそれなりに記録を伸ばしてくれるのは「才能」だけではなくこういう「技術的な改善」が多少なりとあるからだと自負しています。もっときちんと理解させることができればもっと変わるのだと思いますが。

スタート練習につなげていくまでかなりの時間をかけました。これまでは比較的「大きく重心を動かす」ことを理想としていました。しかし、これは非常に難しい。0スタートからの重心移動ほど難しいものはありません。スタート局面だけ(構えの部分)を考えても何時間もかかる気がしています。それをどうやって克服していくか。理想と現実のギャップを埋めていくために何をするかだと思っています。「理論的」な話にになると研究という部分が強くなります。以前はここが大好きでしたが今は・・・(笑)。少し感覚を変えながらそれぞれの選手にあったスタートを実施していきたいと思っています。スタブロを両方そろえてスタートするとか腰の位置をめちゃくちゃあげるというのは絶対にやらないつもりです。「流行」があるのかもしれませんがちょっと問題点が多すぎる気がするので。

結局これだけで4時間半くらいやりました。いや、長い(笑)。それなりに動きの変化も見られます。この積み重ねです。午後に関してはまた書けたらと思います。時系列が飛びますが今から30日の最後の練習に向かいます。多分、練習中はblogを書くほどの余裕がないと思うので午後書くか明日書くかになると思いますが。お許しを。
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どうでもいいことですが

2014-12-28 | 陸上競技
忘れても良いのですが一応記録しておきます。金曜日、土曜日と二日連続で少し身体を動かしました。少しというレベルは皆さんが考える以上に本当に少しです(笑)。周りの人からは部活をやっているから活動的だと勘違いされています。が、普段は全くと言っていいほど身体を動かしていません。基本的に見ているだけ。動かすとしても本当に少し手本を示すくらいです。

金曜日は股関節周辺をどのように動かせば良いかというのを示しました。土曜日は中学生の前なのでそれなりに動かしました。もも上げをしたり形を示しただけですが(笑)。速い動きを見せたりというのもしましたがまー大した運動量ではありません。が、日曜日に起きてみると股関節や足の付け根の部分が筋肉痛に襲われていました。考えられません。それほど動いてはいないのですが。

逆にいうと短時間で意識して身体を動かせば必要な部分に刺激を与えることができるのです。筋力的に弱っているから筋肉痛になったのではないかという気もしていますが。良い動きをしようとすると自然と使う筋肉が動くのだと思います。私が良い動きができているかどうかは分かりませんが、身体の真ん中から動かそうという意識はしています。比較的良い動きができているのかもしれません。とても競技を再開しようという気にはなりませんが(笑)。歩くのがしんどいですね。

更にはメガネを購入。かなり前に購入していたのですが何度も踏んでしまいかなりボロボロでした。これまではなんとかごまかして修理していましたが今回はメガネのフレームが割れました。1ヶ月前くらいにどこかで踏んだのですが。この時に周りの人からはかなり言われました。寝るときに足元に置いてしまうのが原因なのです。「トラブルを起こす可能性が高い行動を取っているからこんなことになる」という冷静なツッコミ。それを踏まえて少し意識していたのですが数日前に弱ってたフレームが割れてしまいました。何とか使えるのですが外につけていくわけにはいかないレベルなので諦めました。

なんだか分かりませんがここ最近出費が激しい気がしています。合宿に行っていないので大きな出費はないと思っているのですが、修学旅行も含めてこの一ヶ月で過去最高くらいの出費があります。まー大きな買い物をしたのもあるのですが。多少なりと節約をしないといけません。元々物欲はありません。しかし、買い物を始めるとあれも欲しいこれも欲しいという雰囲気にはなります。ここは我慢しないといけないですね。

どうでもいい話でした。記録しておく必要はないのかもしれませんが一応(笑)
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学校の練習

2014-12-28 | 陸上競技
続き。陸上教室が終わってから学校に戻り自分たちの練習へ。私はかなりダメージがあってぐったり(笑)。選手も同様かもしれませんがやるべきことをやるために練習をしました。軽く食事をとってから練習へ。最初はハードルのリズムスキップから。前日にかなり股関節周辺を動かしています。これだけでずいぶんダメージはあるでしょう。更にハードル走とタイヤ引きをやっていますから疲れもある。その中でどれだけ集中して練習に取り組めるか。

股関節を使ってからそのままハードルドリルへ。本当は重心移動を意識したハードルもやりたかったのですが時間の関係で割愛。いつもの流れで実施して行って連続抜き。さらにもう一度壁に戻って重心移動の意識づけを行いハードル連続抜き。様々な動きの中で身体の中心から動かすことと前に進む感覚を作ることを重視しました。終了後はチューブでの軸づくりを行い走ることに。走るほうはかなり久しぶりにバトンの並走を実施。一応リレーを組むことになったのでその対応のためです。1年間かけてバトンの技術を磨いていって何とか春のシーズンに間に合わせる。それが「昨年の流れ」でした。が、何度言ってもその感覚を持てない選手が複数いました。冬期練習は自分のことをやってシーズンに入ったら「バトン練習をすればよい」と考えている中心選手がいました。それも複数・・・。このような状態ですからチームとしてはまとまりません。当然の出来事です。「自分の事」だけを考えてやるというのはチームとしての取り組みとしては「最低」だと思っています。個人種目なんだから関係ないという者もいるかもしれません。が、チームの方針としては相応しくない。そう考えています。

短いバトンの並走を4本2セット実施してから走練習へ。11時半から開始してこの時点で13時過ぎ。走る練習は14時に終わらせたいと思っていたのでテキパキと。この日は短短が120m×3、短長が120m×5。普段は短短はウォークでレストを取りますがこの日は秒数でレストを管理。普段とは違うのでかなりきついと思います。それでも200mを意識した練習ということで。短短は2つのグループに分けました。短長が5本なので最初の3本に参加する短短と後半の3本に参加する短短。これで短長は必ず誰かと走ることになります。手が抜けない状況を作る。更には距離を踏むのが苦手な選手が複数いるのでその選手は最後の120mを90mに変更して走らせました。

1セット目、最初の3本走った短短がぐったりしています。そのため他の選手が走っていても何もできない。こういう部分が「自分の事しか考えない」と指摘されているのです。話がつながりません。きついのは当然。しかし、他の選手が走っている。そこに対して声掛けをする。「ファイト!」しか言えない声掛けではなく歩いている選手、スタート前の選手に「声掛け」はできるはずです。ここの部分ができないというのはやはり問題ですね。厳しく話しました。結局、変わりきれない理由はこういう所にあるのですから。必死になって走る。それはできています。しかし、「自分は頑張っている」と思っています。本当に一生懸命にやっている選手は「自分はやっているんだ」と思いません。「もっとしっかりとやらないといけない」と考えるからです。繰り返しになるのですがやはり「甘い」と思います。自分自身で目標に向かって進んでいく感覚がない。だから何度言っても同じことを繰り返す。情けない部分ですが。本当に「これまでに経験したことがない」指導レベルです。いや、何とかできるでしょうか・・・。

また、走っているときや休息中に明らかに「きつい」という表情をする選手がいます。これは上述の通り。同じことです。自分はこんなに頑張っているんだという姿。きついのだから当然だと言われるかもしれませんがこれは違うと思います。きついけどそれを前面に出さずにやっていくことは十分可能です。周りに「大丈夫?」と言ってもらうためにこのような表情をしているとは思いません。が、苦しさをぐっと抑え込んで自分のためにやるという姿がありません。だから苦しくなったらすぐに妥協してしまうのです。競技を通じて「自分を磨く」という姿勢を身に付けてもらいたい。競技場面だけ何かをやって終わるのではだめだと思っています。このことに関してもかなり厳しく指導しました。伝わっていない気はしますが・・・。

後半は良く声も出てきました。これが私に言われてからやるのではなく「自分たちでやる」という感覚にならなければいけません。それほど人数が多いチームではない。だからこそ「人任せ」にするのではなく全員がやっていくのです。ここを忘れてはいけない。まだまだ足りないですが少しずつ形にはなりつつあるのかなと思います。

少し休息を挟んで今度はトレーニングです。良くやるなと言われるかもしれません。が、他校は合宿等を行っている。うちは単独で合宿並みの練習をしていこうと考えています。トレーニング負荷もきちんとかけておかなければいけません。グダグダだった木曜日同様、シャフト補強を行いました。疲れはピークだと思いますがあえて「40m」という距離で設定。重いシャフトも軽いシャフトもどちらも40mです。これは本当にしんどい。それでもこの日は大事だと思っていました。「甘い」部分が目立つ選手たちです。自分の中での「限界を超える」という部分と「弱い心に勝つ」という部分。どちらも必要になってきます。ヘトヘトでもそういう気持ちを強く持っていけば練習の質は高くなる。約80分かかりましたが徹底してやりました。更には股関節補強を1時間程度行ったでしょうか。疲れもあって動きが緩慢になるところを「声を出す」ということで補っていきました。トレーニング後半ではここ最近では一番声が出ていたと思います。

残念なのはおんぶをして股関節補強をしている時、もっと腰を落とすようにと指示をした際、「もう落としているじゃないですか」という言葉があったこと。一事が万事。こういう場面での言葉が他の部分にもつながります。繰り返し書いています。自分自身の「主観」ではやっていると思っている。しかし、他の人から見た「客観」ではできていない。そこのギャップをきちんと埋めることができていていのです。きついのは分かっています。しかし、そこでどれだけ自分のためにできるか。「こんなにやっているのに・・・」という気持ちがあるから「自分はやっている」という言葉が出る。「甘い」という言葉がなかなか伝わりません。これを脱出するのは不可能なのではないかと感じていますが諦めずにやっていくしかないのかなと・・・。周りが考えている以上に莫大なエネルギーを使っています。

かなりやりました。それで終わりではない。次の練習に向かってのスタートは切られています。週明けの練習に向けて栄養補給、身体のケア、休養。また、練習をやっていて不足している感じた部分をどのように補うか。真剣に考えたら「自分がやるべき事」が見えてきます。まだ、そこまで真剣に競技と向き合う選手がいません。「言われたことだけやる」という部分から脱出できない。「自分が強くなるために何が必要か」を考えることができたら色々な部分が変わってきます。それができないから今のような状態になる。そこを繰り返し指導しているのですが伝わらない辛さ・・・。やっていくしかないのですが「多少」は変化の兆しがみられる選手もいます。無口だった男子選手が少しずつ声が出せるようになってきた。これはチームとして大きなことです。ほとんど変化が見られない(内面的な)者もいます。変えていけるようにアプローチはしていきたいですね。

一日でした。かなり疲労。選手も同様だと思います。乗り切らなければいけません。
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陸上教室

2014-12-28 | 陸上競技
土曜日、この日も一日練習を予定していました。午前中は色々あって陸上競技場へ。かなり久しぶりの競技場でした。今回は「陸上教室」を行うことに。これは中学校の先生にお願いされての実施でした。市内の中学校が集まって合同練習をするということで、そのタイミングに合わせて短距離の練習をしてほしいという依頼がありました。断る理由もなくですね。人数や競技力が不明だったので「一般的なこと」を中心にするほうが良いだろうなと考えていました。

実際は100人くらい参加者がいたでしょうか。日本中学記録を持っている選手から大会に出場するのが目標となる選手まで幅広い参加者でした。中学生に指導する機会というのはそれほど多くはありません。また、中学生に細かい技術指導をするのは難しいと思っています。「理解」という意味ではまだ未発達ですから理論的な話をしても伝わらない。更には人数が10人程度であれば細かく指導しても動きを見ることができますが100人ともなると収拾がつきません。本当に「一般的なこと」を伝えるだけになります。それでもせっかくの機会ですから少しでも役に立てばよいなと考えて実施することにしました。

アップも人数が多いので道具が足りなくなります。普段はタイヤで行うアップをマークを使って行いました。ラダーのような感じで行います。ゲーム性を持たせる方が面白いだろうと思って競争形式で。シャトルランも行いましたがこれもゲームのような感じで。うちの選手にも手伝わせました。あれこれ指示を出しても人が多いと通りません。これはどのような場面でもいえることですが「意欲的に学ぼう」という子は話をしっかりと聞こうという姿勢が見られます。そうでない子は「なんとなく聞いている」という感じになるのでこちらの指示も通りません。やはりアシスタント的な人が必要になります。それを選手に任せることに。

アップ終了後は簡単に「脚運び」を。これは絶対に必要だと思っていますが技術的なこととしては難しいと思っています。普段はそれほど考えずに走っています。語弊があるかもしれませんから補足しておきますがうちの選手に「中学校の時は何か考えて走っていたか?」と確認したところ「何も考えていなかった」という返答だったのでこのような書き方になっています。技術的な細かいことを意識しながら走る中学生というのはほとんどいないと考えています。走る中でいつの間にか速くなっているという感じでしょうか。突き詰めて話すとこれが理想だとは思いますが、高校に入って一からやることになるので結構大変です。中学時代は「身体作り」と「感覚作り」で良いのではないかと思ってはいます。そこを踏まえて「直線的な足運び」だけ話しました。地味な練習なので中学生には退屈かもしれないので最小限に。

そこからチューブを使っての練習へ。前日に高校生対象に「重心の移動」の話をしました。これだけで何時間もかかったというのは前の記事に書いています。中学生にそれほど細かいことはできません。飽きてしまいます(笑)。そのため「強制的に重心移動を作る」という練習へ。チューブ引きです。チューブを使ってもも上げをして途中で引っ張っているのを緩める。その一瞬の感覚をつかんでもらいたいと思って実施しました。チューブで引っ張ると思うように前に進めません。重心の移動がしにくい。その状態からチューブを緩めると一瞬身体が軽くなりスーッと前に進むところがある。そこの感覚を体で覚えてもらう。体重の移動や軸足に腰を乗せるなんてことは言っても理解できないと思います。高校生で毎日のように話してもできないのですから(笑)。動きの中で自分で感覚をつかむ。そのために何度も繰り返しました。

休憩をはさんでマークを使ってのもも上げ。これも最初は狭いマークで実施。これは細かいことを言いました。どうしても適当にやってしまう子が出てくるんので「しっかりと膝を上げる」という部分を大切にしました。「もも上げは必要ない」と言われるかもしれません。これはどのレベルで必要ないと判断するのか?最初の動きの段階では意識的に膝を上げる動きをすることも必要だと思っています。腸腰筋の強化にもつながりますし。足先だけで速く動かしてしまう子が多くいます。それを改善するためには「大きなもも上げ」も効果があります。狭い距離でしばらくやってから距離を伸ばしました。少しだけ「重心移動」を生み出すためです。無駄に長くしても対応できないと思ったのでそれなりに。

最後はメディを使ったスキップへ。これも重心移動を生み出すためには必要な要素だと思います。中学校記録保持者もいたのでスキップをしてもらいました。動き云々ではなくとにかく「進む」のです。練習中に何度も言いましたが「他の選手と身体的(形態として)の差はない」のです。一番の違いは「進むかどうか」です。とにかく一歩で大きく進みます。この動きを見てやはり別格だなと感じました。この日は前キャプテンも手伝いに来てくれていたのでスキップをしてもらいました。この子のスキップは技術的に本当にうまい。前に進むための動きしかしません。身長は150センチくらいしかありませんが12秒17で走っていました。その原動力となったのがこのスキップ。切り返しの速さもここで鍛えてきた部分があります。お手本を見せながら中学生にもやってもらいました。練習を重ねる中でかなり進むようになってきた子がいました。やはり練習は偉大です。もっと時間があればあれこれできるのですが。1週間くらい基本的な動きをやるだけでスピードや動きは格段と変わるだろうなと感じました。こういう意味では中学生は面白いですね。様々な「原石」が眠っている気がします。

2時間半程度でしょうか。私は声を出し続けていたのでぐったり(笑)。選手にも手伝わせながらやっていたにも関わらず結構疲れました(笑)。それでも「こうやったほうが指導が入りやすいな」というのも感じることができました。普段とは異なるカテゴリーの選手を指導することで勉強になることもたくさんあります。大事なことですね。まー多分こういう機会はもうないと思いますがもう少し少人数で専門的な技術指導をしてみると飛躍的に記録が伸びる子が出るではないかと思います。これは「私の指導が良いんですよ」というのではなく時間が足りない中学生にみっちり(それなり?)に技術指導ができると違うだろうなと感じているだけです。そういう意味では中学校の指導者は大変だと思います。限られた時間の中で何を教えるのかを取捨選択しながらやらなければいけませんからね。

貴重な機会でした。また機会があればぜひ。なかなか依頼はないと思いますが(笑)。
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合同練習

2014-12-27 | 陸上競技
金曜日、この日は以前から約束していた合同練習の日でした。冬期練習中は単調な練習になりやすく刺激がありません。そこをなんとかしなければいけないと思っているのでこの時期に親しい指導者にお願いをして一緒に練習をしてもらうことにしていました。今年はここ数年参加していた中四合宿には参加せずにじっくり学校でやろうと決めていました。何が選手にプラスになるのかはわかりません。それでも今のチームには県外の合宿というよりは自分たちの取り組みを見直す方が効果があると判断しました。

練習開始前に前日のことで選手が話をしに来ました。それなりに言葉を考えてきたのでしょう。が、それが私の心に響くかどうかは別問題。心からチームのことを考えているのであればもっと必死に話ができるはずではないかという部分です。表面的な話をしているわけではありません。なぜうちのチームがリレー中心にチーム作りをしてきたのか?ここの意味をどれだけ考えることができたのか?結局、話をしたら私が納得して許すというのが今までの流れでした。しかし、この子達が本当に変わるためにはそれでは絶対にダメです。いつものパターンで数日したら元に戻ってしまいます。何も変わらないとこの状況を打破するためには必死になって考えないといけない。それぞれの責任を果たすことができるかどうかです。基本的に「甘い」部分が多すぎる。今年インターハイに行ったといっても2年生は完全に「連れて行ってもらった」だけです。何も考えずに先輩について行っていたらいつの間にかインターハイに行っていた。この状況であれば数年前に中国大会で7位となってインターハイに届かなかった時の方が何倍も「心」がありました。結局は「自分のためにやる」という感覚の差だと思っています。自分が強くなることでチームが強くなる。チームが強くなるために自分自身が強くなる。それが当たり前の話だった当時とは違っているのです。

合同練習をすることにしていました。中途半端な状態で他校と一緒に練習をするわけにはいきません。やるなら真剣に考えて取り組むようにと話をしました。どこまで伝わるかは分かりません。これまでも何度もこのような状況を迎えてまた同じことを繰り返していました。今回がラストチャンスだと言い続けてきましたが毎回変わりきれない。それだけ真剣に考えることはないのだと思います。きちんと声を出して雰囲気を良くすることを求めました。この日は結局できませんでしたが...。甘さは抜けきれません。

今回の合同練習、色々とやろうと思っていました。選手の様子を見ながらですが。ここ最近感じていることを実際に練習に取り入れていきたいなと。1日練習でできることを最大限にやろうと。アップはダイナマックスを使って。他校の選手は初めてやる種目というのもあってなかなか上手くできません。それにきちんと教えながらやるようにと話をしていたのですが小さな声で少しずつ教える。自信がないのかどうかは分かりませんがもっと積極的に動かなけれはいけない。言われてその日にできないというのは大きな問題だと思っています。変わりきれない原因は明らかにここにあります。うちの選手は前日に普段の倍以上の負荷をシャフト補強でかけています。身体が動かなくなる程度の強い負荷をかけました。それくらいやってもなかなか意識レベルは変わらないですから。変わるチャンスを逃し続けるというのでは本当に困るのですが。

午前中の練習は基礎的なことを徹底的にやりました。股関節のストレッチから始めてハードルを使っての股関節周辺の使い方を意識させていきました。普段意識しにくい部分です。特に何もしないで動きやるのではなくもっと細かく意識を持っていって股関節を動かす。ここをやるための前段階の準備が必要になると感じていました。股関節に意識を持って行ってからその場での足運びを行いました。基本的な確認を行って二人一組で重心移動と接地ポジションを作る動き。そこからすぐに階段へ。階段を使って足運びをしてから平地でのスティック。

短い距離のスティックを行ってから壁での腰の移動を作る。さらにスティックで重心の移動を作る。この日のテーマは「重心移動」と「接地ポジション」としました。あれこれやる中で徹底的に意識させようと。普段言われていることでも指導する者が違えばスーッと入ってくることもあります。他者に教えながらやる事で自分の動きとして考えることができます。普段は何気なくやっていることでも環境が変わったり、状況が変われば随分技術的なことも変わってくると思います。ハードルを使って横の動きを行い、前向きの連続抜きを行いました。さらにハードルを使ったもも上げまで。午前中はここまで。これだけで約4時間近くる使いました。地味な練習を徹底することも時には必要になると思います。

短い休息を挟んで午後の練習。タイヤを使ってアップを行いハードル走とタイヤ引きを。これも午前中の練習の流れの中で行ったものです。上述のとおり課題は「重心移動」と「接地ポジション」です。その感覚を作るためにはハードル走がいいと思っています。ハードリング云々ではなく重心を遠くに運ぶこととリード脚が着く時にどこに着くのか。これだを徹底しました。ブレーキをかけずに接地するときに加速するイメージです。勢いがついていますからきちんと接地するとスピードが増す感じがあります。そこを大切にしてハードリングを越える。そのためにはある適度スピードを出しておく必要があります。怖がらずにしっかりと空中での移動時間を作り出す。それが最終的に前に進む感覚になっていくと考えています。

さらにはタイヤ。タイヤを使うとなかなから重心移動が生まれません。突然ですね。その中で前に進むための感覚作りを行う。重さに負けないように重心を前に進める意識を持つ。最初に短い距離でタイヤ引きを行ってそこから中間につなげていくための120mのタイヤ引き。最後に60mをタイヤなして走る。最後のショートスプリントが大切です。このために全ての練習を組み立てているといっても過言ではないレベルだと思います。繰り返していくうちにかなり動きは改善されました。やはり1日かけてひたすら同じ課題をやっていくと多少なりと変化が生まれます。

しかし、やはり元気がありません。一緒に練習をした親しい指導者からも「これまでのチームと比べて元気がない」と選手に直接話がありました。これが現実です。自分たちは「やっている」と思っていても客観的に見ると足りないのです。頑張っている!と思い込んでいるのです。自分はこんなに苦しい練習でも頑張っているんだれという自己満足に終わっている。それが練習の成果端々に出てきます。苦しい練習になったは直ぐに表情に出す。こんなに頑張っているんですよというアピールに近い。確かに練習をやっています。過去の自分と比べてやっているのではなく自分に必要な練習をしなければいけないのです。甘い部分がかなり目立ちます。ここを克服しなければいつまでたっても何も変わらないと思います。

なかなか変わりきれません。練習自体はきちんとできるようになっているのですが、結局は最後の一押しができません。ここを変えることができるか??大きなことだと思っています。自分のための練習ができるようにならなければ結果は見えています。私だけではなく他者も感じる「甘さ」と「必死さ不足」。ここをどうすれば変えていけるか??真剣に悩みます。なんとかしなければいけません。

とはいえ一日中練習をすることでそれなりに動きの変化は見られたと思います。ここからどうなるか?変わるのが早いということは元に戻るのも早いと思っています。なんのためにやっているのかを考えておかなければ次へはつながりません。話の内容を感じ取れる人間になってもらいたいとつよく願います。
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前に進まない

2014-12-27 | 陸上競技
木曜日、冬休みに入りました。これによりある程度の時間を確保できます。これまでなんとなく誤魔化している部分がありました。冬期練習に入る前にゴタゴタしていました。結局その部分の解決を見ることなく妥協して練習を進めていました。様子を見ていると根本的な考え方は何も変わっていないだろうなという感じがしました。

これまで話してきた内容がなかなか伝わりません。練習はそれなりにできるようになってきたのですが変わるべき部分が変わっていない。冬期に入るときにチームとしての方針を伝えました。これは「わざと」そう言う言い方をして考えさせたのですがなかなか伝わらなかったので火曜日にストレートに伝えました。これまでのチームの方針を大きく曲げるようなチームの状況について何を感じるのか?しかし、そこまでストレートに話をしても誰にも伝わりません。結局こちらが妥協して練習を進めているだけ。このままで本当に練習をしていく意味があるのか?本気で考えないといけないと思いました。

練習の始めにそのことを伝え考えさせることにしました。チームの中心であったリレーについて。たったこれだけのことです。これだけを考えるのに結論が出ません。各自がそれだけ真剣に考えてこなかったからだと思います。誰かがやってくれる、考えてくれるからそれに乗っかってやってきた。リレーについて考えることができない。このことは結局競技についても真剣に考え流ことができないという部分にもつながります。いや、本当にひどい。こちらが求めるレベルが高いという気はしません。本気で考えることができないという部分に大きな問題があると思っています。自分のこととして問題点をとらえることができない。

結局結論が出せないまま3時間が過ぎました。いや、どれだけの話なのか?あまりにも遅いのでのぞいてみると数人が下を向いて座っています。結局リーダーになれる選手がいないことがこのような状況になる大きな要因なのだと思います。リレーについて、競技について真剣に考えることがない。この状態でどれだけやっても強くはならないと思います。冬期に入る前に私はかなり意欲を失いました。リレー中心にチームを作ってきたのにそれを選手が理解できない。

確かに一年前も同じような状況でした。中心となるキャプテンが「周りとの温度差」に苦しんでいました。他の選手が本当にリレーでインターハイを狙っているのかどうか分からない、自分だけが本気で考えていて届くのか?というものでした。当時も「こんなチーム状況ではインターハイには行けない」という話をしていました。各自が自分たちが輝ける場所を見つけることができない。リレーで戦うために各自が役割を果たさないといけない。それをかなりの時間をかけて話をしてきました。それなのになかなか浸透していません。

それぞれが真剣に考えているのかもしれません。しかし、それがきちんと表に出ないようでは意味がないのです。いや、どう考えても真剣に考えているとさ思えません。自分のことだけしか考えられない。そんな状態の選手が集まっていて本当に意味のある練習ができるのか。これまでも何度も「厳しいな」と感じるこたはありました。それでも何とか乗り越えてきました。今回はこれまでと比べて「伝わらない」という部分が断トツに大きい。「漠然とやっている」子が多いのです。それを客観的に見ることができる選手は「なんで先生が言っていることがわからないの?」と感じています。いや、本当に難しいと思います。

どれだけ話しても伝わらない。これは危機的なことです。こんな言い方をすると批判されるかもしれませんがチームとしては「過去最低」の水準ではないかと思います。これは分かっている者にも責任があります。チームとしての取り組みで分からない者をそのままにしていたからです。「言っても分かってもらえないから言わない」という雰囲気になっていました。それぞれが責任を放棄していたからこのようなことになるのです。私が言っていることはずっと前から何も変わりません。そこが何故分からないのか??チーム全体の問題だと思っています。情けない話ですが。

言われたことはやります。が、それ以上でも以下でもない。このような言い方をすると偉そうに聞こえるかもしれませんが、今の選手の競技力は私の指導によるものです。私が練習中に徹底的にやるからここまで来たと思っています。しかし、過去の選手たちはそうではありません。私が伝えた内容を自分のものにして更なる努力をしていました。だからこちらが思っていた以上の成長をしてくれたのだと思います。私が言ったことだけをやる。考えずにやっていればそれだけで済む。言われたことだけをやる。自分の動きのことを考えたり、どうすれば強くなるか必死になることができないのです。だから、指導をしても数日後には何もなかったかのように元に戻るのでしょう。これを変えていくほどのエネルギーが私にあるか??大きな問題だと思います。

「過去最低」をどう変えていくのか?本人達が真剣に考えないといけません。かなり厳しい。真面目にやるだけで強くなるくらいならもう強くなっています。自己表現ができない選手の集まりでは何も変わらないと思っています。かなり厳しく指導しました。リレーについて考えるだけで3時間。それでも何も考えられない。この水準が普通だと言われたら何も指導はできません。私はかなり我慢してチーム変革をするための努力をしています。そのことが選手が理解できているのか??なかなか厳しいですね。

それでも進むしかないと思います。
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