kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

強めの練習

2013-09-29 | 陸上競技
土曜日、練習は走練習とトレーニングを両方行う予定としていました。大きな刺激を入れておきたいと考えていたので。そのために前日の練習は気持ち抑えめにしていました。

この日は卒業生と3年生が練習に来てくれるという事になっていました。こちらとしては刺激となるのでありがたいことです。色々とあって全ての部分の練習はできませんでしたが一緒に走る事で多少なりと負けられないという気持ちがお互いに生まれてくれればと思います。

練習は基本的な事を。いつもの流れです。ここ最近は本当に基本的な事をやるようになっています。以前から大きな流れは変えていませんが冬の練習で地道に力を上げていた練習に戻るようにしています。細かい技術を丁寧にやっていくのも大切です。が、半強制的に動きを作れる方が高校生には合っているのかなと感じています。走りながら動きを作るというのが理想的なのですがすごく難しいのではないかと思います。道具などを使って感覚的な物をつかめるように工夫する方が良いのかなと。

グランドでいつも通り走ろうと思っていたのですが野球部が練習試合を行う様子でした。急遽走る方向を変えて行う事に。ちょっと手間取りましたが選手には練習をさせて置いて私がある程度準備をする事にしました。コーンをずらしたりベンチや車止めを移動させ、走りやすいように草抜きまで(笑)。この辺りから雨が微妙に降って来ましたが関係なく練習を続ける事に。

並走とバトンパスを。いつもと走る方向を変えていますから感覚的に違うかもしれませんが、やる内容としては同じです。この日の練習が始まる前に「今日の練習がきちんとできないようであれば今後はない」と言っていました。こちらもそれなりの覚悟を持ってやっていかなければいけないと思っています。

いつも通りやってからタイヤ引きを。120mをやりました。距離的に短く感じるかもしれませんが負荷的にはかなりら高いと思います。パワーで引っ張る練習にはしたくない。動きの中で上手く運べるようにしていきたいと考えています。60m程度なら勢いで引っ張ることができますが距離が長くなるとそれができなくなります。あえてそういう練習にすることで疲れている中でどう身体を動かせば良いかを覚えさせる。これが半強制的にという感じでしょうか。体重が軽い者やピッチタイプの走りをする者はやはり後半進みません。ここを技術的な部分でカバーできるようになると走りは大きく変わります。この手の練習で調子を見極める事ができます。

最後まで引っ張るのは大変です。重さに負けて最後に動きが鈍ります。そこでどれだけ我慢して動かし続けるか。同じ120mでも後半の負荷は全く違います。こういあ練習だからこそ本人達の強くなりたいという気持ちが本物かどうかを確かめることができます。苦手な練習でも絶対に強くなりたいと思うのであれば自分で最後までできる。全員がそこまではいきませんから声かけをしながら走らせないといけない部分があるのですが。

調子が上がり切らなかった選手もこの日は最後までしっかりとタイヤを引けていました。悪い時は後半脚だけ動いて前に進みませんが失速することなく維持ができていました。こういう「走れている」という自信を持つことが自然と走りを良くしていくことにつながると思います。特別な練習とかではなく地道に自信を取り戻すような練習をいれていくことが必要になりますね。

120mと60mを組み合わせて行って最後に60mで動きの確認。ここまでの練習が上手くいっている選手は短い距離での走りが良くなります。まーそのためにやっているのですが。感覚的には良かったと思います。

昼食を軽くとってからウエイトとシャフト補強。翌日は休みにしていますから強い負荷をかけるつもりでした。かなりきついメニューですからなかなか頑張り切れないのはわかり切っています。それでも絶対にやらなければいけない。目の前の苦しさに負けるのではなくこれから先のことを考えてやっていかなければいけませんから。

ウエイトの途中に卒業生が来ました。同級生が結婚するのでメッセージが欲しいとのことでした。毎回毎回来ます(笑)。気がつけばこの子達は26歳になる年です。私が今の仕事を始めたのが26歳になる年、この子達の担任をしたのが27歳の時でした。その話でしばらく盛り上がりました(笑)。早いものです。始めて担任をして始めて卒業生させた学年です。こちらとしても思い入れがあります。何年たっても会いに来てくれるというのはやはり嬉しいですね。

練習は14時半くらいに終了。国体に出場する選手はそのまま整体と酸素カプセルに連れていき回復を図りました。やることは全てやっておきたいと思います。やり残して後悔するくらいならやり過ぎではないかと言われるくらいしっかりとやっておきたい。これでどれだけ回復するか?あとは本人がどれだけやってくれるかにかかっています。

色々なことがあった一日でした。また思い出したら書きます(笑)
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つなぎの一日

2013-09-28 | 陸上競技
金曜日、練習はそれなりに・・・ということで。土曜日に最大負荷をかけることができたらと考えていたのでこの日は中程度の練習を計画していました。前日に走っていますし翌日走りたいのでどう考えても負荷を軽めにしなければいけません。土曜日の練習を良い状態で迎えるためには練習内容も考えておかなければいけません。

朝練は軽めの補強で。体幹のみ。本来であれば毎日行うほうが良いのですがそこまでの時間がありません。やっと筋肉痛が治まってきたという状況なので様子見です。腹筋、背筋、側筋、を行って内転筋とハムストリング。30分程度しかできませんから必要最低限の量に抑えています。

この日、午後から商業系1年生対象に「プレゼンテーション」の話がありました。外部講師が来て生徒の話をしてくれました。年間200日出張だということ。すごい話です。今の私の生活から考えたらとてもできません。大学では広報関係で外部への情報発信が必要になります。そういう意味でも外に出て活動をPRしていくということは重要なことです。プレゼンの考え方の根本についての話がありました。高校生にとっては新鮮かもしれません。話を聞いていて「あー無意識にやってるな~」と感じることもありました。こういう仕事をしていると考えていることを他者に伝ええるという部分は必要です。できない人もいるのかもしれませんが、授業や生徒との関わり、部活動などで話をする機会は多いですから「力」は付いているのかもしれません。私自身の問題ですが(笑)。

講義の途中で講師の方が「サインを求められる」という話をかなりされていました。雑誌に「サインをもらったら夢が叶う」と取り上げられて以来、国内外を問わずサインの行列ができると。5・6時間目の業間に誰ももらいに行きません。私個人としてはプレゼンの中で「行列ができるんですよ」と言われていたので「行列を作れよ!」という感じがありました。うちの生徒はそういう部分では奥手です。

陸上部の選手が2人いたので呼んで練習日誌にサインを書いてもらうように指示をしました。本来であれば自分からもらいにいって欲しいところなのですが。「恥ずかしい」と言っていましたがこういう機会を使って自分を変えるようにしてもらいたいというのもありました。積極的に動くという部分が不足していますから。2人でサインをもらいに行くと快く書いてくれました。それから一瞬で行列が(笑)。誰かが動けば自分も動ける。自ら動くという部分ができるようになるとすべての面で変わってくるのですが。まだまだです。

練習は通常通り。いつもの流れで行ってバトンの並走、パスまで。練習時間は1時間半程度でした。これまでの私からすると「短すぎる」という時間ですね。上述のように次の日のことを考えての練習計画でした。この意味をどれだけ考えることができるかです。早く終わることには意味がある。これも分からないようであれば今後戦うことはできません。
選手には「翌日の練習の意味」を話しました。かなりの負荷をかけるつもりですからきついのは当然。誰のための練習なのかを考えることができるか。きついから楽をしようという練習への取り組みであれば私は練習に来る必要はないと思います。選手が・・・というよりは私自身が練習に来る必要がない。本当に強くなりたいと思うのであれば自分で苦しさと向き合わなければいけない。それができないようであれば強くはなりません。強くならない「無意味な練習」に付き合うほど暇ではないのです。

土曜日の練習が今後の競技での成績を大きく分けると考えています。ここがどれだけ伝わるか。分からないようであればそこまで。こちらも手をかける必要はないと思います。無責任?本当にそうでしょうか。「与えられる」ことに慣れている選手、「自分から積極的に練習に取り組む」という姿勢が不足しています。こういう部分は今後の練習に大きく影響してい来ると考えています。自分から取り組む練習に変えなければ絶対に力は上がりません。当然の話です。

この意味をどれだけ理解して時間を過ごすことができるか。期待しておきたいと思います。
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走り込み

2013-09-27 | 陸上競技
木曜日、通常日程とは変えて走練習を中心としました。県新人以降はそれほど走っていなかったのでこの日は絶対に走っておこうと考えました。前日の段階では木曜日もトレーニング中心に行おうと思っていたのですがさすがにここで過剰な負荷をかけるとダメージが大きすぎて今後の練習に大きく影響する危険性があると判断。甘いかもしれませんが、ここはきちんと判断しておかなければいけないと思います。「過ぎたるは及ばざるが如し」です。

そのため前日の練習を少し(?)抑えめにしておいたので問題なし。大きな負荷というよりは今後のことを考えての練習としました。いつも通りの流れでハードルからチューブ、タイヤ引きを行いました。風がかなり強くタイヤ引きをした後には砂煙がすごかったですね。煙幕のように大きな煙が出ていましたから練習を見る位置を考えながら見ました。風下にいると大変な事になりますから・・・。

その後はバトンの並走とパス。こちらもまだまだ精度が低いですね。それなりに良くはなってきていますが「安定」という水準までは届きません。走力では明らかに勝てない(伸びしろはかなりあるのですが)のでせめてバトンでなんとかしたいという気持ちがあります。これまでは走力でカバーして誤魔化していましたがやはりこれから先、上で戦おうと思ったらやはりこの部分は外せなくなります。私自身ももっと勉強していけないと思います。この精度では上のレベルでは到底勝負はできませんから。

最後に120mと140mを。直線で最大限に取れる距離が140mなのでこの距離設定となります。200m選手にはせめて150mを走らせたいのですが場所的に難しいので「出来る限りの距離」ということで。追込みではなく少し休息を取りながら最大スピードを維持することを目的にしました。こういう練習が最近不足していた気はしています。以前は限界まで追い込むという感じが強かったですが、短短が中心になってきたのでいつの間にか「スマートな練習」が多くなっていました。力を使い切るという練習をしていない。うーん、甘くなりました(笑)。

女子は追い込みきれません。前の記事にも書いていますが「守る」という部分が無意識に働いてしまうのです。そこの「壁」を越えることができるかは女子が本当に強くなれるかどうかというのが影響してきます。無理矢理にでもその「壁」を越える練習をさせる必要があるという気もしています。しかし、「やりたくないのに走らされている」という選手が大多数を占めるようでは見ている指導者側も面白くありません。「強くなるぞ」と思って取り組む練習と「やらされている」練習では全く違うものになります。

その部分は話をしています。「嫌々練習をする様子があったら指導を辞める」と宣言しています。選手は忘れているかもしれませんがこちらの覚悟は示したつもりです。それくらいの覚悟をお互いに持たないといけない。正直「自分のための練習をしている」と思えないような選手であれば今後間違いなく強くなりません。「練習をしてください」とお願いしてやってもらうのは違うと思っていますから。

一般論が長くなりました(笑)。この日の練習はかなりいい感じに走れていました。質も高くしっかりと力を使い切っていました。半強制的に力を使い切る形にしていますから当然と言えば当然です。しかし、同じ形態の練習をしても本人たちの意識が低ければ全く追込みにはなりません。絶対に勝ってやるという気持ちで走れば1本でも負荷は高くなる。大事なことだと思います。

以前はピリピリして緊張感の中で練習をすることを求めていましたが、結局そういう雰囲気だから「やらなければいけない」ということにつながり、最終的には「やらされている」につながるのではないかと考えるようになりました。メリハリがしっかりついた練習ができれば効果は高まるのだと思います。それだけで十分。色々な部分でモノの見方が変わってきた気もしています。

日が暮れるとかなり寒くなりました。見ている側は半袖では寒いですね。秋らしくなってきました。

良い練習ができたかなと思います。これが毎日できれば・・・ですね。
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軽く?

2013-09-27 | 陸上競技
水曜日、この日は工業系のオープンキャンパスでした。そのため授業は2時間。練習は昼食をとって昼からとしました。

様子を見ながら練習をしようと思っていたのですが、全員が激しい筋肉痛に襲われていてとても最高スピードで走れる状態ではありませんでした。分かってはいました。不足していた部分もありますし県新人があるので多少練習量を落として調整していた部分もあります。当然大きな刺激が入ると筋肉痛になります。シャフト補強をしっかりやると大きなダメージが残ります。そこは想定内。

中国新人に向けて技術的な事だけやっていくというのも一つの方法なのかもしれません。しかし、今後のことを考えると「トレーニング」は外せません。一時的な事だけを考えるのではなくこれから先「本当の勝負」をするのであれば、「鍛える」というところは外せないと思います。絶対にやらなければいけない。中国新人はそこで終わり。上の大会につながるわけではありません。そこだけを目標にやっていくわけにはいかない。もっともっと先を見据えて練習をしなければいけないと思います。

様子を見ていると動きが作れません。特に大臀筋や背筋、内転筋の筋肉痛が激しかったようです。これは狙い通りの部分にダメージが来ているので問題なし。「筋肉痛は温まれば問題ない」と言われますがとてもそんな状態ではありません。筋肉の部分損傷が筋肉痛ですから、大きなダメージがあれば動くはずがありません。その中でどれだけ練習に取り組めるかだと思います。

実際の走りを見ても痛みに耐えながら走っているという感じが強くありました。仕方ない(?)ので短い距離の練習まで行って終わらせることにしました。全く走らないというのであれば前日の練習は無意味になります。ダメージが残るから次の日はやらないというのでは一時的な練習にしかならず、次につながることはありません。どのような状態でも練習はやる。気持ち的にそういう部分を育てなければいけないと思います。ここ最近は私も甘くなっていたと思います。やらなければいけないことはどんなことがあってもやるという姿勢を貫く必要がある。

結局2時間程度で練習は終了。次の日の練習に備えることに。ケアのためにジェルなどを塗らせました。こちら側は最大限の準備をしています。ケアのための道具はかなりあります。それを利用して自分の身体に目を向けるかどうかです。中国大会組には練習後にサプリメントも摂らせています。次の日にダメージを残さないようにするためです。強い刺激を与えるだけではなくそれをどうリカバリーするか。練習をやればよいという訳ではありません。その練習に見合うだけのケアが必要になるのです。

この部分は保護者の協力も必要になってくると思います。食事の面や健康管理は私一人ではどうにもなりません。目が届かないところで選手がどれだけ真剣に物事を考えてくれるか。寝ていれば回復するわけではありません。トレーニングをしてもストレッチなどをしっかりと行わなければ筋肉自体が硬くなってしまいます。24時間競技のことを考えるのは高校生には不可能ですがそれでもできる限りのことをしなければ結果は変わりません。

時間をどれだけ有効に使えるか。ここに今後の全てがかかっています。しっかりと「目標意識」をもってやってもらいたいものです。
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トレーニング

2013-09-27 | 陸上競技
火曜日、練習はトレーニングとしました。筋力を上げていく練習をしなければいけないのですが夏休みの途中から「動きを戻す」という部分が中心となってしまいトレーニングに時間を割けませんでした。ここは大きな反省です。筋力的な部分が練習の中心にあったにも関わらず練習の流れを大きく変えなければいけなかったというのは良いことではありません。間が空くとこれまでやってきた部分が台無しになってしまいます。ここはしんどいですが無理やりにでもトレーニングをすることに。

シーズン中はちょっと形態を変えていましたが基本的には週2回は「全く走らない日」を作ってトレーニングのみを行ってきました。毎日毎日トレーニングするのはしんどいですから(笑)。やりたい練習内容はかなりたくさんあるのでそれをやろうと思うと結局3時間近くかかってしまいます。気持ちの切り替えも含めて走る日とトレーニングの日を完全に分けてやってきました。夏休みは練習の強弱をつけながら最後にウエイトだけという日も多くありました。大きな筋肉は落ちないようにしていましたが、「動きながら鍛える」という部分が不足していたのは間違いですね。

選手によっては1か月ぶりくらいのトレーニングでした。決められた距離を一気に行くことができない。当然ですね。それでも与えられた練習を一生懸命にやるというのができていたと思います。さすがにきついので休憩時間が長くなっていましたがこのレベルの練習がしっかり積めれば間違いなく大きなレベルアップをすると思います。まーあれだけ話をして最初の練習で覇気のない練習をしているようではこの先は全くないのですが・・・。

こういう練習は好んでやるものではありません。それでも本当に強くなりたいのであればやるしかない。形だけの練習では無意味です。「やるだけ」の練習であれば誰でもできます。距離や回数をこなせばいいのではなく「目的とする動き」をすることが大事です。手足の動きだけではなくもっと根本的な動きを意識させることにしました。

3時間みっちり練習。間違いなく筋肉痛に襲われると思います。それでもここは越えていかなければいけない。トレーニングは「自分の想いを試す場」だと思っています。本当に強くなりたいのであればどんなことがあっても越えなければいけない。やるだけの練習では絶対に強くならないのです。苦しさよりも「強くなりたい」という気持ちが大きくなるような選手でなければ今後の活躍はないと思います。

今後このような練習をきちんとできるようになると大きく変わってくると思います。目標を明確に取り組んでいければ・・・と。
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覚悟

2013-09-26 | 陸上競技
火曜日、練習が始まる前に女子にだけ話をしました。これからの取り組み方についてです。ここまで話をしないといけないのかどうかは正直分かりませんが、大きな変化を生み出さない限りまた同じことを繰り返す。今のままではかなりの確率で同じ状態に戻るのではないかと思っています。繰り返すのであれば自分たちでやればいい。この話をしていますがそれでも繰り返す危険性は高い。ことあるごとに話をしておかなければいけないのではないかと感じています。

この日は久々に「女子選手」について話をしました。男子選手と女子選手の違いです。これも数年間ほとんど言いませんでした。その状態にさえ上がってこない状態でしたから。インターハイに行った選手はいつの間にかこちらが求める状態になっていて「陸上に賭ける」という姿勢がありました。それでも思うように走れずに苦しんでいましたが、あの時「女子選手」という状況のままでいたら間違いなく終わっていたと思います。苦しいときに泣き続け、誰かが助けてくれるのを待つ。そういう「女子選手」では絶対に強くなりません。

「男子選手」と「女子選手」の違いは何か?選手に質問しましたが答えられませんでした。難しく考えすぎです。もっとも基本的なこと、これは「性差」だと思っています。性別が異なれば物事に対する考え方も間違いなく変わってきます。女子は将来的に子供を産む。子供を産んでその子供を「守る」のです。生来、そういう風に身体ができていますし「母性本能」と言われるように「守る性」という側面が大きい。これが「女子選手」として伸びるかどうかの大きな要因に関わっていると考えています。

選手たちにも他県の選手の様子を思い出させました。強い選手というのは短髪となり大きな声をだしてかなりの存在感を示します。「見た目」を気にするのではなく「競技のために」という意識が強いのです。男子選手と見間違う選手もたくさんいます。スポーツ刈りまで短くするのは私はちょっとどうかと思いますが、それでも競技に対する「覚悟」が表れています。それが全ての部分に影響してきます。これは間違いない事実です。

以前うちの全くの無名だったうちのチームが一気に飛躍した年があります。この時は中国大会に行って予選落ちした後、次の練習の時には全員が髪が短くなっていました。これまでは髪をくくっていたのが一気に髪を切りました。別に髪を切れと指示したわけではありませんが、選手たちが他県の選手を見て「形」から入ったのだと思います。それ以後、見違えるほど強くなりました。もちろん甘さは多々ありましたが、この選手たちがいた2・3年は本当の指導をするのが楽しかった。それだけの「覚悟」を持っていたからです。

「女を捨てろ」という話をしました。「女子選手」であり続ける限り目指すレベルには届かない。女子を意識し続けていれば女性ホルモンの分泌も多くなりどれだけトレーニングをしても筋力が上がりません。女子選手は女性ホルモンの分泌が多くなればそれだけで脂肪が付きやすい身体となります。つまり簡単に太る。体重オーバーを招くことは競技力の停滞を招きます。中学生と同じ体系のままの選手も少なからずいますが、そのような選手も間違いなく時期が来れば「女性の体格」へと変わっていきます。高校で伸びなくなる原因の一つだと考えています。

「守る性」ですから練習中に追い込むことができません。力を使い切ってしまうと「守る」事ができないので自分自身を「守る」ために知らず知らずのうちに自分の力をセーブしてしまう。追込み練習でも苦しい場面で力を残してしまいます。男子は1本でも追い込むことができますが女子はそれができないのです。だから本数が多くなってしまう。少ない本数で最高の負荷をかけることができれば故障もしなくなります。このことを理解して競技に取り組むことができるかで大きく変わってきます。

典型的な例があります。追込み練習の時になると「怖い」と言う選手がいました。走り込みの前までは高いスピードを出していたにも関わらず、突然スピードが鈍ります。60mでは大差で勝っていたのに150mになると最初の60mで逆に差をつけられる。走り込みで疲れるのが「怖い」のです。そのためどれだけ練習をやっても効果が出ません。当然です。持っている力をほとんど使わずに7割以下のスピードレベルでしか練習ができないのですから。この状態で強くなれるほど甘くはありません。女子特有の「守る」という姿勢が前面に出た例だと思います。本人は一生懸命にやっているつもりでも実際は負荷が足りないのです。

「覚悟」を持つ。もちろん簡単なことではありません。それでも「女を捨てる」という部分がこれから先の競技を大きく左右すると思っています。それくらいの「覚悟」がなければ結局だらだらで終わってしまう。先が見えます。それなりの練習をしてそれなりの結果を残すというのでは面白くありません。

それだけの「覚悟」を今のチームに求めるのは厳しいものがあると思っています。それでも求める。できないのであれば自分たちで練習をすればいい。それだけの話です。これは私自身の「覚悟」にもつながると思っています。中途半端な「覚悟」で競技をやるのを私も止めなければいけない。退路を断つ。これができないチームであれば県内で終わり。それでも良いという指導者もいると思いますが、今の私はそこで終われません。自分自身の「考え」の部分ですが・・・。

どこまで伝わるか。伝わらないならそれまで。「覚悟」を決めたいと思います。
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決意

2013-09-25 | 陸上競技
県新人が終わって学校に戻り選手に話をしました。これから先の事についてです。県新人で勝ち上がり中国新人に進む事ができました。しかし、この前段階で色々と問題があって「県新人までは私も指導をする」という話をしていました。こちらが指導する基本的な事をやらない状態が続いていましたからこれ以上指導をする必要性があるのか?ここを問うためです。

速ければ何をしても良いという指導をするつもりは全くありません。まずは基本的な事ができなければいけない。こちらが求める最低限の事をやらずにいて、練習で指導しろというのはやはり理不尽です。私が求めている事が間違っていると感じるのであれば選手が部活を離れるか、私が離れるかのどちらかしかないと思います。ここまで来るともう譲れない部分です。

私は選手に決意を示しました。これ以上同じような事が起きるのであれば自分達で練習をしなさいと。私が部活から離れて自分達の好きなようにやれば良い。高校生に対して厳しい事を言っているようですが、さすがにこれ以上同じような事を繰り返すようであれば私自身のエネルギーが尽きてしまいます。私も一人の人間です。何から何まで一人で負担する事はできません。

こういう事を書くと批判を受けます。自分勝手な指導者だ、教育者としてしどうなのか?と。しかし、ここまで来たらお互いに覚悟を決めないといけないと思います。こちらが我慢し続けて選手に合わせてなだめすかしながら「練習をして頂く」というのであればお互いにとってプラスにはなりません。高校生が好き勝手にやることで本当の成長が生まれることはありません。それなのに選手に合わせて指導をする事が良いことなのか?私は違うと思います。

今まではなんとなく許してきて、何となく普通の練習をしてきました。ここを数年は特にそんな感じがあったと思います。結局は何も生み出さないまま終わってしまう。何年か前、練習に行くのが本当に楽しくて楽しくて仕方ないという時期がありました。あの時は厳しく指導をしていましたし、選手に合わせるという雰囲気はありませんでした。それでも当時の選手は必死に練習をしていました。選手にとっても一生忘れられない期間だったと思います。

今の選手の力なら本当に勝負ができると思います。それなりに練習をしていたら届きません。中途半端にやって届かないというのが見えているならこちらも徒労に終わってしまいます。私は今ダメならもうダメだろうなと考えています。どれだけ力があっても取り組む姿勢や覚悟がなければ力は上がりません。適度に練習をして想い出作りをするような部活にはしたくありません。

やるからには覚悟を持て。それはお互いにです。ひょっとしたらしばらく陸上から離れるかもしれません。私自身それくらいの覚悟がなければ戦えないと思いますし、求められていない指導をし続けるほどエネルギーは作り出せないと思います。そう思わせるだけの事がかなりありました。余程のことがない限りエネルギーが充電されることはないと思っています。今後エネルギーが尽きたらしばらく陸上を離れてまったく違うことをしてみようと思っています。休まないと無理ですから。

選手が本気で上を目指すなら私はどこまででも力を使えると思います。その姿を見ることでエネルギーが湧いてきます。そういうチームになるか、エネルギー切れとなるか。あとは選手次第だと思います。それだけの力を持っているのだから磨いてもらいたい。覚悟を持てるかどうかです。

真剣に今後の事を考えています。戦えるチームとなるか?
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収穫と課題2

2013-09-25 | 陸上競技
今回、小さなエースが飛躍しました。

ここまで来るのに本当に大変でした。細かい部分は書きませんが本当に・・・。夏休み練習が十分に積めなかったというだけではなく本当に色々なことがあったのです。それでも「何とか戦える状態にしたい」という気持ちはありました。まー練習に対して私個人の気持ちがほとんど切れかけていた時期もあるのですが・・・。目の前にいる選手たちとエネルギー切れを起こしている自分自身、すごく葛藤がありました。「そこまでしないといけないのか?」という自問自答もかなりあって苦しかったですね。

話が私自身のことに逸れてしまったので戻します。前の記事にも書きましたが初日の4継では走りがキレまくっていました。とても2週間前まで流しレベルのスピードでしか走れなかった選手とは思えません。とにかく速かった。心配していたのがこの動きの反動が翌日以降に来るのではないかということでした。練習が十分に積めていないので本数をこなすというのができるかどうか・・・。

翌日多少の筋肉痛があったようです。前の日動きすぎです。朝の練習の段階で「昨日のほうが動いている」と言っていました。とはいえ、かなりのスピードで走っていました。4継は十分戦えたという感じですね。その後の100m、予選から余裕を持って走り12秒90のベスト。これまでの記録は12秒96でした。中学時代は13秒20がベストだったと思います。故障明けとはいえ順調です。準決勝、スタートから抜群の動きで飛出しそのまま1位でフィニッシュ。12秒61の大ベスト。驚きました。ここ一番の集中力は群を抜いています。決勝では最後の1歩のタイミングで負けてしまい4位となり中国新人に進むことはできませんでしたが追風参考とはいえ12秒55。かなり力が付いていました。

最終日の200mはかなりしんどかったと思います。200mを3本走るような練習はしていません。100mを3本ですら怪しい状態でした。それでも中国新人には進まないといけない。来年以降のことを考えると経験しておくことは必要不可欠だと思います。ここは「記録」ではなく「勝負」だと思っていました。12秒6のスピードが生かせれば25秒中盤の記録も見えてきます。もともと200mのラスト50mの強さが売りです。前半ではなく後半勝負のタイプでしたから。今回は決勝で26秒02、2位となりました。夏休みの状況を考えれば合格点でしょう。

これからが本当の力を試される時です。順調に結果が出たから一安心で終わってもらったら困ります。改善してかなければいけない部分はたくさんあります。キャプテンとしてどうチームを作るのか?一人ではできないのは当然です。ムードを作るのはキャプテンです。キャプテンの言動に周囲は大きく左右されます。このことを自覚してどれだけのことができるか?個人としてインターハイが狙える位置に来ているというのも感じてもらわないといけません。

高校2年生は「大人の視点」を持たなければいけない時期だと思います。結果だけで一喜一憂しないでこれから先自分たちがどのようにしていけば本当に強くなれるのか?ここを見逃すわけにはいきません。選手も私も「覚悟」を決める必要があると思っています。これは県新人を迎える前から私自身の中で考えていました。

言葉が足りない部分は大いにあると思います。思うことはたくさんあるのでまた書きます。多分。
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収穫と課題

2013-09-25 | 陸上競技
県新人、多くの収穫と課題がありました。

100mで12秒20の自己ベストを持つ大きなエース、インターハイが決まった直後から調子が大きく崩れていました。故障をしていたわけでもなく計画通りの練習はできていたのですが思うように走れません。焦ってさらに悪くなる。悪循環を生んでいました。今だからなんとなく書けることですが1か月前は本当にどん底でした。こちらも厳しく指導しなければいけない部分も出てきて更に悪い方向に向かうという状況。今冷静に考えると選手本人も「どうしていいか分からない」という気持ちが強くあったのだと思います。

今回は100mだけの出場。どこまで走れるか不安があったと思います。予選で12秒5。かなり余裕があってのタイムでした。本人も一安心だったでしょう。準決勝はある程度行って12秒44。決勝は最後諦めた感があり12秒51。2位となりました。これをどのように評価するのか?「負けた」という事実のみを見れば「悪い結果」です。選手もそう評価するでしょうね。しかし、私は「いいきっかけ」になると思っています。

大きな目標を持っています。そしてその目標を達成できる可能性も十分にある。しかし、以前のような「絶対に強くなってやる」という感じが練習の中で出なくなっていたのも事実です。見えない努力もかなりしていたのですがここ最近はその感じがあまり感じられませんでした。「強くなりたい」という「想い」と「記録が出た安心感」というどちらもが個人の中に存在していた気がします。どちらかというと「記録を出したい」という部分が独り歩きしていた。これは私個人の考えですから全く違う可能性もあります。

一般的に高校生は「強くなりたい」という想いがある反面、このままいけばずっと記録が上がっていくという楽観視する部分もあります。特に記録が伸びるときには一気に伸びますが間違いなく停滞期が来ます。そこを直視できなくなる。この停滞期が何故来るのか?分かりませんが「記録が伸びる」と少なからず安心する部分があるのだと思います。記録を出すために必死になっていた時とは多少なりとも内面的な変化が出てくる。これまで多くの選手を見てきて「挫折」や「屈辱感」を感じた後に強くなるというパターンが多い。記録がずっと上がり続けるということはないのです。

今回、本人の中で大きな「刺激」があったと思います。これがどう「考え方」「取り組み方」につながっていくか。身長が大きく手足が長い選手は記録が出るまでに時間がかかります。それに必要な筋力アップが求められるからです。継続してトレーニングをしていかないと結果は出ないと思います。気を抜くと筋力が低下してしまいこれまでの記録が出せなくなる。

筋力がなくても速い選手はいる。だから「トレーニングは必要ない」という結論に達するのか?違うと思います。筋力がない選手はトレーニングをするともっともっと速くなる可能性があるのです。しかし、トレーニングをしなくても速いので本人も指導者も「必要性」を感じない。必ず「停滞期」が来るのですがそこを乗り越えられるかどうかはやはり継続的にトレーニングができるかだと考えています。もちろん技術的なズレもあると思いますが。

私個人としては今回の結果は大きなプラスだと思っています。本人も「ずっと勝ち続けていくというのは難しい」と日誌に書いていました。これがきっかけになって「強くなりたい」という「想い」と直結する「行動」ができるようになると間違いなく11秒台が見えてきます。一時的な停滞が今後の大きな伸びを生み出すと思っています。本人は辛い部分もあるでしょうかやはり大きなことだと思います。

本当の勝負はいつなのか?ここが全てです。順調に行けば良いがどこかに必ず落とし穴がある。そこでどう考えるか?どのような行動をするか?

また書きます。
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県新人

2013-09-25 | 陸上競技
金曜日から県新人がありました。来年を占う大きな意味のある大会です。万全の状態でこの大会を迎えることができていないというのは正直厳しいというのもありました。が、それでも戦っていくしかありません。女子の4継でどこまで力が出せるかというのが今回の大きなテーマでした。大会前のランキングは5番目だったと思います。

1走は高跳び選手。中学時代はリレーを走った経験が1度もありません。多分100mを走ったこともないはず。ここ数年中学生の記録が劇的に伸びていて12秒台で走る選手が増えています。しかし、うちのチームでは12秒台で走った経験がある選手はいない。この高跳選手、春先に100mを走らせたら14秒後半でした・・・。恐ろしい話ですがそれでも4継に出場するなら強くなってもらうしかない。まーそれぞれのチーム事情がありますから何とも言えませんがそれでも「闘える」と感じています。私自身がそこまでモチベーションを上げられるかどうかというのは大きな課題でしたが。

初日の4継予選、準決勝と無難に通過しました。予選では1-2走のバトンに課題が残りました。練習中から何度も言い続けていますが早くバトンを渡してしまおうとするので手が上がる前にバトンを出します。そのため練習でも手に入らなかったり手を通り抜けてしまうことがありました。こういう状態になるとやはり焦りも出ます。練習の中から徹底していかなければいけないと思って言い続けていたのですが次の日になるとまた同じことを繰り返す・・・。悪意はない(当然ですが)が、「早く渡したい」というのが前面に出てしまう。ここは難しい部分ですね。

準決勝では最低目標であった49秒台に入りました。本当に「最低目標」です。昨年は50秒23で3位でした。そこを越えないと戦うことはできませんから。最大目標である49秒5切も十分見えてくるかなという感じがありました。大きなエースの調子が上がりきっていない中でのタイムですから十分に評価できるのかもしれません。安定して高いレベルの練習ができていれば問題はないのですが「走れ始めた」という状況ですから多くは望めません。

予選、準決勝で目を引いたのは2走の小さなエースの走りです。過去最高の走りをしていましたね。この時点でのベスト記録は12秒96。2走の中では抜群に速いという記録ではありません。それでもこの日の走りは別格でした。準決勝は直線で外側にいる選手をほとんど抜いてきました。12秒3台の走りではないかと感じるレベルでした。練習が十分に詰めていない状況ですから本数がどれだけ持つかというのが問題でした。ハイスピードで走る練習も明らかに不足していますからダメージが大きい。それでもこの走りは可能性を感じるモノでした。

決勝の日の朝の練習、3-4走でバトンが詰まります。リレーゾーンに入る前に詰まってしまう。足長を伸ばすというのは怖いものがあります。しかし、大きく減速してバトンを渡すというのでは勝負はできません。相談をして足長を伸ばしました。1足長ですからそれほど大きく変わりません。伸ばしてもかなり詰まり気味でバトンが渡るという状況でしたがそれでやっていくしかありません。

決勝、レース前に次の走者の名前を呼んで確認をしています。いつからやり始めたか良くわかりませんが練習でもやるようになっています。この日、3走から4走への声掛けができてませんでした。実際は行っているのですが他のチームの声に負けていたので4走に声が届かない。この状態で4走から1走への声掛けもできない。一抹の不安を感じました。流れが悪い。3走は普段から声が出ません。常日頃から大きな声を出しておかないとやはりこういう場面では出ません。日常の状態が練習に出るのです。当然の話。

レースは1走がまずまずの走り。とはいえ、優勝候補のチームには大きく引き離されています。これは想定内。まだ経験と走力が足りません。2走は良い走りでした。前日と同様の走りで先頭集団に引き戻しました。3走から4走へのバトンパス、明らかに遠い。1足長伸ばしたのですがそういう次元ではなく「遠い」と感じました。その時「待って!!」といいう声が私がいたスタート地点まで聞こえました。それにより大幅減速をしながらもなんとかバトンがつながりました。ここは練習の成果が出た部分かもしれません。とはいえ、もっと正確なバトンパスができなければいけない。4走も普段の加速状態と試合での加速状態が大きく異なります。集中の部分かもしれませんがこの部分が安定してくれないと練習でどれだけバトンをやっても大会での練習にはなりません。大きな課題です。

結果は50秒33で2位。記録は微妙ですが私が指導してきての4継最高順位です(県体で勝ったことがありますがこれは別で考えています)。なんとかこの状況まで建て直せたという感じでしょうか。両エースが全く走れず、それによりチーム状態も不安定。繰り返し指導しなければいけないという状況の中でここまで盛り返したというのはある程度の成長と判断しても良いかなと。

不安定な時には行動も不安定。自己中心的な行動になってしまいます。「精神的な安定が競技力の向上を生み出す」と常日頃から考えています。しかし、その逆もあると思います。競技でのストレス(上手く走れない、結果が出せない)が不安定な状態を生み出す。どちらにも気を配りながらやっていなかければ「安定」を迎えることができないのです。そういうことを感じられた4継でした。まだまだ課題は山積みですが・・・。

ひょっとしたら中国新人出場者0になるのではないかという状況がありましたから、何とか最低レベルのところはクリアできたかなという感じです。

また書きます。多分。
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