kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

kanekoもたまには…

2006-07-31 | 日常雑感
これからまたしばらくバタバタするので思い切って休みをもらって家で過ごしました。よくよく考えてみると、日頃の生活では完全に家族の扱いが悪いんですよ。ほとんど「仕事」や「練習」が優先され、一緒に過ごす時間がほとんどありません。考えてみると今月は休日を家で過ごしたことがない…。買い物なんかも手伝わないといけないのに全くできていませんでした。反省。

ということで朝から子供とカブトムシの世話をしたり、鬼ごっこをしたりして遊んだ後、「夢」を購入しに宝くじ売場に行く。基本的にkanekoはギャンブルはしませんが、「何もしなくても当たるかも」というのには期待をかけます。毎年当選発表の日は某ロッキーの生誕記念日ですが、当の本人は全く祝福を受けていません(笑)きっとkanekoの方が先に当選すると信じています。

ついでに本屋に行きましたが、今kanekoの一番の関心は完全に「女性が気にかけるはずのもの」なので、場違いながらちょいと探してみました。内容は秘密。決して「いかがわしいもの」ではないのでご安心を(笑)

選手に様々な事を求めますが、kanekoもそれに見合うだけのことはしていかなければいけません。しっかり勉強&仕事もしますし、家の事をします。やはり周りの理解がなければ今の仕事はできませんから。あまりうちの奥さんを怒らせないようにしないとね…。家族4人、kanekoは仲間に入れてもらえるのか?来年には…また…。仲間はずれにされないように時間を確保しなければ…。考えるだけで恐ろしいですね。

普通の休日を過ごしました。たまにはね。
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力試しの地区選手権

2006-07-30 | 陸上競技
今日は地区選手権。最近の練習の方向の確認のために調整はせずに、疲労を少し抜いた状態で臨みました。先日の補強で再び筋肉痛に襲われている状況みたいでしたが、まー気にしません。ここ3週間くらいかなり負荷をかけていたので刺激がないと飽きてしまうしね。

女子はまー妥当なラインで力を出せてきたと思います。キャプテンがいないですが他のメンバーは力を出したと思います。
ながひー↑が少し疲れ気味でしょうか?まーしっかり食べないと身体ができませんから無理してでも食べないといけませんね。一人だけ別の課題を与えられていますね(笑)200でハルが復活の兆しを見せました。自分の力をある程度出せるようになってきた分走れていますね。ともはベストです。少しずつ課題を克服するだけで動きが変わってきていることを自覚して欲しいですね。やまもとはまだまだ力を出しきれないか?股関節の柔軟性と課題の克服については前から話しているはずなんですが…。

女子に関しては間違いなく伸びます。他校と比べ伸び率はかなり高いと思ってます。練習量を増やすのではなく単純な事で飛躍的に伸びるんですよ。難しいことでしょうか?今力が出せるようになってきた理由をしっかりと考えて欲しいですね。効果を最大限に引き出せなければ秋に必ず涙します。


男子はカノムラがスタートがいつものように爆発的に出れませんでしたがまずまず。少しずつ慣れてきてます。おーた2はピッチが上がらない。加えて腕を抱え込む動きが目立つ。もりっきーはがむしゃらに走れば良いというものではない。力みまくって無理矢理走るのは…。しもせは脚が流れる。身体が突っ込み過ぎる。まー走るのは厳しいということを男子は痛感したでしょうね。
一番の課題は2年生が記録を書き写しに行くのにも関わらず。1年生はボンヤリ見ていること(寝ていたという噂もありますが)。困ったものですね。周りに気を配る前に先輩が動いているのにも関わらず「我関せず」で力がつくはずがありませんね。


個々の力は間違いなく上がってきている。それは本人たちが一番自覚できているのではないでしょうか?でもそれは100%の力を引き出せているわけではない。甘さがあることに気付いていない。ケアが不十分だったり意識が競技に向き切らない部分がある。

女子はおーまち抜きで光に負けてしまった。走力的におーまちがいなくて互角かうちが少し有利だとkanekoは見ていました。なんとしても勝ちたいという「気持ち」があったでしょうか?おーまちがいないから仕方ないと思う部分がなかったか?まだ甘いんですよ。逆におーまち抜きで臨めたのでこの辺の甘さを痛感できたのは大きいか?
全員が必死にならなければチャンスを失う。これを秋にしなくて良かった。今ならまだ間に合います。勝負に対して必死にならなければ勝てないですよ。「少しだったから…」では済みません。次は負けてしまったら負けです。なんとかしてみなさい。

男子は…。直接話しもしましたが「予想通り」ですね。ミスを繰り返すのは最初から見えていました。「声を出しなさい」と言われ続けてまだ出ないのだから言われた事を聞いていないのでしょう。雰囲気を作るためにも違いの気持ちを確認するためにも声を出していかないといけない。走力で負け、バトンパスがうまくいかないのに速く走れるはずがない。これだけ言われて「悔しい」と思わないか?なんとかしてやろうと思わないか?態度で示してみなさい!

まー収穫は多かったと思います。ベストがでてもまだそれは「力を出し切った」ものではない。まだ出せます。県で勝負する気があるならそれを態度で示しなさい。男子も女子も必死になって下さい。カバーをしながら強くなりなさい。今の力に満足していたら先には進めませんよ。まだやるべきことは山のようにある。それをひとつずつ消化していかなければ強くはならない。

またhatadaさんにやられましたね…。次こそは…。
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またか…

2006-07-29 | 陸上競技
試合前ですがまたもトラブル発生…。いい加減慣れてきましたね(笑)ということで女子の4継は秘密作戦で行きます。1秒の走力の低下をなんとかして0.6位に抑えれば…。バトンパスとトラブル慣れでどうにか最初の目標53秒0に近づきたいですね。

男子は相変わらず…。なんとかバトンが渡りそうな雰囲気になってきましたが、周りの声にかきけされそうなか細い声が…。いしべ&おーたがサポートに来てくれてなんとかかんとか形になりました。やっぱ3年生がくると雰囲気が少し変わりますね。時間があればちょくちょく来てくれると助かるのですが…。
上級生から伝わる何かがあるんですよ。中国に一番近づいたチームだという事を受け継がないといけないのにそれがうまくできていないのでなんとか伝統を作っていって欲しいですね。バトンパスはなんとかなるか?走力で負けているのでその辺でカバーしないといくない。日ごろの取り組みが明日あらわれるのは間違いないですね。

最後のスピード切り替え練習は後半の動きの意識がメイン。女子はハル、男子はおーたとゆうしが上手い。ハルはここ数日で復活の兆しを見せています。切り替えたら誰もついてこれません。ながひー↑は「ステックがあったら切り替わるのに…」と面白い事を言っていたので次回実施してみましょう(笑)
男子はゆうしが参加しましたが、最後の切り替えは素晴らしい。かなり動きが切り替わってスピードが上がります。カノムラは150mの地点で離れ過ぎ。あれだけ離れたら勝負を仕掛ける事ができませんね。驚きはおーたか?2ヵ月練習していなくてもゆうしをあれだけ引っ張れるのは維持があるのでしょう。あの辺をみて下級生が何を感じるかですね。感じるものがあるか?

とにかく今は課題を解決していくのが最優先ですね。少しずつですが動きが変わりつつあるのは確か。力を引き出すために何をすべきかを考えないといけない。
最終的には秋の新人で力を出せるかが大事。1・2年チームの初戦にキャプテン不在で臨みます。メンバーの自覚が結果を左右するでしょうね。今の力を把握するための大会です。kanekoはタイムテーブルすら把握してません(笑)タイムトライアルみたいなものです。まーまだ自覚が足らない者も数名いるようですが、このギリギリのメンバーでやらなければいけないのだから自分の力を最大限に発揮する方法を考えなさい!
試合があるらしいよ。しっかり走って下さいね。kanekoはhatada主任の下、ピストルをひたすら撃ち続けますよ。個人的にはハルの200のリベンジに期待!
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伸びる余地としては・・・

2006-07-28 | 陸上競技
 秘められた可能性がどれだけあるのかは誰にも分かりません。それが分かったら面白くない。だからこそやってみる価値があるわけで。練習の結果はどう返ってくるかは分かりませんがなんとかかんとかなるわけで。

 うちの選手には実は秘められた大きなものがあると思っています。まーそれがあるから選手もkanekoも頑張れるんですが。女子の3人は確実に課題を達成できれば速くなります。それも見違えるくらい。脚が後半動かなくなる&膝が前方向に引き出せないのは・・・。2ヶ月後に向けて長期的計画でやっていくしかないですね。「ほんの少し」だけ変わったともはその分走りが良くなってきました。「練習の効果」というよりはもっと根本的な改善なんですけどね。「ほんの少し」変わっただけでこれだけ動きが変わるんだからあと「目標」まで届けばどうなるか?考えるまでもないですね。合宿では全く目立たなかったハル、とも、やまもとの3人は秋には見違える成果が出せる気がしますね(目立っていなかったとkanekoが思っているだけですが)。ハルも走れるようになってきました。国体最終で27秒8かかった時よりは間違いなく良くなってます。どうなることかと心配してましたがこちらも大丈夫そう。

 しかし、男子は・・・。何をしたいのか分かりませんね・・・。なぜ男子にあまり声をかけていないのか分かっているのでしょうか?いつも言うことですが「必死になる」選手に指導をする方が何倍も効果が上がるんですよ。男子にも指導はもちろんしますが、声をかけても反応もない。聞いているかどうかすら分からない状態で何を伝えればいいのでしょうか?女子が補強の時に何も言わなくても競技場に響き渡るくらいの声を出す。それも4人で。男子は3人でしたが・・・、声を出して一緒にやることすらできませんでした。何を見ているのか?バトン練習にしてもスタート練習にしても人がやるのを見ているのか?女子はスティックで動きの意識を指示したら変わります。この辺が「意識」の違いでしょうか?何も言わなくてもランパンを持ってくる。それが「当たり前」なのか「特別」なのか考えてみてください。ハルは言わずともユニフォーム持ってきてましたよ。kanekoからすればあれだけ言っているのだからそれは「当たり前」なんですが・・・。

 声を出すことがそれほど難しいことでしょうか?社会に出てコミュニケーションを取るためには声を発しないと誰も相手にはしてくれません。受け身の体勢で誰かが声をかけてくれるのを待つというのでは問題です。バトン練習で声が出ないのは何故か?日頃からの意識ができていないのだから声が出ないのは当然です。この辺が伸びる余地を決めてくるのだと思います。はっきりいって女子は強くなります。それは基本的な部分を抑えていてなおかつ「明確な課題」に取り組んでいるのだから。素人だから?そんなものは言い訳に過ぎません。2ヶ月やってもまだ「素人」だからですむのか?1年生の女子はまだまだ「お客様」の部分が残ります。少しずつ改善されてきていますが。それに比べて男子は・・・。「お客様」レベルではないですね・・・。何度言われても改善が見られないのはkanekoの言葉が通じないのでしょう。

 確かに徳山地区の合宿でも女子の元気は良いが男子は返事もできないと感じました。うちだけでないからいいか?という問題ではないですね。「恥ずかしい」のか?力がないから「恥ずかしい」のか?力がつくまで声が出せないのではいつまでたっても声が出ることはないでしょうね。それが「伸びる余地」を決めているのでしょうね。女子と男子の「伸びる余地」は全く違います。意味合いが全く違うものです。kanekoが女子びいきをしている?これをひいきというのでしょうか?選手の「やる気」に応じているだけだと思っているのですが?完全に3年前に戻りました。3年生から引き継いだものは全く残っていません。残念です。このことを本人達はどう思うのか?kanekoにとっては「当たり前」でも男子にとっては「特別難しいこと」なのでしょうか?伝統として何を残すのか?うーん、見えません・・・。
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暑い一日でした

2006-07-27 | 陸上競技
今日は本当に暑かった…。ジリジリ焼けるような暑さに若干集中力が低下…。まー今日は本当に身体をほぐす程度の練習なので許容範囲ですが…。

さすがにあの3日間の高い集中力が今日も続くはずがないんですよ。今は超回復の底です。体調もメンタル的な物も今日が一番下になる日でしょう。そんな日にピリピリやっても意味はない。たまにはそんな日があっても良いと思ってます。たまにはね。

しかしバトン練習で声が出ないな…。疲れていてもやることはやらなければ…。実際のレースではたくさんのチームがいるのに、あんな小さい声では渡せるはずがない。今日はタイミングだけをつかむ練習なのにそれができなければ意味はない。カノムラがあれだけ引っ張っているのにも関わらず男子は…。まー失敗して悔しい思いをするしかないでしょうね。それで気付けばいいですが今のままでは気付きすらしないかもしれませんね。

明日からは普通に練習します。気持ちを切り替えて取り組まなければいけない。どれだけ力があっても、気持ちが競技に向いていなかったりやる気を出せないなら別の事をやるほうがいいでしょう。kanekoの言っている事を理解しようとしなければうちで走ったり投げたりする意味はないですよ。効果を最大限に引き出しなさい!

と、話したが意味が分かったかな?夕方数人には連絡をしましたが、意味が分かってるでしょうか?時間があるときにすべきことを理解してください。県新人まで2ヵ月もあります。変われるチャンスですよ。期待しても良いですか?
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気が付いたこと

2006-07-26 | 考える
 今更だが、自分が恥ずかしがり屋な事に気が付いた。結構人見知りもするらしい。おかしな話しだ。話しかけようと思ってもいつもドキドキして話しかけることができない。周りから見れば「そんなことはないだろう」と思われるだろうが、実際はかなりの人見知りをする。これまでそんなことを気にすることはなかったが、今日ある出来事があり自分の内面に気づかされた。これではいかんね。もっともっと積極的な人間にならねば!?。

 時間がある時に自分自身に目を向けることは大事。自分について考える時間がなければ成長はない。ただ漠然と毎日を過ごすのではなく、何かを考えながら生活することには大きな意味がある。自分に足りないものを改善していかなければ成長はない。その改善点に気づくためには何かをじっくりと考える必要がある。そのことを忘れなんでもかんでもやり続けるのは全くのプラスにはならないだろう。

 他者から言われたことを反省する時間を持たないといけない。他者からの意見を素直に聞き入れる姿勢を持たなければ成長はない。考えないといけないね。

 しかし、うちの選手は何度言っても5分を作って自分の事を反省しない。特に大事な合宿が終わって何か考えることがあったはずなのにそれを文字にして残さない。3年生と比較するわけではないが、いわずともコメントを書きながら自分自身の反省をしていた。行動面であり練習の課題についてよく考えていた。わざわざこちらが考える場面を設けてもそれを利用しようとしない。自分たちで強くなるチャンスを逃していることに何度言っても気が付かない。練習の意図を理解できているのかは選手の言葉や行動でしかこちらは計れない。理解できないのであればこちらが指示を出しても出さなくても同じではないか?いつも言うことだがkanekoは選手に「靴ひもの結び方」から教える必要があるのか?それくらいは言われなくても分かるはずでしょう?ずっと「自分の行動を振り返りなさい」と言っているのに分からない。それほど大変なことでしょうか?kanekoにはわかりません。体重管理にしても本当にkanekoが一から十まで言わないとできないのか?あれをしなさいこれをしなさいと言われないとできない(言われてもできない)。これで本当にいいのか?

 気が付いたこと、それは選手にとってkanekoはプラスに働いていないのではないかということ。全く自立しません。kanekoの言うことを聞いていれば勝手に強くなるとでも思っているのでしょうか?どうも釈然としませんね・・・。良い練習ができたような気はしますが、本当にその効果はあったのか?今のままではその効果を最大限に引き出すことができない気がしますね。強くなるのは誰なのか?よくわかりません。自分に目を向けるべきなのは誰でしょうか?kanekoだけが自分自身の行動を振り返れば良いのでしょうか?進学校では午前中課外、夕方練習、夜塾という時間に追われるような生活をしています。うちの学校ではそこまで時間に追われることがない。時間はあるはず。その時間を作ろうとしないのはkanekoのせいでしょうか?お膳立てをしてもらって練習だけをすればいいのでしょうか?

 よく考えてください。何をすべきかを考えなければ前には進めません。おーまちの気迫がどこから出るのか?他の選手にそこまでの気迫を感じないのはkanekoだけでしょうか?練習だけすれば強くなるのなら「走り込み」だけしたほうが良いのではないでしょうか?考えることができないのであれば再び「考えなくてもできる練習」をさせてあげましょう。全ては自分自身の未来に返ってくることです。陸上だけではなく将来の力になる。陸上だけでやっている人は100%考え方が偏ります。それ以外の面を伸ばそうとしているkanekoの意図は伝わっていないのでしょうか?あれだけ言っていることなのにね・・・。非常に残念です。

 
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最後の最後は気合いで

2006-07-25 | 陸上競技
 合宿最終日。kanekoはついにハードルの指導。基本的な動きと意識を確認する。いきなりはできませんが、すでに「悪い癖」がついている選手が多くてなかなか修正が難しい。これはkanekoがもっと早い段階からしっかりとサポートしてあげれないことも理由の一つか。なかなか抜けきるものではありません。箸の持ち方が悪い人がずっと直らないようにかなりの意識がなければ直ることはありません。それでも取り組むのであればしっかりやってもらわないといけませんね。

 今日のkanekoの練習は初めて「気合い」の練習。周りから見れば毎日の練習が「気合い」練習に見えるかも知れませんが、選手には指示を出しています。その指示をきちんと聞いていればこの意図の違いに気づくはずなのですが、kanekoの話しを聞いている選手なんて数えるほどしかいないでしょうから気づいてはもらえないですけどね。

 何が気合いかと言えば、シャトルハードルにしても250m+シャトルにしても「動かないものを無理矢理動かす」という部分。はっきりいってシャトルなんて今日の練習負荷でハードリングが向上することはありえません。kanekoが技術的な意味合いをもってやるシャトルはもっと質が高い。「越えるだけ」のハードリングでは実際に使えないですから。今日は動かない状態を作ってその中でとにかく身体を動かすことがメイン。選手への指示は「無理だったら途中でやめても良いから250mは最初から行くこと」としか出していません。ハードルはとにかく越えればいいという指示。これが「心」や「気持ち」を強化する練習だと思います。技術向上の合宿はそれはそれ。今回の合宿は身体的強化と心の強化がメインです。だから走る時には技術的なことはほとんど指示をしていません。そんなにたくさん考えながらできる負荷ではないので。この辺は賛否両論でしょうね。

 短長も良く走れたと思います。何人ogawa先生の気持ちが分かった状態で練習に取り組めたかな?何に為に前半の練習を行ったのかをしっかりと考えないといけない。400mの前半を意識するための練習だったはず。それを踏まえて200mの走りができたのか?1本目でなぜダメ出しをされたのか?あんなにちんたら走ったら本当に「走るだけ」の練習になってしまうから。200mの150mからスピードを上げたってそれは今回の目的とは異なってしまう。勝つことが目的ではなく自分の力の配分を覚えることが目的なんですよ。分かってましたか?これは「気合い」の練習ではありません。きちんとした意図があっての練習です。kanekoとは大違いの練習だったにも関わらず、195mでスピードを緩める選手がいることに激怒。何のための練習なのか・・・。もったいない。

 本日も指導者の動きや発言に関してなんだかんだ言っている生徒がいる。なんだかな・・・。バカらしくなりますね。こういう生徒がいることで著しくモチベーションが下がる。文句を言う前に何か気づいたなら自分で行動すれば良いだけのこと。それをなんだかんだいうのはおかしいのではないか?人の上げ脚を取るような発言はどうも気に障りますね。まーkanekoは陰で文句を言われても構いませんよ。それくらい言わないと気分も晴れないかもしれないですしね。

 鬼のような負荷でしたが、kanekoの気持ちが分かっている選手はきちんと分かってくれています。それはうちの選手だけでなく他校の選手にもいます。「苦しいの?やめて良いよ!」と言うのは簡単。でもそれで本人のためになるのか?心を「鬼」にしてでもやらせる必要がある。それがわかる選手は少しはkanekoを慕ってくれます(表面上かも知れませんが)。他校と一緒にやる練習でスマートな練習はそんなに必要ないと思います。泥臭くがむしゃらでもいいと思います。単独でやるときに技術的な指導や修正をしっかりすることが大事。1日だけの練習での超回復ではなく、3日で1回分の負荷と考えて超回復を待ちます。その分練習量を数日落とさないと本気で故障の原因になります。まーこれで明日も練習しようという選手はいないと思いますが(笑)

 「良い練習ができた」と指導者の間では話してました。目的を持ってこの合宿に臨んだ選手も同じ気持ちはないでしょうか?こういう機会があっても「やらされている」意識で臨めば「なんてひどい練習だったんだ」で終わり。本当に「走るだけ」の合宿だったでしょうか?kanekoの意識としては全く違うつもりですが。まーきっと分かってくれる人は少ないでしょうね。それぞれに意図があって計画した練習です。その意図も話したつもりです。例えば「500mは予備負荷でその後の300mでどこまでスピードを出せるかがポイントですよ」とか「40秒間走は400mのペースを意識することができる」とかその他結構意図は話してますよ。きちんと選手が聞いてくれたか?どうでしょうね・・・。

 この合宿でkanekoの「最後」は「最後」ではないということをみんなが分かってしまった様子。ハードルの最後の「3×150m」を指示した後に、選手は「折り返し走」があることを覚悟してましたから。さすがにその後の+αまでは分かってなかったようですが・・・。ogawa先生に「kanekoさんは最後まで練習をしたがるから(笑)」と言われました。それもありますが(!?)これも今日は計画の中に入ってましたからお許しを。最初に「軽くシャトルハードルやるから」って言っておいたしね。

 うちの練習への取り組みとしては85点くらいか?文句も言わずよく頑張ってましたから。「キツイ」とか「嫌だ」と言っているようでは強くならないと前から話しています。後では言ってますが練習中には口にしない。それが大事。終わったら「kanekoめ・・・。恨んでやる」とか言っても許容範囲でしょう。でも練習中はダメ。合宿前に言ったことは「キツイ」とか「嫌だ」とかマイナスの言葉を練習中に発するのではなく「頑張ろう」とか「まだ走れる」とかのプラスの発言をする方が雰囲気が良くなるという「当たり前」のこと。きちんとできたのか?これは選手達しかわかりません。どうでしょうか?練習後に聞いたらほぼ無言だったのでどうだか分かりませんね(口をきける状態では無かった?)反省点は「周りを見て自分がやるべき事をできなかったこと」と「他校の先生から注意を受けたこと」でしょう。本来ならこれだけで50点くらい減点ですが・・・。

 良い練習ができたと思います。次につなげないとね。しっかり休んでください。ケアをして次の練習に備えてください。
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雨が降る&晴れる

2006-07-24 | 陸上競技
 徳山地区合宿2日目。目が覚めるとものすごい雨・・・。残念。ということで急遽午前中は室内で練習。とりあえず2つのグループに分かれ練習。hachiya先生グループは動きの意識を確認したり身体の使い方の練習。姿勢などの大事な部分をしっかり意識。もうひとグループは階段サーキット。2グループにある程度の競技レベルのグループと初心者レベルで負荷を変えました。初心者レベルは階段をジョグである程度のレベルのグループはダッシュで実施。強いグループは負荷がかなり高かったみたいですね。男子はサウナ状態で地獄だったとか・・・。蒸し暑い上に汗で湿度が上がり風も通らない・・・。想像を絶する状態だったと思います。無事できたので良かった。

 午後からは15年くらい実施されている100mを50本。前回から短長は別のことをさせてもらってます。kanekoのわがままを聞いてくださった皆様に感謝。短短は心の強化です。自分と中で葛藤をしながらどこまで頑張れるかです。妥協しようとか手を抜こうと思えばいくらでもできます。それを自分の中に目を向けながら葛藤しながら自分の心を強くするのです。練習の一番の効果は「一皮むけることができる」ことでしょう。安下庄の男子はかなり走れるようになってきました。この練習の目標である「心」が強化され気持ちが前面に出るようになったからだと思います。

 短長は40秒間走。自分たちがレースをする選手達とある程度の距離を使って乳酸を溜め続ける練習です。爆発的に乳酸をためるのではなくて、徐々に溜めていくのが目的。乳酸のキャパシティを大きくすることが目的です。爆発的乳酸蓄積は器に一杯乳酸を溜める練習であり、この40秒間走は地味に乳酸を溜めていって徐々にその器を大きくしていく練習です。効果はあると思いますし、あるからkanekoはずっと実施しています。慣れない選手には厳しいと思いますが、それでも効果があると思うからやってます。だらだら走る量を追う練習ではなく、きちんとした「目的」を持っています。距離設定は強い者と弱い者の負荷を同等にするため。設定距離が短い者はそれなりの理由があるんですよ。こちらもある程度の意識を持って練習はできたと思います。

 残念なのは「やらされている」感が強い選手が何人もいること。まー仕方ないことですが。やりたくなければやらなければいいんですよ。kanekoは1度も強制したことはありません。友達感覚で話しかけてくる選手もkanekoをキレさせる原因の一つですが、だいたいそんな選手は「やらされている」練習しかできていません。これが「今時の高校生」なんでしょうか?kanekoの目指すものとは全く違いますね。嫌なら最初から来なければいいし、文句があるのなら言いに来ればいい。指導者の動きや発言一つ一つにケチをつけたいならわざわざ合宿に参加する必要はないと思うのですが・・・。

 まー別にkanekoはそんな生徒に恨まれたって嫌われたって全く構いませんが、同じ練習をしている「選手」にとってそれはマイナスなのではないか?kanekoは基本的に追加型の練習です。最初からメニューを全て公開すると意識の低い選手は「次に備える」ためのかけなければいけない負荷をかけることができません。最初から予定していてもギリギリまで教えません。最近うちの選手はその辺が理解できているのでしっかり本練習で負荷をかけています。この辺が成長。だから40秒間走でもきっちり40秒で走ってくる。慣れもあるんですが意識の部分もある。先ほどの「やらされている」選手なんかは最後の1本だけ速い。それは全く練習の意図を理解していないし、理解する気もないでしょう。

 うちの選手は今日の40秒間走に関しては合格。4人ともしっかり走れました。中でもおーまちの強さが際だつ。折り返し走でもおーまちは大半の男子に勝ちながら走ってました。これだけの負荷の中身体を動かし続けるのは「強い気持ち」があるから。他校のお手本になる部分だとkanekoは自負しています。うちの選手だって人間ですからキツイ練習を進んでやるわけではありません。やはり嫌でしょう。でも「強くなるために」越えなければいけないものだからやることができる。この差は何か?日頃からの意識でしょうね。

 2日目も良い練習でした(一部を除く)。雰囲気も良く(一部を除く)みんなで頑張れました。
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悲劇の徳山地区合宿1日目・・・

2006-07-23 | 陸上競技
 前日の夜、携帯電話が壊れる・・・。理由は全くの謎。いきなり電源が切れてました。「電池切れ?」と思って充電してもうまくいかず。電源を入れても10秒後に切れてしまい、20秒後にまた入る。それでもってまた切れる・・・。意味不明(-_-;)

 とりあえず合宿に参加。今回のテーマはどこまで頑張れるか?でした。午後から雨の予報だったので午前中にある程度の練習をしてしまうことに。とりあえず短長を任されたのでセット走をやることに。300mぐらいからかな~と思っていましたが、「短長は500m位を行きましょう」という話しになったので実施。基本的に500mはある程度のレベル(意識?)にならないとなかなか効果がありません。ジョギングレベルになってしまうから。案の定、50人中30人くらいは意味も分からず走る。これじゃー話しにならない。ということで距離を短くしていくことに。今日の短長の課題は「乳酸をためてからどれだけスピードを出せるか」です。どこでも良くやる練習ですね!?負荷はかなりのものでした。冬期練習再来・・・。よく考えたらハルひー↑は初めて500mを走りました。もともと持続能力が低い選手にこの距離は厳しいね。まーそんなもんでしょ。

 昼食時に携帯shopに持っていって相談しましたが、「故障ですね」と言われてあっさり終了。電源が入らないためデータの移動ができないとのこと・・・。SDカードの必要性に初めて気づく・・・。バックアップをとっておけばよかった・・・。ということでkanekoの携帯は電話帳が消えました・・・。メールアドレス分かる人はメール下さいね・・・。

 午後からは補強三昧。ひたすら補強をしました。ながひー↑が「3時間やりたい♪」と言っていましたが、さすがにそれは心が痛むので(!?)2時間程度で終了。誰も気が付きませんがうちがいつもやる補強から少しだけ数を減らして実施しました。kanekoの優しさです。やっぱり無理はいけないですから。残念ながらうちの選手は物足りない感じ(!?)でしたが我慢させました。無理は良くないよ無理は。

 ogawa先生やhachiya先生と共に話しをしながら練習を進めていくので非常に楽しい。互いに情報交換しながら進めていきました。指導者チームはかなり分業されて良い感じでできたと思います。

 雰囲気作りが大事。声を出すことはできるはず。しっかり元気を出してください。 
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久々に休息

2006-07-22 | 日常雑感
明日から地区の合宿があるため今日の練習は回復に充てました。別に合宿に備えて練習量を落としたわけではなく単に最近の練習のリズムからいって休息になっただけなんですが(笑)。

前半は硬くなった身体をほぐす事を最優先。最近の練習で残念ながら疲れていた様子なので股関節と肩甲骨を緩める。まー「痛い(涙)」×10と良く叫んでました…。身体のケアをしなければ後々後悔することになりますからね。少し(?)の痛みに負けずに回復をさせて下さい。

あとは運動時間の確保。歩きながら姿勢の確認とジョグをしながら体重の移動を意識。日頃あまり運動しないので、ゆっくり時間があるある時に動きを確認することが大事。明日からその姿勢を維持する意識を持ち続けるための練習でした。少しは意識できたでしょうか。

明日からの意識確認をして練習終了。まーやるべきことは明確なのでそれができるかどうかが今回の合宿のメインです。速いだけが大事でない。たくさんの人がいるなかで「tokushoらしさ」を出せるか?細かい指示を出さずとも「考えて動く」ことができるか?昨日の雰囲気を出すことができ、練習を引っ張っていく存在になれるか?「恥ずかしい」なんて言って練習効果を最大限に引き出せないのはもったいない。疲れていても「声」は出るはず。選手の自覚を期待しましょう。

先程ゆうしから連絡があり通信陸上の200mで3位に入り中国大会出場を決めたとのこと。追い風参考とはいえ23秒6は立派。一人で練習してここまで頑張れるのは「強くなりたい」という意識があるからでしょう。1本目から積極的に走れる姿はうちの男子は見習うべき姿勢です。うちも負けてはいられませんね。しっかりこの夏で強くなりましょう!
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