kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

新学期開始?

2021-08-31 | 陸上競技

月曜日。まだ8月なので一応「移行期」のようになっています。当初、8月中が「コロナ感染予防期間」のようになっていたので8月が終わるまでは「午前中授業」という感じに変更になりました。実際は9月12日まで延長になったのでどうなるのかよくわかりませんが。休校になることはないと思います。ひとまず8月は「午前中のみ」ということで。

 

色々やって放課。このタイミングで修学旅行の業者さんと打ち合わせ。結局13時半くらいまでかかりました。これはやらなければいけないことなので仕方ない部分です。昼食をとる余裕がありません。もちろん休憩をはさむ時間も。練習開始が14時からとなっていました。いつもであれば食事をとらずに練習に行くという感じですがここ最近昼食をまともに食べていないなと気づく。さすがに・・・ということで休みを取って食事へ。先日から行ってみたいなと思っていたお好み焼き屋さんへ。

 

昼の営業時間ギリギリでした。入った時に電話注文が入っていて「もうキャベツがないので注文はちょっと・・・」という返答をされていました。まさかの「麵なし」「スープなし」を越える「キャベツなし」で食事ができないのか?!と思っていましたがなんとか「1人分だけ大丈夫」といいうことでした。作ってもらっている間、ずっと見ていました。広島風のお好み焼きを作るのを見るというのは面白い。が、なぜか私の頼んだものはひっくり返すのを失敗(笑)。お好み焼きの生地が裂けてしまいました。その部分だけ作り変えてくださっていたのですが、裂けたものを取り除くときにそばが一緒についていく・・・。かなり減りました(笑)。そこでもうひと玉そばを追加してくれました。結果、2玉のそば入りお好み焼きを食べることに(笑)。ラッキーなのかどうなのかわかりませんがおなか一杯になってしまいました。ヘロヘロ(笑)。

練習に戻る。体幹補強が終わったところでした。基本をやってからフィジカル系の練習ということでした。先週はかなり走っています。それなりに疲労はあるかもしれません。土曜日の午後と日曜を使ってどれだけ体力の回復を図れたか。本人たちの意識の問題という部分もあります。それでもしつこく言い続けていくことが必要だと思っています。今の私の立場は「嫌われ役」でいいと思っています。まーこれは前から変わっていないのではないかという気もしますが。本当に必要なことを言い続ける。ほめる部分もありますがやはり、できていないことをできるようにしていくことが重要です。

 

フィジカル系になった時にkbt先生がウエイトを見るということだったので私はサーキットへ。ウエイトに微妙に時間がかかります。当然なのですが。この部分をどうするかというのは先日から少しずつ話をしています。女子は補強のほうが効果が高くなるのかもしれない。この部分も詰めていけたらいいのかなと。まだ全体の流れを把握するだけで精一杯という感じもあります。どのような練習が必要なのか、どうすればより競技力を上げることができるのか。ここをしっかりと考えていけたらいいなと思っています。サーキットはいつものようにしつこく言い続ける。

 

補強。どこの学校でもやると思います。しかし、とにかく「走りに生かせるかどうか」が一番大きいと思っています。鍛えればいいという話ではない。狙ったところに負荷をかけているか。それが走りにつながっていくかどうか。ここの部分が一番大事です。単純に筋肉を肥大させればいいという話ではなくそれが使えるかどうか。追い込むことが「強くなること」と勘違いしやすい部分があります。本当は「必要な筋力を上げる」ことが重要なのです。ここは本当にしつこく言い続けました。重要。

 

アジリティをやってから補強。腹筋背筋が中心です。そこからミーティングをするということになっていました。少し予定変更になりましたが。私はこの日、またも舎監だったので時間的にぎりぎりになってしましました。重要な任務があるので最後早めに抜けて寮へ。夜ご飯がかなりのボリュームでした。昼に食べたお好み焼きが多かったのでおなか一杯が続いていました。かなり努力して食べました(笑)。

 

何となくこんな感じです。ぼちぼち書きます。面白いことが書けませんが。ずっと同じスタイルでやっています。ぼちぼち。

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変化を作る&ハードル基礎

2021-08-30 | 陸上競技
日曜日。この日も個人的に練習。コロナ禍で練習制限も出ています。人がいないところでやるという感じです。偶然?ssk先生がとある場所で練習をするという話を聞いていたので端っこの方を使わせてもらおうかなと。ついでに走りをみてアドバイスをもらえたらいいのかなと。

舎監だったのですが娘がワクチン接種をするので家に帰ると言い出しました。別に悪いことではないのですが「16時に迎えに来て欲しい」とのこと(笑)いやー、なかなかの時間です。午前中は練習をすることができますがそこからどうやって時間を使うのかという感じです(笑)

まーそのことは後ほど考えることにして練習を。軸、バランスを。バランスでは少し違うことをやってもらいたいなと。難しかったですがかなりできました。間違いなくピースは揃っています。これで走れない理由が見当たらない。とにかくここは何とかしたい。切実に考えています。DM投げを少し。フロント&バック&真上投げ。フロントはスタートのイメージで。以前からやっていますがもっと一歩目のイメージに近づけて。大切。

そこからhys先生にフレキハードルを借りてドリルを。ここも基礎的な部分を。歩行からリズムでの連続抜き。そこからワンステップハードル。とにかくワンステップハードルが上手い。7足、15足、20足で実施。ここは膝と腰の移動を意識してやってきました。それができると全く違う。普通は届きません。やはりパーツとしては完成度が高い。部分的な話だけではなく統合できればかなり走れると思っています。タイプがあります。私個人としては全体で練習するよりも個別対応が得意だと思っています。かなり(笑)見極めながら対応できない力は結構自信があります。

そこからはいつもの流れで。片足スキップ→壁抜き→シザース。とにかくポイントを明確に。何故かの動きをやっているのか。毎回言うようにしています。こういう部分では本当にしつこい。やるべきことを明確にしていくことがすごく大切だと思っています。それによりポイントが分かる。いつも言っているから良いだろうではなくしつこさは大切。嫌われるかもしれませんが(笑)

そこからチューブ5歩。マーク5歩。チューブ5歩をやると感覚が良くなるようです。そこからさらに前半マークを。この日のメインはまたもここで良いかなと思っていました。中間で腰が入った走りをさせたいなと思っていたからです。カーブ直線を2本走って前半マークから中間までの流れをしっかりと作る。身体が起きてくる場所、腰がきちんと入って身体が直立になる場所をどうするかです。ここも感覚的な部分。やっていく中で掴んでもらいたいなと。

カーブ直線を短めに。スピードを上げるというイメージよりも内傾の解放と腰が入るタイミングを一致させたいなと思っていました。そこでカーブの走り方をもう一度説明。走らせてみるとかなり感じがいいと。え?カーブの走り方自体は何度も話をしてきたつもりです。何故か分かりませんが頭を傾けて内傾を作っていたようです。そんなことを教えてきたつもりは一切ありません(笑)間違ったことを勝手にやっていたのだと思います。カーブの走りがスムーズになったことで腰が入りやすくなったと。うーん。やはりきちんとコミュニケーションをとりながら個別対応をしていかなければいけないんだなと。

そこからマーク走を組み合わせて。何歩目で身体を起こし始めるか、どこまでに身体を起こして腰が入るようにするか。それを繰り返しやることにしました。何本もやる中で自分に一番良いところを身に付けさせたいなと。これは教えてできるというよりは繰り返しやる中で自分で感じ取るしかないと思っています。感覚づくりです。何度か繰り返す中でもかなり感じが良くなってきました。これは大きい。走り自体がややっと噛み合ってきたかなと。やはりしつこさと繰り返しは大切です。かなり動けるようになりました。

これまでは練習をしてしばらく見ない間にまた元に戻ってしまうというのがありました。今回はある程度のレベルを保てていました。これは大きい。細かい部分も言いますが感覚を大切にしたいなと。進んだか進まなかったのかという部分を確認しながら修正していくことで変わってきます。

そこから近くにあるラーメン屋さんへ。ネットなどで話題になっていたので是非行ってみようと。定休日ではないので行ってみました。

すると…。




まじか?スープがないわけでもない。麺がなくなったわけでもない。茹で麺器が壊れるって(笑)このタイミングで?!初めて行ったのにこのタイミングで壊れる?!もう天才的です。自分で言うのも何ですが「持っている」と思います。どれだけの人がこのタイミングでこんな経験をするのか。ほぼ皆無だと思いますね。ネタではなくこういうことがひたすらあるというのはなかなかだと思います。

午後からは「ハードルを見て欲しい」ということだったのでそれに応じて。とにかく色々なレベルの選手の指導をさせてもらうことは自分の中で大きいと思っています。トップの指導は今年経験させてもらいました。13秒台。前任校の選手が15秒0まで来ました。こうなると幅広く対応できる指導が必要になると思っています。レベルに応じて大切なことをやっていく。ここはすごく大きい。おかげさまで勉強になりました。そして時間を有効に使えました(笑)

良い時間を過ごせました。やはりモチベーションが高い選手に対して指導するのは楽しい。「きちんとやろう」という話はしなくて済む。かなり幸せな時間を過ごせた気がします。感謝です。



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想いを感じながら

2021-08-29 | 陸上競技
土曜日。この日は時間的にかなりあったので練習をしっかりできるなという感じでした。私は前日に練習に行っていないので状況が分からない。前日と同じ流れの中で後半走ろうというメニューになっていました。前日は専門練習ということで50分くらい動き確認をしたようでした。ハードルの子達は1週間前にやったドリルの確認をしていたようです。ドリルよりも少しずつ実践的なことができた方が良かったかなという気はします。

この日の朝は移動中にgt先生のラジオ出演を聞きながら。もう有名人ですね〜。口をきいてもらえらなくなっているかもしれません。気をつけなければ(笑)。棒高跳びに対しての話をされていました。何もなかったところから始めて日本一になるまで。これはかなりの労力だったと思います。プレッシャーもありながら。その中での日本一。凄いことです。話を聞きながらまだまだ私には足りないことが多いなと反省させられました。まー、「弱さ」の話をしていたのでその部分だけ突っ込みを入れておきました。お約束。

練習は前日の練習の流れの中で。最初にアップサーキット。タイムを計りながら細かい部分を指摘。ここに関してはしつこく言わないといけないと思っています。うるさいと思われるかもしれませんがやるからには必ず丁寧にやらせる。そこから簡単にドリルをやってから実践的に。ワンステップハードルを。少し違うのかもしれませんが。これはまた機会があるときに細かい部分を指摘させてもらいたいなと。ワンステップハードルをきちんとやれるようにならば間違いなく進むようになると思います。

そこから片足スキップ→引き出し。30↑30をやってからバトン。ここ最近は常に「ギリギリバトン」を。kbt先生の話をしながら見ていましたが随分形になってきました。スピードを出してからの受け渡しができます。やっとという感じです。まだまだ出が安定しない選手もいます。ここに関しては段階的にやっているのできちんと理解してもらいたいですね。やりたいことをやるための準備です。

そこから30分専門ということに。ハードルは基礎的なことを少しずつ。最終的にワンステップハードルをやってから一歩ハードル。これに時間をかけました。抜き足の部分も含めて。見ているとまだ身体が使えていない。体幹の弱さも見られる。股関節の開きも小さい。やはりまだまだ課題は大きい。これを数ヶ月かけてでもなんとかしなければいけない。まだまだです。この時にある選手が「残って練習したい」と申し出てきたのでそれに合わせてやることに。

走練習とマイルバトンを組み合わせて。ここは数日前に確認をしていました。高いスピードの中でマイルのバトン練習。skyではほとんど耐乳酸の練習をしていません。ここを取り入れていくことで戦えるようになります。170mを3本2セット。リレー形式なので毎回スタート位置がずれていきます。フィニッシュした位置からスタートになるので。3年生の力を借りながらしっかりとスピードを出す。かなり走りました。1セット終わった時点でかなり気持ちが落ちている選手も。

とにかく疲れている時に何をするかも話しました。倒れ込んでいても強くなれません。歩かせる。何のために歩くのかも説明しながら。乳酸が蓄積するというのはスピードが出ているから。意味のある練習になっています。そこを次にどのように繋げていくか。鼓舞するのも必要だと思います。2セット目もしっかりと声をかけて走らせる。最後の1本は私も走ることに。望んでというわけではないですが(笑)。目の前に人がいたら最後まで集中力が保てる。本当はいなくてもやらないといけないのですが。この辺りのことも話をしていきました。覚悟を持たないと強くなれないですからね。

練習が終わってミーティングがあって。そこから300を走りたいから見てほしいという申し出とハードル練習をするという申し出が。こうなるの断ることはできません。見守り隊。ハードルに関してはきちんとしたハードリングになりません。空白の数ヶ月間。そして「なんとかなる」という甘さ。ここはかなり話で指摘しました。面白い話ではないと思います。それでも自分の置かれている立場がどこなのかを理解させないといけない。インターハイどころか中学大会にさえ進めないかもしれないという感覚があるのかどうか。軽く考えている間は無理です。最後は選手自身の問題だと思います。覚悟がなければ変化は生まれませんから。

結局、かなり遅くなったので昼食が食べられない。諦めて早めに寮へ。舎監だったので。ちょっとだけゆっくりしました。

忘れないうちにやったことを記録しておきます。比較的タイムリー。私自身は甘やかすことのないように声かけをしていきたいと思います。嫌われ役でもいいかなと思っているので。役割を果たす。それが最終的に選手にプラスになるのであれば。
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会議

2021-08-29 | 陸上競技
ぼちぼち更新しています。またもアクセス数が増えています(・_・; うーん。前ほど更新頻度も高くなく内容もかなりオブラートに包んだ感じになっているのですが。言葉ですから捉えられ方によっては全く異なる形で伝わったりします。個人的には細々とやっているのが合っているのですが。まーぼちぼちという感じでしょうか。

この日は県新人に向けてのプログラム編成会議。コロナ禍の影響で試合会場が下関から山口へ変更。こうなると色々なことが大変になります。大半の学校が通いになる。宿を取ろうと思っても湯田は野外フェスのため宿泊者が多くなるようでほとんど取れない。いや、飲食店に20時までの時短営業を頼んでおいて県外からの観客の流入は止めない。この矛盾点。同じタイミングで試合がある。移動の電車などでフェス参加者と一緒になったりしないのか。どっちを向いて政治は進んでいくのか。これは県だけではなく日本全体の話なんでしょうが。矛盾。なんとかできないのか。

今年度の県新人はタイム予選やタイムレースになりました。昨年度は参加者を減らすという名目で支部大会をその予選として実施。人数を絞って実施しました。今年度は通常通り行う予定でしたからなかなか大変です。とはいえタイム予選になるのである程度のタイムを持った選手が前半の組に入るようにしています。条件を合わせる。一応中国新人が実施されるであろうという予定で動いています。県内での試合がギリギリ開催できるかどうかという雰囲気であるのも間違いない。今後の状況がどう動くかです。

我々としては出来るだけ開催の方向で動いています。とはいえリスクもあるというのは忘れたくない。これまで県内外で陸上競技の試合をやっています。ここでの感染というのはほぼ聞いたことがありません。感染が出ているのは宿泊をともなう場合ではないかなと。同じ宿舎で活動する時に感染するのかなと。一館一校であればそのリスクも軽減できます。これで感染するなら普段の学校の練習でも感染しますから。とにかく外部と接触があることが1番のリスクなのかなと思います。

会議やプログラム編成に関してはほぼ1日。学校に行くことはありませんでした。以前であればメニューを作って選手に任せてやってもらうというのがパターンでしたが、今は他の指導者がスーパーなのでそちらにお任せして何処へでも行けます。練習見たいなという気持ちはありますが、不在でも全く問題なく練習は進みます。どこよりも手厚い。ここは最大のセールスポイントになると思いますね。

今回の県新人はB決勝が行われることになりました。タイム予選が行われるスプリント種目のみですが。我々の地区は大雨洪水警報が出ていたので支部大会実施ができませんでした。他地区と比べるとレース自体が少ない。更にタイム予選となると準決勝まで残れていた選手に関しても1本で終わってしまう。走る機会を少しでも提供できたらとは思います。それ程タイムテーブルに影響はありませんし。

ずっと室内で過ごしました。久々です。真面目にやる時はやっています。そあは見えないかもしれませんが(笑)

ぼちぼち書きます。ぼちぼち。
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バトンメイン

2021-08-28 | 陸上競技
木曜日。朝の段階で熱は37度0くらい。これなら問題はなさそうです。通常通り職場へ。この日は夏休み延長という形で休みになっていました。そのため朝から練習。最初の1時間程度、練習以外のことでかなり時間を要しました。とにかく責任感を持つ必要がある。そこに対して他人事として考えないという姿勢を身につけてもらいたいなと思います。このあたりにかなりのエネルギーを使っています。とにかく組織づくり。3人で何とかできたらと思います。

そのため練習メニューを少し削ることに。私は少しあちこちで調整作業をしていたので最初少し抜けることに。捜索作業。戻ってきた時にはすでに走っていました。ドリル系を削ったようです。まー1時間のロスですから。その辺りは優先順位をつけての行動かなと思いますね。

スキップ、引き出しなどを。シザースという表現についてkbt先生と話になりました。元々「シザース」はハサミを意味していると思います。そうなると動きのイメージとしては「切り替え」という感じになります。「チョキ」と切る瞬間の切り替えの部分に意識がある動きのイメージなのかなと。実際やりたいのはこの動きでは「切り替え」ではない。たしかに。例えば「ドスン」という感じで動きを擬態語で示したいという話になりした。「タターン」かなという感じになりましたがやはり単純に「引き出し」にしようと(笑)それぞれの学校によって全然違うのかなという気はしています。やりたい動きやイメージに関してはやはり大切。まー選手がシザースを「ハサミ」という認識があるのかどうかというと全く違う気がしていますが(笑)我々のイメージの問題です。

ある程度やってからギリギリバトンで。ここに関しては少し前からかなりやっています。単純にバトンを渡すだけではなくスピードに乗った状態でバトンパスをしたい。「待て」をかける練習もしていますがこれまではほぼ安全バトンのようにすぐに「待て」をかけてしまうので。そうなると「渡す」ことがメインになってしまいます。これでは戦えない。最大スピードでの受け渡しがやりたいので。そうなると意図的に「ギリギリバトン」の形で進めていきたい。

この練習をやるためには「次走者」の「出」が安定する必要性があります。それが最低条件。早く出てしまう、遅れてしまうというのであれば足長の変更などもできないからです。それ以前の問題。ここに関してはしつこく言い続けています。安定しない。そこに関しては慣れ以外の課題がある気がしています。シーズンを通してバトン練習をするのは重要だと思っています。その辺りのことを共有できているのでやりやすいですね。それぞれが気づいたことを確認しながら次にどうするか話をする。間違いなくかなりのハイレベルだと思います。他ではできない。

さらにマイルバトンをやっておきたいということだったのでそれに対応した練習。最初にマイルバトンの話をある程度説明しました。4継バトンとは違う部分があります。マークを置きませんし。ここに関しても説明をしました。最初は流しの感じでバトン練習。タイミングなどの確認。マイルバトンはある程度できれば良いというのもあります。が、私は出発係として本当にもったいないなと何度も思ってきました。もらう方がジョグみたいな感じで出ているのでまた全く意味がない。ここの辺りのことをしつこく言い続けました。

が、見ていると膝が崩れ落ちるレベルの選手も(笑)あれだけ説明したのに全く違うことをしている選手も。全体的に苦笑いという感じでした。それでも繰り返しやっていくしかないなと思っています。走力だけで勝てないなら流れを作って少しでも足掻きたい。それができるのは専門的な指導ができる環境だけだと思います。選手が集まって強いというのではなくきちんと指導を受けて少しずつ力が上がっていくというのをしたい。そう思ってやっています。

この日は時間の関係でここまでまででした。私は練習終了後、オープンスクールのための準備を。なかなか手間取ります。仕方ないなと。実際にオープンスクールができるかどうか分からない状況ではあります。それでも実際の練習の指導スタイルをみてもらうことは大きいのかなと。これまでとは違う形でskyは進んでいくと思います。本当は国体と重なるので私とkd先生は不在となる予定でしたが国体が中止となったので対応はできます。とはいえ、こういう状況なので人を集めるのは難しいかもしれません。他校では取りやめている所がほとんどです。

何ができるか。そこをきちんと考えていきたいなと思います。私は私にできることをやる。それだけです。
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2回目ワクチン接種

2021-08-27 | 陸上競技
火曜日。この日は2回目のワクチン接種を。8月3日にインターハイから戻ってきてすぐに1回目のワクチン接種。そこから3週間。

周りの人たちが発熱しているという話を聞いていたので不安が大きかったですね。息子たちは38度5くらいの熱が出ていました。確認をするとモデルナ製のワクチンだったようです。私はファイザー。私は1回目の時もほとんど発熱しませんでした。製薬会社によって違う部分があるのかもしれません。

火曜日は朝少しだけ学校へ。練習を少し見守りました。この日はバトンをやってからフィジカル系の練習。私は途中で退散することになりましたが。少しスキップから引き出しの感じを掴むための話を。段階的にやっていくことで感覚が作れると思います。かなり動きが改善されている選手もいます。前日の様子からみてきちんと考えてやっている選手は変化が出ています。考えない選手は…。しつこく言ってはいますが。

途中早めに抜けてワクチン接種に向かう。せっかくだから食事をしてからいこうと思っていたら二号線が大渋滞。普段よりも40分近く多くかかったでしょうか。事故があったようです。こうなると計算ができません。無念。

ギリギリ間に合って接種。ここに関しては1回目と同じようにすぐに終わりました。待ち時間がそれなりに。そこから食事をしようと思ってお目当ての店に行きましたが全て閉まっていました。本当は早めにいけたのになと思いながらも。仕方ない。

発熱不安のために早めに横になってきました。この日はほとんどでない。

水曜日。この日から学校が始まる予定でした。が、前日にコロナ感染予防のために数日間夏休み延長となりました。水曜日は登校日という形で行われました。Google formでの体温チェックをしてから登校。見ていない生徒もいるので学校をあげてチェック。自転車置き場、生徒昇降口の2箇所でチェック。数人だけなんですが全員チェックするという約束だったので。

この頃から少し身体が熱くなる。体温チェックをすると37度4分くらい。理由が分かっている発熱です。が、一応午後から休みを取って帰宅することに。練習はkbt先生とkd先生がいらっしゃるのでお任せして帰りました。帰宅後ずっと37度5分の熱。微妙です。周りの話を聞いてビビっていましたがそこまでではない。良いことだと思います。なかなか寝つけませんでした。

とりあえず2回の接種が終わりました。これで少しは重症化は避けられると思います。だからといって感染しないわけではない。そして他者にうつさないというわけでもない。そこに関してはずっと頭に入れておきたいと思いますね。体調を見ながら過ごしていこうと思います。

無事です。
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トライアル

2021-08-25 | 陸上競技
月曜日。この日は学内でのタイムトライアルを実施することに。支部大会が延期になりその代替として単独でこの日にタイムトライアルをしようという話になっていました。競技場が使えるというのもあったので記録会の形で実施できないかと画策しましたがこういう状況なので難しい。県内でコロナ感染者が増え続けている状況で「新しく何かを企画する」ことは良くないと言われた部分もあります。機会を奪っているというのもあります。申し訳ない部分です。

タイムトライアルはフリーアップで。4継と100m、マイルを実施。男子に関してはまたもベストメンバーでリレーが組めないという感じでした。うーん。この数ヶ月間、ベストメンバーで最高のタイムを出そうという形になっていません。ただでさえ力が足りないという状況です。バトンで稼ぐというのが理想ですがその段階に達していません。本当に間に合うのか。女子に関してはリレーと100mを走ったことである程度戦力がわかりました。まだまだ戦えるという水準には達していません。リレーのメンバーも大きく変わるかなと。

夏休みに入ってから本当に基礎的なことをやっていました。走る量はそれほどでもありません。身体づくりもある程度やってきています。身体付きが変わらない選手もいます。ここも負荷のかけ方や意味を理解してやっているのかも大きく影響してきます。

練習の最後にkd先生から選手に対して話がありました。とにかく「集中力の欠如」があります。瞬間的はできますがそれが持続できない。「ON」と「OFF」の部分をどのように使い分けるか。グランドだけでもしっかりと集中してできるといいのでしょうがそこまでいかない。ブランドがあるからその中でやっていることに満足しているのかもしれません。が、戦えるレベルなのかどうかというのは大きい。今のままでは戦えません。そこだけは常に頭に入れておかなければいけない。

とにかく練習が継続できないことが大きい。常にどこかで誰かが練習を抜けている状態では組織力は上がりません。スイミーではないですが、小魚が力を合わせて大きな魚の形を作ることで力のある魚と戦うことができる。今は個人でインターハイというのがかなり厳しい状況。リレーに関しても同様です。中国大会で戦うことさえできない。そこからは絶対に目を背けていけないと思います。

時に厳しいことも言います。必要なことだと思っています。土曜日の練習の時にもかなりキツく言いました。途中から入ってきた余所者という捉え方もされるかもしれません。それでも今私がやるのは目の前にいる選手に対して何をするかだと。「現実」を知ってもらうことでしか打破できない。なんとなく試合に出てそれで終わりというのであれば別にskyでなくてもいいと思います。その部分は忘れてはいけない。

上手く書けませんが。辛辣な書き方をしているのかもしれません。それでも避けては通れないところです。ピリピリする部分、締まる部分が必要なのかなと感じています。やれることは最大限にやりたいなと思います。
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小雨の中で

2021-08-25 | 陸上競技

更新遅れ気味ですが。なんとか取り戻したいとは思います。

 

日曜日。この日は個人的に練習。この夏は皆勤で陸上競技ができました。皆勤どころか午前も午後もやった時があるのでかなりの時間だともいます。こういう時間を自分の中で大切にしたいなと思っています。競技に関わる中でしか見えないことがあります。こういう環境を与えてもらえることは本当にありがたいなと。

 

個別の練習。どこまでできるか分かりませんが。夏の間、時間が許す限り練習をしてきました。修正しては崩れての繰り返しです。これは非常に難しい。何がプラスになってマイナスになるのか。ここを見極めていきたい。よくなって戻るのを繰り返していく中で多少なりと前進していく。重要だと思います。

 

先日話をする中で「ハードルドリル」のことについて触れました。きちんと走れていた時のことを振り返って何がよくて走れていたのかを確認する。単純に練習をしていたら走れるようになるというものでもありません。何がポイントになるのかを理解させる。把握することで次の対応策が練れます。道具を使う中で何かしら変化があればと思ってハードルを使うことに。

 

丁寧に段階的に。基礎の動き自体はお手本のようにできます。この部分をどのように組み合わせていくのか。何が必要なパーツなのか。連続抜きを。歩行からリズムで実施していきました。この時にかなり感じがよくなりました。膝を前に出すことと重心の移動が一致し始めたという感じでした。これは見ていて面白いなと感じる部分。さらにワンステップハードルもやりましたがかなり進む。通常15足長が最大です。移動が難しいですし、やりたい動きから離れてしまう部分があります。しかし、この日は正確に移動できました。理由ははっきりとしません。前足側に重心を乗せる感覚というのも数回繰り返してきました。壁抜きと組み合わせながら。それが多少なりと上手くいったのかもしれない。そう感じました。

 

その後は通常通り走ることに。手伝ってくれる選手がいたので動画を撮影してもらいながら。私は直接目で見ながら。かなりスムーズに進むようになっていたので感覚の確認だけで動きのことに関してはほとんど言わない。気になる部分は確認。遅れていた足の動きも重心移動もスムーズでした。

 

色々な形で選手にあった練習をします。何か一つをやったから劇的によくなるということはありません。片足スキップなどは意味を理解してもらう必要があります。ずっと引き出すのではない。そういう部分を複合的にやっていくことで地味に変化していくのだと思います。普段見れていないので。

 

二次加速、前半マークをやってからカーブ直線。ここにマークを置きました。3本実施する中で1本目はスタンディングから。ここでは重心が前に置けなかったので身体がすぐに起き上がってしまって上手く走れませんでした。ワンハンドからのスタートに切り替え。別にワンハンドでなくてもよいと思います。しっかりと重心を前足側にかけておけば問題ない。不器用なので意図的にその部分をやりました。かなりスムースに。

 

120mを走ったほうが良いかという質問を受けましたがこの日は90mを3本くらいでいいのでは?という話をしました。きちんと動きが作れてきている段階なので距離を走る必要はないかなと。まずは正確な動きが高いスピードでできるようにする。何度か話をしましたが「動きの自動化」です。ここができるかどうかは大切。もともとあれこれ考えすぎてしまって走れなくなるタイプ。そこをどのように単純化するか。感覚の話をするときにはある程度細かく話しますが、走るときにはそれを避けるようにしています。何もしなくても走れる選手はいると思いますが。タイプによって対応を変えていく必要はあります。当然の話ですが。

 

かなり走れたので早めに終了。とにかく「感覚を作る」こと。崩れないことを話しました。細かいチェックができないときには崩れやすい。そこをどのように対応するかというのは大きいと思います。走りを見させてもらえることで私自身かなり勉強になっています。間違いなく他の部分で生かせます。何よりこの選手が笑顔で走ってくれることが一番の願いです。まじめに取り組む選手だからこそ笑顔で走ってほしい。そこのために自分自身に何ができるのかという話です。

 

対話する。このことの必要性を改めて感じました。その選手に必要なことをしっかりとやれるかどうか。何が必要で何を与えるのかを判断する能力も必要だと改めて感じています。

 

貴重な時間でした。本当に本当に感謝です。

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ハードル練習会をする

2021-08-24 | 陸上競技
土曜日。この日の午後はハードル練習会を実施。最初は親しい指導者に声をかけてやろうと思っていました。が、県内のコロナ感染者が増えて来た関係で多くの人に集まってもらうというのは難しいなと感じるように。基本市内の選手とskyの選手のみとしました。こちらから誘っておいて断らなければいけなくなったことに関して本当に申し訳ないなと思います。

今回ハードル練習会をやろう思ったきっかけ。これは以前からずっと考えていた部分ではあります。例えば普通の練習の中に「ハードルの基礎」を入れて教えることはできます。しかし、それだけでかなりの時間を要します。実践的な練習をしたいところでもっと前段階の練習をしなければいけない。こうなると効率が悪くなります。その場で対応する練習はできますが、実践的な練習をしようと思っても基礎的なことができないので進まない。

そうであれば定期的に「ハードルに特化した練習」を時間をかけてやる必要があるなと。学校での練習はそれをベースにある程度実践的な練習をしていく。走っていればそのうちできるようになるという部分もありますが、より効率的にやっていく必要があるかなと。ここに関してはそれぞれが考える部分があると思います。私は基礎的なことを身につけてから実践的にやる方が最終的に近道になるのではないかなと考えています。考え方だと思いますが。

また、先日合宿があった時にskyの選手にほとんど基礎的なことを教えられていないというのがありました。合宿のように特化して練習をすることで身につく部分があります。30分程度ではなかなか変わらないことでも詰め込む形でやっていくことで飛躍的に感覚が変わります。地味ですが同じことを繰り返すことでしか変わらない部分があります。元々ハードルが跳べる選手であってももっとできることがある。そのた目には時間が必要です。skyの選手は午前中にも練習をしていますが午後からも。これくらいのことをやらなければ補えない部分があります。

練習に関しては本当に基礎的なことを。軽くバランス系をやる。ここがきちんとできなかったりする。着地した時に耐えられないというのは技術的な部分ではなく基礎筋力な部分だったりします。ここは外せない内容かなと。目立つ技術系の練習をやるだけではなくそれを支える部分が必要かなと。

そこからアプローチの練習。膝を絞めてハードルに挑む。その時にきちんと股関節が開くかどうかというのも大きいと思います。身体が進むためにこの辺りのこともやっておきたい。最初は段差を使ってのアプローチ。そのままの流れで壁を使ってのアプローチ。股関節が硬いとこの段階で腰が引けてしまいます。繰り返しになりますがいきなりハードルを跳んでもこの部分は改善されません。前段階でどれだけ準備していくか。大切。

そこから本当にハードルドリルの基礎を。歩行しながらリード足。更に抜き足の改善を。本当はここだけに特化してもいいくらいです。抜き足が寝てしまう。これは早い段階で修正しておきたい。が、何のためにその動きをするのかを理解しておかなければいけない。単純にやれと言われてからやる。意味がわからずやることよりも習得率が高くなる。集中力や理解力、貪欲さもその部分には大きく影響します。

連続抜きもやりました。かなり狭くして歩行から。抜き足を意識するための練習です。しっかりと立てて前まで持ってきて落とす。この手の練習はどこでもやります。しかし、その正確性だと思っています。何となくやるのではなく目的意識を持ってやっていくことで身につく部分も変わっていきます。

歩行も含めてかなり。少しずつ動きを早くしながら。軽くワンステップハードルも。ここはもっと時間をかけてもいいかなと思う部分です。10足長まで。接地が前になったり抜き足が開いたり。この辺りを個別に指摘していきながらやっていきました。人数がそれほど多くないのでできることだと思います。とにかく基礎的なこと、動きに対する理解と目で見て判断できるようになってもらいたい。かなり地味ですがある程度時間をかけて繰り返すことで明らかに変化が見られます。

更にタンブリングとハードル腿上げを。一気に降りるイメージ。両腕を上手く使いながら降りてくる。リードアームの使い方に関しては最初に話をしていましたが逆の腕がしっかりと引けるかどうかも大きく影響してきます。ハードル腿上げもかなり。4のリズムを徹底的にやります。リード脚が降りてから抜き足を早く前まで持ってきておろす。この1と2のリズムが遅くなると走りにも影響します。そういう部分も含めてひたすらやる感じでしょうか。

最後に一歩ハードルをやって終わり。シューズで。しっかりと踏み切って前方向へ。股関節の開きも含めてやらなければいけないことがいくつもあります。きちんと踏み切れないとハードルに届きません。抜き足が持って来れないと踏み切れません。リード脚を伸ばす暇はない。そういう基本的な部分です。綺麗に跳んでいるように見えても本来やりたいこと、やるべき事とは異なってしまう。これでは意味がない。ここも見極めだと思います。

ある程度の変化は見られます。体幹が弱くてやりたい動きができないという選手も。これから先これでは勝負できなくなるなという気もします。持っている力を引き出すためにはやはり基礎筋力を上げていく必要があります。この辺りも含めて少し話をしました。できれば月に一回くらいで定期的にやっていけるといいのかなと。どうなるか分かりませんが。

試みとしてやっていければと思います。どれだけ継続できるかがポイントになると思いますが。skyにはハードルが沢山あります。上手く利用すればいろいろなことができると思います。自分に何ができるかを見極めたい。役割を果たす。そこだと思いまさ。
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しっかりとやる

2021-08-23 | 陸上競技
土曜日。この日は3年生が中国選手権へ。この大会で引退という選手も何人かいます。当初は私も行く予定でしたが学校の練習が誰もいなくなるということで残って指導することに。前日の時点でメニューを決めていたのでそれをしっかりとやりたいなという感じでした。

雨が降っていなかったので屋外で。久しぶりに屋外で行うことに。この夏は前半はかなり陽射しが強かったのでピロティでやることが多かった。後半は雨が降り続けていたので同じくピロティでの練習が大半。最初から最後まで屋外でやったのは夏で初めてかもしれないですね。夏という感じがほとんどない中で時間が過ぎていきました。

この日はシャフトから。上半身と下半身の連動を図る。段差などを使う種目もあるので雨が降っていた時はなかなかできませんでしだ。台などを使ったらできないことはないのですが、準備のこともあるので。こうやって身体の使い方を覚えてもらいたい。なかなかできない選手もいます。意識の部分も大きいのではないかなと思っています。やろうとしているかどうか。意図が伝わっているかどうか。

そこからはテキパキと。屋外でやるということにしたのでグランドの近くにスパイクや水分なども持って行かせました。これまでここの効率がすごく悪く時間が経過していました。次への行動が遅い。そこも含めて指摘しながら。普段からかなり言うようにしていますがそれでも差が出ます。とにかく練習時間を確保するために行動を早くしたい。

基礎ドリルをやってからハードルを使って動く。そこから片足スキップ、一歩ハードル、DMシザース。ここで走りの感じを作る。半月前と比べるとかなり動きが変わってきている選手もいます。怪我をせずにきちんと練習が積めると大きな力になります。スタートラインがそこまで高くないのできちんと練習すればある程度走れるようになります。継続できている選手の数がそれほど多くないという問題点もありますが。この日も何人か走る練習が出来なくなっていました。うーん。

短い距離を少し走ってからバトン。先日からギリギリバトンという形でやっています。これを成立させるためには出が安定するという部分が必要です。集中力という部分も大きく影響します。渡せば良いという話ではなく最大限にスピードを上げた中でやりたい。安全バトンで渡すというのに慣れていたら利得距離もなくなります。何人かは上手く渡していました。練習をしていくことで多少なりと改善します。それでも詰まるところもでてきます。安定しないというのは練習とは異なる問題がある気がします。

最後に走練習。見ていてやはり走る量が少ないかなと。この日は任されていたので少しだけ増やしました。短短が120-120-90-60を2セット。短長が150×4の2セット。他の学校と比べるとこれでも少ないのかなという気はしています。そこに至るまでにほとんど走れていません。短い距離を数本走っているだけなので。150×4を指示した時に嫌そうな顔をした選手がいたので「もうやらなくて良い」と話しました。この程度の練習ができないような選手が上で戦えることはありません。結局、そういう思考でやっている間は力は最大限に引き出せないと思います。

誤解なきよう書いておきます。別に全員が「絶対に強くなりたい」と思わなくてもいいと思います。こういう時代ですから。多様性云々が前面に出てくるので「とりあえず陸上競技をやる」という高校生が増えていくのは仕方ないことだと思います。が、skyは県内唯一の体育コースがあります。そこで競技をしようという気持ちで入って来たのであれば自分の持っている可能性を最大限に引き出してもらいたいと思います。前から言っていますが「skyで練習したから強くなる」という話ではありません。今は危機的な状況です。それなのに150×4で嫌そうな顔をするのであれば、今後の競技成績も想像がつきます。

その辺りのことも話をしながらやりました。適当に走って最後の1本だけ速く走るという選手も世の中にはいます。が、高校の大会ではまず1本目にしっかりと走ることが求められます。予選で力を出さなければそこで終わりなのです。2本目はありません。3本目にトップではいるような走りをしてもその前段階で既に終わっているのです。その辺りの認識も持つべきです。シビアさが足りない。何がなんでもという雰囲気話出していかなければいけないかなという印象があります。

自分で自分を管理してしっかりと追い込めるという選手がいる場合はそこまでまでいう必要はないと思います。逆に抑える方が必要になる。が、今は背中を押しながらやっていく感じがあります。やっている本人たちは「きちんとやっている」という自負はあるでしょう。しかし、それは小さな枠の中での話です。支部大会で上位に入るということが目的ならそれでも良いですが。今はかなり厳しいと思っています。だからこそこちらもそれに応じて引き上げていかなければいけないのではないかなと。

かなり変わってきたとは思います。が、まだぬるま湯の中で活動している。集中力が続かないというのもあると思います。安易に考えている部分も。なんとかして戦える集団になってもらいたいなと思います。個々を見るとある程度やれると思います。が、まだまだ甘い部分が多い。褒めて伸ばすという風潮もあります。基本は私も認める方向で考えてやっています。が、それだけでは戦えない。楽しくやることが最大目標ならそれでもいいと思いますが、勝負しようと思えば足りない。目標がどこにあるのかだと思います。

秋に向けてというよりも来年度に向けてという部分が大きいのかもしれません。これから先に向けてどう動くか。我々に何ができるか。しっかりと考えながらやっていきたいと思います。

この日は午後からまた別に練習をしました。これはまた書きます。思うところがあるので。
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