kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

きっかけ

2015-07-28 | 陸上競技
月曜日、この日は雨予報。朝から雨でした。こういう状態で外で練習するのは効率が良くないので諦めて室内で練習。結局、途中で雨が止んでしまったのであまり意味はなかったかもしれませんが。始まる前に少し問題が。前にも書きましたが「靴紐を結ぶ」ところから教えないといけないというのでは話になりません。先日そのことに関しては注意をしたのですが。入らない部分。難しいですね。

練習は基本的なことの繰り返しにしました。もうこの練習ばかりですね。ひたすら同じことをやる。勤務先が変わってかなり初期段階で階段を使ったドリルをやろうとしたのですが、全くできなかったのでそれ以後全くやっていませんでした。土曜日にSS先生に指導してもらった時に階段をやっていました。これにより足運びが改善された感じがある。普段からやっていることにプラスアルファの刺激が入ることで随分変わってきます。どうせ外でできないならひたすらこの手の練習をするかなと。

これまでは片足ずつ意識する事が多くありました。が、これをやっていると時間がどれだけあっても足りなくなります。これにより最初から両足で足運び。軸作りをするためにバランスディスクを持って足だけをしっかりと動かす感じでやっていきました。更に降りるときに重心移動を意識する。これだけでかなりの練習になります。「足運び」「軸作り」「重心移動」を同時にできる。まーいい練習になりますね。

バランスディスクを外して腕と足のタイミングを合わせながらやっていく。そこから更に平地でスティックを使って足運び。簡単なことではありませんが、こういうときだからこそしっかりと繰り返していきたいと考えていました。ひたすらですね。

そこからはランジの姿勢からの足運びを加えて上述の練習を繰り返し。かなりの時間やりました。そこから腿上げをしたと思います。ここは記憶あやふや。ある程度縦の動きの徹底をするためなチューブ腿上げですね。

細かい内容か多くなっています。少し割愛しながら。腰と移動を作って腿上げ。ハードルでスイッチングを意識してから腿上げ。この手のことをひたすら繰り返しました。

この日は室内だったのですが良く声が出ていました。返事も同様。これくらい声が出れば全く問題ないなって感じですね。室内だからあまり大きな声を出してもらっても困るのですが。何人かは劇的に変わりつつあります。とにかくこういう姿を見てもらいたい。変わらない子はなかなか変わらないのですが変化がある子は本当に変わります。それに乗っかって変わって欲しいのです。私が毎日毎日「これがダメだ」「もっとこうするべきだ」と言い続けても面白くない。本人達が「一生懸命になることの楽しさ」を感じてくれないといけない。そうでなければ「無理やりやらされている」事となんら変わりはないからです。

練習。スキップ走をしてから最後に短い距離を3本ずつ何セットか走って終わり。そこから補強を30分程度やったでしょうか。夏休みは強化月間だと思っています。それなりに大きな負荷をかけながらやっていきたいと思っています。だから走る量も増やしたい。ここ最近は本当にスマートな練習が多くなっていました。これはこれで良いんですがやっぱり面白くない。精神的な強さにつながらないからです。絶対にやっていかないといけない練習もあります。1日に何本も走らないといけなくなるのが高校生ですからそれに合わせてしっかりと走らせて行きたいと思っています。

ある程度の方向性が見えてきた気がします。これをどれだけの選手が把握してくれるか。「あのチーム変わったな」と言ってもらえるようになりたい。そこまでならないといけない。挨拶なども自然にできるようになってきました。それが本物になればいい。「うちの学校で陸上やっていて本当に良かった」と言ってもらえるようにしたい。

そのためには本人だけではなく保護者にも協力を求めないといけないなと感じています。早い段階で陸上競技部の保護者会をするべきだったと反省しています。特に新チームになったときにこちらのスタンスを示しておくべきだったかもしれません。私という人間そのものを多少なりと理解してもらわないといけない部分があったと思います。ここは大きな反省です。

一人でやるのではなく大勢で協力して組織作りをしたいと思っています。これからです。思う事は山のようにあります。ひとまず書いておきます。
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変化を感じる部分

2015-07-28 | 陸上競技
補足しておきます。前の記事があまりにもざっくりした内容だったので。読み返してみて「これって意味があるのか?」と深く反省しました。それでも「情報発信」という意味で検討しないといけない部分も出てきますから。

この日はかなり走らせてもらいました。更には基本的な部分まで指摘をしてもらう。恥ずかしいと言えばそうなのですが「普段から言っていること」であってもできない部分があるならそれは指摘してもらうことが一番です。「返事」については指摘してきました。「意識して声を出す」ってすごく大切なことだと思うから。「やればできることをやる」のは必要不可欠な要素なんです。だってこれからやろうとしていることは「全員ができるわけではない」ことだから。だったら「基本的なこと」は徹底ておきたい。特に雰囲気作りは大切だと考えています。

マネージャーがRestを計っていて「あと○分です」と伝える。誰も返事をしない。このことに関してきてもらった指導者に指摘してもらいました。自分たちのために練習を手伝ってくれている。そのマネージャーに対して「感謝の気持ち」を持っているか?何か言われたら返事しないと!という話。これも当然なのです。が、疲れてきたりするとどうしてもできない。これができるようになると随分変わってきます。「当たり前のことを当たり前にする」のです。

きつい練習中にかなり気持ちが入った走りをしている選手が数人いました。ここ最近言い続けている部分をしっかりと理解して行動に移している。これが目に見えて分かりました。そういう姿を一人でも多くの人に見てもらいたい。今、保護者が練習を見に来るということはほとんどありません。この姿を見てもらえばどれだけ成長してくれているのかがわかると思います。そういう部分がある。試合という一時的な場面での行動だけを見てもらうのでは面白くないのです。この日の姿は本当に素晴らしいものがありました。特に女子の数名はきつい中でも自ら行動していく。この部分を見てもらいたい。ものすごく評価しています。

選手には「殻」があると思っています。これまでやってきた中で自分自身の限界を決めている。それが当たり前。周囲もそういう考え方でいますから「そこまでする必要はない」と感じるでしょうか。本当はもっとできるのです。足が痛いという選手に「倒れるまで走れ」という指導はしません。そういう部分があるなら批判も受け入れます。そこまでは求めません。しかし、「心理的限界」であれば越えてもらいたい。「これ以上は無理だ」と気持ちが先に限界を感じてしまう。これではやっぱり戦えなくなります。本当はもっともっとできる。今までの「殻」を破っていかないといけない。それができないといつまでたっても変わらないのです。

痛みがある選手もいたと思います。それでも声を出しながらやっていました。きっと大きく変わっていくと思います。変わってほしいと願います。これは一方的な願いでしょうか。そうではなく「同じ方向を向いてやっていく」という基本スタンスだと思っています。blogではこういう部分をきちんと伝えたい。ダメなことを書くというのもあると思います。それでも成長するための要素なんだと思っています。

ここ最近、blogの閲覧者が若干増えています。誰が見ているかは分かりません。だからこそこちらとしても気を付けたい部分はたくさんありあります。文章の前後を無視して「一部分の切り取り」で批判を受ける可能性もあるからです。応援してくださる方もたくさんいます。が、そうでない方も一部いると思います。どこに目を向けてやっていくのか。それは考えたいと思います。

ご理解いただける方もいらっしゃると思います。応援してください。それは私たちの力になります。「不足する部分」も多くあると思います。それでも前に進みたい。誰のための教育活動なのかを考えていきたいと強く思っています。

とりとめのない文章です。微妙ですが。とりあえず記しておきます。
コメント (2)
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