kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何をするかを考える

2017-01-31 | 陸上競技
思うことを。

前の記事を書いてからfacebookに他県の指導者の方からコメントをもらいました。勇気づけられます。様々な場所で「本気で選手と向き合う」ことをしている方がいる。M先生は以前「指導する場所が違っても一生懸命にやっている指導者は同志だ」と言ってくださいました。こういう感覚を持って指導に当たる。本当に必要なことだと思います。

タイトルにした「何をするかを考える」という部分。これは今の指導の中で重要なことだと思っています。今までは私が選手に「メニューを提供する」形で練習を進めていました。もちろん今でもその形は大きくは変わりません。しかし、1から10まで道筋を示してそれにしたがってやらせることは「本当に必要な力」を育てられていないのではないのかと感じるようになりました。

競技場面において指導する人間の「力量」は大きいと思います。「順調に伸びた」といわれるかもしれないが本当にそうなのか。前の記事にも書きましたが私が指導した選手がインターハイに出場した。13秒1の選手が12秒1で走った。それは「すごい」ことなのかもしれない。まー普通の高校でこの程度の記録を出してもそれほど評価されないのですが。しかし、実際にこの選手がほかの指導者の指導を受けていたらどうなっていたのか?そこまで考えておきたいなと思っています。

どういうことか。13秒1が12秒1になった。ひょっとしてほかの指導を受けていたら「11秒台」で走っていたのではないかという感覚。そこは持ち続けたいなと思っています。正直、12秒1で走るだけでも大変なことです。それは「他ではできなかった」と自負しています。過信というわけではなくそれくらい選手と向き合ってきた自信があるからです。が、指導力のある本当の「指導者」の指導を受けていたらどうなっていたのか。インターハイで決勝に残るくらいになっていたかもしれない。私はその選手を本当に伸ばし切れていたのか。ここは自分自身を振り返る中で見直すべき部分だと思います。

同じ選手が全く別の指導者の指導を受けることはできない。だから「比較対象」がないのです。双子の選手が別の指導者の指導を受けて・・・というのはこれに当たりません。人格自体が違うのですから「練習内容」だけでは判断できない。だからこそ預かった選手に対して「最大限のこと」をするべきだと思っています。それがプラスになるかどうかはわかりませんが。

こういう考え方の中でやっています。気が付けば「すべて」をこちらの指導スタイルに合わせようとしている。これはで選手が「考える」という時間がなくなる。最も楽なのは「言われたことをやっていれば強くなる」と思うこと。上手くいかなかったら「指導者が悪い」という部分に置き換えることができる。本当はそうではなくて「自分で何をするかを考える」ことだと思います。ここが重要。

「放置」とは違います。たまたま「上手くいった」のではなくある程度の道筋を示す中で「自分で見つけていく」ということが必要かなと。もちろん、相手は高校生。簡単にできるわけではありません。間違った方向に進むことも当然出てくる。その時には道を正す方向で指導していけばいい。技術的な部分は「そのうちできるようになる」という感覚もあります。ここに関して少し書いたのですが「感じが悪い」と思ったので省略(笑)。

「他よりはうまくやっている」という過信。いやそうではない。もっともっと真剣に取り組んでいる指導者がいるという現実をきちんと見なければいけない。「やっていない」ものと比べると結局はそこで終わってしまう。選手も「○○よりは真面目にやっている」という表現をするがその部分と比較することに「意味」はない。本当に目指す場所がもっと先であればそこに必要な努力をするべきだから。

今の自分では足りない。そう思う。比較対象を変えなければ自分自身の「存在価値」がなくなる。強くそう思う。

うーん、当初書きたかった内容と全く変わってしまった・・・。まあいいか。
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前に進む

2017-01-29 | 陸上競技
思うことを少し。

これまで多くの人のお陰で成長してこれました。こういう性格ですから好かれる事もあれば嫌われる事もある。まー良いんです。こうやってblogを書いているという時点で「目立ちたがり屋」だと言われるのでしょうが。気に入らないと言われる事は多々あります。それはそれで受け入れていかなければいけないと思っています。

昨年40歳になりました。そろそろ何か「行動」を示さないといけないなと感じるようになりました。これまではお世話になっている方に支えてもらいながら進んで来ました。今からはある程度自分で考えて進んでいかなければいけないなと思っています。

新たな事をやりたい。そのベースは全て「選手にとってプラスになるかどうか」が基準。何かをやるとやはりそのことに対して「あいつはなんだ」と言われると思っています。が、そんな外野の批判を気にかけていたら実際「閉鎖的な世界」から抜け出す事は絶対にできないと思います。

これまでと同じ事をする。これは「安定」です。人は変化を嫌う。今までやって来た事を変えるというのはエネルギーが必要になります。更には今までやって来た事を否定することになるのかもしれません。指導スタイルがある程度決まってきたらそれ以上何かをする必要はないと感じられるかもしれません。

が、考える事を止めてしまったら終わりだと思っています。これは私の価値観ですから他者とは異なるかもしれません。私の表面的な行動だけ見る人は「あいつは何だ」と言われるのだと思います。が、それは本質的な理解ではない。全ての人に私の考え方を理解したもらう必要はない。別に他者に好かれたいと思って生きるつもりはありません。嫌われるよりは好かれる方が良いのかもしれませんが。媚びて好かれるくらいなら自分の事を必要としてくれる人のために「できる事を最大限にやる」方がいいと思っています。

昨年12月に大阪に行きました。その前の年はどこにも行けませんでした。新天地で働き始めて「これまで自分がやってきた事」というのに頼り過ぎていた部分があったと思います。全く異なる文化の中に「これまでやってきた事」を取り入れる。上手くいきませんでした。かなりしんどい日々を過ごしました。「競技をする」という部分を求める。これは「異文化を受け入れる」という事であり通常では出来るはずのない事だったのかなと。精神的にかなりキツかった。

2年目で少し変化が生まれ始め少しだけ形になりました。そんな中で訪れた大阪。本当に刺激を受けました。G先生が「強いチームには理由がある」と前から話をしていた。私がやってきた事は「普通の選手が全国大会に進む」という水準の指導でしかなかった。それは狭い世界の中で見たら「価値のあること」なのかもしれない。しかし、もっと広い視野で見たときには「ちっぽけな事」でしかない。痛感しました。

インターハイに進む。これだけで満足していたのかもしれない。「中国大会に進む」という部分から比べると上を目指せていたかもしない。そこを目指して指導する事を否定するつもりはありません。今考えると私が満足していなかったらインターハイに進む出場した選手たちはもっと良い成績を残せていたのかもしれない。私がいつの間にか「安定」を求めていたのかも。そう自分の事を振り返りました。

まだ私は勉強不足。そして狭い世界の中で生きていた。改めてそう感じる出来事でした。単純に「他校がやっているから真似る」という意味ではなく「本質的な考え方」があってそこに共感を覚えました。そこから私自身の考え方も多少なりと変化をしたのではないかと思います。「選手のために」という感覚。

だからこそもっと「何か」をやらなければいけない。そう感じました。

以前は「指導理念」を長期間で多くの人と共有して数年間に渡って継続的な指導ができれば良いなと思っていました。が、実際は色々なことが存在し簡単なことではないというのが見えてきました。そうであれば今目の前にいる選手達のために最大限の事をするのが一番だと。それを1人でやるのではなく多くの人を巻き込んでやっていく方が良いなと思いました。

今やろうとしている事。動きやトレーニングの根本は変わりません。組み立てが変わりました。強くなるために何をするか。そこにこだわりを持ちたいなと。その中に社会人選手に入ってもらいたいなと。技術的な部分はそれぞれの考え方かあるので異なると思います。それでも共通する部分があると思う。好きでやっている社会人選手の姿を見る&一緒にやる中で大きく変わるのではないかなと。更に他校と一緒にやる事で様々な事を学べると思います。今のスタイルに何人かに協力してもらって「新しい何か」を生み出したい。

閉鎖的な事をしていたらダメ。自分が一番正しくてそれを褒めてくれる人とだけ関わるのも無意味。批判されることも受け入れながら「選手にとってベスト」を尽くしたい。O先生と一緒に何かをしていこうと話をしています。まずは少し規模を広げての合同練習。それを実施する。そこがスタートになるかなと。学んできたものを周りに伝えながらそこから新しいモノを作り出す。自分達にしかできないとことをやっていきたいなと。

来週の土曜日は合同練習を計画しています。セミナーパークが使えなかったのでうちの学校でやろうかなと。今できることをやる。少しずつでも構わないのでやっていくことが必要かなと。更に翌週は日本一の高校に武者修行の旅を予定しています。人との繋がりの中でまた「新しい何か」を作り出していきたい。そう思っています。

40歳。不惑。残念ながら惑いながら進んでいます。しかし、止まってしまったら終わり。止まらずに前に進みたい。道に迷うこともたくさんあると思う。それでも進みたい。そう思います。

共感してくださる方がいらっしゃったら見守ってもらえたらと思います。近隣のチームで一緒に練習したいと言ってもらえたらいつでも。今後は月一くらいで練習会をやっていけたらと考えています。ライバルかもしれないがそれは互いを高め合う関係であってもらいたい。小さな事をグチグチ言っていたら進みません。

進みたいと思います。
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狭いながらも

2017-01-29 | 陸上競技
土曜日、天気はかなり良くなり暖かい。こういう状況であれば気持ち的にも明るく練習ができます。

この日は他の部活動がグランドを広く使いたいということだったのでうちはハンドコートの方に移動。来週、合同練習を計画しているのですがその時に2時間程度グランドを広く使わせてもらうことにしています。そうであれば今回は我々が限られたスペースの方へ移動するのが筋。ということで移動して実施しました。

メニュー的には「トレーニング多め」にしました。これも何となくですが。走るスペースが狭いので走りまくるのは厳しいかなと感じたので。アップメニューは12種目。終わってからすぐに「補強」をやった後に「動き」というメニューを実施しました。このパターンでかなりの時間過ごしました。汗をかいていました。

ある程度実施してからボール走へ。かなり長めに距離をとって3人1組で8往復。これだけでかなりキツいと思います。うちはグランドが狭い。他の学校のように大きなトラックがあるわけではない。そうであれば何かしら「代わりになるもの」を作らないといけない。あえて苦手としている持久系のメニューを入れました。競争とまでは行きませんがかなりハイスピードで走らせました。すでにヘトヘト。

これと同時に別メニューをしました。色々と考えることがあり3日間は走るメニューをせずに別の形で負荷をかけようと。そのため自転車こぎをしました。爆発的に乳酸を蓄積させたい。さらには足に負担をかけないようにしたい。そう考えると自転車こぎはベストかなと。マネージャーを1人付きっ切りでサポートさせました。かなり来たようです(笑)。

ヘトヘトになっていましたが全体でシャフトトレーニング。これは最近毎日やっている感じですね。大きな不可ではありません。補助的な練習だと思っています。筋肉を無駄に太くせずに中身をしっかりとさせていきたい。そうなるとこの手の練習の方がいいのかなと。

終わってからまたもトレーニング。鉄棒が近くにあったのでそれを利用したメニューをいくつか。見ていると前よりはできるようになっていますがまだ弱い。女子で鉄棒メニューがしっかりとできるようになれば本物に近づくのですが。まだまだ。自重を支えられる上半身の強さが欲しいですね。

そこからやっとスパイクを履いて走り始める。既に2時間以上が経過(笑)。長い。身体がかなり疲労していると思いますがそれでもやろうかなと。チューブ5歩。いまいち進みません。バウンディングからのランを入れました。動き始めがいまいちなので少しパワーを使ってでも大きく動くことをさせたいなと。

多少の改善あり。これでは面白くないのでハードルを使っての壁抜きをやって片足スキップ。重心移動と引き出しとタイミングを合わせたい。これも繋がりがあります。工夫しながら組み合わせていきたい。スキップ後は各自で60mスプリント。

限られたスペースでしたが「タイヤ引き」「ボール走」「ポール走」を実施。タイヤでは前半のリズム。ボール走とポール走では前方向に膝を引き出すイメージ作りです。膝締めが甘い女子はこの辺りで動きが作れなくなります。かなりしつこく言い続けていますがなかなか。もう少し意識をしてもらいたい。

少し休憩がてら砂場の上でジャンプ。やり過ぎですかね(笑)。

最後に複合走。複合走は「タイヤ」「ボール」「普通に」という感じで段階を追って走りを作っていく感じです。それぞれの動きの中で何をするのか。ここを考えなければいけません。あまりにも空き時間が勿体無いので「時間の有効活用」の話をしました。膝が締まらないのであれば待っている間に膝締めをすればいい。壁を使っての重心移動を作ればいい。全ては「自分で時間をどのように使うか」なのです。

私は選手に気功をしながら見ていました。近づいてあれこれ言うというのはなく。気がついたら声をかけるという感じでやっていました。途中からは各自が膝締めをしたりもも上げをしたりたりと「工夫」を始めました。ここですね。私から言われてやるのではなく少しずつ自分で「必要なこと」を見極めてやってもらいたい。それがレベルアップにつながります。

3時間半くらいかかったでしょうか。もう少し効率よく出来ないかを考えていきたいと思います。やり過ぎてしまうので(笑)。

思うことがいくつかあるのでまた別に書きます。多分。
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本当に軽く

2017-01-29 | 陸上競技
金曜日、週初めの天気予報では雨でした。そのため月曜日から木曜日までしっかりと負荷をかけておいて金曜日は軽く動かして終わりにしようと考えていました。

この日に限って予報は外れました。昼間少し雨が降りましたが大勢に影響はないくらいの雨。だからといって「落とす」約束をしていたのでアップメニューのみ実施。本当はもっとやっておいた方が良いのかもしれませんが。疲れがあるだろうと判断して大幅に落とす。

以前であれば天候が持ち直したのであれば練習をやろうという感じでした。まーこの日はそこまでしてやらなくても良いかなーと感じていたので落とすことに。治療などの関係もあり「金曜日」か「土曜日の午後」という指示をしています。そうであれば無理矢理にでもやる必要性はない。

練習に関してはアップメニューのみとしました。14種目。気がつくと比較的キツめの「ボール走」や「縄跳び走」が実施されていません。自分達で選択をするとこのようなことになりやすい。あえてこの日は言わないようにしていました。

ここ最近は練習に関して「くじ引き」をするようにしています。練習のアップメニューを事前に決めるのは「1」を引いた者。2〜4を引いた者は練習開始前に「その日の目標」を全員の前で話すようにさせました。特別意味があるとかではなく「人前で話す」ことをさせたいなと。

他にもペアワークは全てクジで決めています。その方がゲーム性があって楽しいかなと。いつも同じペアになるのは面白くない。さらにペアになった時には「目標」を口にするようにしています。本来であれば相手の目を見て自信を持って言ってもらいたい。まだ照れる部分、恥ずかしがる部分があります。ここはなんとか改善してもらいたい。自分がやることですから自信を持たないと話にはなりません。

前回やった時には30分以上かかりました。が、この日は20分足らずで終了。種目によっても違ってくるのだと思います。約束通り本当にこれだけで終わりました。いつもガツガツやるだけではなく少し回復させないといけません。

冬期練習も終盤に差し掛かった。疲労などであちこち痛みが出て来ます。土日を使ってしっかりとケアをしてくれると良いのですがそこの部分はまだまだです。痛みが出てから対応するというのでは手遅れ。本当はその前の段階で対応しなければいけません。自分の身体にしっかりと目を向けてくれると助かるのですが。

こちらも張り詰めている状態でずっとやるのはしんどい。お互いに息抜きをしながら、気分転換をしながらですね。

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戸惑いながらも・・・

2017-01-29 | 陸上競技
木曜日、この日は用事があって練習は全て選手に任せました。前日までの疲労度もあるでしょうからこちらとしては「最低限」のメニューを設定。できる限り早く終わるようにしました。とはいっても2時間程度の練習ですが。少しトレーニングを多くして最後に走る感じにしました。

前日の練習の様子を見て木曜日の計画を少し変更。走る種目を少しずつ減らしておきました、。、

一応練習後に報告を受けました。「渡された練習メニューを探すのに時間がかかって開始が遅くなってしまった」とのこと。うーん。こちらも一応考えて作っています。1枚だけを渡すと分からなくなるかもしれないという感覚があったので複数準備していました。気は使っています。

練習開始が遅れたことにより終了時間も遅くなる。もう少し考えなければいけません。詳しく確認すると私がメニュー変更を記入した「メインの1枚」が行方不明になっていたとのこと。「任せる」としていました。これが良いことなのかどうか。全てを私がコントロールするというのは面白くないなと感じています。ある程度は自分たちでできるようにならなければいけない。それが不十分だというのは今後の大きな課題です。

また、練習の雰囲気。「最初は声が出ていた」とのこと。途中でまた声が出なくなって「声を出そう」と呼びかけると最後までいい雰囲気の中でできた。ある意味、成長だと思います。私が不在時でも「声を出す」という基本的なことができるようになっている。当然と言えば当然なのですが。

問題点は「途中声が出なくなった」という部分。女子は疲れてくると明らかに「雰囲気が暗くなる」部分があります。これは大きな課題。自分たちでその雰囲気を打破しようというところまで届きません。この部分がもっとできるようになると大きく変わるのだと思います。それでも「声を出そう」という呼びかけに応えて雰囲気が変わった。そうであれば「最初から最後まで維持する」ということもできはずです。ここがまだ足りない。

翌日練習日誌を読むと「いい雰囲気の中で練習ができた」と書いている選手が複数。そうであれば常にその意識をもって取り組むべきだと思います。良いときと悪いときの「差」があれば必ずそこから崩れます。まだまだ甘い。それでもこれまでと異なる「雰囲気」を自分たちで少しずつ感じ取れているのかなと。

戸惑いはあります。「本当にこれでいいのか・・・」という感覚。こちらが全てを掌握して「やらせる」練習の方が早いかもしれない。または「絶対に強くなってやる」という強い思いを持った選手だけを集めてくれば勝手に強くなる。が、そうではない。自分自身の中ではっきりとした「答え」は見つかりません。それでも「この方が選手のためになる」と思ったことをやり続ける。

「メニューをなくしてしまった」「練習の途中で声が出なくなった」。この2点について「何をやっているのか」と怒れば簡単かもしれません。しかし、自分たちで「これはよくないな」と感じることで初めてわかることもある。その部分を私が「待つ」必要があるのかなと。戸惑います。もどかしい部分もあります。もっと「近道」があるような気がする

それでもこちらが「待つ」というのは大事かなと。その分、選手とは個別に会話する時間を作ります。問題点を提起してどのように対応するかを考えさせる。今自分が何をしなければいけないかを考える。簡単なことではない。それは分かっています。それでもそのスタイルでやってみたい。選手と向き合うことで分かることも多くありますから。

不在。これが選手にとって少しでも「自立」につながればと思っています。
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順応性と先を見越す力

2017-01-27 | 陸上競技
思う事を。

練習をする。決まり切ったパターンではない部分がかなりあります。選手も戸惑うことが多いはず。それでもこちらとしては「効果がある」と思っている事を取り入れていきます。意味があるかどうかの判断はいつかきっと証明されるのではないかと思います。

先日「補強」と「動き」を組み合わせた補強をしました。最初の段階で「補強をした後に使ったところに刺激を入れる」という説明を簡単にしてから準備をさせました。それなりに準備をします。

しかし、「考え」なく物を配置していきます。空いたスペースに各自が適当に置いて行く。もちろん、こちらから「どこに何を置く」という指示は出していません。しかし、「組み合わせて行う」のですから組み合わせた種目はすぐに出来るように隣同士に配置する必要があります。

ここは考えものだなと感じました。「準備をしなければいけない」という感覚。それはすごく大切な事です。が、それだけで上手くいくわけではない。「やれば良い」というのではないからです。こちらとしては「意図」があって組み合わせています。その部分が考えられずに「準備だけすれば良い」と考えるのは違うと思います。

高校生がそこまで考えて行動するのは難しいかもしれません。しかし、それでもやるしかない。手間取る部分があるのかもしれませんがそこに対してこちらも「待つ」必要があります。口出しをしたくなりますがある程度は「困る」という経験もさせなければいけないかなと。

先日の合同練習の時にK高校の女子が「やる事が多くて覚えるのが大変だね」という話をしていました。確かに。多分細かい所まで覚えるのは不可能だと思っています。ポイントを覚えたと思えば次のメニューが出てくる。次から次へとやる事、やらなければいけない事が増えて来ます。こういう部分に素早く順応できるかというのも必要だと思っています。

「初めてやる種目だからできない」と言い始めたら何もできなくなります。出来ないのではなく「やろうとするか」が大切。やっても出来ない可能性がある。その次に「できるようになる」という感覚が必要になります。その部分が出来るようになれば強くなる可能性が高くなるのですから、「必要だ」と感じて行動できるようにならなければいけない。

これまでは「同じ事をひたすら繰り返す」という感じが強くありました。コツコツ努力できるタイプの子は上手くいく可能性があります。もちろん、それが出来るように「心」の部分を育てていかなければいけないのですが。しかし、そのスタイルだけでは「パターンにはめる」ことになる。それぞれの特徴に合わせた指導にはなりません。そうなると「当たり外れ」が出てしまうのではないか。

ある選手には抜群の効果がある。しかし、他の選手にはほとんど効果がない。その形であれば「全員の力を上げる」事には繋がらない。意味がなくなります。様々な刺激を与えていく事で「順応性」を高める。適応させる。多くの刺激の中で自分に合った感覚を得る。そこは大切な事だと感じています。

そのためにもこちらが「刺激」を与えていく必要があります。時間などでも同様ですが「待つ」というのは苦手な分野です。時間の無駄になると感じてしまいます。「自分でやったほうが早い」と思う。が、それでは「育たない」のです。無駄な事を極力無くしていきたい。本当に強くなるためにはそういう部分も必要になると思います。しかし、その無駄な部分にも「意味」があったりする。そこをこちらが理解しなければいけないのではないか。そう感じています。

「この練習は◯◯が大切」と口にします。ひょっとしたら「やっている中で分かってくる」こともあるのではないか。「先生がこの練習をやっているのは◯◯に繋がるからではないか?」と考えられるようになればきっと本物に近づける。先を見るというか「意図を感じ取る」というか。その辺りのことを身につけさせなければ試合場面で力が出せなくなる気がします。

決まり切ったレールに乗っていたら強くなっている。それは将来的に見ると本当に良いことなのか?「自主性」という放置をするのはまったくダメだと思いますがある程度は「考えさせる」という事も必要だと強く感じるようになりました。あくまで感覚的な話なのですが。

タイトルと若干?違う内容になってしまっている気もしますが。まーいいか。とりあえず殴り書きのように思ったことを書いておきます。
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走練習中心で2

2017-01-26 | 陸上競技
続き。

チューブ5歩が終わってから各自で60mのスプリント。良い動きをしたいなと。この練習が終わってから少し話をしました。「工夫」についてです。

土曜日に大学生から話を聞きました。「練習を楽しむ」という部分。今のうちの選手にはできません。ある意味「真面目」だからです。「楽しむ」というとワイワイやって表面的に楽しんでいるイメージがあると思います。が、そこではない。そこの部分の理解を求めました。

1本走る。その時、感覚的に良かったのか。それともイマイチだったのか。そこを考える。自分の身体と向き合って「次をどうするか」を考える。自分が感じた事を練習の中でやっていく。これが陸上競技の「楽しさ」だと思っています。

が、なかなかそこの部分ができません。メニューとして決まっているから走る。そんな感じがありました。高校生ですから当然あり得る事です。しかし、それだけではダメ。「楽しむ」という部分をもっと感じて欲しい。自分にしか出来ない事です。「走るだけ」なら誰にでもできる。そこの指摘をし続ける事は私の役割だと思っています。

他者との関わりというよりも「自分自身の動き」に関してどうするか。社会人選手はここの部分が優れているのではないかと思っています。単純に走りまくっているかもしれませんが少ない練習量で結果を残せるというのはやはり理由があるはずです。「やるだけ」ではない。

楽しむ。こんな単調な種目で楽しめるというのは少ないと思います。結果が良いから楽しいというのは陸上競技本来の楽しさとは違うかもしれないなと思っています。

自分自身が現役を引退した時。まー漠然と引退したのですが。「競技をするなら記録にこだわりたい」という部分が強くありました。こういう性格ですから指導をするなら競技をしないと決めていました。自分の事をやり始めたら他の事は出来なくなるからです。現役と指導。ここはできない。

もちろん、現役時代は楽しくやっていました。全て自分で考えて自分でやる。その楽しさ。忘れられません。ワイワイやる楽しさとは全く違う楽しさでした。結果を出すためにどのような工夫をするのか?どのような感覚を身につけるのか?それを毎日の練習の中でやっていく。

全ては「自分のため」です。自分自身の走りが良くなるために工夫をする。そこが分かるようになってもらいたい。難しい事を求めているのかもしれません。それでも求め続けたい。

話がそれました。練習の話に戻します。

60mを走ってから並走へ。これは2本ずつ。上述の話を理解してもらいたい。私が言っているからやるのではなく「自分達のために」という感覚を持ってやっていけば変わると思います。終了後、スパイクを履いたままシャフト補強へ。半分だけやりました。あまり多いと次が出来なくなります。必要な負荷だけかけました。

この時点でかなりの時間になっていたのでボール走をしてから120mへ。スプリントに移る前にあえてボール走を入れました。ここにも意図があります。本数は少し減らしました。

最後に120m+120m+60m。120mを走るのは本当に久しぶりです。こんな状況で大丈夫なのか?!という感じもありますが実際問題走ることが出来ませんでした。この距離をしっかりと走り切れるのは最低条件です。120mを走ってから120m歩く。そのまま120mへ。走り終わってから90秒後に60m。ここが手間取りました。決められた時間でスタートしたい。考えなければいけないですね。

次の走りまでに少し補強。最後に120m+60m+60mで。距離的には短いのかもしれません。本数的にも。それでも今うちの学校でできる最大限の練習だと思います。数日間負荷をかけ続けている中での練習。様々な事を感じることが出来たと思います。何人かは明らかに動きの変化があります。これをとにかく本物にしたい。うちの選手が強くなる事だけを考えたい。

思うことがたくさんあるのでたぶんそのうち書きます。
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走練習中心で

2017-01-26 | 陸上競技
木曜日、この日は走る練習を中心に実施することにしていました。金曜日が雨予報なので週の真ん中に走練習を多めに置いていました。前日はトレーニングを多めにして翌日に備えていました。

足運びは随分改善されてきています。狙いを持って取り組んできた部分が少しずつ実を結んできたかなと。とはいえ、今は足運びの部分だけですり今度はこれに「腰の移動」と「接地ポイント」の部分を加えていきたいなと考えています。今までの練習に加えてここを練習に取り入れていこうかなと。本当は12月いっぱいでここまで来ておくと良かったのですが。

練習開始がまたも30分程度遅れてしまいました。大掃除が30分ありました。これも仕方ない部分。ある程度練習メニューを考えていましたが変更を余儀なくされました。まー最初から掃除があることを把握しておけという話なのですが。細かい部分のチェックミスですね。

そのためアップメニューの種目数を減らしました。ここだけに時間は取れませんから。メインに置く課題に合わせてやる事を調整する。補強とスプリントを組み合わせてからここの部分が上手くできるようになってきました。ちょっと変化があるのかもしれません。

すぐにおんぶダッシュ系。最近のお気に入りメニューの一つです。こうやってどうでもいい良さそうなメニューを少しずつ取り入れる。本当はもう少し面白いメニューにできると良いのでしょうが。そのまま「ドリル系」へ。壁引き出しをやってからハードルへ。以前からやっているメニューを少し組み立てを変えて実施しています。この動きの中で上述の「腰の移動」と「接地ポイント」の確認。歩行での足運びともも上げ。

極力休まずに往復走。この時点でいつもと動きが違うなと感じる選手が出ました。脚に痛みがあるようでした。きちんとコミュニケーションを取りながらやらないといけないなと感じました。選手は我慢して練習する事もあります。私がきちんと気付いて対応しなければいけない部分。私自身が反省させられる部分です。様子を見ながらですね。

終了後は「下半身強化サーキット」。シャフトトレーニングの下半身メニューとプレート歩行。ハードルジャンプ。いくつか練習パターンを作ってそれを当てはめていくつもりです。ある程度のバリエーションがなければ飽きてしまうかなというのもあります。

この辺りで予定練習時間をオーバーしそうだと気付きました。30分開始時間が遅くなっているのが原因。ここから本数の調整をしながら進めました。スパイクを履いて走り始める時に少しメニュー変更を。

チューブ5歩を。これもずっと継続している練習です。ここから実践的な練習になります。このメニューに入るまで流しなどはやっていません。段階を追って徐々にスピードを上げていく練習が必要なのかもしれません。しかし、これまでに身体が温まってさえいれば関係ないかなと。

チューブ5歩、リズムや方向が安定しない者がいました。大切なのは1本目をどう2本目に繋げていくか。1本目が出来なくても2本目で改善できればいい。試合とは違います。動きや感覚を修正するのが「練習」だと思っています。少しずつ自分のものにしていけばいい。

少し長くなってきているので記事を変えます。ここの辺りのことは記録しておきたいなと思うので。
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変わるべきは誰か?

2017-01-25 | 陸上競技
補足的に記録しておきます。

シャフト補強をかなりやってきました。実際に効果があると思っています。これからも継続するつもりです。

大阪でM先生と話をしたときに「シャフトを使った練習はしていない」と言われていました。「シャフトがないんですよ(笑)」。あれば使うかもしれないが今は別にいいかな、と。私はこれまで「シャフト補強」をかなり重視してきました。中にはウエイトをやるところもあると思います。しかし、そのやり方だけが「全て」ではない。そう思いました。

シャフト補強、40mで設定していました。これはかなりきつい。よほど意識が高くなければ後半は動きが「雑」になります。もちろん、その部分を「耐える」というのも重要だと思います。きつくなってきたときに「耐える」というか「正しい動きを意識する」ことで変わってくる部分もあると思います。

見ているとやはり40mだと動きが保てません。正確な動きができなくなるのです。こちらがどれだけ伝えてもできない。筋力的なものもあると思います。気持ちが切れてしまう部分もある。これまではそこをこちらが「きちんとやらないといけない」としつこく言い続けていました。かなり時間を要して筋力が上がります。

実は「気持ちの部分」を重視してしまっているのではないかと思うようになりました。「正しい動きができない」時に我慢して保つ。しかし、実際の走りの中に活かされているだろうか。そう思った時に「20mでいいや」と割り切りました。「正しい動き」ができなくなるのであれば「できる」ところで止めておく方がいいのではないか。変な動きを身体が覚えてしまうのを避けるために「良い動き」ができる距離で止めようかなと。

更には「トレーニングだけ」で終わらないようにしようと思っています。これまでは「トレーニングだけの日」を作っていました。が、これを止めて練習の中にすべてのトレーニングを導入しようと思っています。シャフト補強も同様。そう考えたときに「40m」のシャフト補強をやるとそれだけで練習が終わってしまいます。負荷が高すぎて次に走ろうという気持ちにならないのです。

次の動きができるレベルで「トレーニング」を終わらせておかなければ練習にならない。そう考えるとトレーニングだけで追い込むというのは必要ないのかなと。極端かもしれませんが。

既得権。既成概念。これは「過去の自分」を保つためにあります。以前は上手くいったかもしれない。が、今はもっといい方法がるのかもしれない。新しい刺激が入った時にそれを「受け入れる」のか「排除する」のかで大きく変わってくると思っています。大半は「自分のやり方」が批判されたと思って「排除する」方向で「心」が動きます。

が、よくよく考えてみればそれは「ちっぽけなこと」でしかない。自分の「信念」は持ち続ける必要があると思います。しかし、「変なプライド」を持っていたら一番大切なことを見失ってしまいます。私がやるべきことは「選手にプラスになること」以外にない。変なプライドを持って「前からこの練習をしていた」「これで○○という選手を育てた」というどうでもいいことを「主張」していたら時間がもったいない。そうであれば「一番いいと思うこと」をやるほうがいい。

「動き」の部分に関しては「変わらない」と思っています。やりたいことは変わることはない。が、それを身につけるための「方法論」は変わって当然だと思います。これまでの私はどちらかというと「気持ち」の部分で持って行っていた気がします。が、そんな不確定な部分ではなく「誰にでもできる内容」にしていく必要があるのかなと。

正しい動きを身につける。このために何をするか。「やるだけ」の練習になってしまうのは意味がない。「一流選手がやっている」という動きを見よう見まねでやるのも意味がないかなと。何のためにやっているのかを理解して取り組まなければそれは「自己満足」でしかない。こんな練習をやっているという満足では選手にはプラスにならない。

だから私自身がもっと変わらなければいけない。根性論でやっているつもりはありませんでしたが、客観的に見ると「我慢してやれ」の世界だったのかもしれません。工夫はしていたつもりですがいつの間にか「考える」事を忘れてしまっていたのかもしれない。

走っておけば強くなる。そうは思いません。様々なピースを集めていってそれを組み合わせる。ロボットを作るわけではありませんから「絶対に間違いない」というものはない。だからこそ私自身が柔軟性を持って取り組んでいく必要があるのかなと。決まりきった練習だけではない。

選手に変化を求める前に私自身が変わらなければいけないのです。シャフト補強は一つの例でしかありません。他にももっと考えるべきことがあります。この部分を考えることは楽しい。考えて実施する中で明らかに動きが変わっていくのも楽しい。それに伴い選手の表情も変わっていく。本当に大切なのはこういう部分なのかなと感じています。

どうでも良いプライドは邪魔にしかならない。自分を高めてくれる可能性のあるモノを排除してしまったら常に現状維持。絶対に下がっていきます。もっともっと進みたい。

うーん、上手くまとまりません。また書きます。
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トレーニング中心

2017-01-25 | 陸上競技
火曜日、この日もかなり寒かった。前日は手袋を忘れていたので朝の段階で「手袋」と強く思っていました。職場に着いて気づいたのですが今度はウインドブレーカーの上着を忘れていました。人としてどうなのか?という話ですね。忘れすぎ。自分の事に対してかなり疎い。気をつけなければいけません。

午後はグランドが乾いてある程度使えるようになっていました。明け方はかなり気温が下がるのでグランドが凍ります。昼間に暖かくなり溶ける。これによりぬかるんだりします。午前中よりは午後の方が使いやすい感じはありますね。

この日も検定課外がありました。私は担当がないので最初から練習へ。先週は1時間程度補強を程度待つようにしていました。私が練習に出れるので待たずに練習を開始する事に。それだけでも練習時間が足りないなと感じる部分がありますからしっかりとやりたい。課外に出ると練習かできない。そういう感覚を持てない選手であれば結局強くはならないかなと。待ちません。

アップメニューの種目数を増やしました。「軸」「動き」共に14種目ずつ考えています。その中からいくつか選択してやります。この日は7種目ずつ14種目で実施。思ったよりも時間がかかりました、15分くらいで終わるかなと思っていたのですが。そのことを選手に伝えると「1種目1分でやらないと終わらないですよ」との返答。確かに。結局30分近くかかりました。

時間がかかりすぎるだなという気持ちもありますが。最初から「トレーニング中心」と決めていました。そうであれば30分かかる事は大した問題ではない。以前はもっと走練習を重視していました。また、トレーニングの日は完全にトレーニングだけ。このパターンから抜け出したいなと思っています。

アップメニューを終えてから「股関節強化サーキット」を。これもこの冬に入った時から少しずつやっています。動きながら鍛えていくメニューの一つです。これまでは独立して股関節だけやっていましたがこの日は「もも上げ」と一緒にやることに。複数種目を設定しています。1種目が終わったらもも上げ。

終了後、今度はスピードスキップ。これはダイナマックスを利用しながら実施しました。繰り返しになりますがこの日は「トレーニング中心」としていました。「走る」ことを少し減らします。実際はかなり動いているので負荷はかかっていると思いますが。ダイナマックスをパスしながらのスキップ。時には「遊び感覚」でやるのも必要かなと。一応バックスキップも入れました。数人は驚くくらい下手(笑)。

少し体を動かしたので再びトレーニング。腕立て伏せなどを含んで全身。これも複数種目設定して各種目が終わってからショートダッシュ。数歩ですが走ることにしました。意識ができる者はこのショートダッシュで「最初のリズム」を作ったり「一歩目の重心移動」を作ったのではないかと思います。細かくは指示しませんでした。

息が整う前に往復走。ロングスプリントを視野に入れている選手はこの辺りで強さが出ます。それほど強い負荷ではありません。ある程度の「有酸素系」の負荷をかけることで様々な部分に意味があると思っています。休憩時間を短くするという意味でも。総合体力を上げるという意味でも。

すぐにシャフト補強。あえて距離を短くしています。理由は「長いと動きが保てないから」です。40mを正しい動きでやる。これは抜群に効果があると思っています。しかし、なかなかできません。疲労もあります。本来であれば「きついところで我慢する」というのが必要なのだと思います。が、最近は「正確にやれる距離」を設定していくほうがいいかなと考えています。このあたりはまた別に書けたらいいなとは思いますが。

最後に「前回転」を意識するためのドリル?を。「複合走」とは異なり前で動かすイメージを作るためにやります。前で動かすだけでは「脚だけ」の動きになってしまいます。ここに「重心の真下でとらえる」という感覚を加えていきたい。いろいろな動きをさせるという意味でも効果があるかなと思っています。様々なタイプの選手に対応できるパターンを作っていきたい。フレキハードルを使っての一歩走なども効果があると思っています。欲を言えばもう少し低いハードルがあれば良いのですが。ハードル走と同様の狙いですが「真下」をより意識できるかなと。

blogに練習内容を書くと微妙になります。色々とやりすぎていて(笑)。思い出せない部分も出てきます。これまで思い付きの部分がありましたが事前に「メニュー表」を作ろうかと思っています。偏りも出るので。

思うことが山ほどあります。それぞれ別々に記録しておきたいと思います。たぶん。
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