kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

バトン練習~10バトンと25並走~

2024-01-31 | 陸上競技

月曜日。この日も相も変わらずバタバタという感じでした。どうなんだろう。

 

舎監からの職場。この日は「タブレット端末」の回収が入っていました。3年生が卒業するのでタブレット端末を返却します。破損などがないかを確認しながらです。なぜか担当になっているので準備を。2時間目は商業の授業でしたが他の先生に協力してもらってこの時間帯に2クラス分回収。かなり楽になりました。3時間目に残りのクラスを・・・という感じでしたがなかなか思い通りに進まず。教室で担任・副担任でチェックをしてもらいます。その後、別の教室に持ってきてもらう。私は教室で確認です。充電器がなくなった、画面が割れたなど色々な問題点があります。

 

こういう部分は私学だと「各自購入」で終わるので楽だと思います。公立高校はそれができないので結局「貸出」となりその対処も教員がやります。「業務改善」なんていうものは存在しません。単純に仕事が増えているだけです。生徒数が減ることによって教員も減ります。それなのに仕事は増えるばかり。それってどうなの?でも何も変わりません。結構声を出しにして言い続けていますが「変化」の雰囲気はない。嫌になることばかりです。これで「楽しく働け」というのは無理。教員志望者を増やすって夢のまた夢。どこに力を入れるのかという話です。もうどうでもよくなりつつありますが。

 

練習に関しては変則的になるので調整しました。雨や持久走大会の関係で水曜日と木曜日の練習が厳しくなる。元々水曜日に練習をやろうと思っていましたが雨予報。そこも踏まえて練習計画の見直しをしました。月曜日を専門にするのかバトンにするのか。少し意見を聞きましたが「バトンがやりたい」ということだったので最大スピード練習を。人数が少ないチームです。色々と工夫をしながらやらないとできません。この日までが3年生が練習に参加するということになっていたので最後の練習でバトンに入ってもらうことに。

 

バトンをやるときにはほぼ決まったメニューになります。10バトン、25並走をやってから補強をして合流走、バトン合わせです。正しいのかどうかは分かりませんが自分なりに考えてやっています。それぞれに練習課題があります。

 

10バトンは「加速しながら手を上げる」ことと「ハイ」と言われてからどれくらいのタイミングで手が上がるの確認です。単純に「渡すこと」を考えるのではなく「狙い」があります。実際のレースではもらう側はマークを見て出ます。しっかりと加速しながら手を上げてバトンをもらうことになります。やはりこの局面の練習はしておくべきだと考えています。また、ペアの特徴を知るべきだとも考えています。「ハイ」と声をかけられてすぐに手が上がる選手もいればワンテンポ遅れてしまう選手もいる。ペアになる選手がどのような感じで手を上げるのかを知っておく必要がある。特に「加速しながら」のバトンになるのでどの位置に手が出てくるのかが重要になります。

 

バトン流しはほとんどしません。正確にいうと一回もしません。理由は「そんな局面は存在しないから」です。ゆっくりバトン流しをしていても実際にはもっとハイスピードでの受け渡しになります。ゆっくりだったらできるかもしれませんが、全力で走っているときにバトンが渡るかどうか。手を上げる位置も変わってきます。「冬季の練習段階」ならありかなと思っていますが、実際のレースのアップではやりません。これも正しいかどうかは分かりませんが「理由」は明確にあります。

 

25並走はこの動きの確認です。一緒にスタートして25m地点でバトンを渡します。その後並走して50mまで。ここの狙いは「25m地点でバトンを渡す」ことです。25m地点でバトンを渡すためにはどの段階で声をかけないといけないのかが重要になります。この距離で声掛けをすれば渡るという感覚を作るためです。実際のレースでもある程度バトンを渡す位置を決めています。16~18mくらいの距離で渡す。そのためには「ここで声がかかっていないと渡らない」というのがあるはずです。実際のレースの時に生きてくると思っています。渡す方が「渡せない距離だ」と思えば「待て」を早い段階でかけることができます。単純に距離が遠いというのではなく「ハイ」と声をかけて「狙った場所」で渡すことができるのかどうかです。もらう方は「いつもなら声がかかるはず」という場所で「ハイ」といわれないということは「距離が遠い」というのが分かります。自分で少しスピードを緩めることができる。ここはすごく大切な話だと思っています。

 

バトンで一番避けたいなと思うのは「急激なスピードダウン」です。一旦加速してから級にスピードを落とすと次にあげるのが難しくなります。「渡ればいい」というのであればそれでもいいと思います。実際にそのようなバトンはたくさん見かけます。しかし、「最大スピード」での受け渡しを考えたときにはこれは避けたい。渡す方の減速、もらう方の減速。完全にスピードが止まった状態でバトンをすると記録は狙えません。それを避けるためには「普段からの練習」の中で「ミスをしない」練習をする。ミスはつきもの。そうであれば「ダメージを最小限にする」ことも考えていかないといけないと思っています。ボールゲームと違ってやり直しはできません。一瞬の判断が勝負を分ける。普段からやっておくことで「対応能力」を磨くことができると考えています。

 

10バトンと25並走に関してはできるだけ頻度を増やしておきたいと思っています。合流走も合わせも必要になる。しかし、その前段階で準備をしておくことが重要になると思っています。一瞬の出来事。その一瞬に時間と労力をかけてやっています。だからこそ普段の練習でやっていく必要がある。走るのが速くてもバトンが渡らなければリレーはできない。逆にある程度の走力であればバトンの精度で逆転することもあります。とはいえ、結局は「スプリント能力」が高いほうが良いに決まっています。バトンもスプリントと同じで「技術」だと思っています。その部分をどうやって磨くか。シーズンに入っていきなりやるのではなく冬の間からやっておくことは必要かなと。

 

バトンジョグなどを見ていると「あー失敗するだろうな」というのが分かります。言いませんが。中学生は手を横に出すというのが主流。これは山口県だけかもしれませんが。走力がないのにアンダーをやっているチームもいる。説明できないことをやっているのは何故なのか。考えたら「違うよね」というのが分かるのに。

 

話が詳しくなりすぎました。本当は合流走の感じを書きたかったのですが。これはまた別に書きたいと思います。

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微妙な感情

2024-01-31 | 陸上競技
日曜日のことを少しだけ。

日曜日は3週連続の検定の2週目。簿記検定。午前中は試験監督をしました。本来であれば1日業務なのですが色々とあって午前中のみとさせてもらっていました。疲れからか若干自分自身がしんどいなという状況でした。まーそんなものなのかもしれませんが。

午後からは別件が入っていました。特別何かを考えていたわけではないのですが、「参加してほしい」という要望があってそれに応えての参加という形です。県が行っている事業での発表。私ではなく生徒がですが。昨年、ビジネスアイデアコンテストに参加した際のYouTubeが配信されていてそれを見た担当の方が「その内容を発表してほしい」と言われたので。生徒にその旨伝えて参加することに。

生徒たちには「同じでいい」というのが謳い文句で誘いました。後は「実際に行うための資金調達」の部分まで含めて話ができるといいよねというくらいで。「アプリを使ったコーディネート」というテーマでした。プレゼンの準備などをもう少ししておいたほうが良いかなと思いながらも。無理強いする話ではないかなと思っていました。

実際の発表は「普通」にできました。が、他のグループは「地域の活性化」や「現代社会の問題点」についての発表。いや、これはうちの生徒がかわいそう。元々「発表した内容でいい」といわれていたのでその延長線上のことをやりました。しかし、他のグループは「地域」や「社会」に目が向いている。うちの生徒は「どうやってビジネスラインに乗せるか」という部分を話していますから。

前回もそうですが「主旨」をきちんと説明してもらいたい。前回は担当の方も来られて「これでいい」感じだったので発表しましたが実際は「地域」等の話になっていた。それなら最初から「焦点」をそこに当ててやればいい。最初から議論する部分の方向性が違うのであれば参加する必要はないかなと強く思っています。

プレゼンの準部なども不足していたのは確かです。他のグループは何度もやっていたのだろうなという印象。うちの生徒はリモコンが上手く使えずにスライドが一致しないというのが多々ありました。これは慣れだと思います。もう少し練習しておかなければいけなかった。元々、このコンテストのために準備したわけではないのでモチベーションとしても上がらなかったのはあると思います。私ももう少し熱を入れてやっておけばよかったのかなと思う部分も。

地域の問題などを考えている生徒がいることが分かるのでそれは大きいかなとは思います。良い発表が複数ありました。

生徒は10時半から18時40分くらいまで。私は12時から18時40分までの拘束。特別にやることもなく。タブレットを持っていたので練習計画を立てることができました。ここだけはプラス。とはいえ、ずっと部屋の中で待機でしたからしんどかったですね。そのままの流れで舎監という強行日程。どうなのか。

感情を最小限に抑えて書いています(笑)。2割程度。まー仕方ないのです。望んでやったわけではないというのだけは確か。生徒には申し訳ないなと思います。
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第5回ハードル練習会

2024-01-30 | 陸上競技

土曜日の午後。ハードル練習会を行いました。参加者はある程度固定されています。30人超という感じでしょうか。もう少しいるかもしれませんが。グランドの状況がどれだけ回復してくれるかという不安もありながら。そういえば、練習会の写真に関しては全く撮っていないですね。雰囲気が全く伝わらないかなという感じはありますが。中学生も来てくれています。少しずつでも何かを得てもらえたらいいなと思っています。

 

午前中はグランドが沼のような状況になっていました。午後はある程度乾いていましたがまだ微妙。前半部分は武道場でバランス系の練習を。こういう練習をやる機会が少ない選手が多いなと思います。午後から練習をしていた剣道部の顧問の先生と話をしながら見ていました。

 

「他の学校に教えるとマイナスはないですか?」と言われました。他校の選手に指導することで自分のところに不利に働くことがあるのではないか?という意味だと思います。多少なりとはあるかもしれません。こういう機会で指導することでうちの選手が7位となって他の学校の選手が6位に入るということも起きるかもしれません。それはそれかなと。普段から指導している選手が負けてしまうというのであれば「力が上がらなかった」ということになります。他の選手を指導したとしても負けないようにするだけ。刺激をもらいながらやることで多くのことが変わると思っています。

 

あとは「身体の強さ」です。ここも「圧倒的な差」があるともいます。男子でもかなり弱い。「速く走りたい」と臨んだとしてもこの状況では厳しいと思います。「ハードル練習会」をやる。これは「技術的なこと」が中心になるのは間違いないと思います。しかし、その前の段階がきちんとできていないといけないのではないか。「身体づくり」ができないと競技力向上は厳しい。道具を使った練習ができなくてもいいと思っています。自重で十分。しかし、それさえもやっていないところが多いんだろうなと。そうなると「勝負」云々ではなくなる。「陸上競技」のレベルを上げるという話の前に「根本的なこと」をもう少し徹底していければいいなと思います。今の現状を考えると「学校」という枠の中では無理だなと思いますね。何年も前から変わらない。それどころか圧倒的な衰退を示している。転がり落ちるように・・・。

 

話が若干逸れましたが。屋外に出てハードル股関節回しを。これも今年度の練習会ではやってきませんでした。昨年度やっていたのもあるので良いかなと。しかし、前回のハードル練習会で「抜き足」の課題が明確になりました。全く抜けてこない。前まで持ってくる筋力がないというのも大きいと思いますが、動かし方が間違っている。この状況でどうやって「速く走るのか」というのがあります。ここまで抜き足が抜けないとちょっと厳しい。股関節周辺の強化という意味合いも込めて少しやりました。その後、ハードル股関節として大きく動かしながら前に進む動きを。中学生の指導はhsmt先生とうちのTさんが中心に見てくれて声をかけていました。一人でやるのは難しいですがこうやって複数の指導者でやっていけると随分楽になります。質も上がりますし。

 

何とかグランドも持ち直す。まだ緩い場所もありますができないことはないなということで。前回と同じように一歩ハードルを2パターン。前まで進まない選手はやはり「抜き足」が持ってこれません。ハードルの練習の中でベースになるのは一歩―ドルだと思っています。きちんと抜き足を持ってこれないと踏切ができません。「抜き足」がそのまま「踏切足」になるからです。ここが弱いと跳べることはない。タイミングが遅れる選手は難しくなります。ある程度の時間をかけて。

 

最後に12台ハードルを実施。普段やらないことをやってみようというのがありました。普通の学校では選手2人のために24台のハードルを並べるということはしないいと思います。男女がいたらそれだけで並べる台数が変わってきます。せっかく人が集まるのでフレキを48台準備して4パターンのハードルを並べました。男子はヨンパの高さで。普段やらないと思うので結構負荷がかかると思います。8本実施。中学生は難しいと思うので4本に。

 

ハードルも低いしインターバルも短めに設定しています。それでも8台目くらいまでは走れてもそれ以後は動きが鈍ります。そこが狙いの練習なので。何とかして最後まで走る。男子は本当にぎりぎり届くかどうかという感じでした。ヨンパの子に「遠くから遠くへ」というイメージでやらせて何とか届く。男子で一番上手いのはskyの3年生(笑)。普段全く練習をしていませんが余裕で3歩で走り切りました。こう考えるともう少しきちんとできたら戦えたのかなという感じもします。

 

女子も同様。かなり厳しい。最初は8mインターバルで行っていましたが途中から厳しくなったので7.5mインターバルへ。グランド状況があまり良くないというのもあって力が逃げている感じがありました。こればっかりは仕方ない。午前中の練習のこともあるでしょうから。うちの100mH の選手が「ギリギリ最後まで」という感じでした。他の選手はインターバルを短くしてギリギリ。もちろんずっと高いスピードを維持しながら走れるといいのですがそんなに簡単には行きません。それでも「みんなが集まるからできる練習」というのが必要だなと。

 

技術的なことをやる練習会にしたいと思っています。しかし、こういう「泥臭い」練習も必要です。人数が集まるからできるという練習ですから。シーズンが近づいてきてより専門性が高まるときにも人数が多いほうがやりやすかったりします。2月は日程的にかなり厳しいかなと思っています。やるなら3月かな。どれだけできるか分かりませんが。

 

何とか1月は月2回のノルマを達成できました。定期的にやり続けることは重要だと思います。おかげさまで相変わらずの疲弊でしたが・・・。

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走練習の予定が…

2024-01-28 | 陸上競技
土曜日。この日は1日練習の予定としていました。午前中は単独練習、午後からはハードル練習会。計画的にやっておきたいなと思う部分です。

午前中はグランドで走練習をやりたいなと。今週は天候不順が続いたのでやりたい練習ができない日々でした。せめてこの日くらいは走りたいなと。天候は晴れの予報でした。前日もある程度練習ができたので土曜日もできると思っていました。が、朝グランドに着くとガチガチに凍っていました。こんなに凍るの?というくらい凍っていました。アスファルト並みの硬さ。

前半は武道場でやりましたが外に出た時も全く溶けていません。しかし、グランドの中央部は明らかに溶けています。凍ったグランドが溶ける時に「ミシミシ」いっていました。このままでは練習できないなという感じがありました。慌ててメニューを端折りながらやっていきました。T走をやりたかった。最初は短い距離を走る。グランドが溶けると走りにくい状況が生まれます。泥道を走る感覚になる。タイヤの抵抗も大きくなりますし。それでも短い距離を走っておきたかったので実施。

そこから150のT走をやろうと思っていたのですが、カーブの部分がめちゃくちゃ緩くなっていました。どう考えてももう走れない(笑)諦めました。直線で120を使ってそれを走る。8時半の温度が1度くらいだったのですが9時半の段階では8度くらいまで一気に上がっている。恐ろしいほど早く溶けました。一気に走るしかないかなという印象でした。T走が苦手な選手にとっては本当に過酷だったと思います。それでも短い距離だけではなくこれくらいの距離を走ることで習得できることもあります。疲れてからのピッチの維持、接地ポイント、フォローレッグの遅れの改善。やりたい事を詰め込める練習です。無理やりですが。

少しシャフトとDM投げをやってからまた走ることに。グランドでの走りは不可能なのでタータンを使っての走りにしました。バックストレートの方が暖かいのでその方がいいかなと。2レーンしかないので走り方を考えないと危ないなというのがありました。スタート地点とフィニッシュ地点を5mずつずらしました。

いつもは「段差スタート」にしています。同じスタート地点から順番に出ていく。少し差をつけて出ていきます。それでもいいのですが距離が近いので狭い場所で走ったら接触する危険性があります。それを避けるためにはやはりスタート位置を変える方がいいかなと。マークで色分けしてスタートとフィニッシュを統一。赤から出たら赤までという感じで視覚的にわかるように。このパターンでやれば競争もできるし安全も確保できます。5mくらいはずらしました。ちょうどいい距離ですね。

短短は120-120-90、短長は150-150-120で。3年生が90-90-60にして途中から合流する形にしました。とにかく競争ができるように。メニュー的にというよりはどうやって競り合うかというのが大切かなと思っています。選手には最初の1本目をどうするかという話をしました。これはいつものことですが。最初からしっかりと走る。最後の1本は走りきれなくても構わないというくらいの勢いで走ってくれるといいなと考えています。女子はなかなか難しいですが。

体調不良明けの選手はやはり走れません。当然です。後ろから追われていました。どれだけ力が上がってきても練習が継続できなければ戦えないのです。このことは他の選手も理解しておく必要があります。体調が悪くなるというのは誰にでもあることです。そこを責める意味はありません。思い通りに動けなくなった時にどんな気持ちで練習に取り組むかだと思います。ダメだとマイナスに考えていくのか。きちんと我慢して次に繋げていくのか。選手の考え方次第だと思っています。何ができるかを考えてやるのか、諦めてしまうのか。

これから先、全てが順調にいくとは思っていません。一旦立ち止まる時も来るでしょう。その時にどう活動するか。前向きに活動できるようにならないといけない。その辺りのことは話をしておかなければいけないと考えていました。シーズンが近づけば近づくほどそういう焦りは大きくなります。

走練習をしっかりとやりたいと思っていましたが全てはできませんでした。それでも与えられた環境でできる事を最大限やる。それしかないと思っています。

午後はハードル練習会。これはまた別に書けたらと思っています。
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専門練習をする

2024-01-28 | 陸上競技
金曜日のことを。

この日は私がバタバタ。3年生の商業の生徒が最後の総合実践になります。そこで何がいいかなと思って考えました。社会に出るにあたって。YIC専門学校に連絡を取って講師依頼をしました。男子は「ホスピタリティ」について、女子は「社会人としてのメイク」を。この辺りはやっておきたいなと思った部分です。やってもやらなくても良い内容ですが「この子達に何を伝えるか」です。貴重な時間でした。その他授業と課外もあって私自身はかなり疲弊しました。やることが多すぎる。

練習に関してはグランドがある程度使えそうだったのでアンツーカで走ることに。足のダメージを考えると無理はさせられないので。私がグランドに到着した時にはスプリント練習が終わったところでした。10バトン25並走をやるところでした。人数の関係で3年生に参加してもらっています。かなり理助かります。元々人数が多いわけではないのでサポートしてもらえることで練習効率が上がります。

シャフト補強をやってから股関節の補強。そここら専門へ。ここは先週やったメニューと同じにしました。スプリントは加速段階の練習。同じことを繰り返している感じがありますが、この部分は丁寧にやっていかないといけないと思っています。時間がかかる部分なので。跳び出しと重心移動、足運び。ここは徹底的にやりたい。

ショートハードルは3台目まで。スタブロから。最大スピードでハードルを越えていく。タッチダウンはまずまずかなと。この段階であまりタイムを気にする必要はないと思っています。参考程度かなと。1-2台目が1秒1を切っていました。タイム的にはかなりいいと思いますが、ここにこだわり過ぎると本来的な部分が見失われてしまいます。いい動きをすれば自然にタイムが上がってくる。やらないといけないことはたくさんあります。

ヨンパも前回と同様。ストライドパターンの確立です。どれくらいの走りをすればいいのか。単純に足が速ければそれでいいというものではありません。どうやってハードル間の走りを合わせるか。人によってストライドパターンが違ってきます。それに合わせてどう走るか。17歩で走りたいのであればその走りを身につける。シーズンインした時にスムーズに走れるようになりたい。

限りのある時間です。その中で何をするか。今の優先順位は練習量という部分はあります。ある程度の量をこなさないといけない。とはいえ、それだけで走れるようにはならない。潜在能力などをどう引き出すのかというのは大きな話だと思っています。「やる気があれば強くなる」という部分はありますが、こちらの工夫次第で様々なことが変わっていくのではないかなと。提供するメニューをどう活かしていくか。細かい部分まで考えていきたいなとは思っています。

あっという間に1月が終わります。全てが計画的に進むとは思いません。しかし、この時期に「走れるようになっている」のであればある程度のシーズン中に活躍できると思っています。昨シーズンと比べてかなり手応えはある。今の段階ではということですが、これからどのように変わっていくかは別問題だと思います。故障もあるでしょうし、体調不良もあるでしょう。そのダメージを最小限にできるといいなとは思っています。

まーなんとなく記録として残しておきます。特に内容はないですが。

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バトン練習

2024-01-28 | 陸上競技
練習のことを。天候があまりにも悪くてやりたいと思っていたことが行動に移せないという感じがありました。

水曜日はかなりの雪でした。この時点でもう練習はできないだろうなと。元々やらないようにしてきましたが。3年生の担任をしているクラスは3時間までで終了クラスの半分くらいは雪のため登校できず。そういうのもあって3時間目を若干早めに終わってグランドで雪合戦をしました。高校生が雪合戦するのか?という話ですが(笑)私も一緒にやれと言われたので全力で参加しました(笑)おかげさまで翌日は激しい筋肉痛に襲われてきました。

木曜日はバトン練習を。前日の雪の影響でグランドは使い物にならないくらいのコンディション。事前に予測できることだったのでタータンでバトン練習をするというのを伝えていました。本当はあまりタータンで走りたくないのですが。選手にはダメージが少ないスパイクを履いてくるように伝えていました。プレートが硬いスパイクで何本も走ると故障につながります。

この日は課外があったので終わってからグランドへ。スプリント練習をやりたかったのですがタータンではスペースがないので諦めて片足スキップと連続引き出しに変更。どうしても最大スピードを出す練習をしたかったのでバトン練習メインとしました。

私は1番筋肉がフレッシュな日に最大スピード練習を入れるようにしています。週明けだったら前日が落しの日だったり。本当は軽く動いて次の日が良いと思うのですが、そんなことをしていたら練習する日がなくなります。疲れていない時にしかできないことがあると思うので最大スピード練習としてバトンを。

全員が揃ってはバトン練習というのがなかなかできませんでした。1回目は色々あって2人不在。2回目は1人体調不良で参加できず。3回目にしてやっと。が、体調不良だった選手がほとんど身体が動かせない中で1週間過ごしていたのでリハビリ期間でまだまだ身体が動きません。それでもやっておきたい、やらなければいけないと思うので。10バトン25並走をやってからトレーニング。で、合流走。今回は2本やって確認を。この合流走で距離感を掴んでおくというのがすごく大切だと思います。いきなり合わせても上手くいかないことが多いので。

バトンに関してはまだまだです。出の安定がない。個人的にバトンはある程度「渡す位置」を決めるようにしています。16〜18m地点で渡す。もらう方がきちんと加速してから渡るようにならないと記録は狙えません。バトンが渡ればいいというだではないからです。ここを普段から徹底していきたい。随分良くなってきてはいますが、手の位置だったりタイミングだったりと課題なる部分はあります。スーパーエースがいるわけではないので(なり得る可能性がある選手はいますが)、トータルで見て勝負できるようにならないといけないと考えています。

バトン練習は最高のスピード練習になると思っています。もらう側はきちんと加速しないと詰まってしまってバトンが上手くもらえません。15mくらいかけてきちんと加速していく。普通に走るよりは緊張感もありますし最大の加速を求められます。渡す側は走ってきてスピードを維持しないといけません。スピードが落ちてしまったら届かなくなるからです。ピッチが落ちそうなところを耐えて走らないといけない。そうなるとお互いが最大スピードを出すための練習になるのです。短い距離をちょっと走ってきて渡すだけの練習をしている所もあります。まーこれは「勝負する」というのではなく「試合に出る」だけの話にしかなりません。比較対象の問題ですね。

本当は最後に120か150を走ろうと考えていたのですが、タータンでの練習なので取り止め。カーブ直線の90mにしました。少しずつ負荷を増やしています。もちろん他校と比べると圧倒的に少ないのだと思いますが。それでも今やるべきことを積み重ねていくしかないかなと思っています。

まずまずかなとは思います。今後どれだけ質の高い練習を繰り返せるか。地道にやっていきます。
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寒さに負けず

2024-01-26 | 陸上競技

更新が滞りました。色々とやることもあって。そして読書したい欲求が高まっていたので本を読んでいました。趣味「読書」です。元々本を読むのは好きです。一度読み始めるとその欲求がかなり高くなります。他のことよりも読書したくなる。それはどうなのかという話ですが。

 

月曜日は本当はグランドでT走中心に走ろうと思っていました。火曜日と水曜日は最高気温が「2度」になっていたので走るのは不可能だなと考えていたので。が、ずっと小雨が降り続きグランドで走るのは不可能。最初は室内で。畳が使い放題だったので「変形ダッシュ」を30本。走る練習ができるのであればやっておきたい。畳の上をはだしで走る。変形ダッシュなので5m程度しか走りません。時にはこういう練習もありだなと思っています。

 

その後、通常通りの練習で進めていきましたが最後は諦めて農道で走ることに。ほとんど車が来ないので安全に走ることができるかなと。ちょうど帰宅の時間帯だったので結構車が来ましたが・・・。裏にある山の坂道で走っても良かったのですが真っ暗で危険だなと思ったので少しでも光が入る農道で走ることに。DM走とスプリントを組み合わせながら。DM走を何本かやってアスファルトでスプリント。

 

持久走大会があるのでかなり走っています。故障のリスクも考えながらかなと。アスファルトで走るというのはやはりダメージも大きいと思っています。あとで選手に伝えたのですがkyttbnは学校の前にある坂道を走ります。かなりの頻度で走っていると聞いています。先日krskcに行ったときにはアスファルトの上でハードルジャンプやホッピングをしていました。関係ない(笑)。それくらいのタフさが必要になるのかもしれません。温室育ちでは厳しい勝負は勝てない。もちろん、けがのリスクを最小限にする取り組みは必要だと思っています。

 

火曜日。雪が降るかもしれないということだったので武道場での練習としました。最初は「寒さには負けない」と思っていたのですが全くでした。まーこれは選手がというよりは私自身がなのですが(笑)。もう寒すぎて外に出たくないという強い気持ちがあったので武道場でひたすら補強。最初の20分くらいは私は読書の続きをすることに。批判を受けるかもしれませんが。通常通りのトレーニングの時間。気になる部分があれば指摘はします。

 

ひたすら補強。2時間やっていました。残りの30分は「自分たちで考えたもの」にする。前から書いている気がしますが「与えられる」ことに慣れてしまっています。練習に来れば「メニュー表」が掲示されていてそれを見ながら練習を進めていく。提供されたメニューを消化するだけになっている選手もいるかもしれません。それでは本当の意味での強さは身に付かない。だから時には「自分たちで考える」時間が必要になるのではないかなと。こちらからは指示を出さす。

 

そういえば途中で「ハムストリング」のトレーニングを入れました。最近足りていない気がしたので。レッグカールとハムエクセサイズ。レッグカールはハムストリングを強化するためのポピュラーな練習だと思います。これに関しては大学時代から「効果」についての疑問がありました。実際に走ると気とは「筋発揮」の形態がことなるからです。レッグカールでは「収縮」しながら力を発揮します。ハムエクセサイズは「アイソメトリック」系なので伸びた状態で力を発揮します。どちらも併用していくのが良いのかなとは思っています。

 

ハムエクセサイズに関しては「膝の角度」が重要だと思っています。実際の筋発揮に近づけた角度で実施する。膝の角度を深くしてお尻が上がるような形ではなく、角度を浅くして「接地した瞬間」と同じにする。そこでどれだけ力を出せるか。角度を変えてしまったら「接地」で「潰れる」ことになったり、「膝の伸展」で走る形になります。ここは角度を換えたくない。そういう細かい部分もしっかりやっていきたいなと思っています。

 

こういう部分を突き詰めてやると本当に面白いなと思います。どこまでできるか。ちなみに水曜日は雪に負けて「ダンス」と補強のみ。練習が不足している選手に関しては別途自分で計画を立てるよう伝えました。練習を積んでいる選手と同じ流れでやる必要はないと思うからです。走っていないのであればそれを補う部分をやらなければいけない。そう考えています。

 

とりあえず最初の3日間のことを記録しておきます。何も面白くないですが(笑)

 

 

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星を編む

2024-01-23 | 陸上競技


去年の11月。本屋に行った時に見つけた本。買うかどうか悩んで図書担当の先生に相談したらすぐに購入してくださいました。が、なかなか自分が一歩踏み出せずに読み始めるまでに時間がかかってしまいました。昨日本を読んだので「読みたい欲求」がMAXになったので無理矢理時間を作って読むことに。

「汝星の如く」に関する作品というのは本屋で見て知っていました。こういう時に何かしらの先入観を持って読むのは嫌なので。そしてここにネタバレのようなことを書くのも嫌なのでなかなか難しいのですが。

前回の作品と合わせて一つの作品。そう思わせてもらいました。前回の読後感は重いものがありました。上手く表現できませんが。様々な人の感情が入り混じっている。それも綺麗な感情だけではなく。誰かから何かを奪う。そういう想いが含まれる。

今回は少し違う。もちろん複雑な感情はかなりありました。が、テーマの中に「自分らしく」「自由に」にに憧れる部分が出てくる。その場から飛び立つ。そのために。

飛び立つための翼を奪われる。そこを避ける気持ちは誰にでもある。「誰かのために」というのを求められて生きていく。自分自身が自由になるために「誰か」のために生きる。そこに生きる意味を見出す。何かを手に入れるために何かを諦める。人生はその繰り返しだと思います。それはすごく当たり前のことであり、片一方を選んだらもう一方は選べない。「別の生き方があったかもしれない」というのは常にあるが、その生き方を選んだ時点で今の生き方は選べない。

今、私が選んだ選択肢は正解だろうか。答えはどこにもない。私が何かを選択することで誰かの「何か」を奪ってしまっている。それだけは確か。どうしても自分中心の視点で見てしまう。この作品は「同じ事柄」をそれぞれの視点で捉える部分がある。どちらか一方の視点だけではなくお互いの視点の中で「すれ違い」だったりする部分を補っていく。

今の自分は正しいかどうか。やはり、わからない。blogを書き続けていることで「承認欲求が強い」と思われているかもしれない。誉められることを求めて生きてはいない。認められることは一時的に名誉なのかもしれないが、私自身が生きていく中ではどうでも良い事。

この世を去る時。何を思うか。そんな先のことまで考えられない。やはり小さいなと思う。小説を読むことで自分自身が経験できない様々な視点で物事を見ることができる。生きること、学ぶこと。ここに対して自分なりの意味づけをできる。

是非読んでもらいたいなと思う。汝星の如くと合わせて読むと自分の中の何かが溶けていく気がする。繰り返しになるが「汝星の如く」とは随分違う読後感がある。




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私たちの世代は

2024-01-22 | 陸上競技


久しぶりに本を読む読んだ。昨年の8月に勝っていたのに。全然本を読む時間がなくて。それは言い訳なのかもしれないけど。

なんかずっと本に触れることを避けていたのかもしれない自分がいて。今置かれている状況ややるせ無さがあって。

この作品。まさにコロナ禍の学校生活。突然訪れた「これまでと異なる生活様式」にどう順応していくのか。子供たちから多くのものを奪っていく。その中でこれまで救われていたであろう子供達が救われない。「休んでもいいですよ」と言われることで休むことに抵抗がなくなる。その間に何かが失われているのかもしれない。その反面気づくこともあるのかなと。

妹尾まいこさんの作品は色々な意味で救われる。誰かが大きく傷つく話ではなく、色々な角度から救われていく。何をもって「救い」と表現するのか分からない。それでも今の私に取って「救い」だったことは間違いない。

結局、「きちんとやりたい」と思っている人達の助けになりたい。自分自身が現役の頃思っていた「指導を受けたい」という大きな欲求。誰からも何も教わらない中でやってきて。ずっと遠回りしてきて。そんな時間を「きちんとやりたい」と思っている子供達には過ごしてほしくない。それが原点だった。

その想い。最近は少しずつ薄れていたのかもしれない。なんでやらないといけないのか。理不尽。そういう想いが強くなっていて。もちろん、だからといって「生徒のために」という意味不明な正義感を振り回して何かをするというのは自己満足でしかない。求められているのかどうか。自分が中心に「こんなにやってあげてます」みたいな空気は作りたくない。別に感謝されたいわけでもないし。

誰かを救いたい。そんな大袈裟なことではなくて。本気でやりたいと思う選手の力になりたい。そこだけは外せないなと改めて感じさせてもらった。コロナ禍によって様々なものを失ったかもしれない。それはかならず取り戻せる。もちろん現実はそんなに簡単なことではなくて。でも本の中だけでも「何度でもやり直せる」というのを訴える。必要なことだと思います。

小学校の先生になりたいという人に読んでもらいたい。娘に紹介しようかなと思うけどあの子は読まないかもしれない。本を(笑)。こういうのは強制するものではないので。

本を読みたい欲求が出てきました。閉塞感を打破するためには必要なことかもしれない。強くそう感じています。機会があれば読んでみてください。





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土曜日のトレーニングと思うことをダラダラと

2024-01-21 | 陸上競技
土曜日のことを。天気予報は雨でした。が、微妙な感じ。大雨になるのかなと思っていたら小雨がぽつぽつ落ちるくらい。これだったら練習できたかなというのもあります。とはいえ、「もう少しやっておこう」と思ったときに上手くいったことはないのでやらないほうが正解かなと思ってはいます。前の日にも少し話をしましたが「時間がある」からといって「もう一本追加」というのは結局、意図する練習ではなくなっています。以前の私であれば「勿体ないからやる」という感じでしたが今は「やらない」という選択をします。試合の時も同様。「もう1本走っておきたい」というのは選手自身の「不安」からくるもの。「もうここで辞めておく」と1本減らすほうがいい気はします。これも感覚の話。

練習計画の見直しなどをしてグランドに行ったときにはすでに練習は始まっていました。こういう意味では私はいてもいなくても同じだなと思っています(笑)。メニューがあれば選手はそれに合わせて活動をします。前から書いていますが練習の初めに「ダラダラ話す」というのは選手にとってプラスにならないと感じています。「今から練習を始めます」という儀式的なことなのかもしれませんが、今の私には必要性を感じない。「事務連絡」は必要かもしれませんが、もう「口頭」で伝えるのは時代に合わない気もしています。必要なことを簡単に話す必要はあるかもしれませんが、後はSNSなどでPDFなどで回す。今は長期計画などはもうPDFにして送るようにしています。「昔ながらの部活動」をやりたくないなというのもあって。だからこそ「別に私ではなくてもいい」という感覚が付きまとうのかもしれません。

練習に関しては「補強中心」としていました。走らない。グランドが緩いと気に走るのは好きではありません。スパイクを履けば問題ないかもしれませんが。それでも「雨が降るから補強」と決めていたので補強のみ。ずっと室内でやることにしました。武道場の畳の上は通常柔道部が使っています。先日から半分くらいを使わせてもらっています。この日は誰もいなかったので全面を使いながら。

通常通りの練習の流れ。バランス系をやってから足踏み腹筋、車系という流れ。ずっとやっていますがもう少し精度を上げてもらいたいなというのがあります。「誰もがやっている」という練習かもしれません。単純に「やればいい」というわけではない。もっと正確にやりたい。何度も話をしていますがやっているうちに「雑」になる部分があります。これは言い続けるのか、選手が必要と思って行動を変えるかどちらが正解なのか分かりません。しつこく言い続けないと変わらない部分はあると思っています。しかし、いつまで言い続けるか。自分自身のスタンスを明確にしたいなとは思っています。

そこからスーパー体幹補強をやってからセラバンド補強。個人的には「腕立てジャンプ」がかなり効果が高いのではないかなと思っています。以前のようにウエイトをやらないのですが、「腕立てジャンプ」は衝撃に耐えるのでかなりの負荷がかかります。降りた瞬間に「止める」ことで大きな負荷がかかります。大半の選手であればここで力を抜いてしまいます。衝撃を逃がす。やり方によって「効果」が全く違うなという印象。

ここでメニューにはなかったのですが「ロープ登り」を実行することに。自重を上半身で支える。tokushoでかなりやっていました。hoshoもロープを購入してやっていました。効果的だと思っています。しかし、今はやっていませんでした。結局、「良い練習」だと思っていても道具や環境、雰囲気によってやることが変わるのだと思います。武道場にロープがあるのでそれを利用したいと思ってはいたのですが実行に移せていませんでした。やってみましたが一番上まで上がれるのは1人だけ。身体のコントロールも含めてやっていく必要性がある気がします。広背筋などの強化も含めて。やろうと思えばできることはたくさんあるなとあらためて感じました。それをやろうと思うかどうか。実際にやるかどうか。自分次第かなと。

隣で剣道部が練習をしていたので色々と話をしました。他の競技がトレーニングをしているのを見るのは楽しい部分があります。必要なことが何かを見極めながら。いわゆる強豪校では「トレーニング」の比重が高くなっているということでした。「武道」はその道を究めるというのがあると思います。練習をする中で「極めていく」のだというイメージ。しかし、現実は「身体づくり」を取り入れて「スポーツ」としての要素が強くなっているのだと思います。「競技力を上げる」ことを考えるとやはり「身体づくり」は必須だと思います。相反する部分だとは思いません。「道」を究めるために「筋力」は重要。それに身体のコントロールも含めてやっていくともっと効果が高まる。こういう部分の話を別の競技をやっている人と話をすると面白い。もっと詰めて話をしたいなと思いますね。まー本当に詰めて話をすると引かれるので微妙ですが。

以前から思っているのですが「突き詰めて話をしたい」と思ったときにそれを聞いてくれる人が少ないというのが最大の問題だと思っています。私自身にとって(笑)。かなり話をしたいのですが「そうなんだ~」位で終わってしまう。または「そうなんですか?!」と一方的に話す形になってしまう。基本私は自分からあまり話さないようにしているのですが。興味のない話をしても仕方ないと思うので。これに応えてもらえないストレスが「部活動を辞めよう」と思う一番の要因なのかなと思っています。それがクラブチームになったところでどうなのかというのもありますが。「これまで勉強してきた」という指導者はたくさんいると思います。が、突き詰めてその話をするというのはなかなかないと思います。色々なことを「原理原則」や「意図」を含めて話ができるというのが少ない。「経験則」で話をするのは個人的には嫌なのです。個人的に「楽しいかどうか」というのが大きいので。嫌われるでしょうね(笑)。

私が剣道部の顧問と話をしている間に選手は屋外へ。少しだけ外でやる予定にしていました。やはり私がいなくても物事は進んでいくなと改めて感じました。別に「外に行きます」という報告を待つ気もありませんし。やるべきことが明確なのであればそれで動けばいいと思っています。屋外でDM∞と瞬発系シャフト、DM投げを。全身を使う運動はさすがに室内ではできないので。ピロティがあるので雨が降っても投げられると思っていましたが結局この時間帯は雨が降っていませんでした。仕方ない。

15分くらい屋外にいたでしょうか。戻ってきてシャフト補強とDM TABATAをやって終わり。2時間ちょっとの時間になりました。元々「必要なことを提案するように」という指示を出していましたが何も無かったのでここまで。少し話をしました。30分くらいは自分達に必要な補強を考えてやるようにと。2人1組で5分ずつで実施。やる内容はまったくを指示を出さない。考えてやることは必要だと思うので。

最後に集合をして話を。ホットカーペットの上で。3分程度の話だったかなと思います「話が長い」というのはもうほぼありません。翌週の練習計画の変更について。さらに「補強」の取り組みについて。やっているというのは確か。しかし、「本物」と比べると足りない。正確性、精度が違う。そこに関してどうするか。ヒントは与えますが結局は自分次第。ここは「甘い」といわれるかもしれませんが「やるのは自分次第」というのはあります。このスタイルが受け入れられない可能性はあります。それはその時。いつでも「辞任」したいなという気持ちがあります。他の人から「もっとやれ」といわれたり「指導が間違っている」と言われるのであれば速攻で辞めようと思っています。「自分の意志」でやりたい。やりたくないモノを強制的にやらされるのは絶対に嫌ですし。同じく「やりたくない」と思っている選手に「やれ」というのも嫌ですし。

考え方を示す。これは非常にリスキーだと思っています。批判の対象になる可能性があるから。今は「陸上競技」の指導に関わりたいなというのがあります。自分にしかできないことがあると思うからです。しかし、今のやり方や考え方が批判を受ける時期も来るでしょう。そうなった時には「高体連」や「部活動」というシステムから離れるつもりです。高体連に関わらななければ「県総体」や「IH」という流れから外れることになります。学校という「どうでもいい組織」のなかでやることを求められるのであれば「本当にやりたいこと」とは違ってきます。「お客様商売」ですから「ニーズ」がなければ指導もできません。そうであれば散歩しながら過ごせばいい。

真剣に身の振り方を考えながら生きています。本当に。
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