kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

夏休み最後の練習

2014-08-31 | 陸上競技
土曜日、夏休みの最後の練習としていました。私は山口に宿泊してから早朝に学校へ戻るという強行日程。まー好きでやっているので問題はないのですが。さすがにこの日は体調がMAXで悪い。前日の朝から喉の痛みと咳が気になってはいたのですが、この日は尋常ではないレベルまで来ていました(笑)。くしゃみが止まりません。それでも予定を変更できるほど余裕はないのでやり切ることに。

8時から練習開始。アップはダイナマックスから。一日練習を予定していたので慌てず午前中は動きを中心に行うことにしました。我ながらしつこいなと思いながらもやり続けました。この日も野球部の練習試合をやっていたので距離を走ることは不可能。下のグランドでは小学生の野球、陸上競技場ではサッカーとうちが使える場所が全くない状態だったのもあり、少し予定を変更して基本的なことをやることにしました。

動きの部分を徹底しました。最近はここまでやらなくても走れる選手がいることが分かってきています。走れる選手は技術云々ではなく速いのですから。それでもうちが戦うためにはこの部分は外せません。壁をやったりスティックを使ってしつこくやっていきました。足運びだけの部分とそれに重心移動を加える動き。あまり好きではないのですが、「出来ていない者の動き」を他の選手に見せました。本人はあまり良い気はしないと思いますが、自分が出来ていないという部分は理解させなければいけませんし、こちらが話をしている動きと異なる動きとの「差」を目で見てわかるようにしなければいけないと思います。重心移動がほとんどなく「脚で迎えにいく」動きがある選手はなかなか改善されません。中学時代は何も考えずに走れていたかもしれません。体型も変わってきてそれだけでは済まなくなります。ここは繰り返しやっていきながら自分自身に体感させていくしかないと思います。

走練習に入る前に先日合宿でやった内容の確認。ほとんど理解していない。これでは走りにつながることはありません。言われたからやる。その意味を考えずにひたすらやるだけで走れるようになるならもうすでに走れるようになっています。まだまだ甘いですね。チューブを使って練習をしますがその動きの中に力を加える方向を意識させました。加速段階での動きも徹底しておかなければいけません。ここは数日間、中間疾走の走りはしつこくやっていましたが加速段階が少し弱くなっていました。全体の部分をきちんとやっておきたいですし、加速がきちんと出来なければ中間に上手く結びつきません。大切な要素を疎かにして特定の部分にだけ特化するのは最終的にはマイナスだと思います。

その部分を意識しながらチューブをやって並走と30&60。更には前半マーク走まで。練習の流れとしてここまではしっかりとやっておきたいと考えていました。まずまず。

午後から2時間休息を挟んで更に練習。本来であればトレーニングを中心に行いたかったのですが、ちょっと思うところがあって走ることに。久々にハードル走を行いました。冬期練習ではかなりやっていたのですがここ最近は全くやっていませんでした。ハードルを上手く跳ぶというのではなく走りにつなげるための練習です。幅跳び選手もいるので必要になってくる練習だと考えました。踏切の感覚を身につけるためにはやはり実際に跳んでいく必要があります。うちは学校に砂場がありませんからこういう練習を取り入れながら対応していくしかありません。

見ていると「出来なくても一生懸命にやろうとする者」と「こちらが求めることをやろうとしない者」に明らかに分かれていました。これまでも何度も言ってきました。「苦手なことから逃げない」という部分は大切です。しかし、上手く出来ないことに向き合わずに誤魔化してしまいます。かなりの量をやったのですが最後まで出来ませんでした。ちょっと考え物ですね。私が激怒してやらせるというのは最近は違うと思っています。出来ないことから逃げていたら結果はついて来ない。実際に走練習をすると本数を重ねるごとに「差」がついていきます。練習中にも厳しく指示しましたが「言い訳」や「逃げ道」を作ってしまう傾向がある。その根本的な部分が変わらなければ同じところで止まったままです。最後には自分に返ってくる。ここに気づけるか。

他の種目でも専門をやりました。高跳びも真面目に。私は前に進む種目をやりたいと思ってきました。上に跳ぶ種目というのはイメージできません(笑)。それでも可能性のことを考えるとやるしかないのかなと。細かい技術は教えられません。それでも基本的にやるべきことはわかっているつもりです。元々器用な選手ではないので細かい技術を教えても身につかないと思っています。とにかく身体を浮かすためにはという話だけしてその練習を。最終的には短助走で145をクリアする寸前まで来ました。身体自体は155を越えるくらいは浮いています。全助走になってスピードが上がってくれば確実にクリアするんだろうなという感じでした。元々踏切とクリアランスは抜群に上手いですから、基本的な動きは教える必要はないはず。浮きさえすれば跳べると思います。

最後に全体的にジャンプトレーニングをして終了。ここでも感じることがありました。これではチーム全体に影響を及ぼします。ここは考えないといけないですね。戦うチームにするためには例外は認められない。逃げ道を作りながら本当に戦えるのか?ちょっと課題が残ります。

全体的にはかなりの取り組みの水準まで来たと思います。支部新人と比べるとかなりレベルアップしている感じがあります。これを県新人までになんとかもう少し引き上げたい。それができれば目標に届くと思っています。この夏の経験はなかなかできるものではありません。今後の私の指導に大きく影響を及ぼす夏だったと思います。多くの経験をさせてもらえたことに感謝したいと思います。

秋のシーズンが始まります。まずは自分の体調を戻さないといけないですね(笑)。一先ず書き記しておきます。
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手伝い

2014-08-31 | 陸上競技
金曜日、この日は県新人の準備を手伝うことになっていました。同時に3年生の夏休み最後の練習にしていました。国体があるとはいえここまでかなりの練習を2年以上続けてやって来ています。この夏は気持ち多く休ませています。心と身体を少し休ませる機会がないと持たないと思ったからです。

会議が10時からだったので朝は一旦学校へ。練習の指示を出すためと3年生の顔を見にいきました。まー別に夏の練習が終わると言うだけなのですが(笑)。走るメニューだったのでプレッシャーをかけておきたい部分もありました(笑)。下級生は土曜日を一日練習にしていたのでこの日は少し落とし目に。流石に疲労があるでしょうから。

メニュー的にはそれほど多くありません。3年生は120+60を何本かやるようにしていました。ここに到達するまでのメニューも下級生は少なめに、3年生は多目に。少し差をつけました。私はアップだけしか見れませんでした。後は選手任せ。山口に会議の手伝いのために出発しました。移動の途中雨がかなり降ってきました。雨の指示を出していなかったのでどうなっているかかなり不安。自分達で変更するというのは出来ないでしょうからグランドがぬかるんで怪我をしないか心配でしたが、なんとか無事に練習ができたということでした。こちらは安心。

私自身はこの日の朝からめちゃくちゃ体調が悪くなっていました。くしゃみが止まらない。それでも手伝うという話になっていたのでやらなければいけません。それなりに仕事はしたと思います。それなりですが。

夜は親しい先生と食事をしてから懇親会、更にはまた数人で行きつけの寿司屋さんへ。この辺りになると少し元気になっていました。正確にいうと楽しかったので体調の悪さを完全に忘れていたというだけだと思いますが(笑)。どう考えても無理をしていました。それでもこういう時間は楽しいので全てを忘れてしまいます。何かあるごとにいつも一緒に食事をするのですが毎回楽しい時間を過ごさせてもらっています。ありがたいことです。

夜寝ていると咳が止まりませんでした。1人ではなく他の人と同部屋だったのでかなり遠慮して咳をする。ダメージ倍増。気が弱いのでこういう時には眠りが浅くなります。快復する気配なし(笑)。

書き記しておきます。
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一日練習2

2014-08-31 | 陸上競技
blogを更新しようという気持ちはあったのですが、金曜日からめちゃくちゃ体調が悪くなってしまい断念。尋常ではなくキツかった。まーだからと言ってやらないといけないことはたくさんあったのでほとんど休めないのですが(笑)。

で、忘れかけつつありますが木曜日の午後の練習について触れておきたいと思います。午前中に基本的なことをひたすらやっていました。動きの部分です。同時に疲労度も麻紙ていたはずです。合宿があって疲れが抜け切る前に練習負荷をかけていますから当然です。それでもモチベーションを高いところで維持しておかないと練習にはなりません。気持ちの部分です。

練習は通常通り。普段の練習で行うメニューです。壁をやってかはハードル。野球部が練習試合をしていたので少しゆっくり進めていきました。可能であればバトンまでやりたいと考えていたので。走る頃になってタイミング良く試合終了、並走から始めることにしました。きつい部分はあると思いますが本数は多めに。バトン走をやる時にペットボトルを準備させました。パトンパスを確認するために必要です。効率良くやっていくためです。

この段階で走れている者とそうではない者とに分かれていました。これだけ疲労していたら当然です。見ているときちんとコミュニケーションが取れていなくて足長がきちんと修正できていません。走り云々ではなくここの部分はダメだと思います。タイミングが少し早かったのもあると思いますが「明らかに渡らない」という状況でした。練習をなんのためにやるのかを考えないといけません。が、2度目も全く同じ状態でした。これは本当にダメ。「走りを意識したら大丈夫と思った」という返答。いや、そのレベルで渡るような距離ではなかったはずです
。少し話してもう一本やらせました。足長の調整をしてきちんと渡す。日によって違ってくる部分を各自が言葉にしながらやっていかないと次につながりませんね。それでもバトンのための日誌は書いていました。ここは成長。

重心の移動のことがあったのでトゥトレを。2本ずつ実施しました。最後に60mを2本走って終了。2年生の1人がかなり走れていました。「抜かされたらどうしよう」と走る前に口にしたおかげで3年生に火がつきました(笑)。そこまでは「走れない」と言っていたのですがその一言で大会並みの集中を見せ2年生は完敗。やはりここ一番の強さは別格です。
2年生も悪くはなかったのですがここで力の差が出ます。疲労状態であっても走らないといけない時に抜群の走りをする。こういう強さが実際のレースに生きてくると思います。

結局練習終了は17時前。合宿ではなく単独の学校練習ですがトータルで7時間くらいはやったのではないかと思いますね。なかなか出来ることではありません(笑)。疲れはあると思いますがこういう機会が今後につながっていくと思います。

記憶が曖昧になっています。思い出せる範囲で書きました。すみません。
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一日練習

2014-08-29 | 陸上競技
木曜日、この日は一日練習をすることにしていました。私だけではなく選手もかなり疲労しています。それはわかっていますが夏の終わりにしっかりとやっておきたいと考えています。特に今年はインターハイに参加したため女子の練習が明らかに不足しています。この状態であれば秋には厳しい戦いが予測されます。なんとかして戦える状態に持っていきたい。それは私だけではなく選手も同様だと思います。きついけどやるべきことをやる。このスタンスは変えたくないですね。

前日は休息を意識してトレーニングにしていました。まーどう考えても身体を休める事にはなっていませんが。一日練習をするに当たり、午前中は動きの確認を中心に置きました。走り込みは合宿でやっていますか 。動きの質を上げて行くことが大きな課題となると感じていたので。アップでダイナマックスをやっていますがこの動きの確認からやりました。これは周りから見るとトレーニングのように見えますが、私個人としては「走りにつながる動き」として位置付けています。しかし、いつの間にか練習の中身が変わってきている。これは良いことではありません。30分以上かけてやるべき動きの意識を確認していきました。やりたい動きを身につけるために他の動きも取り入れながら。この時点で1人動きが全く作れない者がいたので別メニュー。3年生がマンツーマンで教えていきました。腰が進みません。集中して改善してもらいたいですね。

その後、雨が少し降って来たので軒下で壁。繰り返し繰り返しやっていきました。通常の3倍はやったでしょうか。なかなか意識と動きがかみ合いません。一生懸命にやっていると思います。それでも簡単に変わらない。それでもやっていくしかないのです。我ながらかしつこいと思いながら繰り返しました(笑)。

更に屋外で足運び。スティックを使って進めていきました。接地ポイントが前側にズレる。膝締めがきちんと出来ていない者は確実にですね。前まで持って来る前に落ちてしまう。スティックに届かないので膝から下が開いて迎えにいってしまう。あーこういう部分なんだなと今更ながら感じました。腰がついてこないという部分が確実に脚の動きにもつながっていきます。やはり見ることは大切。トップ選手の動きだけを見てマネをさせようとする指導者もいます。実際はそんな動きができれば苦労しません。その選手が出来ていない動きをどう改善していくかです。基本を度外視した練習ではたまたま強くなる選手はいても総合的には上がらないと思います。じっくりと時間をかけることで見えてくることがある。目新しいことをやるのではなくやはり基本に立ち返って練習を進めて行くことが大切だと思います。

最後にハードルをやりました。いつもは前向きで一歩の動きをやるのですが、この日は最初に横向きで始めました。接地ポイントと腰の位置の確認のためです。横向きでやる方がここの部分の確認がしやすいと思ったので。やはり3年生は上手い。ほとんどやっていないのですがこちらが求める事が出来ます。目の前に最高のお手本がいるのです。ここを下級生が何故利用しないのか?直接質問できる環境にあるのです。もっと貪欲になってくれないと強くはなりませんね。

トータルで4時間近く行いました。みっちりやる。かなり精神的にキツかったと思います。一年生は特に。近道があればそれが一番なのですがなかなか簡単にはいきません。時間をかけて少しずつ進んでいきたいと思います。

長くなったので記事を一旦区切ります。午後はまた書きます。
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合宿翌日&水曜日の練習再開

2014-08-29 | 陸上競技
とにかく忘れないように書いておきたい。とはいえ、かなり疲労しているため体力的に結構厳しい(笑)。それでも先延ばしにすると確実に忘れてしまいます。可能な限り書いておきたいと思います。

合宿翌日、保護者会は終わっていますがとにかくやることがいくつも重なっています。10時から会議があり、終了後はすぐに3年生の面接練習がありました。あまりにもヘロヘロなので日程変更をしてもらいました。休みにしてと良いくらいのダメージだったのですがそうも言えず。やり始めるとエンジンがかかってしまうのでかなりの時間をやりました。で、結局ダウン。この日も21時前には就寝。小学生の息子よりも早く寝ているというのはどうなんでしょうか?(笑)

水曜日、この日は2年生の登校日でした。9月に入ってすぐに就業体験実習があるのですそのための頭髪服装検査。何年か前は結構大変でしたが今はそれなりに大丈夫になってきました。短時間で終了。2年生が登校日なので1・2年生はその時間に合わせて登校。朝練の時間に来るように指示をしていました。生活のリズムの安定という意味もありますし、体調の把握という部分もあります。朝の段階で身体のコンディションの確認&マッサージをさせました。1年生はその後しばらくはグランドの草抜き。最近グランドでの練習ができていません。同時にグランドに草が生えてきます。自分たちの使うグランドを自分たちで管理する。それくらいのことはできないといけません。

2年生が10時過ぎには終わったので少し草抜きに参加させてその後、合宿を踏まえてからのミーティングを行わせました。これも私抜きで選手のみ。自分たちの練習を自分たちで作り上げていくという感覚を持つ。自分たちに足りないものを感じ取ることができれば合宿が練習につながっていきます。ここができないのであれば練習の意味はない。私から言われてどうこうではなく自分たちがどう感じるか、どのように行動に移すかが重要だと思いますね。で、食事等をとらせて練習開始は13時から。

13時前には集合は完了していました。まー当然ですが。この日は外部から練習を見に来られました。この夏にいくつかの学校に訪問されているようです。1回目の夏の合宿に参加されていました。長距離が専門なのですが今後短距離も指導することがあるかもしれないということで自ら勉強されているようです。うちのような学校に来て私の練習を見て本当に意味があるのかは不明ですが(笑)。少し選手にも話をしてもらいました。「kaneko先生は短距離とフィールドが専門で・・・」という話があったので突込みを入れておきました。基本的に私は「短距離&ハードル」が全問だと思っています。フィールド種目はほとんど指導できません。高跳びに関しては完全に素人。指導するのは不可能だと思っています(笑)。一応確認のために伝えておきました(笑)。

見学者がいるからと特別な練習をするということはありません。この日は予定通りトレーニング中心。本当は走りたいのですがさすがにしんどいだろうという優しさ。前日に大きなエースに会うことがあったのですが「座っているだけで筋肉痛」という話をしていました。この状況で動きの確認をするのは不可能だろうなと。できるかもしれませんが集中力が低くなるのでそれだけは避けたい。ダイナマックスをやってからシャフト補強。この日は師匠が投擲を連れて合宿に来られていました。お見せできるほどの練習ではないのですが少し見に来られました。「筋力的なこと」についてかなりできているという評価を頂きました。これは本当に嬉しい。特に小さなエースの動きを称賛されていました。シャフト補強でも「前に進むこと」を常に意識してきました。負荷をかけるだけではなく走るにつががる練習をしたい。それが全ての練習の中での共通項目にしています。接地時間を短く、重心の移動を大きく。小さなエースはかなり動きが速い。移動距離が小さいとそれだけ行う回数が多いのでできるだけ少なくと常々言っています。このあたりは「得意」ですから圧倒的に速い。手を抜いているわけではなくきちんとやって速いのですからすごいことです。

比べてみるとやはり他の選手は接地が長かったり移動距離が少ない。さらには腰が残る。この部分の差がどれだけ走りに影響しているのか。考えてもらいたいものです。声も出て元気にやっていました。これはこれで立派。いや、正確に言うと当たり前なのですがこらが「当たり前」になるまでにやはり時間がかかります。競技力はまだまだだと思いますが、「取り組む姿勢」はずいぶんチームとして成長してきていると思っています。

あとはバランスディスクをやってからメディ投げ、懸垂で終了。補強だけで3時間はできたと思います。「本当に補強しかしない(笑)」という感じで来校者と話していました。怪我をしないための身体作りという意味も含めて補強をひたすらやります。走るだけが練習ではない。上述のようにトレーニングの中で走りにつながることができる。筋力を上げることだけを考えているわけではなく「走るためにどうするか」を考えるようにしています。それでも師匠や先輩にはまだまだ遠く及ばないと思っています。まだ力不足。それでも合宿を経て自分がやるべきことをもう一度確認できました。身体は結構疲れていますが「心」の部分は前向きです。

しっかりと取り組んでいきたいと思います。
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合宿2

2014-08-28 | 陸上競技
月曜日、この日は合宿2日目。残念ながらこの日は午前中に保護者会が入っていました。合宿の日程を忘れて保護者会の案内を出してしまったので月曜日も面談でした。いや、自分で自分を追い込んでいるいますよね。朝かなり早く起きてセミナーパークから徳山に戻る。7時には到着して13時半まで保護者会があり、午後からの練習に間に合うようにセミナーパークへ。

昨年だったかあまりにも余裕がなくて保護者会を3日間に詰めてやったことがあります。しかし、1日に最低でも13人は面談をすることになります。尋常ではないくらいしんどかった記憶があります。どう考えてもこの日程で今年やるのは不可能だと予測していたので4日間で終わらせることにしていました。それでもやっぱりハードでした。

合宿では午前中からかなり走り込んだようです。繰り返しになりますがうちの選手は通常長い距離も走りませんし、めちゃくちゃ追い込むことはありません。良いか悪いか分かりませんが、練習がスマートになって来ている感じがあります。この合宿に向けて全身筋肉痛値なるくらいの高い負荷をかけて来ましたが、それでも以前に比べると練習は少なくなって来ています。この合宿を経験することで選手達は様々な幅が広がっていくと思います。これまで経験したことのない負荷がかかります。

この日はあまり選手に声かけをしないようにしました。練習の中で自分自身と向き合う必要があると感じていたからです。階段サーキットをやって過去最高の負荷をかけることができました。今回は走りの方で高い負荷をかけたい。距離を踏むというのは手を抜くことができます。いつの間にか「走りきること」が目的に変わってしまう。スピードや動きがどうこうではなく結局練習をこなすことが最大目標になってしまうのです。そこも踏まえてしっかりと走る。後先を考えずに目の前の一本をしっかりと走るようにだけ話しました。最初抑えて後半頑張るという感じでは練習の意味がなくなります。

選手には指導されている先生が何故このようなメニューを与えているかをしっかりと考えるように話しました。単独練習では絶対にここまで出来ません。他校と一緒にやるから追い込める。通常とは異なる刺激なのです。その中で自分が強くなるために何ができるかという部分が大切。自分と向き合いながら練習をしていく。本当にヘトヘトになっていました。それでも大きな刺激だと思います。

動き云々ではなく「やり切る」「動かし続ける」ことが大切になります。手を抜きたいと思う気持ちが出て来てそこをどう自分自身で抑え込むか。ここがこれから先すごく生きてくるのです。

支部大会が終わってからの合宿、すごく刺激になります。本当にありがたいと思います。若干記憶が曖昧になって来ているのでこの辺りで。本当は書きたいことがたくさんあったのですが、なんせ余裕がなくて。申し訳ありません。うちの選手はよくがんばっていました。
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合宿

2014-08-26 | 陸上競技
日曜日から毎年恒例の合宿。普段とは異なる環境で他校と一緒に練習をする。これだけで大きな刺激となります。技術的なベースを大切にしながらも「ガムシャラに走る」という合宿となります。他校がどのような合宿をするのかは分かりません。しかし、うちのような練習スタイルの学校にとっては本当に大きいと感じています。普段は短い距離を中心にやります。そこまで走り込みはしません。ましてテンポ走なんてものは全くやらない。長い距離をゆっくり走るという練習はしません。もちろん合宿でもゆっくり走ることはありません。距離が伸びても全力(笑)。すごい合宿だと思いますね(笑)。

午前中は先輩の指導による動きの部分を中心に。7月に行われた合宿の延長ですね。今回の合宿から参加する学校もいたので私もサポートしながら練習は進んで行きました。動きと走りをつなげて行く。ここは大切だと思います。普段からそういう話をしていますがなかなか動きが走りに結びつきません。それぞれの動きをやることに一生懸命になり過ぎて走りの中などうつながるのかが意識できなくなるのです。ここを何度も指摘されながら進んでいきました。これはすごい価値のある時間でした。ショートを何本かやって午前中は終了。

午後はもう一度動きの確認。そこから走りを中心にすることになりました。走りの部分からは私がメニューを決めることに。人数がかなり多かったので短短と短長に分けて行うことにしました。元気な時に先ほどの走りの基本をうまくつなげておきたいと思ったので少し緩やかな坂を下ることにしました。オーバースピードです。この坂は少し下ってそこから平地になります。練習の意図としては下りでピッチが上がった部分を平地での走りに結びつけて行くというところがあります。60mくらいの距離で行っているのですが後ろに並んでいる者ほど坂を降りてすぐにスピードを緩めたり、坂でブレーキをかけてしまいます。意味がなくなります。ここは注意。

短い坂を上るところまでは全体で一緒に行ってから短短と短長に分けました。短短は先ほど下ったなだらかな坂を登ってからそのままの勢いで少し急な坂を。意図としては加速段階を意識したものです。坂の角度を変えることで加速段階の前傾を意識出来るようにする。休息を挟みながら本数は多めに行いました。坂道を走るというのには意味があります。今回は最初の構えの部分とリズムを重視。あとはきちんと前傾を保つこと。坂ですからね。

短長は少し距離を長くしました。短い坂を上がってから15m歩いてそのまま長い坂を走る。これを3本を1セットにして2セット(3セットだったかも)。この時点でかなりヘロヘロになりました。最後まで動きを保つというだけではなくガムシャラになっても前に進むという感覚を持たないといけません。バテることを恐れて最初抑えるような走りでは練習効果はありません。女子には厳しかったようでした。競技レベルの部分も影響しているとは思いますが後半はジョグのようになる。急遽、2つの区間に分けていたのを3区間に分けることにしました。何とか勢いで押し切れる距離を設定しました。女子は肉体的限界よりも先に精神的限界が来ます。ここを乗り越えられない選手が多い。だからこそこういう合宿で厳しさを経験する必要があると思っています。無理矢理に近い形で追い込みました。

坂で走った後には平地で。短短は加速段階とスピードを意識して短い距離を数本。感覚的には良かったのではないかと思います。短長は更にトラックで追い込みました。ピラミッド形式の折り返し走。まだまだ負荷をかけられそうな雰囲気がありましたが、翌日のことを考えて少し抑えました(笑)。

最後に補強。人数が多いので2人1組の補強に。うちの師匠は2人1組の補強が嫌いだと以前から言われていました。どちらかが休むことになるので時間がもったいないとのこと(笑)。それもあってペアでどちらもが負荷をかけられるメニューを行いました。途中からネタ切れしそうになったので思いつきで。これが結構良い補強だったりする(笑)。学校でもできそうですね。

全体的に声も出て良い感じで合宿ができているのではないかと思います。筋肉痛からの回復は絶対に無理です(笑)。それでも翌日に向けてやるべきことができるかどうかです。夏休み後半、単独ではなく合宿だから出来る負荷があります。翌日もしっかりと走ることになります。自分と向き合いながら取り組んでもらえたらと思いますね。
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補強中心に

2014-08-26 | 陸上競技
土曜日、合宿前日。前日はシャフト補強に加えて階段サーキットをやっていました。流石にダメージが大きいだろうなと思っていましたが、歩くこと&階段を降りることがまともに出来ないくらいの激しい筋肉痛に襲われていたようです。合宿に向けて調整するということはありません。さすがに負荷をかけ過ぎたかなという気はしました。

予定では短い距離の練習をしてから合宿に入ろうと思っていましたがとてもそんな状態ではありません。さらに私自身は朝からずっと保護者会が入っていました、少しでも回復時間を取ろうと思って練習を午後からにしました。練習開始前に合宿の準備をして合宿に向けてのミーティングをするように指示をしました。ある程度自分たちで物事を進めていく必要があると思います。

尋常ではない筋肉痛の中でダイナマックスを使ってのアップ。そのままハードルを使ったドリル。メディシングボール投げも行いました。その後は懸垂と足上げ腹筋。さらに腹筋を。かなり練習量的には少ないと思いますが、選手の肉体的にダメージはこちらが思う以上の疲労だと思います。逆に今だからできると考えています。支部新人で悔しい想いをしているからこそ今はガムシャラになれる。目の前の事だけを考えるのではなくもっと先のことを見て行きたいと思います。

ヘトヘトの様子でしたがこれを乗り越えられるかどうかですね。精神的にも肉体的にもしんどい。高校生にとってこのダメージがどれほどのものなのか。歩くことさえまともにできない筋肉痛に襲われながら生活を送ることはこれまで絶対になかったはずです。少し動いたら痛みがある。これはかなりストレスだと思います。私も過去に何度か経験したことがあるのでめちゃくちゃイライラするのが分かります。自分自身の感情のコントロールをしなければいけなくなります。こういう経験がこの子達の成長を促してくれると思います。

翌日から合宿(笑)。とても走れる状態ではないと思いますがそれでもやるしかありません。練習終了時に「翌日までにできること」の話をしました。やるだけやっても多分回復はしないと思います。それでもやるしかないのです。本当にやるべきことは何かを各自が判断して行動できるようにならなければいけません。きつい時ほど自分自身と向き合わなければいけない。そのことを感じ取ってもらいたいですね。
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あー

2014-08-25 | 陸上競技
とりあえずかなりバタバタの日程をやり切ることができました。支部新人終了後の懇親会からの翌日から3日連続の保護者会&合間を見ての練習。日曜日からは恒例の合宿。さらに月曜日は私のミスで保護者会と合宿が重なる(笑)。午前中は合宿を抜けて学校に戻り保護者会。13時半に保護者会が終わってからセミナーパークに戻る。

いや、この夏が一番ハードな気がします。数年前3年の担任とインターハイが重なった時が最高かと思っていましたが今年は尋常ではないレベルでハード。限界突破(笑)。今週で夏休みが終わり。明日は面接練習&会議、次の日は登校日、1日置いて山口で会議の手伝い。我ながらこの夏は働いています。まーこれが普通なのかもしれませんが。

とにかく今現在は少しリラックスできています。やり切った感がありますね。今日も早く寝ます。とりあえず書いておきます。なんだかんだはまた後日書きたいと思います。
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ガムシャラに

2014-08-24 | 陸上競技
金曜日、この日も朝から保護者会。同時に練習再開です。日程的に午後からの方が天候が良かったので開始時間の変更をしようかなと考えて連絡を回しましたが、病院等の予約を入れている者もいて断念。確かに前日に変更するのは厳しいですね。私自身のスケジュールに余裕がなさすぎるのも大きな原因かなと感じています。もっと余裕をもって動きたい。

面談の合間に練習に顔を見せるという感じでした。この日の練習は本当に大切だと考えていました。支部新人を終えて初めての練習。大会終了後にかなり話をしていました。まだまだガムシャラになり切れないので天候が良ければヘトヘトになるまで走らせようと思っていたのですが残念ながら雨。これでは走ることはできません。BOXとラダーを使ったアップをしてからシャフト補強、バランスディスク、ダイナマックスのキックをするように指示をしていました。

時々練習を見ていたのですがあまり変化がありませんでした。多少声は出るようになっていたとは思いますが何が何でも強くなってやろうという覇気を感じられませんでした。この状態であればまた同じことを繰り返すことになる。覚悟というか目標意識というか、こちらが求める水準には届いていない。涙を流していたミーティングの効果がどれだけあったのか?大きな疑問でした。

選手たちの中では思うことがあると思います。しかし、それが表面に出てこない。確かにガムシャラにやるように言われてもどうすれば良いのかは分からないのかもしれません。外で折返し走をすることができない。全く考えていなかったのですが負荷をかけることにしました。単に走ればいいというのではなく、自分自身の意思で自分自身を追い込むことが必要になると思っています。物事への取り組む姿勢が問われるからです。ここの部分が全てにつながっていく。

普通の練習ではなかなか自分の内面と向き合うことはできません。勢いで押し切れるからです。苦しい場面で負荷をかける。根性論と言われるかもしれませんが、時にはこの手の練習が必要だと判断しました。1年以上やっていませんでしたが階段サーキットをやることにしました。卒業生がblogを読んでいるのであれば尋常ではない辛さは分かってもらえるでしょう。一年生にとっては「人生最大の負荷」ではないかと思います。これは楽をしようと思えばいくらでもできます。階段を上がるスピードを緩めたり、補強の部分を適当にやればなんとか誤魔化せるからです。

事前に話をしておきました。苦しい場面では自分の弱い部分が必ず出てきます。精神的にも肉体的にも限界が来ます。そこで苦しさに負けてしまう可能性はある。中途半端な気持ちではできない練習です。苦しさに打ち勝つ強い意志。本当に強くなりたいのであればその苦しさを越えなけれらいけない。自分と向き合う事ができるかどうかです。





途中で動きが鈍って来る。当然です。そこであえて厳しい言葉をかけました。頑張れという言葉は全くなし。私自身も久々にここまでやらせたなという感じでした。最近はどちらかというとスマートな練習が増えていました。ここまで泥臭くガムシャラにやることはなかったと思います。この中で何かしら内面の変化があると信じています。

ちなみに3年生は1人は参加させ、もう1人は別メニュー。進学して競技を続ける者には高校でしかできない経験をさせておくことが必要だと判断。全く苦しそうな姿を見せないので「きつくないのか?」と聞いてみると「きつそうな姿を見せるのはかっこ悪いから普通にしている」との返答。ここに強くなる理由があると思いますね。他の選手とは違います。ガムシャラになりながらも他人には弱い部分は見せたくない。ここは見習うべきだと思いますね、
もう1人はこちらの判断で別メニューにしました。競技生活はあと2ヶ月です。この段階でガムシャラになるというひつはないと思います。性格的にガムシャラに練習をするというのは合わないと思っています。これが大学に行っても競技を続けるのであれば必ずやらせますが、今持っている力を出し切るための心構えがあればガムシャラにならなくても戦えるからです。差をつけるつもりはありませんが、ここは指導する側の判断です。代わりにかなり嫌いなエアロバイクをひたすらやりました。終わってからは他の選手をサポート。自分もきついはずですが気を配ることができるのは立派ですね。

他の者は泣きながらやっていました。人生初の経験だと思います。その中で自分がどう感じたのか?ここは自分自身で感たものが全てだと思います。こちらから教えられるものではなく、自分自身が感じるものがある。そこを普段の練習の中でどう生かしていくか。それなりに気持ちが出るようになっていました。これをきっかけに大きく飛躍してくれればと思います。

あとはあれこれと。疲れ果てて9時過ぎにはダウン。うーん、なかなかな生活ですね。
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