kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習最終日

2017-03-31 | 陸上競技
やっとここまで(笑)なかなかですね。

最終日、練習は通し練習。実際にリレーをすることになりました。アップはフリーで行い決められた時間からリレーを。30分おきに3本。予選、準決勝、決勝という感じでしょうか。

アップは途中からそばで見ることに。動きの修正ですね。合宿中に感じたことを目の前で修正していく。こういう作業は本当に楽しいなと思います。

レースは3本。タイム的にはどうなのか難しいところですが(笑)1本目が50秒5、2本目の方が走りは良かったのですが50秒7。3本目は2走の所でバトンが目の前に飛んできてスピードダウン。上手く乗れずにトータルで51秒1。目標タイムには2秒以上遅れています。まー練習の中でのタイムですから問題はないかなと思ってはいます。2本目まではmysに先行することができました。正メンバーではないとはいえ多少なりと自信になりますね。

その後、閉校式。うちの選手にはtks先生がじっくりと時間をかけて話をしてくださいました。これまでの経験上、これだけ他校の選手に真剣に向き合って下さる指導者はいません。みなさん本当に情熱的ですがtks先生は特別な感じがありますね。20分以上話をしてくださったのではないかと思います。これで少しでも何かを選手が感じ取ってくれれば良いなと思っています。

本当に貴重な3泊4日でした。私自身勉強になりましたし原点に帰ることができました。もう一度ここからスタート。しっかりと前に進みたいと思います。この経験をどう生かすか。ここに尽きると思います。最大の恩返しは結果を残すこと。それ以外はありません。

しっかりと前に進みたいと思います。
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練習3日目4

2017-03-31 | 陸上競技
続き。

全体ミーティングが終わってから今度はチームミーティング。真面目に。

ミーティングでは「言霊」について。この子達が私が話した内容をどう感じていたのかは分かりません。私の次に話をされたssk先生の話の中で「言霊」というものがありました。それぞれが自分が達成したい目標を「言霊」として書き上げたのでそれについて話をさせました。

なかなか上手く言葉にできません。それでも待ちながら聞きました。こちらからは一切声かけをしない。止まっても良いと思います。それでも自分の「想い」を口にする事はこの機会を逃したらなかなかできないのではないかと。しっかりと時間をかけて話をさせました。

全員が話をしてからこちらからも。話の途中にも出たのですが「インターハイ」について。2年生のAには申し訳ないですが今年は参加することが目標になります。今の力では全国では戦えない。それでも今年は1年生のためにインターハイを経験しなければいけない。来年インターハイで戦うために。

私は絶対に届くと思っています。だからこそあちこちに行く。この子達が成長するために何ができるか。こちらも真剣に向き合わないといけないと思っています。

更には普段なかなか言えないことも少しだけ。私がこうやってmysに来れたのはこの子達がいてくれるからです。本当に感謝している。ありがとうと何度も言いました。この子達がいてくれなければ私が様々な経験をする事は出来ない。強いとか力がないとかは関係ない。この子たちの存在があるから私がこの場に立てる。経験させてもらえる機会を与えてもらえる。心からそう思います。

今、私が夢を追えるのはこの子達がいてくれるから。もう私はグランドに立って走る事は出来ません。日本一になりたいと思ってもその夢は自分の力では果たせない。その夢を選手に託している。私には出来ない事をこの子達ならできると思っている。今私が目標を持って取り組めているのはこの子達の存在があるからなのです。そこに対して本当に感謝しています。

だからこそ結果に繋げていきたい。今しかできない事。今いるメンバーだからできる事。これを全力でやりたい。そんな話をしました。

別に飾る必要はない。私は私が思う事をこの子たちに伝えていきたいと思っています。今更ですしね(笑)。全体の前でも話したのですが、私はよく物をなくします。最終的には見つかるのですが。いつも選手に呆れられる。そんな私でも多くの目標を達成してきました。この子達ならもっと大きな目標を達成できる。そう信じています。

思う事は素直に伝える。うちがもっと強くなるためには選手間でもっとコミュニケーションを取る必要も出てきます。今のままでは届かない。もっともっとできることがあるからです。

こちらも感情的になりそうでした(笑)こんなところで涙を流すわけにはいかないので必死に我慢しましたが(笑)。選手の表情が変わりつつあります。

その後、先生方と色々と話をしました。こんな私に様々な話をしてくださるtks先生には心から感謝しかありません。完全部外者である私に対して様々なアドバイスや叱咤激励をしてくださる。批判するのは簡単です。が、自分がやってきた事だからわかることがあるという話でした。狭い世界の中でやっていたら成長はない。言いたい者には言わせておけば良い。止まっている間は何生み出さない。正にその通りだと思います。

本当にありがたい。私自身心と向き合う時間になりました。感謝です。
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3日目3

2017-03-31 | 陸上競技
続き。

この日の夜もミーティング。今回は各校の顧問が全体の前で話をすることになっていました。いやいや(笑)。最近の合宿では全体の前で話をするというのはありませんでした。真面目な時間。元々人見知りですから人前で話すのはちょっと(笑)

一応真面目な話をした方が良いだろうなと思ってはいました。山口県という切り口から話ができたらなと。

吉田松陰の話をしました。残念ながらほとんどの選手が知らない(笑)。吉田松陰は「学ぶ」ために命を懸けて脱藩をする。更には「米国を知りたい」という事で黒船来航の際に命を懸けて乗り込もうとする。幽閉されることになり萩へ。萩ではひたすら本を読み様々な人に「考え」を伝えていく。更に日本を守るためという思想の中で他者の暗殺を考える。自分のためにではなく日本のために。29歳という若さでこの世を去ることになる。

が、その考えを受け継いだ多くの人たちの存在により「明治維新」が起きる。一人の存在が実際に日本を変えたのです。吉田松陰がずっと引きこもっていて閉鎖的な場所で何もしなければきっと今の日本はない。そう言っても過言ではないくらいの影響があったと思っています。

前日話をしている中でtks先生とhn先生が「師」と「教え子」として出会ったのが29歳だと言われていました。それもあって吉田松陰の話をしたというのもあります。tks先生の考えが教え子達に伝わっていく。そこから何かを生み出す。

私自身、陸上を始めてから引退するまで誰かに師事したことはありませんでした。自分が競技をしていたのですが指導という部分に関しては独学。実際に指導するにあたって本当に力不足を感じていました。目指すは日本一です。そうであれば日本一を育てられた先生の所に行くのが一番の近道。最初は中国地区の先生方を頼って勉強をさせてもらいました。ある程度全国を見据えた時に同じ地区だけではなく他地区から学ぶことは多い。そう思って1年間に2校程度は見学させてもらいたいと思うようになる。

mysは奈良インターハイで100mHでワンツー。この時にmysってどんな学校なんだろうと思うようになる。翌年、沖縄インターハイに始めて選手を連れて行くと目の前で400mHで優勝。マイルも3番に。更に岩手インターハイでうちの選手とmysの選手が同じ組。自分でここに行くしかないと勝手に思い込む。その年度の2月に半ば強引に「学校訪問」をする。もちろん商業の勉強のために、という名目で(笑)

tks先生に会って練習を申し込もうと思っていたのですがその日お休みされていて会うことは出来ず。副顧問にお願いして連絡させてもらう約束をしてこれまた強引に合宿を申し込みました。そこから3年連続で宮崎に行きました。自分では人見知りだと思っていますが、ここだけ見ると「変人」ですね。吉田松陰は「若者よ狂え」という感じで提言しています。自分の使命を感じているのならそれを果たすためには狂ったように動かないといけない、と。

前任校での最後の訪問の際。4人しかいないメンバーを連れてきました。このメンバーでインターハイに行く。そう強く思っていました。周りに「インターハイを狙う」と公言し始めた時の選手のタイムは12秒2、12秒9、13秒6、14秒8くらいだったと思います(笑)。アホですね。どう考えても無理。それでも私は「絶対に行く」と公言し続けました。

その年に宮崎で絶対にインターハイに行くという話を全体の前で話をしました。もちろん一緒に練習をした時にはボコボコにされていましたから誰も達成できるとは思わなかったでしょう。それでも最後の話の時に「インターハイでmysと一緒に走る」と宣言。中国地区4位となりインターハイ、奇跡的にmysと同じ組みでした。運命を感じました。まー影も踏めないくらい差をつけられたのですが。

今年もインターハイで一緒に走る。予選ではなくラウンドを進んだ場所で一緒に走る。これが目標です。

周りは無理だという。が、そんな言葉に耳を傾けていたら前には進めない。とにかく自分で「目標を口にし続ける」こと。あちこちで口にすることで自分もその気になります。吉田松陰が「死」を恐れず前に進んだ。退路を断つのです。言い続けることで現実のものになる可能性が高くなる。そのための努力ができるようになるから。

mysは1年生がかなり入っています。上級生は自分の立場が奪われる可能性が出てくる。やはり気にはなると思います。それでも自分を高める必要がある。だからこそ目標を口にする。絶対に勝つと口にする。それだけで全然違ってくると思います。周りに何と思われても自分が強くなるために口にする。行動を起こす。ここだと思います。

今回は原点に帰るという意味で宮崎に来ました。もう一度ここからインターハイを手にしたい。全員の前で私の「想い」を伝えられたのは大きいなと自分で思っています。やはり感謝しかありません。この場を借りてmysの関係者にもお礼を言えました。

楽しい話になったかは分かりません。tks先生からは「情熱を感じた」と言ってもらえました。暑苦しいだけかもしれませんが(笑)

もう少し書きます。
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練習3日目2

2017-03-31 | 陸上競技
続き。

午後からはリレー練習。前日に引き続きです。アップはDMなどを使ってのもの。この手の練習を見ていて感じたのですがとにかく投げが強い。「強く投げる」ことを求め続けていますがなかなか出来ません。もっと出来るのではないか。ここを改めて感じました。狙いとする部分はしっかりとやらないといけない。ここですね。

少しドリル的な事も実施。練習の流れの中に入っているので淡々とやっていきました。フォローレッグのスイングで進む動き、腰の回転で進む動き、地面を捉える動き。基本的なことをやりました。

時間があまり確保できないため早い段階でスプリントへ。この日の午後からは11秒6の記録を持つ選手が練習に参加していました。この選手が高校2年生の時に初めてmysに来ました。岩手インターハイの際に教え子のmihoが200mで同じ組だった。それだけの薄い関係の中で強引に訪問させてもらっています(笑)。

スタートからの動きをお手本で示してもらいました。前日の午前中にやった動きを目の前で見る。こういう時には「持ち記録が良い」というのは高校生にとって刺激になります。上手い、上手くないという視点だけではなく「速い」という明確な部分があります。意識して見ることが出来る。

アップのスプリントを見ながらうちの選手の動きの確認を。私自身が指導する合同練習などでは全員を見るようにしなければいけなくなります。今回はうちの選手中心で見ることができる。これも大きいですね。比較しながら自分の所に集中できる。幾つかの部分に気づきがありました。

そのままバトンパスの確認。前日は直線でのバトンでしたがこの日はカーブ直線のパス。ノーマークノーボイスで(笑)。何本か確認をしてか150mを使ったトライアル。スタンディングからのスタートで2チームが走り始めパス。各区間2本ずつ実施でした。これで18秒台が3チーム出るようになれば46秒中盤が出るようになると言われていました。こな3チームという意味合いを聞くのを忘れていました(笑)。

うちは既に4人しかいませんから「3チーム」という基準には達しません。2ペアしかできないから。「1-2」「3-4」「2-3」の3チームであればできます。ひとまずこの3チームで18秒台を目指していきたいと思います。残念ながら18秒台には届きませんでした。今回の練習で届いたのは成年選手のペアとmysの新1年生ペアのみ。新1年生ペアに至っては笑えるくらいのバトンでしたがそれでも18秒1!!めちゃめちゃ速い。成年選手とほぼ互角でした。

うちは「3-4」が19秒1、「2-3」が19秒2でした。あと一歩。しかし、「1-2」は19秒6。ここですね。シビアな話になります。1走での遅れは致命的。この辺りの話も練習後にしました。「大丈夫だから」という話をして誤魔化しても仕方ありません。その部分も含めてきちんと向き合わせないといけない。青春ごっこをするだけなら良いですが本当に勝負しようと思えばここは外せないと思います。このメンバーでやるしかない。その現実を受け止める。

インターハイ。ここを目指すのであれば大きな力の差は厳しい。きちんと走れるようにならなければいけない。誰か一人の責任にはなりません。全員がレベルアップをしなければいけないのです。今のままでは届かない。それだけはしっかりと感じてもらわないといけない。練習の中ではうちのタイムは3番目、4番目でした。ここは収穫だと思います。上位2チームとは大きな差を開けられてはいますが(笑)。

刺激になります。
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練習3日目

2017-03-30 | 陸上競技
宮崎生活3日目。内容が濃い(笑)。充実した時間を過ごさせてもらっていました。先生方のエネルギーとタフさ。すごいです(笑)

3日目、この日の午前中は日本陸連、男子短距離の公開練習を見学することになりました。普段なかなか見ることが出来ないトップ選手の走りやスピードを目の当たりする。それだけで刺激を受けることが出来ます。

朝練か6時半からなのですがその時間帯には既に見学者がチラホラ。今回の日本陸連合宿、第3競技場です。我々の合宿はメイン競技場、日本代表は第3競技場(笑)メインは結構自由に使える。専用使用という考え方はないみたいです。もうすごく自由(笑)。毎日が驚きの連続。前回まではmysのグランドで練習させてもらうことが大半だったので施設を使うと県民性というかシステムの違いに衝撃を受けます。

9時から練習開始。10時前からは日本代表の練習見学。1時間程度身体を動かしました。最初少しダンスをしていました。mysオリジナルダンス。うちの子達も入っていましたがオドオドする(笑)。乗り切れません。元々積極的なタイプではないので簡単ではないと思いますがこういう場面だしっかりと乗れるようになってもらいたい。その後補強。

練習見学。色々と見ても良かったのですが実際の動きやアップなどは国体などでじっくり見ることが出来ます。選手はなかなから見れないかもしれませんが私は良いかなーという感じでした。ある意味贅沢。

そう思っているとtks先生が施設案内をしてくださるということに。本当に広い敷地です。その中に様々な施設が点在しています。全ての施設を車で案内してもらいました。詳しくはネットで見てもらうと良いと思うのですが。いや、広大な敷地の中に野球場が2つ、自転車競技の会場が1つ。プールや武道場、ソフトボールが出来るグランドが7面?。室内ソフトボール会場が1つ。広大な土地の中に多くの施設がありました。

その勢いでサーフィンの盛んな海まで連れて行ってもらいました。いや、沿岸はサーファーの車で埋め尽くされていました。すごい風景。そこからさらに青島という観光名所へ。鬼の洗濯岩と言われる場所に行きました。





水平線。何も見えません。瀬戸内海を見て育ってきました。これほど広い海を見ることはありません。はるか遠くまで何もない。絶景でした。

一旦競技場に戻りました。なかなか練習も進まず選手達は若干飽きていました(笑)走り自体を見ることはほとんどない感じでしたね。それでも空気感は味わえたのでは。午後からのことがあるのでこの辺りで見学を終えて昼食へ。私は宮崎名物を食べに行くことに。



名物辛麺。以前岐阜で食べたベトコンラーメンと言われるラーメンと似ていました。麺は韓国麺のような感じ。こんにゃくが練りこまれていました。ニンニクやニラが大量に入っている。私は3辛にしました。辛いけど美味しい。めちゃ美味しかったですね。

練習が始まるまでに自分でブレスケアを買いに行きました(笑)一応気は使いますからね。

午前中は宮崎を堪能しました(笑)
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練習2日目2

2017-03-30 | 陸上競技
やはり途中からblog更新する時間が確保できませんでした。まーそこがメインではないので。練習で何を感じるのか。ここですね。書いておかないと忘れてしまうのでそこが最大の課題なのですが(笑)

午後、ここからはリレーが中心のメニューになりました。最初にDMなどを使ったアップ。でミニハードルを使ったもも上げ。狙いとするピッチを繰り返すものです。これは面白いなと。スピーカーを使ってある一定のリズム合わせで音がなります。その音に合わせて動きます。前任校でも少しだけやったのですがこの辺りのことを利用しながらトレーニングしても面白いかなーと。

ミニハードルを置いて少しずつ距離を伸ばしていく。当たり前の話ですが距離が伸びればピッチが落ちます。落ちないようにするために音を利用する。これにより身体に目指すリズムを覚えこませる。この練習を何段階かに分けて行いました。

うちの選手と少しずつ話しながらやりました。選手が動きに対して疑問に思うこともあります。普段はスティックでやるのでミニハードルになると感覚が違うのだと思います。「足を回す」という言葉だけを考えると実際にやるイメージと変わってきます。足を回す動きはやっていません。この辺りも考えながらですね。不足分や選手の迷いはこちらでフォローしていけば良い。そう思います。前で動かす。更には接地ポジションを作る。ここをどうするか。

そこからはバトンパス。直線を用いての練習です。このパターンはうちの練習でも良くやります。というか、走練習の時には常にやるという感じだと思います(笑)。こういう練習を見ると自分がやっている練習の方向性は間違っていないなと感じることができます。

ノーマークノーボイスで。うちでも時々やりますがここまで徹底してやることはありません(笑)。スプリント練習にするために幾つか注意点があります。渡すことだけが目的ではない。短い距離を中心にですね。最初は短い距離で受け渡しの確認。終わってからは距離を伸ばして。競争形式で実施でした。これもうちでやるパターンに近い。しっかりとやって終了。

夜はミーティング。各自の自己紹介。チーム全員が前に立ち専門種目と自己ベストを話しました。うちは事前に目標も口にするように指示していました。思うように話せた者、話せなかった者それぞれです。うちにとっては全く知らない人たちの前で話をすることになります。かなりのプレッシャーです。私もあちこち出かけていますが必ず話をして欲しいという場面が出てきます。一言二言話して終わりますがやはりプレッシャー(笑)。もっともっと自信を持って話していかなければいけないと思いますね。

更にはtks先生の話が。相撲の話から始まりました。新横綱が15試合ある取り組みの中で12連勝。13試合目で負けてしまった時に肩を痛打。報道では全治3ヶ月。それでも翌日の取り組みに出場。相撲にならず一瞬で敗北。12勝2敗。最終日の取り組みは13勝1敗の相手。勝たなければ優勝はない。とても力が入る状態ではないのに切羽詰まった状態。

左肩が動かない状態で勝利し13勝2敗。優勝決定戦へ。この取り組み手で勝った時点で奇跡という感じでしたが最後の最後の優勝決定戦でも勝利。涙が流れるほどの優勝でした。

勝てるかどうかわからない。でも諦めない。

tks先生の教え子のkyy選手。高校2年生の日本ジュニアで優勝。その翌年はインターハイ、国体、日本ジュニアで3冠。私がmysに興味を持ったのがこの年。100mHのワンツーフィニッシュからでした。今回の合宿ではそのキッカケをくれたkyy選手と色々と話ができました。

話が逸れましたがそのkyy選手の話。高校歴代2位の記録を持って大学に進んだが大き流れるほどの故障があり思うように走れない。手術をしたそうです。どん底から何年もかけて這い上がる。全国決勝の舞台に戻ってきてそこからもう一度日本一を目指して社会人選手として取り組んでいる。今でもベスト記録は高校3年生の時のインターハイの記録。7年間更新できなくても「必ずやるんだ」という強い気持ちを持って進んでいる。

やり続けることです。諦めないことです。これが結果に繋がる。冬季練習で怪我をしてしまった選手もいるだろう。思うように結果が出せない選手もいるだろう。高校時代、諦めてしまったそこで終わってしまう。必ず強くなるんだ、結果を残すんだと限られた時間を大切にしていく。強い想いがあるかどうか。

そんな話でした。心を打たれました。

その後、チームミーティング。いや、私も真面目にやりました(笑)。今回の合宿の中間点での振り返り。話をさせました。Nが「去年力が出せなかった。諦めずにしっかりとやればきっと結果が出るというのが心に残った。」と話していました。大きなことですね。

その後は先生方と色々な話ができました。私的にはこの時間がめちゃめちゃ貴重。ありがたいことです。

中身の濃い1日でした。また書きます。
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練習2日目

2017-03-28 | 陸上競技
宮崎での練習2日目。この日は朝から驚くくらい強風。飛ばされるのではないかと思うくらいの風でした(笑)。日差しはキツイのですが風があるので肌寒い。こればっかりは仕方ないなーと。山口や広島と連絡を取ると中国地方は雨が降っていたりするとのこと。寒さの質が違う気がします。

朝練がありました。その段階で関わり方をあれこれ感じる。女子の指導。ここに関して多くの難しさがあります。男子はどちらかというとシンプルですが女子は大変。それでもここの関わり方をしっかりと学んでいけばチームは大きく変わると思います。そのキッカケを得るために来ています。朝練だけを見ても「来てよかったな」と強く感じる部分がありました。

朝食後、うちの選手はtks先生に挨拶をしに行きました。前日はお会いできていないのできちんと挨拶をしに行かなければいけない。当然の礼儀です。話をして頂きました。

その流れの中で午前中練習。「目標」についての話がありました。目指す目標はどこなのか?より具体的な目標を掲げなければいけない。イーメージが出来る目標。その目標が明確になれば人は努力できるようになる。中途半端な目標では届かない。そこの部分ですね。

この日の練習の最初はトライアル。100mを走りました。フリーアップ。私は先生方と話をしながらアップの様子を見ていました。以前に比べるとかなりテキパキ動けるようになって来たかなという感じですね。走り自体は風の影響もあり記録云々ではないかなという感じでした。2年生2人は持ちタイムが12秒2、12秒6の選手と良い勝負をしていました。状態がどうなのかは正確に分からない部分がありますが同着です。うちのエースは前日12秒1で走った新入生と同窓。0.6秒くらいの差をつけられました。いやはや(笑)なんとかしなければいけないですね。

その後、スタートについての話。技術的な部分です。そこからスタブロを使っての確認。さらには一歩目の引き出しやリズムの話。前傾を維持するという部分。やはり重心の移動をどう作り出すか。ここに尽きます。ここをしっかりと考えながらやって行きたいなと。最後に150mを1本走って午前中は終了。

練習の特徴は選手がメニューの意味を理解している事だと思いました。tks先生が「やりたい」「やろうとしている」ことに対して選手がきちんと理解しています。説明をさせても細かい部分まできちんとできます。特別なメニューというのではなく「何故やるのか」や「どうするのか」を理解しているから効果が上がる。本数はそれほど多くありませんでした。この部分だけを見て「少なくても大丈夫なんだ」と判断するのは早計だと思いますね。冷静に見て行きたいなと思います。

えーと、また書きます。すごく良い刺激をもらっています。原点に帰るという感覚でしょうか。楽しいです。
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練習初日

2017-03-27 | 陸上競技
合宿初日。本当は男子も連れてきたかったのですが当初「女子選手のみ」と記されていたので女子だけを連れてきました。リレー合宿と聞いていたのでリレーメンバーの4人のみ。前回もリレーを走れるメンバーは4人しかいない中で宮崎に来ました。これも何かの縁ですかね(笑)

この日、tks先生は所用により不在。選手主導でメニューを進めて行きました。長距離、跳躍、投擲もアップメニューは一緒に。前からやりたいと思っていたダブルダッチがアップメニューに組み込まれていました。ラッキー(笑)。ダイナマックスを使ったトレーニングなどもあり今後参考にして取り入れていけたらなと思うことが多くありました。

この辺りからある都道府県のチームが競技場へ。国体合宿だそうです。それにしては人数が多い。男子で全国で活躍している学校の選手が複数名います。規模が大きいなというのもありタイミングを見計らって質問してみました。国体の合宿と高体連合宿を抱き合わせて実施しているとのこと。そこで指導するのは国体スタッフ。指導者だけで10名以上。規模が(笑)選手だけで140人くらい参加。恐ろしいですね。

練習はフレキハードルなどを使っての練習。速く動きながらも前に進むという練習。うちの選手は初めてやる練習ですがこれも経験。同じような動きは練習の中で実施しています。適応能力が問われます。

見ているとかなり動きが良い。前日は膝が上がってこない感じがありましたが良い感じで走れていました。ミニハードルを使った練習でも同様。普段ミニハードルはほとんど使いません。以前ある中四国合宿で酷い目にあったことがあります。まー女子のストライドにまったく合っていない距離設定がされていてというのがありました。今回はきちんと設定されているので問題なし。

一番狭い距離設定では詰まる。さらに2つ目の距離設定でも最後処理できません。まー本来であれば処理をしないといけないのですが。それだけ進んでいたということだと思います。2人は一番広い設定でやることに。これでも十分対応できていました。じっくり動きを見ることが出来たので一本ずつ褒めたり改善点を指摘したり出来ました。これも大きい。普段とは異なる環境だからこそ見えてくるものがあります。

4本3セットやる中で本人たちも感覚をつかめたのかな?という感じがありました。広くなって動きが緩慢になったら意味はありません。その辺りも確認しながらですね。切り替えるだけではなく進む。追い風に乗っているのもあるとは思うのですが結構良い感じになっているなと。まー過大評価かもしれないのでもうしばらく様子を見ないといけないのですが。

最後に補強を。

この辺りから私はかなりの疲労感に襲われていました(笑)さすがに眠れていないのもあり、ですね。無事に着いたというのもあり安心していた部分もあると思います。ちょっとボーッとしていました(笑)。

夜はtks先生と再会。いや、本当にありがたいなと感じながら話をすることができました。また書くつもりです。とりあえず書けるところまで書いておきます。
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宮崎へ

2017-03-26 | 陸上競技
日曜日、朝から大移動。

宮崎県に向かいました。尊敬するtks先生に合宿をやるので来ないか?と誘いを受けたからです。前任校でのインターハイ。転勤する直前の山梨インターハイ。念願のリレーでの出場を果たしました。その大きなきっかけになったのは宮崎での合宿でした。前回は宮崎に来るまで私と選手の関係は最悪でした。本気度が感じられないことに私自身がかなりイライラしてきました。それが合宿で大きく変わりました。感謝しかありません。

今回は関係は比較的良好?!私がそう思っているだけかもしれませんが。少しずつ確実に変わってきています。そんな中で大きなキッカケをつかみたいと思っています。そのためには移動時間など気にせず何処へでも行きます。

7時前に高速に乗り11時半には宮崎へ。選手はずっと寝ているのであまり関係ない。経費の関係で私の車で移動することにしました。小さいのが難点。それでも背に腹は変えられぬ(笑)

私は寝坊できないというプレッシャーの中で深夜0時過ぎに目が覚めて眠りが浅い中でウトウトしていました。少しずつ眠ることは出来たので大丈夫だとは思いますが。

現地に着いたら思いの外暖かい。というか暑い(笑)

とりあえず今は宮崎にいます。感じたことなどはまた書きたいなと思います。こういう状況なので土曜日の練習内容が細かく書けなかったのです。まーあれこれ手広くやってるので(笑)

私自身が楽しみです。今年度の締めですね。そういえばgt先生から「hoshoの顧問があちこち出没していると噂になっている」と言われました(笑)。いやいや、そうでもないですよね?!選手に還元できるならなんでもやります。随分命は削られているかもしれませんが(笑)

私は細々とやっています。見守ってください(笑)

また書きます。眠くて死にそうです(笑)
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合同練習

2017-03-26 | 陸上競技
簡単に。土曜日、午後から合同練習をしました。ky中学校とtkm高校と。

勉強して来たことを他者に還元するというのは必要だと思っています。ky中は前任校での教え子の妹がいます。やはり活躍してもらいたいなと。うちの息子の同級生もいますし(笑)。同時にリレーに力を入れたいと言われていたtkm高校も誘いました。優しい(笑)

今回はリレーについてでした。基本的なことからやっていきたいなと思う部分があったので。うちの選手も確認になります。人に教えることで自分自身のためにもなる。そういう部分が必要かなと。

慣れないというのもあり思って入る以上に時間がかかりました。スピード練習になるのでやり慣れないとかなりキツイのではないかと。それでも身につけてもらいたいことはあります。少しずつ段階を追って。

一回ではなかなか理解できないかもしれません。バトンを使った練習をかなりたくさんやります。パスというよりもリレー種目を利用した練習という感じですね。お互いに絶対に緩めることができない状態を作り出す。ここですね。

うちの女子は前日休みにしていました。これにより思ったよりも身体が動かない。試合に向けてのコンディショニングの参考になりました。ポイント練習を入れる時にどうすれば良いかも考えておかなければいけない。その部分で見えてきたものもあります。

男子は積極的に引っ張れるようになってきました。中学校は女子しか来ていなかったのですがtkm高校に少しずつアドバイスをしていました。

詳しく書きたいなと思っていたのですが。それどころではない(笑)やったということは書いておきます。こういう機会をとにかく増やしていきたいと思います。それが強化につながるので。まー私がそこまで考える必要があるのかどうか?!(笑)
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