kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

きちんと走る

2022-07-30 | 陸上競技
書いていたのにアップするのを忘れていました。無念。

水曜日。この日は久しぶりの専門練習となっていました。そのためお願いして「動き」の部分の短縮を。この時期なので「基礎の徹底」は必須だと思います。しかし、走る量が全く足りなくなるとか必要な練習ができなくなるというのは良くない。ハードルに関しては中国大会以降はほとんどやっていません。300mHの練習と400mHの入りの部分だけ。これはどちらかというと「技術的な部分」だけでした。できていない部分の確保をしておきたい。

動きは全て半分にして1時間程度で専門練習に入ることに。短短と短長にも分かれたので短長とハードルは走ることに。久しぶりにタイヤ引きをしました。60mタイヤ引き。マークを使って動きを強制することで走りを覚える。これも重要だと思っています。私自身、かなり多用します。しかし、タイヤ引きのように「走りの中で覚える」ことも必要だと思っています。坂道を走ることも同様だと思っています。「良い動き」をしなければ進まないという感覚を身に付けてもらいたい。60mのタイヤ走を3本やってからスプリント1本。これを2本やりました。前日のトータルの走量と同じくらいでしょうか。

そこからはハードルは5歩ハードルを。準備にかなり手間取りました。短長に手伝ってもらいながら10分以上かかった気がします。この辺りのことが手早くできるようになると違ってくると思います。ハードル並べ部と呼ばれているくらいです。とにかくハードルを並べるのに時間がかかりすぎて他のことができなくなる。接地する台数が多いというのも理由の一つだとは思いますが、高さを間違えたりなど準備の段階で上手く進まないことが多い。

短長は500mトラックを使って120m×3本を3セット。120mにしたのはスタートしてから80m歩きでつなげばちょうどスタートのあたりまで戻ってこれるからです。炎天下の中で離れたところで走り終わると水分補給や身体を冷やすのが大変になります。スタート地点であれば近くに木陰もあるのでそこで対応できます。最大限の配慮。

150mは3本×3セット。単純に走る練習でもいいかなと思うのですが、やはりハードルを跳ぶ中で負荷をかけていきたい。気持ち狭くセッティングしています。この中で最後まで動きが維持できるかどうか。走っていくうちに動きが崩れるのも出てきます。最後まで走る。ここで「抜き足」を意識させました。必ず前まで持ってきて落とすという部分です。ここに関しては「レース」ではなかなか意識できません。通常の練習の中で身に付けておかなければ対応できないと思っています。

暑いのもあって若干集中力も切れ気味。ここは何とかして行く必要があります。「走ればいい」という感じではない。やはりそれぞれに課題を持って取り組む必要があります。走りながら技術的な改善を考えていくことができればいいなとは思っています。

それでもこの日は久しぶりに走ったと思います。ショートスプリントの繰り返しでもいいとは思ったのですが、最低限の距離は走っておきたいなと。週に1回程度は走る。もちろん、走練習の前に色々な形で走っておいてからの走練習になるのが理想です。時間をかけて走っておく必要がある。補強だけ、基礎だけではなく1回くらいは疲労させておく。

DM∞とランジ、クランチだけは実施。どうしても補強をする時間が足りなくなります。強化できていないのも「取り組み」だけではなく「足りないもの」があるのだと思います。それを自分で発見できるかどうかです。まだまだ。

この日はこれとは別に400mHのための練習をしました。これに関してはまた別に。どこの選手を育てるのかというのは大きな問題ですが。基本は「本気で強くなりたい」と思う選手であれば誰でもという気はしています。本気であれば・・・ですが。
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本当に強くなれるか

2022-07-28 | 陸上競技
火曜日。午前中練習でした。前日が休みになっているのでその部分をこの日にプラスアルファでやっておけたらなという流れになっていました。

バランス系とサーキット。この途中で何度も気になることがありました。「できるようになっていない」ということ。バランス系に関しては1週間はやっています。サーキットに関しては2年生は1年4か月、1年生は4か月。かなりの期間やっていますが、まだ正確にできていない選手が大半です。これってどうなのかなと感じる部分がありました。関わり方が悪いのかなというのもあります。が、普通はこれくらいの期間やっていたら大きく体が変わってくると思います。身体が締まってくる。基礎筋力が上がって足がシュッとなってくる。これまでは3か月くらいで見た目が変わってきていました。今はそれが実感できません。うーん。

否定的な目で見るからなのかもしれません。が、「勝負をする」ということを考えると「練習をしている」という事実だけを評価するわけにはいきません。単純に勝負をしようとと思ったら「基礎筋力」と「走りの基礎」は絶対必要です。特に「基礎筋力」に関しては「きちんとやれば100%強くなる」部分です。それができていないのは何かなと。昨年もこの時期に感じた記憶があります。

同時に「動き」に関してもkd先生から「正確にできていない」と何度も指摘を受けました。通常きちんとやれば数週間で間違いなく変化が生まれます。kd先生も言われていましたが、ある程度やって試合で走れば「良く進む」ようになっているはず。それができていないのはなぜなのか。kd先生の前任校では「ひたすらやる」だけだったそうです。細かい部分は意識できないが「やること」はひたすら繰り返すというもの。実はそれができるというのは大きな才能なのかなという気はしています。途中で飽きてきたり自分で勝手にアレンジしてしまうことで「本当にやりたいこと」ができない。悪循環を生むのかもしれません。どうしたものか。

動きをやってから走る。先週と同じように「タイヤ押し」からのマークダッシュ。さらにマーク走。タイヤ押しで加速段階の足運びを習得します。それをマーク走へ。なかなかつながりません。繰り返しは必要だと思います。どれだけしつこく繰り返せるか。この日は4本+α。全員8本くらいは走りたいなと思いながら。走る量が足りていないかなという気もします。この時期だからこれくらいでいいのか。短い距離でもいいのでもう少し増やしていけたらいいなとは思っています。この辺りも相談しながらなのかなと。

動きは必要だと思います。しかし、ある程度実際に「走る」ことでしか身に付かない部分もあります。動きをやって走る。動きをやって走る。というのを何回か繰り返しながら身体に落とし込んでいく。これまでは「知らないうちに走っている」という感じの練習が多くありました。今からはそのあたりのことも増やして行けたらいいなと。トータルでしっかりと走れるかどうか

そこからは男女に分かれてトレーニング。少し走ってからのトレーニングなので精神的にきついかもしれません。正直、このくらいで気持ちが切れるようでは間違いなく勝負はできないと思います。「精神的な強さ」というよりも「気持ちが切れる」ことが多すぎるとその日その日の練習の質が劇的に落ちてしまうからです。どうしても「これまでの流れ」があるので負荷を増やすと「まだやるのか」という感じの雰囲気になります。本来であれば「それならやらないほうがいい」と思います。が、必要な負荷はかけておきたい。このままでは本当に「県内だけ」でしか勝負できない感じになってしまいます。

今の時代、そこまでして「強くなる」ことを求められないのかもしれません。少なからず「勝負したい」と思って今の学校に来たのではないかなと思います。が、「しんどい」という部分が先に立って本当に必要なことができないというのが続くことで「強くなるチャンスを逃す」ことに繋がります。先日もkd先生が言われていましたが「地味なことをコツコツできるかどうか」は大きなことだと思います。派手な競技ではないのでこの部分ができないと実際の試合では活躍できない。

この「活躍」とは「県内」で入賞して喜ぶレベルなのか。県でトップをとっても県外では予選落ちというレベルでも「活躍」なのか。これは人それぞれだと思います。が、本当に勝負しようと思えば「しんどくてもやる」というのは必要だと思います。時代錯誤でしょうか。が、結局「自己満足」で終わってしまうのであれば、「勝負できるまでやる」という姿勢は必要だと思います

疲れてきて全く覇気のない感じになってきました。私は保護者会もあったので「他の人に左右される練習なら先が知れている」とだけ伝えて行きました。特定の人物か気持ちが切れて声が出なくなったら他の人も出さない。「何が何でもやる」というのが周囲に左右されてしまう感じであればこれから先も同じことの繰り返しになると思います。

マイナス面を潰していくことが必須だと思っています。良い面だけ見てそれを褒めてあげるのことで本当に強くなるか。「自分たちで考える」ことが本当にできるかどうか。結局は「やる」のか「やらない」のか。先を見たときに「勝負する」ことができるかどうかは今の時点では分かりません。「手ごたえ」や「兆し」がまだ感じられないからです。

「時代錯誤」なのかなとも思います。必死になってやるというのはこの時代には合わないのかもしれない。何度も書いていますが「指導スタイル」を大きく変える必要があるのか。それなら「指導しなくてもいい」という気持ちも出てきます。変わろうとはしている。変わり方がわからない。指摘されたら素直に聞けなくなる。この繰り返しの中で「私は必要ないな」と感じることがあります。愚痴とかではなく実際にそう感じているところがあります。

「本当に強くなる」とはどういうことなのか。もう一度自分自身で考えてみたいと思います。
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気持ちの変遷

2022-07-28 | 陸上競技
なかなか書いていることが追いつきません。モチベーションの問題もあるので。本当に競技指導をするのかどうか。どこで必要とされているのか。そう考えると新しい指導スタイルを持つべきではないかと感じる部分もあります。周囲からの依頼などもあるのでそっれに対応する必要性も感じながら。難しい部分ですね。

月曜日は急遽練習自体がなくなりました。私は午後から保護者面談があるので休みも取れず。どこかで思い切って休みたいなと思いながらもそれができません。一応担任をやっているので保護者面談は必須です。午前中は少しパワーポイントを作りながら。同時にあれこれ依頼もあってそれに対応することに。

しばらくハードル練習会ができていません。「いつやるのか」という話があります。やろうという意思はあるのですが支部の練習会などもあるので実際に実施するのが難しい状況もあります。8月10日に徳山支部の練習会でハードル指導をして欲しいという要望があったのでそれには対応します。これにより「食事会」に行けなくなりました(笑)。まー先に練習会が決まっていたので仕方ないのですが。

とにかく練習会をということだったので。翌週の8月1日、2日の午後からの開催を計画しました。夏休み期間中なのでできるかなと。少し相談をしてからの実施計画となりました。日曜日のこともあったので可能であれば「中学校を対象に指導」というのも必要かなと思っています。ogw先生を通じて中学校側に連絡を取ってもらいました。この日程は中国大会と重なっているようです。まー1週間前の告知となりますから非常に難しいと思います。中学校側としては全体に投げかけるのは難しくないということだったのでコロナ禍ではありますが、実施していきたいなと思っています。そこまでやる必要があるのかどうかは分かりませんが。今回は見送り。またどこかでやれたらと考えています。

少なからず何人かは短距離の指導やハードル指導に関して「頼ってもらえる」部分があります。そういう場面に対して自分自身がどのようにとらえるか。「学校」という枠組みだけではなく幅広い指導スタイルが必要になるかなとずっと思っています。何が何でも勝負するという雰囲気に学校自体がなればまた違ってくるのかもしれません。今の段階では「目指すもの」に対して足りないものが多すぎる。どうアプローチするのかも含めて考えていかなければいけない部分だと思っています。

結局面談が終わったのが勤務時間終了と同じくらいでした。前日ほとんど休めていないので若干休みたいなという気持ちもあります。が、面談は大事。時間の余裕があったので1人30分くらい話ができたでしょうか。私を担任として受けれてくれているかどうかは一応気にはなります。年度が変わって担任が2年生から変わる。それも隣のクラスへ。微妙な空気感はあります。普通科などでは当たり前だと思いますが、商業系の単体のクラスでは通常持ち上がったりします。その中で今回のことがどうだったのかは分かりません。「実際に話してみて」と生徒から言われたという保護者の方もいました。どのように保護者に伝えているのかは分かりませんが。

年齢を重ねています。それなりに感じることも出てきます。今までの自分の価値観とは違う自分がいる。それをどのように受け入れていくのかというのも今の課題かもしれません。「自分らしさ」とはなにか。それはよくわかりません。以前のように「全力」で指導ができているのかどうかは不明。それが「自分らしさ」かどうかも分からない。

自分探しの旅にでも出ますかねー。逃避行。まー今はできませんが・・・。
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試合観戦とWEB作成

2022-07-27 | 陸上競技
日曜日。午前中は中学校の試合を見に行っていました。前日はkbt先生が見学に。この日はハードルがあるというのもあって私が行くことに。他にも何人かの先生がいたので一緒に見ることに。

中学生はこの通信陸上が最後の大きな大会になります。秋に実施されていた県体が今年からなくなります。それにより「7月で引退」という選手も多数出てくると思います。県体が終わってから勉強をしてそれで身体を動かさなくなる。それにより高校に入っても身体が戻らなくて選手として活躍できなくなるという選手をこれまで何人も見てきました。今回の「秋の県体がなくなる」というのは県全体にとって危機的なことだと思っています。よほどの気合が入っていない限り秋までやることがなくなるということです。本当に何人かで協力してクラブチームの立ち上げを考えないといけないと思っています。終わってしまいます。

教員の負担軽減。これの一番の矛先が「部活動」になります。本当はもっと「無駄なこと」をなくしていけばずいぶん違ってくると思います。身体を動かすことで様々な安定を生んでいるという子どもたちも複数いるはずです。クラブチーム化すると「金銭」が発生してきたりするので「経済的な余裕がない」という家庭ではスポーツ離れが進んでいくことになると思います。どうなるのか。

駐車場でssk先生と別れました。この日は舎監だったので家に帰るというのもない。「仕方ない」のでラーメンでも食べに行くかなと。どこに行こうか悩んだ挙句、少し離れたラーメン屋さんへ。駐車場に着くと先ほど分かれたはずのssk先生が(笑)。同じ考えでラーメンを食べに来ていたようです。結局一緒にラーメンを食べて帰ることに。



ラーメン部の活動が一番熱が入っているかもしれません。

そこからWEBページの作成を。前日に行った「練習会」の様子を動画撮影していました。それを何とかWEBページとして残しておきたい。せっかくkd先生が指導してくださるのでそれを後世に残したい。私自身も勉強になりますし、どのように短距離指導をしたらいいのか分からないという指導者にとってプラスになると思います。上述の「部活動」に関しては、やはり「顧問になったが指導がわからない」という部分があります。それを補うためにもこの手のことは必要なのではないか。多くの人に役に立つのであればやはり何かしておきたいなと思って。

今回は動画の編集はせずに練習でやった内容をそのまま載せることにしました。説明があった内容に関してはそれをベースに。kd先生が作成してくださったテキストの内容をアップしながらです。さらには練習中に指導された内容や動きの基礎のポイントなども随時入れていきながら作成していきました。それほど手が込んでいるとは思いませんが、ある程度の体裁は整っていると思います。自画自賛。

こういうのを作成しても「どれくらい利用してくれるか」だと思います。結局、一度見て終わりということもたくさんあります。そこに対して「繰り返す」ことが重要。指導者もある程度の勉強は必要です。「教科指導」は最低条件です。そこにプラスアルファで何が伝えられるか。ここに関してはしっかりと考えていきたいと思います。

また余裕があればWEBのことも紹介したいなとは思っています。どこまで幅を広げるかは分かりませんが。30日に同様に次のステップの指導があります。これも動画にして残しておきたいと考えています。どれくらいできるか。このような作業は楽しいなと思います。好きなことをしている感じがあって。

また書きます。
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練習会

2022-07-25 | 陸上競技

土曜日。この日は山防地区の練習会としていました。これまでは複数種目を集めて練習をするという形でした。今回はせっかくなのでkd先生にお願いして「スプリントの基礎」を指導していただくことに。半ば強引にですが。私自身が近くでkd先生の指導を見たいというのもありました。私の指導のベースは間違いなくkd先生です。その前も書いたかもしれませんが、技術的な話をするのはかなりしてきました。が、実際に直接指導するのを見る機会というのは少ない。

 

合宿などでは「任せる」という形で指導させてもらっていました。当時はそれがありがたいというのもありましたし、kd先生の前で指導するというのが一番緊張する場面でした。間違ったことをしていないかという不安が(笑)。ある程度の年齢になったのでそれなりに緊張せずに指導できるようになっていますが。やはり「直接指導してもらう」というのが一番だと思っています。

 

近辺の学校が集まってやろうと思っていたのですが、コロナの感染状況が酷くなってきているので参加人数を絞ってということに。各学校4人ずつくらいをお願いしました。私なら何が何でも行く。こんな機会はないですから。コロナ禍というのもありなかなか人が集まりませんでした。次回は考えたいと思います。

 

全てkd先生にお願いして私はサポートと動画撮影をしました。今回のもう一つのテーマは「WEBページ作成」です。kd先生が指導されていることをきちんと残したい。後世に伝えていくためには必要なことです。先日はkd先生が「テキスト」を作成して配付されていました。このテキストは文字しかないので「分かりにくいかな」と気にされていました。それを補完するためにはやはり「画像」が必要です。静止画よりも動画のほうが圧倒的に分かりやすい。WEBページにすればkd先生がそれぞれの種目の解説をしている姿も残せます。これは大きな財産だと思います。

 

最初は直線的な足運びを覚えるために「壁押しその場ももあげ」から。重心の移動が入ってくると足が回ってしまうのでそれを避けるために重心移動が0の状態で足運びにだけ特化します。これをひたすら繰り返す。skyの選手がサポートしながらという感じです。が、何人かは実際に動きができていません。kd先生が「1か月以上やっているのにこれか・・・」と言われていました。逆に近隣の進学校の選手は指導に飢えている部分があります。休憩時間もメモを取ったり、鏡を見ながら動きを繰り返していました。こういう部分が大きいのだと思います。「絶対に習得してやろう」という選手は行動に現れます。「自分たちはやっているから大丈夫」という感覚があるのかもしれません。もったいない。

 

とにかくこれを2時間(笑)。kd先生も言われていましたが、陸上競技は他の競技と比べるとかなり地味です。ゲーム性もない。地味なことをひたすら続けていくことができるかどうか。これが強くなれるかどうかを決めます。長い時間やると「飽きる」というのがありますが、本当に「動きを変えよう」と思えば意識は抜けないはずです。ここも重要な要素。やるときは徹底してやる。

そこからその場股関節回しをやってハードルの横抜き。単純な動きですが上手くできない選手が多くいます。本当であれば「できない」時には「前の動きに戻る」というのが必要になってくると思います。誤魔化さずにやっていくことが重要。時間がかかりますが「膝締め」ができないと次の段階になったらもっと膝が開いてしまいます。

 

「膝締め」は「スイングのスピード」のも関わってきます。回転運動よりも直線的な足運びのほうが無駄なエネルギーを使わなくてよい。それにより接地の場所がよくなる。膝から下が開くと間違いなく接地が前になります。それによりブレーキがかかる。故障の原因にもなります。だからこそ「重心移動」がない状態で「足運び」を徹底する。これはどこでも誰でもできます。移動がない中で直線的な足運びを身に付ける。徹底できるかどうかが「普通の選手」を強くするために必要なことだと思っています。

 

ハードルの片足抜きをみているとkd先生が全体を止めて指導を。「見る視点」だと思います。このことは「どのように指導したらいいか」という指導者には必須だと感じました。どこを見れば動きが修正できるのか。できてない動きとはどのようなものか。その部分を確認する「方法」が分かるといいなと思います。だからこそこの「練習会」の意味が出てくる。ある程度指導ができるようになっていると思っていますが。こういう「視点」を身に付けることはこれから先も重要だと思いますね。

 

そこから1台の連続をやって、その場腿上げをやって終了。このその場腿上げの時にkd先生がまた話をされていました。この話に聞き入っていたら動画撮影を忘れるという失態・・・。駄目ですね。とにかく記録として残しておきたい。それを取り忘れるとは。重心の上下移動の話でした。自分の中できちんと分かっているつもりです。しかし、kd先生から話を聞くと「なるほど」という感じになります。この話にどれだけの人が興味関心を持ってくれるのかは分かりません。が、「陸上競技の指導をしたい」と思う人であればこれは重要な要素だと思います。

 

本当に地味です。派手さはありません。が、オリンピアンを育てたり普通の選手が全国で戦えるようになるというのには間違いなく「理由」があります。その「理由」を聞き出すチャンスだと思っています。来週も実施します。今度は他地区の指導者にも投げかけてみようと思います。貴重な時間だったと思います。kd先生に追いつきたいなと思ってずっとやってきましたが、その背中はまだまだ遠いようです。追いつける気がしません(笑)。

 

また書きます。

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タフになる

2022-07-24 | 陸上競技

金曜日。この日は1日練習となっていました。スマートな練習が多い部分があったので「しっかりやりたい」ということを話し合って負荷を増やしていくことに。前日にトレーニングをしているのもあって筋肉痛が増しているという話もありました。

日本代表の選手が100mを3本走ってそのダメージでリレーを欠場するというニュースがありました。100mを10秒を切って走るというのは身体にかかる負担が大きい。世界のトップ選手はそれでも5日間くらいを1日1本走り続けます。強靭な身体があるのだと思います。高校生は1日に何本も走らないといけません。ここは大きな違いです。中国地区のショートスプリンターが全国を目指すのであれば1日目に4継2本、2日目に100mを3本、4継1本、マイル1本。ロングスプリント系であれば1日目に400mを3本、4継を2本、2日目に400mHを3本、4継を1本、マイルを1本、最終日にマイル2本。かなりの本数だと思います。それに耐えられる選手でなければインターハイで勝ち上がれない。


そういえば岡山のkrscのmrsd先生と中国大会の時に話をしました。mrsd先生は中国大会でもかなりの種目に出場させます。その意図を聞いた時に「本当に戦える選手はタフでないと」といわれていました。ギリギリのところで戦う。それを勝ち抜ける選手でなければインターハイでは勝負できない。中国を勝ち抜いたときには「勝負できる種目」に絞ってインターハイを戦えばよい。中国は「勝負」の場ではなく「勝ち抜く試練の場」なのだと感じました。目指すところが高い指導者や選手の取り組みは大きな刺激になります。

高校生が1本走って「疲労が・・・」といっている間は上のレベルでは絶対に戦えないと思っています。1本だけ強い選手は高校生の大会では勝ち抜けない。それだけの体力と精神的な強さが必要。もちろん、ずば抜けた才能があれば全てのレースに余力を持って臨めるので力を温存できるのかもしれませんが。普通の選手が戦うためには「タフさ」は必須だと思います。

で、この日もバランス系とサーキットから。そこに基礎ドリルを徹底的に。まだ動きが安定しません。それでもやり続けていく必要があります。きちんと意識してやれば数週間で見につくと思います。すでに1か月強やっていますが動きが変わらない者も出てきます。ある程度の変化はあると思いますがまだまだ足りません。この状況を打破するためにはどうするべきなのか。

1時間程度の徹底してドリルをやってから屋外でシューズ流し。スパイクに履き替えてタイヤ押しとマークダッシュ。中間での足運びをやっているので、その前の段階で加速段階の足運びをやることに。前任校までは「マーク走」をかなりやっていました。マークを使って加速段階のリズムや足運びを徹底します。

このことを話していると「人数」の問題も出てくると感じました。前任校は10人程度の人数でやっていたので4パターンくらい作れば十分対応できていました。今は20人近く人がいるのでそうなると「8パターン」作る必要がある。どうしても「最大公約数」の練習になります。ここは難しいですね。

それでもタイヤ押しで足運びを覚えてマーク走で走りに落とし込む時間をかなり持ちました。できるだけそばで付きっ切りで修正する。選手に任せて自分たちでやるというのも重要だとは思いますが、今の段階では徹底的に動きを覚えこませることが必要かなと。もう少し本数があってもいかなという感じはありました。基礎をやるだけではなくそれを走りに落とし込む。ここが重要だと思います。1本でできればいいのですが残念ながらそれはできません。だからこそ何本もやらないといけない。ここにもタフさは必要です。

1セットだけタイヤ押しをやってからマーク走を。少し形は違いますが「二次加速マーク」という感じです。私的には「ピッチアップ」していきたい部分ですが、これも話をしながら調整していきたいと思います。それぞれの狙いがある。自分だけの感覚ではなく他の人がどのように捉えているかも重要。昨年はほとんど練習で意見を交わすことはありませんでした。今は「これをやっておきたい」というのをわがままを言っています。ある程度許容してもらえているのでありがたいですね。昨年と同じ思いをしたくないし、させたくない。ここは大事なことかなと。

マーク走を4本行って終わりという感じでしたが、もう少し走っておいたほうがいいのではと提案。本当に走っていませんから。2~4本という追加になりました。個人的には4本行っても大丈夫だと思いますが、まだまだ焦らずということで。ここまでが午前中でした。走ってないですね(笑)。

午後からは私は保護者面談。kbt先生と選手は近所の神社で走るということでした。どれくらい走るのかは不明でしたが、面談が終わった時間帯にちょうど全体が帰ってきました。先日やったDM投げをやっているところでした。足りない部分があるので腹筋や腸腰筋も追加してやりました。そんなに補強をする必要があるのか。自分たちに任せてやればいいではないか。そういう意見もあるでしょう。しかし、陸上競技の基本は「基礎筋力」だと思います。筋力がなくても走れる選手はいると思いますが、その選手も必要な筋力が上がるほうがもっとパフォーマンスが上がります。「筋力がなくてもいい」ということは絶対にないと思います。その部分も含めて徹底的にやる。しんどい部分で妥協してしまったり力を抜いてしまうので、そばで見ながらやる必要がある。これがある程度の意識レベルになれば「手を抜くということはないと思うのですが。今は徹底する。そこだけです。

かなりの負荷にはなったと思います数か月で大きく変わるために何をするか。こちらも覚悟が必要です。秋に形になるように。しっかりと見ていければと思います。少しやる気です。
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徹底的に補強

2022-07-23 | 陸上競技

木曜日。夏休みに入りました。これまでと比べるとかなり時間が確保できるかなという感じがあります。時間をかけてじっくり取り組む。一段飛ばしではなく一歩一歩確実に。そのためには忍耐力も必要です。前日の最後、苦手な種目になった時に声が全くでなかったり、最大限の負荷をかけられない選手が複数名。ここは「自分で何とかしてほしい」ところです。本来であれば、「強くなるため」に練習をしているのだから弱気になる部分が出てきたら困ります。とはいえ、高校生なので「叱咤激励」をしながら背中を押すことも必要だと思っています。今の時代はそれさえも難しくなっているのかもしれません。

 

意図的に最初の段階でその話をしました。やはり、その選手の特徴は「苦しくなった時」に出てくると思います。楽しいときや調子のいいときにはガンガンできる。前向きになれる。が、苦手なことや面白くない練習になった時には気持ちが沈む。最大限の負荷をかけられない。この状況で本当に「勝負する」ということができるのか。地道な練習も必要不可欠です。が、状況を見る限る「ひたすらやる」というのができない状況もあるのかなと感じています。雰囲気の部分もあります。だからこそ意図的に「このままでいいのか?」という投げかけをします。結局「投げかけ」だけでは1年間経過しても大きな変化が感じられなかったのでこういう形で話をしたり、補強などでガンガン追い込む形をとるしかないのかなという結論になったのですが。

 

単独でやっているときには「練習の6割が補強」という感じでした。それほど強くない選手を預かっていたので一番手っ取り早いのは「身体づくり」をすることです。身体を動かすために必要な筋力をどれだけ上げられるか。時間がかかる部分ですが「徹底的にやる」ことで間違いなく上がっていきます。これまでの経験上、夏休みに入るときにはある程度のきょん力向上が見られました。身体つきも変わってきていた。今は学年が上がってもその部分が足りない気がします。妥協せずにしっかりとやらせることは重要だと思います。「自分なりに」ではなく「本当に必要な負荷」をかけていかなければいけない。

 

この日も基本的な流れは同じ。最初にバランス系をやってからサーキット。そこからドリルです。サーキットを見ていると「変化」があまり感じられません。強くなっている感じがない。やはり「自分のペースで負荷をかける」という感じになっているのかなと。1回でも多くやるという感じがない。ここは大きな課題です。声をかけながらやらせていかないといけない。「追い込みすぎる」というのが以前はあったようですが、今は「最大負荷をかける」というのができていません。それが「当たり前」になっているので「やっている」という感じが強くなっています。もっともっとできる部分があります。

 

結局、私の指導観としては「できないことを潰す」というのがあります。「ほめて伸ばす」というのが主流なのかもしれません。良いところだけみていく。しかし、大切な時には「良い面」よりも「できない面」が顕著に現れます。だからレースで失敗する。流れが悪くなって途中で中途半端な走りになる。それは事前にわかっていることなのです。分かっていても「仕方ない」というので終わるのか、「失敗しないためにどうするか」を考えるかで全く違ってきます。今は不十分な点がいくつもあるのでそこを潰していくのが最優先事項。重要なことだと思っています。

 

ドリルへ。IHまでの期間はとにかく「徹底的に基礎」だと思っています。この部分がどれだけできるか。詰め込む形になりますが、「無意識でできる」段階にならなければいけません。しつこく何度も繰り返す中で改善していく。「膝締め」と「接地の角度」を徹底的に。ハードルを使いながらやる種目もあります。股関節周辺の強化になる。やりたいことがあっても基礎筋力が低いとできないことも増えます。基礎ドリルをやるというのは筋力の向上にもつながっていきます。進むセンスがある選手はそれほどこういうドリルをやらなくてもよいのだと思います。進みますから。普通の選手を強化しようと思ったらやはり「進むために必要な動き」を習得させなければいけないと思っています。

 

そこからはウエイト。女子は冬の間に別メニューでトレーニングをしていました。1年生もそれに交じってという感じです。最近はほとんどやっていないので動きも雑になる。丁寧に説明をさせながらやっていきました。考えたときに思っていた負荷と比べてかなり軽くなっている感じがありました。慣れて来ていたので自然に「楽をする」感じになっていたのだと思います。そこを無理やりでも「しっかりやらせる」ようにする。ランジも「反発系のランジ」がいいという感じになっていましたが、よく見てみると全く負荷がかかってない。もっとベーシックなランジに戻しました。このほうが圧倒的に負荷がかかります。重い負荷をかけるのではなく自重プラスアルファでも大きな負荷がかかるのです。そこを重視していけば十分。大きな動きと正確な負荷をかけるだけでずいぶん違ってきます。1年生はへとへとになっていました。こういう練習が必要だと考えています。基礎筋力を上げるために何をするのか。徹底的にやる。

 

その後、男子と合流してMD投げと腹筋などを。夏の補強はメニューを決めて自分達でもできるようにというのもあると思います。他の顧問が「腕立て腹筋背筋」の繰り返しでもいいのではないかと話をしていました。本当に負荷をかけられるのであればそのほうがいいと思います。しかし、今の状況であれば「地道に積み重ねる」というのが十分にできません。そうであれば「様子を見ながら負荷をかける」というのがいいと思っています。「いかにさぼらせないか」という感じでしょうか。ある程度こちらで声掛けをしながら負荷をかけていきます。もちろん、苦しいところで手を抜いてしまう選手も出ます。自分が思っていなくても苦しさに負けて抜いてしまう。それをさせないために「バリエーション」を考えながらやっていく。それが本当にいいことなのかどうか分かりません。言わなくても自分たちで追い込めるのであればそれでいいですが、今は違うと思います。きちんとした負荷をかけられる補強を徹底する。

 

かなりの時間になりました。それでも妥協せずやり続けることが重要だと思っています。指導する側が「これくらいでいいだろう」と妥協していたらやはり選手を鍛えることはできません。こんな考え方は時代に即していないといわれるのかもしれません。それでも何でもかんでも「易きに流れる」のではなく「不易」の部分が必要だと思っています。徹底的にやることで本人たちにも感じる部分がある。自分自身に妥協せずに物事を取り組めるようになってもらいたいと思います。気分でやらないことも重要。

 

ちょっとやる気を出しています。何とかしないといけないという気持ちがあります。それだけは確か。

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ルーティーンとして

2022-07-22 | 陸上競技

水曜日は終業式?。2学期制をとっているので「終業式」ではないのかもしれませんが。予定が大きく変わって午前中で終了することになりました。担任するクラスが変わって約4か月。なかなかでした。無事かどうかわかりませんがこの日を迎えられて一安心という感じでしょうか。

 

この日は夏休みにやる練習の流れの確認ということで。先日kbt先生にお願いして練習の最初と最後に色々とやらせてもらうことにしていました。数か月経過していますが「身体つき」があまり変わっていません。それなりの補強はしているのだと思いますが、筋力が上がったという印象がほとんどない。このままだと変化ないまま1年間が終わってしまうのではないかという感じがありました。絶対に避けたい。コツコツ継続してやるというのが難しいのかもしれません。それでもやる必要がある。

 

今は「走りの基礎」を徹底してやっています。1年生に関しては入学当初から2か月くらい続けてやっておけばよかったのではないかという話もあります。試合に出ないといけないからそれに向けてやるというのもありますが、長いスパンで考えたときには「急がば回れ」ではないですが、この部分を丁寧にやっておく必要があります。その部分をこの夏に取り戻したい。調整をしながら少しずつ走りに変化を生み出せたらと思います。

 

この練習は本当に地味です。継続的にやり続ける必要があります。kd先生がこれまでやってきたことをまとめた内容を実践させてもらいます。派手さは全くない。これを継続する。一番今の選手たちには苦手だと思います。それでも続けていく必要があります。しつこくしつこくやっていく。これができるかどうかは大きな部分だと思っています。

 

更に「練習の最初」に「ルーティーン」としてバランス系を入れさせてもらうことにしました。10~15分程度でしょうか。夏休みであればできると思います。前任校では毎日の練習の中でやっていました。極端なことを言えば「試合」のときにもやっていた。毎日続けて実践することも必要だと思っています、「できない」が「できる」に変わっていくためには「毎日続けること」が重要になってくるのかなと。

 

種目は前任校でやっていたものと全く同じ。片足支持&ジャンプ、T字バランス&ジャンプ、三転倒立、倒立、倒立足振り、倒立入れ替えです。最初はできなくても練習を重ねていく中で必ずできるようになります。自分自身の「軸」を作るためにも重要だと思っています。軸を作ったりバランスを整えたりする中で自分の身体がどのようになっているのかを感じ取る。身体のラインがまっすぐになっていることを感じる。腰が入った状態を作り出す。これは普通に練習をしていたら身に付くというものではないと思っています。

 

陸上競技は「道具」をほとんど使わずに競技をします。そうであれば戦うための武器になるのは「自分自身の身体」だけだと思っています。それをどのようにコントロールするのか。この部分が不足しています。筋力強化もしたい。同時に身体の使い方もやりたい。やっておきたいことは複数あります。時間の関係でどこまでできるか。この夏はある程度のことをやらせてもらおうと考えています。複数顧問が存在するので難しい部分があります。昨年はほとんど何も言わずという感じでしたが、戦うという意味も考えてしつこくやりたいと思っています。

 

更には最後に「補強」として30分間。これも股関節周辺と腹筋背筋を強化したいと思っています。少し前にDM投げなどをやらせてもらいましたが、瞬発的な体の使い方であったり「基礎基本」のトレーニングであったりと「必要なこと」をやりたい。どうしても練習がきれいに終わってしまいます。へとへとになるということは皆無に近い。高校生の選手です。ある程度の負荷をかけてあげないと強化できないと思っています。長いスパンで見たときに大学でやるというのであればのんびりやるのも一つの手段。しかし、大半の選手は高校で競技を終えます。そうであれば3年生の春に納得できる結果を出させてあげたい。そのためには徹底的に補強をしておきたいなと。

 

DM∞とクランチをひたすら。30分程度ということなのでこの部分をやりました。1年間見てきて「瞬発的な動き」がほぼできない。爆発力がない感じがあります。そこを強化するためにはやはり「爆発的に動く」という練習が必要です。それをDMを使って。練習の中に「間」がありすぎる。DM投げなどもスピード感が足りません。同じようなことをやっていてもやはり「スピード」がないと競技には生きてきません。その部分を大切にして止まらずにやるという感じを作りたいと思っています。腹筋も徹底的に。ランジやカニ歩きも含めてかなりの時間やりした。30分ではなかったかもしれません。

 

最近はここまで「徹底してやろう」という気にはなれていませんでした。それでも1年間見てきて「これでは勝てない」と思う部分もありました。身体づくりができていない。サーキットなどもかなりやっていますが身体つきが変わってこない。これは「徹底的に」という部分が足りないのかなと思っています。まずは1か月でできる限りのことをやっておきたい。それが自信にもつながっていくと思っています。

 

ちょっとやる気にはなっています。どこまで継続できるか分かりませんが。私自身(笑)。

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休校になる

2022-07-22 | 陸上競技

火曜日。天気予報は大荒れの予報でした。万が一のことがあったらということで前日は自宅に戻ってから実家へととんぼ返り。朝の時点では予報よりも雨は降っていませんでした。前日の夕方のほうがひどいくらい。しかし、県内各地では雨が降ったりした影響でJRが運休しているという感じでした。その関係で休校に。コロナの感染状況も県内に広がっている感じなので「休校」になってよかったのではないかなと思っています。

 

いつもよりも早めに職場についてそこで「休校」を知りました(笑)。年休や代休があるので休めばよかったという話にもなります。このタイミングで絶妙に「舎監」でした。もう踏んだり蹴ったりですね。休みをもらって帰ることもできない。仕方ないので職場で「授業の動画」をつくることに。今回は夏休み期間に「動画授業」をしようと思っています。自分自身時間がないのはわかっているのですが、夏休み明けまで財務会計の授業を全くやらないと完全に忘れてしまいます。前任校では1年生の間に2級を取得して2年時には1級の取得に向けて授業を進めていきます。今の段階でかなりの差が付いています。

 

この差を埋めるためには「何か手を打つ」必要があります。夏休み明けにある程度授業が進めるように「オンライン授業」のような形でやっておきたい。2学期は「勉強している」という状態からスタートして進めていくことができれば「演習」をする時間が確保できます。この時間をどうやって作るかという部分で考えると、「オンライン授業」で必要なところを各自で勉強してくるというのが必要だと思っています。もちろんやらない生徒も出てくると思います。しかし、「どこに合わせるか」です。計画的に勉強していく必要性がある。その素地を作るという意味でもやってみたいと思っています。

 

2つのスライドを作りました。1つのスライドに対して音声を入れて動画に。もう一つを作ろうと思ったのですがエネルギー切れで終了。そこまでたどり着けませんでした。作業効率としてはあまり良くない(笑)。それでもやっておくと今後違うかなと思います。

 

別に私が準備をしたところで結局は生徒自身がやるかどうかの問題になってきます。「きちんとやる」というのを習慣づけていきたいと思っています。中には商業科目の最も基礎である「簿記」の検定を全く取得できていないという生徒もいます。何かしらの対策を打っていきたいとは思っています。「苦手だからやらなくていい」というのではなく、どうにかして合格しようという姿勢を身に付けてもらいたい。強くそう思います。

 

なかなか時間がありません。blog更新も「毎日」の予定だったのに週1くらいになっている気が。情けない話です。

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高体連記録会

2022-07-21 | 陸上競技

土曜日。高体連記録会が防府で実施。コロナがこれまで以上に蔓延しています。重症化したというケースをほとんど聞きませんが、マスコミは「感染者数」のみを大々的に報じます。大事なのはそれが重症化するのかどうか。「数」だけで本当に騒ぐ必要があるのかどうか。非常に微妙なところではあります。

 

記録会。始まる前からホームストレートの風が4mくらい吹いています。100mでは追い風になりますが。一周回る種目に関してはかなりしんどい部分があります。記録が狙えるとか狙えないとかという話ではない。400mHに関しては「作戦」があるとかないとではなくなります。先日から定期的に指導させてもらっている400mHの選手、この日は5台目まで16歩でチャレンジしようといういう話になっていましたが、とてもじゃないが無理。3台目まで16歩で行ってあとは17歩という流れにしました。うちの学校の選手も3台目まで17歩、そこから18歩で4台分という話にしていましたが結果的に18歩が1回だけ。勝負するとか記録を狙うとか、感覚を作るという話ではなくなっていました。無念。結局、指導させてもらっている選手は63秒台、うちの選手は70秒・・・。70秒ですからね。こうなると「戦略」とか「走り方」とかの話ではなくなります。ちょっと残念な結果です。

 

男子は3台目まで15歩にしてそこから16歩で4台。残りを17歩という形にしました。これはまずまず。60秒かかってしまいましたが、条件からすれば58秒を切るくらいまでは来ているのかなと思います。この状況ではまだまだ勝負するという話にはなりません。それでも秋には間に合わせたいなと思いますね。最低でも56秒台。それができなければ到底戦えませんから。

 

上記の通り恐ろしいほどの風が吹いていました。100mは常に4mの追い風。足がついてこないと思います。記録的にはまずまずのタイムですが、これが「無風であれば」という感じです。風自体は斜めに吹き込んでいたので6~7mくらいは不定たのではないかなと思います。0.3秒は間違いなく早い。もっと早いかもしれません。怪我をせずにレースを終えられたというのは一番の収穫かもしれません。

 

110mH。うちの選手が1本走りましたが途中「ハードルの高さが違う」という信じられないミスが発生。再レースとなりました。昨年の中国新人で400mHの設置場所が違うという出来事があって「ありえん」という話をしていましたが、すぐそばでも起きています。初めて担当する人も多くなっています。こういうミスがあるというのはよろしくない。こういう時代ですから難しいとは思いますが、きちんとした協議会ができるようにしていきたいですね。

 

最後のほうは雨強風もという感じでした。レース直前になって「テープがない」と申告してくる学校が複数。もう・・・ですね。慌てて各区間にテープを準備して渡す。雨もひどいのでレーンにテープが付きません。踏んだり蹴ったり。とにかく各方面を調整してレースをスタートさせることができました。とにかく微妙。さらには女子は早出して「待て」がかけられずに失格。男子は急遽メンバーが変更されましたが、3-4走でバトンが渡らず他のレーンに飛んで行って失格。何をしているのか分かりません。

 

「練習をしていないから仕方ない」という意見もあります。が、普段からこれくらいのことはできるようにしておく必要があります。「できない」ではなく「やろうとしていない」のだと思っています。何となくやっている。バトン練習をほとんどしないところでもある程度バトンはわたります。今は「バトンを渡す」ということも不十分な感じになっている。「バトンで稼ぐ」のではなく「渡す」という部分もできない。これでは先が思いやられます。それでもやるしかない。失格するとかではなく「根本的なこと」をやっていく必要性を強く感じています。難しいですね。

 

記録会。評価できるような結果はさほどありませんでした。やっていくしかありません。

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