金曜日。この日から3年生は家庭学習日となります。生徒は家でいろいろとやるはずです。一昨年まではこの時期に卒業旅行に行ったりする生徒もいたと思います。昨年や今年はもうそういう生徒はいない気がします。いろいろな意味でのリスクが大きい。そのあたりのことは話をしていますが。
授業準備に追われています。パワーポイントで授業をすると勝手に自分の中でのルールを決めて取り組んでいる1年間。あれこれ教材研究をしながらどのようにして理解させるか、わかりやすいかを考える。当たり前のことですがこうやってパワーポイントで作成するとまた違う視点で見えてきます。かなりの労力を使いますが・・・。授業準備だけではない色々なことが存在します。それでもやるしかないいかなという感じがあります。
練習に関しては変則的な流れになっています。天気が悪かった関係もあり通常水曜日に行う練習が木曜日にシフト。そうなると金曜日に走練習を入れるのが難しくなります。悩んだ結果、補強中心にして早めに終わることに。1月も終わりに近づきかなりの疲労度だと思います。あちこち痛いという選手も出てきています。継続した練習をするためにどうするか。必要最低限のトレーニングだけはやっておきたい。
バランス系をやってから上半身下半身。その後一通りドリルをしてからシャフト補強。足の痛みがあり無理をさせたくない者についてはスピンバイク。ほぼ毎日やっています。走れない部分をどのように補うのか。ここが重要かなと思います。スピンバイクであれば足に体重がかかりません。本気でやればかなりの負荷になります。この日は20秒5本を数セット実施。細かい部分は任せています。それなりに負荷はかけていると思います。
2時間かからずに練習は終わり。私自身も少し?疲れ気味なのでこれくらいで終わっておくと気持ちが楽です。練習終了後、授業で教えた内容についての質問がありました。これは直接教えているわけではないのですが他の生徒がやっていたのを聞いて、自分もわからなかったので聞いた来たのだと思います。1問だけでしたが理解してくれたのではないかと思います。
こういう姿勢は非常に評価できます。勉強をしていることを評価するのではありません。学ぼうとする姿勢、やろうとする姿勢を評価するという意味です。ある場面で複数の生徒が集合して伝達を聞く機会がりました。誰もメモを取らないので指摘しました。実業高校です。普通教科の勉強だけをしているわけではない。こういう「ビジネスマナー」というかこれから先に必要な力を身につけてもらいたい。
この日はとにかく最低限のことをやりました。色々と思うこともあります。自分自身と向き合いながらやっていきたいなと思っています。
木曜日。この日も強烈にばたばた。なんでしょうか・・・。気持ちが休まる時間がない。どうなのかな・・・。
この日の練習は本来水曜日に行うメニューをスライドさせました。気温も比較的暖かったので問題はないかなと思っていました。が、昼前くらいに「棒風雪注意報が出る」というような話になっていました。朝は暖かったのに気が付けば強い風が吹き気温も下がっていました。それでも10度くらいはあったのですが、風が強いので寒く感じる。
練習が始まるときに大きな虹が出ていました。雨は降っていませんでしたが。大きな大きな虹でした。癒されます。なんとなくモヤモヤしている気持ちがありますがこうやって美しいものを見るというのは必要なことだと思いますね。
練習はバランス系をやってからサーキット。サーキット種目を少しだけ変えました。ボール回しをやっていたのですが「フロントランジ」と「クリーン」を。負荷的にはそこまでではありませんが、何となくこちらのほうがいいかなと。バランスよくという感じもあります。どのように身体を動かすかも含めてです。
走る時間を増やしたいと思っていたので動きに関してはほぼ割愛。ハードル股関節だけやってハードルドリル。DM投げをやりましたがここまでで1時間かからないくらい。予定通りです。先週のことがあったので時間をどれだけ確保するかが重要だなと思っていました。このペースでいけば予定通りいくだろうなと思いながら。
そのまま腰押し、二次加速、前半マーク。ショートスプリントで40×2-50×2-60×2を2セット。この途中で「最初の加速はうまくできるようになったけど繋ぎの部分がうまくできない」と相談に来ました。こういう部分に関しては重要なことだと思っています。「自分がやりたい」と思っていることがある。しかし、うまくいかない。それに対してどのように対応すればいいのか。選手によっては「どうですか?」と聞いてくる場合もあります。これは以前も書きましたが「良かった」と言ってもらうことで「安心」を得るだけになってしまいます。自分がやりたいことがあってそれに対して今の自分がどうなのか。そこの部分を明確にしてから話をしなければ改善できないと思います。
どのような感覚で走るか。これは選手によって違うと思います。大まかなイメージは話せると思いますが、結局は選手自身の感覚の部分です。膝を出していく方向の話はしました。それをどうするか。グランドが緩いのもあって思うように足が前に出てこない部分もあると思います。タータンがないのでそれをどのように対応するか。考える必要はあります。
このショートスプリントになぜかかなり時間がかかりました。予定していたよりも遅くなる。うーん。私はショートスプリントの途中からどうやってグランドを走りやすくするかを考えていました。ほかの人に相談。近いうちに塩カルをまこうということになりました。あまりにもグランドが緩い(フカフカ)なのでローラーを借りてきて転圧をかけることにしました。多少なりと違うかなと。
予定時間よりも遅くなりながら最後の走練習に。150mTをやっているつもりでしたが、この日はマネージャーが測定すると140mしか取れていませんでした。うちのグランドでの最大距離です。この距離以上は取れません。そうであればこの距離の中でどのように走るかだと思います。ハードルも前回は12台おけましたが今回は11台。インターバルを11.5mにしてチャレンジすることにしたので単純に5m以上ずれます。そうなると止まれなくなるので。検討の余地あり。
この辺りからかなり寒くなりました。強烈な風も吹いていました。女子が総じて最後の直線が動かない。無理やり動く感じになっていました。話を聞くと「直線に入った時に台風並みの突風が吹いている」と。確かに強い。本当はこの中でも動きを保ってもらいたいのですが。難しいですね。
2セット目が始まるときには「残り時間が30分」という状況になっていました。1セット目が30分かかったことになります。これも理由は分かりません。グランド整備をしながら見ていたので走るときにしか確認できていない。1本1本の間が長くなっていたのかもしれない。それでも4本走るの20分かかるというのはないかなと。セット間のレストを含めてもここまで長くなることはない。急かしました。。
2セット目の途中から小雨が。2セット目終了後にはかなりの雨が。それでも走ることに。グランドがぬかるんで走れなくなるというレベルではなかったので。全員追い風で走ることにしました。緩くなってきているグランドでのT走は想像するよりも進まないと思います。その中でどうやって進むか。工夫次第なのかなと思っています。「条件が悪いから走らない」というのも選択の一つにはあります。が、こういう状況だからこそ感覚の変化が生まれやすいのではないか。そう考えていました。
雨でしたが元気を出して走っていました。緩くなってきたので90mを1本省略。最後に60mを1本走って終わり。このころには雨がやんでいました。仕方ない。それでもこの寒さと条件の中でよく走ったほうではないかなと。時間の使い方と風邪をひかないように話をして終了。
個別に練習ができなかった選手とも話を。これからどうするかです。走れないという状況がなぜ生まれているのか。今何をするべきか。これからどう対応するべきか。この辺りは重要なことだと思います。「補強をします」と申し出るだけでは現状打破はできません。なぜなのか。今自分はどうなのか。これからどうするのか。ここを自分自身が理解できなければやはり先には進まないと思います。
寒かった。とにかく寒かった。
いや。疲労度が。なかなかです。何故なのか。よくわかりません。ぼちぼちやっていきます。状況を見ながら。
水曜日。この日は天気が持ち直す感じでした。が、前日にかなり雨が降ったためグランド状況としてはよくない。晴れるとはいえ本当に乾くのか。それくらい雨量でした。暖かいというのもあり雪ではありませんでしたが。雨のおかげでグランドは微妙な状況でした。
一応、キャプテンに状況の説明をしてこの日にやろうと思うことを事前に確認。本来であれば長い距離を走る水曜日ですがこの状況では走れるかどうかわからない。せめてショートスプリントだけでも走っておきたいなと思っていました。了解を得たのでメニューを変更。
バランス系をやってから上半身下半身。これは通常通りです。前日は早めに練習を切り上げています。その分、この日はしっかりと走りたいなと考えていました。走る時間を多めにと。一応DM∞とハードル股関節を実施。そのまま動きの基礎を。走りたいという日にはドリルの部分を省略しますが前日ほとんどできていないのである程度を。
あれこれやっていたので細かい指示は出しませんでした。通常であればここまでを1時間程度で終わらせるのですがかなり時間がかかっていた印象です。
加速段階T走をやってから「壁引き出し」「腰押し」「二次加速」という流れが、この時点でかなりの時間が経過していました。多分、2時間半ちかく経過していたのではないかと思います。通常2時間で終わる内容だったと思います。効率が悪いのか。それとも休憩が長くなっているのか。この部分は自分たちで考えたもらいたいなと思います。
結局、バトン走はできず。T走だけとなりました。明らかに練習計画をミスしているという時もあります。さすがに多いかなと思う時もある。が、この日は「通常通りやれば終わる」と思っていました。非常に残念ですが「できなかったものは仕方ない」という感じです。こういう積み残しがどのような形で出てくるのか。わかりません。
練習で使っているスピンバイクが使えなくなりました。原因は「ブレーキの摩耗」です。強豪校のように「エアロバイク」があるわけではありません。電気で重さを制御する形ではなく「前輪のブレーキ」をかける形で負荷をかけます。選手がスピンバイクを使っていて「すみません。壊れたかもしれません。」と申し出てきました。確認をすると確かに「負荷」を増やすことができない。何度も試してみましたができません。
分解してみると驚くくらいにブレーキパットが摩耗していました。1センチくらいはすり減っていたでしょうか。これでは固定できるはずがない。急遽、ブレーキパットを注文することにしました。もう1台スピンバイクがあるのでこれを使いながらしばらくは対応したいと思います。
環境を整える。この部分も重要だと思っています。空き時間にはグランド整備をするようにしています。別に深い意味はありません。走っていてけがをしたらいやだなと思うからという部分もあります。私にできることはやっておきたいなという部分だけです。
記録しておきます。記録。
なかなか余裕がなく。更新できず。
火曜日。この日は朝から雨予報。前日が短い時間しか走練習ができなかったので本来であればこの日にやっておきたいのですが。雨が降るので不可能。朝練で各自で身体を動かすように指示をしていました。必要であれば走っても構わないと。動きの基本をやっている選手もいれば加速段階T走をやっている選手も。この辺りは自分たちで判断して行動してもらいたいと思います。朝は「ドリル」と位置付けています。ほぼフリーの状況です。自分に必要な練習をおtり入れることができるかどうか。重要なことだと思います。何もかもこちらが提供するのは違うかなと。
午後は予報通り雨。とても外でできる状況ではありません。完全に諦めていました。短時間で終わらせる予定。バランス系をしっかりとやってからサーキット。室内でのサーキットです。できることも限られます。声も出せません。この状況でどうやって取り組むかだと思います。様子を見ながらという感じでしょうか。
練習のメインは動き。土曜日に行ったスティックドリルを。足長を2.5足から5.5足まで伸ばしました。この中でどうやって「膝の引き出し」と「重心移動」を感じられるか。スピードを上げて処理するのではなく正確に行う中で進んでいく。何度も書いていますが「膝締」がきちんとできていないとこの部分ができません。順序立ててやれるかどうかかなと。これも時間がかかります。「積み上げていく」形の練習スタイルですからやってすぐに結果が出るというものでもありません。丁寧に丁寧に。これを繰り返していくだけです。
終了後、数本走ってからシャフト補強。補強が足りなくなるのでこの部分を補いました。どうやってやっていくか。完全に選手に任せました。
早めに終わったのですが、「勉強を教えてほしい」という申し出があったのでそれに合わせて勉強会。個人的なものでしたが。勉強に対する向上心も陸上競技に対する向上心も「同じ」だと思っています。結局はつながっている。その部分が分かるかどうか。自分が「やっている」と思っている間はなかなか本物になれません。本当にやっている選手は「もっとやらなければ足らない」と常に思っています。ここは重要な感覚だと思います。
とりあえず記録。面白くはないですが。記録。記録。
日曜日は一日中検定でした。ぐったり。
月曜日はその疲労感も抜けないまま通常授業。3年生はこの日から学年末考査です。最後まできちんとやるようにと話をしています。当然です。これから先の生活の方が長いのに「進路が決まったから」という理由だけで勉強ができないというのは良くない。成長するためにはここでしっかりとやらなければいけないと思います。
先日、県から「生徒の登校に関して」という通達がありました。自分が発熱しているだけではなく「家族に風邪症状がある」場合も「出席停止」という形で登校できないということでした。教職員も同じです。こうなるとこれまで以上に活動に制限がかかります。外食もほとんどしない状況になる。何かあれば過剰に叩かれますから・・・。落ち着く日が来るのかどうかあ・・・。
この日もかなりバタバタしました。なんとか放課後にたどり着いたという感じでした。7時間授業だったということもあり時間的な制限がある中での練習でした。このご時世、「部活動をすることが悪」のような風潮もあります。外食もしない、外出も良くない、体を動かすことも許さない。「自粛警察」のように取り締まりをする人もいるのでしょう。全てがダメであれば人間としての活動はすべて停止になります。ルールの中で活動をするというのがダメなのか。屋外で身体を動かすことよりも教室の中の方がよほど密です。
練習に関しては翌日が雨予報だったので何とかしてこの日に走っておきたいというのがありました。バランス系をやってから上半身下半身。補強の部分は徹底的にやりたいと思っています。本当はもっと補強をやりたいのですがここに時間が割けない状況。時間が無くなる。土曜日に動きのことをやってからまともに走っていないのでなんとか動かしたいなというのはありました。
基本的な脚運びを少しやってそこからスティックドリル。これまではほとんど重心移動がない状況での脚運びでした。少しずつ前に進んではいましたが。土曜日から「膝」と「腰」の部分をきちんとやろうということにしました。スティックの距離を伸ばして。前段階がきちんとできているからこの動きができる。
やっていると明らかに「できない」選手が出てきます。元々重心移動というか「腰の移動」ができない選手です。不器用。膝を引き出した時に上半身が残ります。更に届かないので跳んでしまう。狙いとする動きができません。性格的なこともあるのかなと思っています。別に抜いてやりました。動き的に「前に進みたい」というのがあったので「膝を前」という感じになっていました。確かに「前」なのですがもっと「斜め上」方向でなければ腰がついてきません。その部分を指摘。随分よくなりました。少しずつです。
全体としてはハードルドリルをしてから加速段階T走。私は足の甲が痛いという選手に個別について「スピンバイク」を漕がせる。大きなけがではないと思っています。明らかに部分的に硬くなっているのでこれを時間をかけて弛める必要があります。朝練の時間に弛めるとずいぶん楽になったということでした。が、無理する必要はないかなと思って別メニューにしました。ひたすらバイク。走れないのであればその代わりになる練習をする。かなり走れるようになっているのでここで無理をさせたくありません。必死に漕いでいました。
その後、ふと全体の走りを見てみるとなぜかわかりませんがかなり進んでいました。加速段階T走で負荷を軽くしてからの動きが進んでいる。途中途中を見ていないのでどの動きが良かったのかは判断できませんが。膝が出て進む。こういう動きをしたかったのです。ドリルの段階で良くなったのか、ハードルか、Tバウンディングか。スピンバイクに夢中になっている間に動きが良くなっていました。
その後、バトン走をしたかったのですがとてもじゃないが時間が足りない。T走に切り替えました。60mT×3-60mSを2セット。ハードル選手はこの間、11mで5歩ハードル。高さを正規の100mHにしました。どちらのグループも良く走れている。こうなると選手の表情も自然と明るくなります。ハードル選手に関してはインターバルの距離を伸ばしても問題ないなと思います。土の上ですから11mでと思っていました。走力的な部分もかなり上がってきているので50cm伸ばそうかなという話をしています。
1年間かけて「ハードリング」よりも「走力向上」を図ってきました。本人が「ハードルを跳びたい」と何度も言うので冬季練習からは定期的にハードル走をしています。が、ドリル的なことはほぼやりません。アップの段階でハードルドリルをしています。これが毎日できるだけで基礎はできると思っています。どうしても「目先のこと」を考えてしまう。ハードリングが・・・とか抜き足が・・・とか。これも重要だと思いますがそれよりも「走れること」が重要。実際問題100mの走力が14秒5くらいだった時には何をやってもインターバルが届きません。しかし、走れるようになってきたことで問題なくインターバルが届くようになってきています。誤魔化すのではなく根本的な改善ができるかどうかではないか。もちろん、元々速い選手であればこういう部分は考えないと思います。今預かっている選手のレベルに応じてどのように対応するのかが重要なのかなと思っています。
ここまできたので少し逆足の練習も入れていこうと思っています。400mHのための対応。これがどれだけできるようになるか。身長はそれなりにあるのであとは股関節の開きが生まれるようになればハードルインターバルも17歩で行けると思います。。まだまだ力を使う部分があるのでそれをどう処理するか。150mHなども入れています。こういう部分で少しずつ400mHに順応していければなと。あとは有酸素系の練習が不足するのでそれをどう補うか。折り返しのような形も必要かもしれません。が、有酸素系に特化するような練習はしたくない。ここも見極めなのかなと。
まとまりません。書く時間と余力がなくてなかなか・・・。情けない話です。
ほぼ時間がない。これはなかなかです。3年生が学年末考査に入ります。他の学年は通常通り授業。放課後は課外と練習。空き時間はとにかく検定の必要な解説づくり。こうなるとほぼ時間がありません。どうやってテストを作成するのか。何かを削らないといけないのですが。とにかく今感じだったのでほぼ時間がありませんでした
土曜日。この日は朝から雨。午後からは勉強会を行う予定にしていたので練習は早めに開始。室内で練習するしかないのですが廊下は硬いのでたくさん走るのは避けたい。そして案外滑る。ケガをしたら意味がなくなる。この中でどうやって練習を組むか。悩みます。この日は練習のはじめに「知識」に関しての話を。先日から見ていると「スタートの構え」の部分が疎かになっています。更には「重心移動」を作るために「膝」の引き出しをするのですが「膝」ばかりに意識がいっている者が複数。これでは身体がついてきません。膝を引き出すことで腰が引っ張られて重心が動く。その部分をもう一度説明をしてから実際の動きをやっていくことに。
選手には話しましたが、「知識」を持っておくことはプラスになります。しかし、それを実践できるかどうかは全くの別問題です。頭で考えるだけではなく実際にやってみないと意味がない。「速く走るためには・・・」という議論だけをしても意味がなくなります。動きがめちゃくちゃでも速い選手が速いのです。ここは間違いない事実。そうであれば何をするべきかをもっともっと考える必要がある。できなくてもいいから身体を動かすことで身についていく。感覚が磨かれていく。重要なことだと思います。
練習はバランス系をやってから室内での上半身下半身。そのまま中臀筋の刺激を入れてからセラバンド補強、ハードル股関節の流れ。前回雨の時に通常通りの幅でやると上手くいかなかったので少し狭くする。やりたい動きをするためにどうするか。そこから動きの基本に時間を割きました。あまり走ったりできない状況であれば「できること」に時間を割くほうがいい。壁の引き出しから。重心移動が全くない状況から少しだけ進むイメージで。鈍い選手もいます。この選手にどうすれば身体が前に進むかを覚えさせる。難しいところもあります。壁をやってから膝締めのためのもも上げ。そこからスティックドリルを。少しずつ足長を伸ばしていって移動を作ります。膝締めができているか、膝の引き出しに腰が付いてくるか。できない選手は前接地になったり跳んだります。上手くできるようになると一歩での移動距離が大きくなります。これも繰り返しなのかなと。シンプルに取り組む中でできることがあると思っています。
ある程度やってからハードルドリル。そこからスイッチングをやって少し走ることに。スプリントミニハードルをやろうと思いましがが上手く動きがるくれないので取りやめ。久々に「タタタ」を入れましたがこれも微妙。やり続けておかないと感覚的にできないのかもしれません。練習の見直しも必要になるかなという気はします。そのままスプリントを4本程度。可能な限り走る。最後にシャフト補強をやって終了。
午前中に練習を終えてそこから18時前まで勉強会。他の部活動の生徒も「計算問題」を教える。かなりやりました。私も。とにかく質問に答えられるようにする。本当はもう少しやっても良かったのですが。この日は1週間以上前に頼んでいたスマホが届いたということで18時に取りにいくことになっていたので。
偶然ですがショップの隣に座っていたのは前の学校でお世話になった先生でした。今年で70歳になるとのこと。いやー、全く当時と変わらない感じがしました。職場に行くからと言って頂きました。本当に来てもらいたい。「応援してるから」と言ってもらえたのが本当に嬉しかったですね。時間が経過してもあの当時のことが思い出されます。
バタバタです。それでもこういう部分で気持ちが救われます。練習も勉強も。やるこては最大限に。
記録として書いておきます。中身はないですが。
金曜日。この日も課外。この1週間ひたすら課外をやっています。可能な限りサポートしようと思ってはいます。もちろん、本人たちの「意欲」の部分も大きいと思いますが。半強制的にやらせるほうがいいのかなと思うこともあります。が、最終的には「自分自身の問題」だと思っています。「食べたい」と思っていないのに目の前に「豪華な料理」が置いてあっても食べません。同じこと。本人が「食べたい」と思うかどうか。「合格したい」と思えば行動自体も変わってくると思います。
この辺りは「陸上競技」でも同じこと。力があって「もっと上で戦える」という選手であっても「県で1位」で満足してしまう選手もいます。『インターハイで戦いたい』と言葉にしてもそれに見合うだけの行動がとれなければやはり結果は出ません。そういう部分も含めて「才能」というのはあると思います。「一生懸命になれる才能」というのは本当に重要だなと思っています。
天気予報では朝方雨が降るが午前中に止むという感じでした。この日はそれを信じ切っていました。ほぼ授業とその準備だったので周囲をきちんと見る余裕がありません。メニューを作成していましたが放課後は予定通り実施とだけ伝えていました。私は1時間課外。ひたすら教えていました。
が、実はこの間も少しずつ雨が降り続けていたようです。外の天気を見る時間もなく。マネージャーが「雨が降っているけどこのままやりますか?」と・・・。え?!降ってるの??という感じでした。実際はそこまで強い雨ではありませんでしたぽつぽつ振り続けていました。本当は加速段階の練習を中心に行うはずでしたがこの状況では不可能。練習計画を切り替えることにしました。
補強とハードルドリルまでは終わっていたようなのでそこから少し走るかなという感じでした。加速段階は出来ないので思い切って切り替えました。「スキップ走」と「シザース」を繰り返すことにしました。最近の練習の中であまりできていない部分をこういう時だからしっかりやっておこうかなという感じです。Bスキップ、DMスキップ、Nスキップ。これを2本ずつ。さらにチューブシザース、DMシザースを2本ずつ。走れませんが「進む」ための練習は出来ます。こういう中でどうやって感覚を作るのかなという感じがあります。
本当はバトン走などを計画していましたが、到底できず。各自で30mと40mを数本ずつ走ることに。土が緩くなってきているので難しい部分もあります。それでもできることはやりたいなと。この段階で次の練習の計画も。
ほとんど走れないので短時間でしっかりと負荷をかけることを考えました。往復走の形で走ろうと。が、本数を多くし過ぎると走り終わった後その場に倒れこんでしまう危険性があります。グランドが水浸しでも関係なく倒れると後が大変です。風邪をひいても困ります。4人1組で往復走。50m走って20m惰性で行って今度はUターンしてまた50mを走ってくる。これを2本だけ。スピードを緩めてからまた上げるのでそれだけでもしんどい部分はあります。なんとなく120m近く走ったことになります。
最近は往復走をやらないのでこの手の部分も必要なのかなと。定期的にやるほうがいいのかなとも思っています。基礎体力、基礎的心配能力の向上という意味では重要なのかなと。時間を作って実行したいなという気はしています。選手はなんとなく嫌がりますが、この形だと雰囲気で乗り切れます。全員が走っているわけではないので声掛けもできます。休憩時間自体も特別長くなるわけではない。
折り返してきて50mが終わった瞬間に次の選手が走り始めます。4人グループの中で走っているのは1人だけ。他の選手は待っています。休憩時間自体は60秒くらいでしょうか。もう少し長いかもしれません。3人1組くらいにすると丁度よいかもしれません。これも検討の余地ありです。
「思い通りにできない」という状況の中から生まれてくることもあります。それも大切にしていきたいなと思っています。思いつきに近い状況から生まれてくることに「ヒント」があったりする。これをしっかりと見つけていきたいなと思います。
早めに終わりました。微妙な天気の中でしたがやれることは出来たのかなと思っています。前日の木曜日にもっと走っておけばよかったと考えるよりも、「この状況だからできたことがある」と思うほうが前向きでいいかなと。
雰囲気は良かったですね。とにかくこれを続けていく。それだけです。
書けません。ばたばた。
木曜。この日は練習は休みとしていました。朝練で動きの確認だけして午後からは勉強。検定に向けてです。商業系の生徒だけではなく工業系の生徒も検定があるということだったのでその時間に充てました。もちろん、私は工業系の検定は教えられないので実習に行くようにしました。練習だけやっていると思われるかもしれませんが進路に向けての準備もやっています。
練習を休みにしましたが勉強はしっかりとやります。私は例のごとく放課後に1時間課外。質問を受けながらです。質問が多い部分に関しては翌日の授業の時に「解説」を作って渡すようにしています。一人わからないだけではなく複数名分からないということは「そこがポイント」になっているからです。問題集だけの解説では理解できないようなので手書きで詳細を書きます。授業準備なので当然と言われたらそうなのかもしれませんが。きちんと手をかけています。
終了後、今度は図書室で2時間選手の勉強会。計算問題が分からないという選手がいるのでそれに対して個別指導。他の部活動でも「分からない」という子がいたのでこちらで引き取って勉強を教えました。「できるようになりたい」と思う生徒であればこちらも助けます。自ら望んで「やりたい」と思う子であればそれなりに吸収します。「やれと言われたからやる」という子ではこの時期の習得は限られます。見限る気はありません。しかし、最後にやるのは私ではなく本人。その部分も含めて常に話をしています。
この日は4時間授業でしたから7時間分活動でしょうか。かなりのダメージがあります(笑)。それでも今やっておかなければ今後困る。そういう感覚の中で取り組んでもらいたいなと思います
こんな状態だったので帰宅後、力尽きていました。体力的な低下なのかどうかは分かりませんが。ヘロヘロでした。
記録しておきます。
何となく思うことを。
うちのように「普通の選手」がどのように練習をしていくか。ここは大きな課題があると思っています。陸上競技はシンプルに「差」がでます。ほとんど練習をしていなくても「速い」選手は存在します。そのような選手であればどのような形の練習をしてもある程度は速くなります。身体作りをするだけでも出力が上がるし、身体が安定してくるので速くなる。
うちは普通です。だからどのように練習を組み立てるかが重要なのかなと思っています。根本的な部分として「練習うに真面目に取り組む」というのが必要です。「雨が降ったら練習が休み」と喜ぶ部活動もあると思います。それはベースに「練習はやりたくない」というのがあります。「速く走れるようになりたい」と思うのであれば「練習を積む」というのは当然ながら必要になります。「走れないからラッキー」と思うのは困るなと。同時に「練習をしなければいけない」とヒステリックに思い込むのも避けたいなと。「練習をやらなければいけない」という思いが強すぎてしまうと結果的に良い方向には進みません。そういう部分も考えながらかなと。
前の記事に150mを久々に走ったことについて触れました。気になって見直してみると殆ど走っていません。前走ったのを探すことさえ難しい。それくらいやっていない。この数年は120mを時間を空けて行うような形になっていました。本数も少ない。こうなるとうちの選手には効果が下がってしまうのではないかなと。きれいな練習になってしまう。
前任校で400mを中心にやっていたときは150m×5本を3セットくらいはやっていました。400mトラックを使って50mwalkで1分つなぎ。これはかなりハード。自分自身が現役の最後の方で経験した「150mは恐ろしくしんどい」という部分と師匠が「150m中心」だったことが一致したからです。1分レストでの5本は半端なくきつかったと思います。それでも「マイルでインターハイへ」という思いが選手を突き動かしていました。上述の「ヒステリックな練習」に近いものがありました。当時は気づけませんでしたが。
そこから競技場に行かずにグランドで練習するようになり150mや120mを中心に走るようになしました。400mを中心にやっていたときはスプリントに関する考え方も今よりももっとアバウトでした。技術的なことをやっているようで本当にやるべきことにはなっていなかった気がします。短い距離をある程度走りながらでした。バトンを中心に練習を組んでいたので気がつけば無名校から12秒14、12秒17、12秒36の3人の選手が出ました。もちろん、選手が「普通」ではなかったのかもしれません。このあたりのことも今の練習のベースにはあります。
いつの間にかきれいな練習になっている。更に「技術的なこと」が多くなっていてしっかりと走ることが減っている。300mを3本とかが「しっかりと走る」という位置づけではありません。距離的なものよりも「最大スピードを出す」「最大スピードを維持する」ことを大切にしなければいけないのではないかと考えています。昨年度は120m-120m-90mを1セットやることが最大になっていた。これでは「走りながら身につける」ことができないのかなと。時間をかけてでもこの距離を数セットやるほうが今のうちの選手には合っているのではないかと。
「ショートスプリント」と「150m」は同じ日に組み合わせるようにしています。これも正解かどうかはわかりません。うちにとっては「150m」は長い距離です。それだけを走るのは避けていなと思っています。あくまで「ショートスプリント」中心に最大スピードを上げるための練習をしていってそれを「150m」につなげていく。この距離が最後まで走りきれるといいのかなと。
単純に「150m」を走るわけではありません。今更ですが「T走」と書いているのは「タイヤ走」です。練習環境のこともあり坂道などで走れない。それを補うためにT走を入れています。前に進みたいけど進めない。それでも膝の引き出しと腰の移動を合わせていく。軽いタイヤを引っ張るようにしています。パワートレーニングではなくあくまで「技術練習」としての位置づけです。「加速段階T走」では意図的に重くするためにブロックやプレートなどを入れます。最初の数歩で大きく重心を動かすためのある程度力を発揮しなければいけない。使い分けです。
150mTをすると間違いなく最後の方は進まなくなります。疲れてきて接地荷のポジションが前にずれるからです。良いポジションに入ろうとしてもタイヤの負荷で腰が進まなくなります。前接地になると進まない。これを最後まで身体の真下で捉える感覚になるかどうか。makinoは高校時代、鬼のようにタイヤ引きが強かった。タイヤ引き100m選手権があったら間違いなく勝っていたと思います。パワーがあったからという話もありますが。
前任校では120mTの頻度が高かった。技術的なこともやっていましたが「動きながら身につける」部分が多かったと思います。この部分はやはりやり続けなければいけない。しんどいメニューなので「前向き」でなければできません。T走で往復などをするのではなく今のところは1本1本最大スピードで走ることがメインとなっています走り終わったら斜めに歩いて戻る感じです。「追い込むこと」がメインではなく「技術的な変化を生み出すこと」がメインです。
「ショートスプリント」と「150m」の組み合わせ。「150m」と「T走」の組み合わせ。これを続けていきたいと思っています。技術的な変化を求めるあまり、「考えすぎる」ことが怖いなと思う部分がありました。これを克服するためには「走りながら身につける」ことが重要。「わからないでやらない」ドリルと「わかっているけどやらない」ドリルはあると思います。技術的なことを抜き出してやることで「動きの基礎」を意識づけながらもっと「動きながらやる」部分を大切にしたいなと思います。
まとまりませんが。一応頭の中にあることを文字にしておきます。