前の記事、あまりにも眠くて書きながら寝てました(笑)。ほとんど寝れませんでしたが…。練習に関して書いている途中だったので続きを。あまり書くと入れ込みすぎになるので適度に書きます(笑)。
先ほども書きましたが、rinaには自覚と責任を持たせるためにmisatoと走らせました。3年生がいてくれる事で質が上がります。一緒に走らせる選手は力が近いというだけではなく、意味を持たせています。本人達もある程度理解をしているはずです。
400mHに出場する2人はレースだけではなく練習でも一緒に走らせました。力関係を決め付けてしまうから一緒ではないほうがいいと言われるかもしれませんが、互いを意識して気が抜けない状態を作り出す方が質が上がります。中国で戦いたいのなら目の前にいるライバルに勝つことが一番の近道ですから。スピードだけではなく意識の面でも変化が見られます。絶対に負けられませんからね。夏に実施した時は本数を重ねるとakaneの動きは大きく崩れ、mikiは大失速するというパターンでしたが今回はその部分は克服されていました。良い走りです。
1年生の2人も一緒に走らせました。後半に課題があるsakiとスピードが足りないhatu、追い込み練習では互いの不足分を補っていく走りが出来るようになります。ここも同じ1年生同士ですからかなり意識しています。互いに負けられないからスピードが緩みません。この2人にも変化が見られます。県新人を終えたあたりから課題としている部分が改善されつつあります。かなり走れるようになってきています。かなり期待しています(笑)。
新旧キャプテンであるyukaとshimaの場合は走力的な向上はもちろんですが、チームの精神的な柱になっていく部分を走りで示して欲しくて一緒に走らせています。どれくらいの覚悟を持って目指す場所に向けてやっていくのか。それをきちんと示してもらいたい。最近のレースを見ると走力的に他の者に少し負けていました。それでもメンバーを勝ち取ろうと前だけを見る。それが強くなるためには必要なのです。この2人がいるから私がいなくてもチームが崩れることがない。自分にも他人にも厳しくできるタイプです。競り合いの中で走力だけでなく他者の心を動かせるようになってもらいたいですね。
実は珍しく7月末から秋の事を考えていました。これまで書いた組合せ、今だからこの組合せではなく前の段階で予測していた部分です。7月には何度かやっていますが、1セットだけはmisatoにチャレンジする権利を2年生に与えました。それ以外は全て同じ競争相手にしました。秋には意識して戦うようになると思ったからです。今回はこちらが考えていた通りに選手が力をつけてくれました。だから2ヵ月後も変わらずできる。大きなことです。
中国新人の前の強い追い込みは最後になると思います。今後はポイント練習を入れていく形になります。私はいませんが今の雰囲気なら十分な負荷をかけることができると思います。
最後に選手には「少し」を大切にしろと話しました。すべての事はつながっている。「少しだからいいだろう」という油断や慢心が積み重なると取り返しのつかない事になります。チームとして動いているわけですから誰か一人でもそういう気持ちを持っていたらあっという間に崩れてしまう。「少しだから」ではなく「少し」を大切にすることで最後には大きな差になってきます。学校生活の全てにおいて意識する必要があります。
かなり良い状態だと思います。油断や慢心をせず自分達のやるべきことを全力でやるようにして、積み上げてきたモノをさらに高くしてもらいたいですね。目指す場所はまだまだ先です。常に前を向いて進みたいと思います。