kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

新潟へ

2009-09-30 | 陸上競技
昨日の夜11時半に周南市を出発して新潟で開催される国体にマイクロバスで向かっています。現在朝の6時半ですが福井県にいるみたいです。どこを走っているのか全く分かりません(笑)。

マイクロバスで移動するメリットがよく分かりませんが、想像以上にキツいですね。笑えません。なんせ膝を抱えて寝ないといけませんから(汗)。これまでの人生で車で兵庫まで行ったのが最長でした。この時も乗っているだけでしたが(笑)。今回は13時間位の旅になりそうです。比較的時間があるので、最近書きたかった事を整理して書いてみたいと思います。

今からちょっと休憩です(笑)。先は長い…。
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それぞれの想い

2009-09-30 | 陸上競技
前の記事、あまりにも眠くて書きながら寝てました(笑)。ほとんど寝れませんでしたが…。練習に関して書いている途中だったので続きを。あまり書くと入れ込みすぎになるので適度に書きます(笑)。

先ほども書きましたが、rinaには自覚と責任を持たせるためにmisatoと走らせました。3年生がいてくれる事で質が上がります。一緒に走らせる選手は力が近いというだけではなく、意味を持たせています。本人達もある程度理解をしているはずです。

400mHに出場する2人はレースだけではなく練習でも一緒に走らせました。力関係を決め付けてしまうから一緒ではないほうがいいと言われるかもしれませんが、互いを意識して気が抜けない状態を作り出す方が質が上がります。中国で戦いたいのなら目の前にいるライバルに勝つことが一番の近道ですから。スピードだけではなく意識の面でも変化が見られます。絶対に負けられませんからね。夏に実施した時は本数を重ねるとakaneの動きは大きく崩れ、mikiは大失速するというパターンでしたが今回はその部分は克服されていました。良い走りです。

1年生の2人も一緒に走らせました。後半に課題があるsakiとスピードが足りないhatu、追い込み練習では互いの不足分を補っていく走りが出来るようになります。ここも同じ1年生同士ですからかなり意識しています。互いに負けられないからスピードが緩みません。この2人にも変化が見られます。県新人を終えたあたりから課題としている部分が改善されつつあります。かなり走れるようになってきています。かなり期待しています(笑)。

新旧キャプテンであるyukaとshimaの場合は走力的な向上はもちろんですが、チームの精神的な柱になっていく部分を走りで示して欲しくて一緒に走らせています。どれくらいの覚悟を持って目指す場所に向けてやっていくのか。それをきちんと示してもらいたい。最近のレースを見ると走力的に他の者に少し負けていました。それでもメンバーを勝ち取ろうと前だけを見る。それが強くなるためには必要なのです。この2人がいるから私がいなくてもチームが崩れることがない。自分にも他人にも厳しくできるタイプです。競り合いの中で走力だけでなく他者の心を動かせるようになってもらいたいですね。

実は珍しく7月末から秋の事を考えていました。これまで書いた組合せ、今だからこの組合せではなく前の段階で予測していた部分です。7月には何度かやっていますが、1セットだけはmisatoにチャレンジする権利を2年生に与えました。それ以外は全て同じ競争相手にしました。秋には意識して戦うようになると思ったからです。今回はこちらが考えていた通りに選手が力をつけてくれました。だから2ヵ月後も変わらずできる。大きなことです。

中国新人の前の強い追い込みは最後になると思います。今後はポイント練習を入れていく形になります。私はいませんが今の雰囲気なら十分な負荷をかけることができると思います。
最後に選手には「少し」を大切にしろと話しました。すべての事はつながっている。「少しだからいいだろう」という油断や慢心が積み重なると取り返しのつかない事になります。チームとして動いているわけですから誰か一人でもそういう気持ちを持っていたらあっという間に崩れてしまう。「少しだから」ではなく「少し」を大切にすることで最後には大きな差になってきます。学校生活の全てにおいて意識する必要があります。
かなり良い状態だと思います。油断や慢心をせず自分達のやるべきことを全力でやるようにして、積み上げてきたモノをさらに高くしてもらいたいですね。目指す場所はまだまだ先です。常に前を向いて進みたいと思います。
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強めに追い込む

2009-09-30 | 陸上競技
今日は中国新人の前に最後にまともに練習が見れる日です。夜から国体に向けて移動するのでこれから1週間は練習を直接見ることができません。今のチーム状態なら私が付きっきりでなくてもきちんと練習は出来ますが、追い込み練習はその場その場の一言が大きく心を動かしますから、できるだけついておきたいと思っていました。

前半はいつも通り。サーキット、ドリルにそれなりに時間を使いました。動きを見れるときに見ておきたかったので。基本的な動きをしっかり意識させておかないと1週間自分達でやらなければいけませんから崩れてしまいます。地道にやってきたことが無駄にならないようにしていかなければいけませんからね。

そのあとはスタート練習。昨日少し感じをつかめたのでもう少しやっておきたかったので。

最後は短短は短い距離でスピードを上げました。150mから徐々に距離を短くしていきました。先日100mを11秒25で走ったarimaと200mを22秒90で走ったotaniが2人で競り合って走っていますから見ごたえがあります。自然と練習の質が上がります。それにより負荷も高まる。3年生が競技を続けてくれている影響がかなりプラスに働いています。通常ならそこまでの練習はできません。こういう部分が今のチームを作っています。

短長は2人一組でリレー形式で150mを走りました。中国大会後かなりやっていた形態です。一斉スタートは接触等もあり危険です。それ以上に2人で組ませることに意味があります。800mまで対応が出来る新旧キャプテンのshimaとyuka、スピードタイプのsakiと持続タイプのhatuの1年生、400mHでライバル関係にあるmikiとakane、そしてチームを牽引するmisatoと新チームの中心となるrina、2人ずつ組んで走らせました。普通に走るよりは確実に質が上がります。組み合わせにより絶対に負けられない状態を作り出していますからかなりの負荷になります。

今回のメインはmisatoとrinaの直接対決です。もちろん他の勝負も大きな意味を持ちますが、秋の大会や来年の戦いを見据えて直接戦わせました。今のチーム、misatoの力が抜けています。ほとんどの者がmisatoとの直接対決を望んでいます。練習の質が上がり強くなる可能性が高くなりますから。自ら進んで挑戦したいという者が多い。それでもうちのチームに足りないものは絶対的なエースです。ここが育たない限り上のレベルで安定して戦うことはできません。一緒に走ることでmisatoの強さを肌で感じてもらいたかった。強い選手と戦う新チームのエースの姿を他の者に見せたかった。意味があります。

今の力ではまだmisatoを越えることはできません。しかし、日誌には「先輩に恩返しをするには先輩を越えるしかない」と書いています。負けを認めている者はいません。常に上を見ています。それくらいの気持ちがなければ今後上では戦えないのです。今のチームでは60秒台で走るだけならほとんどの者ができます。しかし、そのレベルでは中国では戦えません。だからこそ強くなる以外にはないのです。エースをmisatoにぶつけることで周りがどれだけ気持ちの強さを感じるか。そのためだけに対決をさせました。諦めずに戦い続けてくれました。多くの事を感じたはずです。

もう少し書きたいことがあるのですが、また書きます。眠くて…。おゆるしを…。また書きます。時間はかなりあるので…。中途半端を許しください。
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感謝の気持ちを持つ

2009-09-29 | 陸上競技
最近の選手の日誌に「感謝」について書かれています。競技力が上がるにつれてその部分が大きくなってきている感じを受けます。

すべてが当たり前ではない。高校生は勘違いしやすい部分ですね。指導をしてもらって当たり前、保護者はやってくれて当たり前という感覚が強い子が増えているのは確実です。選手の中には自分が強くならないのは指導者が悪いという感じで他人のせいにして自分の責任を放棄する。結局やるのは自分自身なんですがそこを見失ってしまうと練習自体もやらされているという感覚になるので1つ1つの質が下がっていきます。強くなるはずがありません。

日誌に記録会で走った後にいつもお世話になっている先生から「ベスト?」と聞かれて非常に嬉しかったと書いてありました。これまで怪我をして多大な迷惑をかけてきて、その人の前できちんと走れたこと、自分の事を気にかけてくださっていることについて感謝の気持ちを書いています。自分だけの力でやっているわけではなく、多くの人に支えられて今の自分がいることを忘れてはいけないのです。そこがきちんと分かってくると1つ1つの練習も大きく変わってきます。

多くの方に声をかけてもらえる。この事が自分達にとってどれだけ大きいか。県新人でマイルで勝った後も様々な方に声をかけてもらったようです。走ったメンバーだけでなく3年生にまで「おめでとう」という言葉をもらったと書いてありました。また、いつも一緒に練習をする学校の選手や同じ地区の選手が集団で応援をしてくれたことに対してもかなり感謝の気持ちを書いていました。応援があったので絶対にできると思って走れたと。多くの支えの中で力が出せることを理解していく事で必ず強くなります。プラスアルファの力が出ますから。

誰かのためにやるわけではない。周りから評価されるためにやっているわけではない。それでも多くの人に支えられてやっていることは忘れてはいけない。日頃お世話になっている方々への恩返しは自分自身が競技できちんとした結果を残すことです。言葉で多くを伝えるのではなく、きちんと結果を出していき感謝を表す。大きな事です。

強くなるということには大きな責任が伴います。注目される分、少しの行動が批判の対象になります。チームとして1つ1つの行動に責任をもっていかなければいけません。注目される事で自分自身が高まる。見てくださる多くの方がいるから自分自身が変われるのです。感謝の気持ちを忘れてはいけません。

チームとして更に上を目指していきます。まだまだ多くの方の力を必要としています。インターハイに行く資格があるチームになるために心も身体も更に上を目指していきたいと思います。
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指導の原点

2009-09-29 | 陸上競技
blogを書いていて感じたことを少し書きたいと思います。何度か書いてきた事ですが(笑)。

昨日の練習で300mを走りました。指導を始めた頃はもっと長い距離を中心に走っていました。400m系の選手は500mや450m等の少し長い距離を使ってスピード持続の練習をしていました。これは自分が現役時代にかなりやっていた内容で、後半対策として効果があったと思っています。
が、高校生の女子にやらせてみるとかなり遅い…。距離が長くなると全く走れません。最初から怖がってしまって走り自体が全く違うものになってしまって長距離走のような走りになります。最初は慣れていないから…と思っていましたがしばらくしても改善されません。この時期、爆発的乳酸蓄積という名目で150mを実施していました。これも現役時代後半にやっていた内容です。かなり負荷が高く終わった後は全く動けなくなるくらいの負荷でした。これは効果があると感じていましたが、どうしても経験から抜け出せず長い距離中心の練習になっていました。

その頃、ちょうど岡山で国体が開催されコーチとして参加させてもらいました。2005年の出来事だったと思います。たまたま、サブトラックのテントで今師事している方と2人になって練習形態の話になりました。ここでどのような練習形態が高校生に適しているのかという話を聞きました。今の練習のベースになる部分です。経験と勉強してきた事を中心に指導をしていましたが、選手がなかなか理解できない、動きが変わらないというモヤモヤが強くありました。その部分についてすっきりする話をかなり聞くことができました。私が指導者として本当のスタートを切ることが出来たのはこの時からだったと思います。原点だと思います。この岡山国体で話が出来なければ勘違いしたままの口だけ指導者のままだったと思います。

それからはひたすら質問メールを送ったり、実際に話を聞いたりする機会を増やしました。当時のblogにもかなり書いていましたが、迷惑を顧みず疑問点を電話やメールで自分が納得するまでひたすら(笑)。本当によく付き合って下さったと思いますね。普通ならしつこいので無視するんじゃないかという感じです(笑)。それくらい頻繁に質問をしていました。あとは現場で選手の動きを見る。理論的な話だけではなく、その選手の動きを見ながらどうするべきかをしっかりと考えていくことで多くの事が分かってきます。共通する部分と個別な部分がありますから見ないと分からないですから。現場で学ぶ事も非常に多いですね。

2006年、初めての中国大会にマイルで出場することができました。間違いなく2005年秋に様々な話を聞けたことが大きく影響しています。それ以降少しずつ結果を残せるようになってきました。大きな転換期だったと感じています。

今は当時のように長い距離は全く走りません。ある程度力が付いてきていますし、意識レベルも高くなってきているので500mでも走れると思いますが今の練習形態には不要だと思っています。最大でも300m、それも中途半端なスピードではなくきちんと課題を持って最大スピードに近い形でやっています。短い距離が走れるようになっていれば300m位までは問題なく走れますから。300mが走れたからといって400mが走れるとは思いません。参考にはなりますし、選手達の自信にもなりますが練習の中心ではないと思っています。

話が長くなりましたが、今の指導スタイルには原点となるモノがあり、それは師事している方からの何気ない一言から始まったと思っています。かなり大きな出来事だと思っています。考え方や指導理念についても多くを学ばせてもらっています。こちらは孫子や松下幸之助等の本から物事の本質とは何かを勉強している部分も色濃く現れています。学びの中から身に付くものがあります。

秋のシーズン、これから大きな山場を迎えます。中国新人でどこまで戦えるか、県体での女子総合優勝の実現。3年生と共に大きな事を成し遂げたいと思います。きちんと結果を残していく事が恩返しにつながると思っています。まだまだ学ぶべき事があります。しっかりとアンテナを広げて学んでいきたいと思います
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スピード刺激と驚き

2009-09-28 | 陸上競技
今週は明日までしか練習を見ることが出来ません。いつもと練習パターンを少し変えて月曜日と火曜日に強めの刺激を入れることにしました。

前半は基本的な動きの確認とスピード練習をしました。土曜日にレースに出ていますから感覚的に悪くはありません。コンディション云々ではなく高い集中力を保ってレースに臨むことで動き自体も良くなりますから。時間をかけて見ていましたが、少し動きがずれていた者が数名いたのでそこは修正をしました。

トゥトレでスピード刺激を入れました。それほど高い頻度で入れることはできませんから、筋肉が回復している時にスピード刺激を入れておきたかったので。女子は400m系ばかりですがやはり中国で戦うためにはスピードが必要となります。県新人を終えて目指す場所が明確になってきています。今回は最初から戦いに行くという気持ちでいますから、気が抜けるという雰囲気にはなりません。これまでは参加するだけでしたが、初めての戦いに行くことができます。限られた時間で出来ることはきちんとした刺激を入れていくことですからスピード刺激を入れました。

その後はハードルとその他に分かれて練習に移りました。ハードルは無風の中で流れを作るために走りました。ここに関してはまずまずです。記録会を通じてやるべき事を判断しています。レース展開をきちんと考えていく事が必要となります。県新人の2週間前と比べるとかなり安定してきました。あと2回は出来ると思うので切り替えなどの部分をきちんとやっていきたいですね。

他の者は全体でSDをやってから少し長い距離を走ることにしました。SDでの動きを見ましたが随分動きが良くなってきていました。短い距離でのスピードが上がってきているのを感じました。春以降課題としてきた部分です。短短をやっている男子は顕著にこの辺りの変化が出ています。

最後に中国新人のマイルに向けて少し長い距離を走りました。人数と種目の関係からどうしても総力戦になります。マイルで戦うためには6人がきちんと走れなければいけません。4継とはかなり違う持って行き方をしています。戦うためには気持ちのコントロールと高いモチベーションが必要になります。今は3年生がいますからその力を借りてチームの力を引き上げたいと考えています。

300mを2本走りました。6人いるので一斉にスタートすると危険です。ここもマイルを意識してスタート地点を変えました。3人は292m位でしょうか。少し前から出して逃げさせました。別に300で無くても良かったのですが、明日は短い距離を使って走り込みをしようと計画しているので意図的に少し長くしました。ダラダラ長い距離を走ることに意味はないと思います。特に女子は距離が伸びたら怖がって全く走れません。1年生にはそういう傾向がありますし、慣れていないので力が使えません。それを克服するために走りました。今のうちのチームではテンポ走的な走りは不要ですからガンガン走ります。かなり速いペースです。

1本目、かなり競り合いながら走りました。土曜日は風がありましたが今日はほぼ無風。実力が分かります。かなり速かったので2本目はタイムを計ってみることに。集団で走っているので後ろから追うグループはカーブでかなりふくらみます。競り合いながら走るので質が上がっています。先頭はmisatoで次がrina、ほとんど並んで3人が入り最後にhatu。他の3人は少し前から出ているのでタイム計測はなし。41秒5、42秒2、43秒1で来ました。正直驚きました。良いタイムだと思います。他の3人も間違いなく3秒台で走っているはずです。参考にしかなりませんが、感じとしては非常によく走れていると思います。

慢心するな、油断をするな、やるべきことを全力でやれと最後に選手に伝えました。今が良ければそれで良いというわけではありませんから。3年生がいてくれるから質が上がる。3年生はもう中国で戦えません。一緒に練習している下級生がきちんと戦えれば、3年生が戦うのと同じことです。自分達の取り組みを示していきたい。

明日はかなり走りたいと思っています。こうやって書いているうちに書きたいことが次々に浮かんできました。記憶から消えないうちに書けたらと思います。近いうちに(笑)。
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共立大記録会~1、2年生の走り~

2009-09-27 | 陸上競技
下級生の走りに関しては、前の週に大きな県新人がありましたからなかなか最大パフォーマンスを発揮するところまではいきません。当たり前ですがそれでも条件が整えばベストが更新できるのではないかと考えていました。今回は課題を持ってレースに臨ませています。失敗も許されるので思い切ってレースをするように指示を出しました。

結果的にベストを更新したのは200mのotaniと2回目の400mH出場のsakiだけでした。otaniは先週向風の中で23秒15でしたから、今回の追風の中で22秒90というのは本人も納得がいかないでしょうね。走り自体は少し重い感じがありました。先週狙って狙って走っていますから仕方ない部分があります。それでも公認で22秒台に入ったというのは本人の自信につながります。400mHのsakiは最低レベルですね(笑)。まだまだ400mHのレースにはなっていません。県新人には出場できませんでしたが、今の県のレベルであれば十分戦える力があります。これは一冬かけてやっていきます。

女子の400m系はそれぞれ課題を持ってはしりました。400mHは向風の中で歩数を減らすという上のレベルを目指して挑戦をしました。mikiは実戦での初めての17歩です。向風の影響を受けてなかなか思い通りのレース展開にはなりませんでしたが、17歩と18歩の展開を試すことができました。条件を見ながら挑戦していきたいと思います。akaneはまだレース経験が少ないので切り替えが上手くいきません。17歩から18歩への切り替えがスムーズに出来ず逆脚でほとんどのハードルを越えることになりました。まだまだ経験を積まなければいけません。こうやってレースに出ることで自分できたんとつかんでいく必要があります。

400mも同様。前半に課題を置いていましたから後半の失速はある程度問題ありません。向風でもきちんと前半からスピードを上げて入る。実践でしたできない練習です。マイルメンバー争いをしている者がいますからこういう展開の中でも勝負にこだわらないといけません。速いものから4人が絶対条件です。
rinaに関してはバックストレートが向かっていたにも関わらずホームも向かっていました(笑)。吹き流しが完全に横を向いていましたから2m近い向かいだったと思います。県新人で3位に入ったtabeの選手を前半から引っ張っていましたから、その中でラスト向かいはきつい。こういう条件でもレースがあるという経験は大切です。いつも合宿で一緒に練習するメンバー通しで上位争いをするというのは非常に見応えがあります。互いに高めあってもらいたいですね。

マイルに関してはラップがフラットのタイムよりも悪い(笑)。ひどいですね(笑)。男女4継の前から突風に近い風が吹いてきて、1500mの通過の目印が風で何度も倒れていました…。県新人のラップよりも各2秒ずつ悪いですね。Aチームが4分3秒9、Bチームが4分14秒6。どちらもあと6~8秒は足りません。Aは最低ラインで4分切りをしておきたかったのですが、やはりなかなか難しいですね。もっと力を高めていかなければいけません。条件で左右されるのはまだ本当の力ではありません。もうワンランク上の力を身に付けなければ戦えないと感じました。また、今年初めてのshimaにマイルを走らせることかできました。アンカーで他校の選手を抜いて2位に上がることができました。よく走りましたね。

通過点として様々な確認をする。練習も大切ですが、大会で記録を実際に計測してもらう事で見えてくるものもたくさんあります。思い通りに記録がでるわけではありません。1、2年生が今回で大幅ベストを更新する確率は低い。当然です。記録が出なくても仕方ないという気持ちで臨んでも意味はありませんから、各自に課題を持たせました。そこが出来れば自然と記録はついてきますから。中国新人が本当の戦いになります。そこに向けてどれだけ心と身体を持っていけるかだと思いますね。

今回は少し離れた所まで行きました。行く途中にはkida先生やkubota先生に迎えに来てもらい、朝早くから保護者の力を借りて大会に参加させてもらいました。自分達が周りの人に支えてもらいながら競技に取り組めていることを忘れて欲しくはありません。自分達だけではできないのです。保護者は自分の子供が2本しか走らないのに朝の5時から夜の8時まで選手にお付き合いして下さっています。私もこの支えがあるからやりたいように指導をさせてもらっています。最後のプラスアルファの力を発揮するためにはきちんと感謝の気持ちをもって取り組む必要があります。全てが当たり前ではありません。

選手にとっては非常に収穫の多い記録会になったと思います。これを今後の結果に活かしていかなければいけません。全ては目指す場所のためにやっています。様々な方の力を借りながら、アドバイスをもらいながらやっている。まだまだやるべきことはたくさんあります。止まる暇はありません。選手が何を感じたかを大切にしていきたいですね。
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共立大記録会~3年生の活躍~

2009-09-27 | 陸上競技
今日は九州共立大学で開催された記録会に参加しました。秋まで続けている3年生はナイター陸上から次の試合まで時間が空きますし、マイルが開催される珍しい記録会でしたから色々と考えて参加することにしました。条件さえ良ければ記録もついてきます。下級生は先週大きな大会がありましたから、気持ち的にそこまでの集中が出来ないかもしれないという部分もありましたが、記録を出してやろうという気持ちをきちんと持っていましたから高いモチベーションで臨めたと思います。

初めて共立大に行きましたがすごい施設でした。ブルータータンの8レーン、電気計時ができます。校舎も新しく良い環境でした。バックストレート側が吹き抜けのようになっていて、斜めの強い向風になるので400m等の1周回る種目にとっては条件が厳しいですが、100と200では最高の条件で走ることができます。結果的には3年生はよく走れました。これは1週間前に試合に出ていなくて、下級生の活躍を目の当たりにしていましたから刺激を受けたのだと思います。

arimaが100mで公認で11秒25で走りました。良いタイムです。決勝では中盤で少し離されていましたが、追風2.6で11秒31でした。私自身100mで初めてこのレベルまできました。ポールをやらずに100mに専念していたら…とは思いますが(笑)、ポールをやっていたからここまできた可能性が高いですね。今はotaniと練習で競り合いながらやっています。前日刺激ではotaniよりも良い動きをしていましたから、きちんと結果がついてきます。先週のotaniの走りが刺激になった部分と自分にもできるという自信につながったのではないかと思います。田島記念と県体では2人が決勝の舞台で争ってくれる姿が見たいですね。楽しみです。

400mHにはshimaが出ましたが、これも69秒48で今シーズンベストです。先程も書きましたが400m系は条件があまり良くなかったので記録を出すのは難しい。調整をしていないとはいえ、先週の悪条件のなかのレースよりも下級生のタイムは落ちています。mikiが67秒3、akaneが68秒1でしたから条件的に良くなかったと思います。2人の実力はこんなものではありませんから。
その中でshimaは300までakaneについていきました。ここから少し離されてしまいましたが、最後まで諦めずにしっかりと走りました。自己ベストにはわずかに届きませんでしたが、今の力は出しきれたと思います。地道に努力ができる選手です。継続は力なりというのを他の選手に示してくれます。上手くいかない時でも諦めずに前を向いて取り組む。下級生の手本となります。大きな存在です。

400mに出場したmisatoは他の者の記録が伸び悩む中で一人だけ別格の走りでした。向風をもろともせず59秒15のベスト更新です。2番手のrina60秒7かかっていましたからこの記録の価値がわかると思います。58秒台が目の前に来ています。きちんと競り合ったり、バックストレートが追ってくれるとかなりの確率で今でも58秒前半で走れると思います。misatoは下級生と比べると強さがあります。春先に個人レースで記録を出せませんでしたから、この秋に賭ける想いはかなり強い。今のうちのチームの中でも別格の強さがあります。自分が強くなるためには努力を惜しみませんから、力が安定して出せる。下級生の日誌には「走力でも取り組む姿勢でもmisatoを越えたい」とよく書いてあります。チーム全体の目標となっています。大きな存在です。あと2回チャンスがあります。

3年生はこの秋で引退です。進学して競技を続ける者はいません。今は本当に自分のためだけにやっています。未来のために頑張るのではなく、高校時代の競技に納得が出来る形で終えたいのだと思います。なかなか出来ることではありません。遊び半分でやるのではなく本気で全力でやるから意味がある。本人達と続けるかどうかの話をしたときに「中途半端にやるならやらないほうがいい」と伝え、それでもやるという事だったので続けさせました。この時期にベストを更新できるというのは本人達の強い意志があるからだと思います。

こういう姿を見ることで下級生は大きな影響を受けます。秋のシーズンでのチームの活躍はこの辺りが関係していると思います。質の高い練習が積めますから自然と強くなる。いい流れです。自分達の弱さや甘さを3年生が全力で取り組む姿を見て気付かされ、そこを克服するために努力をする。まだまだ学ぶことがあります。

3年生が活躍してくれるのは嬉しいですね。残された大会では条件に恵まれて最高のパフォーマンスを発揮してくれればと願います。
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記録会前日

2009-09-25 | 陸上競技
来週の水曜日から国体で新潟に行くことになっています。そのため残りの時間でやらなければいけないことが山積みです…。そこがメイン業務ですからきちんとやらなければいけませんが、かなり大変です。生徒から顔が疲れていると言われてしまいました(涙)。なんとかしなければいけませんが、最も苦手とする教務の仕事が私の心を押し潰しそうです(汗)。

練習にはクラスの生徒の面接練習のため30分程度遅れていきました。クラスの生徒も大切ですから、9月に入ってからはかなり頻繁に面接練習をやっています。かなり得意分野です。他の人の面接練習とは少し違う形でやっているのではないかと思います。相手の考え方をまとめていくような感じで前半やってから後半はしっかりと話をさせます。今日やった子はまだまだ面接が出来る状態ではなかったので土日にしっかりと準備をしてくるように指示を出しました。これからどこまで伸びるか。

で、練習ですが明日の記録会に向けて刺激を入れました。完全調整する必要はありませんから、次に向けての課題をみつけてもらいたいと思います。別に失敗をしても失うものはありませんから自分達のやるべきことを決めてチャレンジしていきたいと思っています。特に県新人では条件が悪かった400mHに関しては今回条件が良ければ大幅な自己ベストの更新が期待できます。今日の練習の感じで行けば中国でも十分戦える記録が出せると思います。400mも同様にレース展開がきちんとできればベスト更新も可能だと思っています。調子云々ではなく力自体が上がっている感じがありますから。

今回は県新人に出場出来なかった者と3年生が走ります。このために出場することを決めたといっても良いくらいです。どれくらいの走りが出来るか楽しみです。400mHの秘密兵器が出場します。今日走りを見ましたが前半を17歩で走らせました。逆足が全く使えないので19歩ではジョグのようになってしまいます。4台目くらいまで17でいってあとは19歩でカバーできたら上級生も油断できないくらいのタイムが出るかもしれません(笑)。チーム内の競争を激化させるためには大切な事です。

明日は女子のマイルに2チーム出場します。8人いますから可能です。どこまで記録が出せるか楽しみです。
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基礎的な事&練習日誌より

2009-09-25 | 陸上競技
今日は放課後に会議があったので練習の前半は全く見れませんでした。とはいっても昨日かなり走っているので落とすつもりでしたが(笑)。サーキットをやってから火曜日に実施したドリルをやっておくように指示を出しました。時間があるときにはしっかりと基本的な事をやっておきたかったので。

私が練習に顔を出した時にはすでにウエイトに入っていました。1年生の基礎筋力が随分上がってきています。男子は動きが小さかったり、タイミングがずれていたりするのでまだまだ時間がかかりそうですが、1年女子は例年に比べてかなり筋力が高い。これは上級生を見てやっているので自然と負荷が高まっていくのだと思います。かなり時間はかかりましたが、やっと形になってきた感じがあります。

その後、ジャンプ系を少しやって前日に教えてもらったストレッチを実際に選手にやらせました。かなり硬い…。痛くて騒いでいましたが、それでもずっとやり続けていました。当たり前ですが、自分が速くなるために何でもやろうとする姿勢が大切です。こちらから与えられた情報をその場だけで終わらせるのではなく、きちんと継続して自分のものにしていく。その辺りで大きな差がつくと思います。

選手の日誌には「感謝」と「刺激」について書いてありました。下級生の日誌には自分達が結果を出せたのはサポートしてくれた3年生がいたからだと感謝の言葉が綴られていました。レース終了後は疲れを抜くためにマッサージをしてくれたり、氷の買い出しに行ってくれたり、様々な形でサポートしてくれたようです。自分達の力だけで手に入れた勝利ではない。これまでの上級生が積み上げてきたものがあるからこそ、競技に専念できるのです。また、合宿等でお世話になっている多くの先生方にきちんと感謝の気持ちを持つ。自分達の取り組みや走りを応援してくれる周りの学校の選手に感謝の気持ちを持つ。当たり前ですがここがきちんと理解できなければ意味はありません。

刺激を受けた。ここも多くの者が書いていました。女子が書いていたのは、2年生男子の活躍です。マイルの前に招集所に行き、otaniが200mで2位に入り中国を決めたと伝えたとき選手は自分達の事のように喜んでいました。その後レースに移動するときに本人に会ったらしく、声をかけたら嬉しそうにしていたから自分達も出来ると思ったようです。同じチームでやっていますから大きな刺激を受けたようです。
また、応援に来てくれた3年生も下級生の活躍に刺激を受けたようです。レースには出ていませんが、日頃の練習では3年生も互角以上に走っています。misatoに関しては下級生では相手にならないくらいの強さがあります。下級生の活躍というのは競技を続けている3年生にとって大きな刺激になるとともに自信にもつながります。

日誌を見ると満足したと書いている者はいませんでした。私も話をしましたが、もうすでに過去のことです。全ては次に向けて動き出しています。止まっているわけにはいきませんから。今週末には北九州で記録会があります。少し遠いですが3年生が出場できるレースはそれほど多くありませんから出れるレースには出してあげたい。加えてレース経験を積むことで様々なものが見えてきます。調整はしませんが、それでもかなり走れるはずです。条件が良いところで走って記録を出せれば自信にもなります。しっかりと次に向けて動いていきたいと思います。
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