kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

前を向いて

2008-11-30 | 陸上競技
今日はバタバタ家の事を。数ヶ月前に書いた家の事についてちょっとやらないといけないことがあるので…。

なんだかんだやっているうちにある人と電話で話す用事がありました。お互い「?」というような事があったので情報交換(笑)。その中で「田島記念でマイルメンバー、良く走っていたね」と言われました(笑)。諸事情があって田島の記録を見たそうです。上手くいけば早い段階で4分切りが可能だと言っていただきました。全員60秒切るのは難しいかもしれないが、2~3人は十分可能性があるとも。やはり嬉しかったですね。認められるためにやっているわけではありませんが、私が最も尊敬する指導者から「可能性がある」と言われるというのはこれ以上の事はないですね。言葉ではうまく表現できません。その分期待されていると思いますし、私自身の力量が試されていると感じます。自分の指導人生の中で最初のチャンスだと思います。選手と共に前に進まないといけません。

私自身、まだまだ足りないのは分かっています。そのためにひたすら勉強しています。電話で話す内容の一つ一つが刺激になります。自分の考えを少し話して、それに関する内容をかなり話してもらっています。私の「知的好奇心」を満たしてもらえるのです。かなり迷惑をかけていますが、大きな刺激です。ここで学ぶ事から視点が増えて行き、「あの時言われていたのはこの事か!!」と感じる部分が出てきます。

電話が終わった後にうちのメンバーにメールをしました。周りから期待されている事をきちんと理解して欲しいと思ったからです。きちんと前を向いて進んでいかなければいけません。私の「想い」だけではありません。これをプレッシャーに感じるのか、「力」に変えるのかで多くの事が決まっていきます。

私は学ばせてもらっている。それを選手に還元していく必要があります。やはりきちんと動きを見ていく中でしか変わらないと思います。ここに気付くのは誰でもできます(気付かない人もいると思いますが…)。それを指導に生かしていく方法を模索しなければいけません。それが私の使命だと感じます。

私自身、多くの人の期待を背負っていると勝手に思っています。私が今やらなければいけないモノがあるのです。他の誰かではなく、私がやらないといけない。そう思っています。深い意味があります。ご想像に任せますが(笑)。前に進まないといけません。選手にも自覚を持たせていきます。

非常に意味のある時間を過ごせました。感謝。
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やめました

2008-11-30 | 陸上競技
30分前に思うことがあってblogを書きましたが、やはりやめました。感情的になっている部分もあるかもしれませんし。

まー内容は「私個人に対する批判」に対してです。先日ある場所で30分位言われました。私の周りの事をあれこれ言われるのは結局「私」という人間が気に入らないからだと思います。ネクタイもあまりしませんし、生徒と一緒に文化祭準備に一生懸命になります。それが「良くない」と言われる可能性はあります。

まーよくわかりません。書きませんが若干イライラします。短気ですから…。
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研修会で感じたこと

2008-11-29 | 陸上競技
今日は午後から国体関係の研究会でした。そのため選手を学校に残して宇部へ。普通に考えれば勉強会は自分達でできるはずですが、少し心配だったので1・2年生を同じ部屋でやるように指示を出しておきました。集中力が続かないのが怖かったので。

研究会は国体短距離チーフが全国トップクラスの高校に研修に行かれたのでその伝達でした。短時間で資料を準備して頂き、分かりやすく説明をして頂きました。感謝です。
基本的には「確認」という部分が多かったですね。ビデオ等で実際の動きも示してもらいました。konan合宿でやってきた内容が多く、「流行り」なのもあるんだろうなと感じました。ポイントを指導者が見抜く事が出来れば自分の所でやっているトレーニングと重なる部分も見えてきますし、何が狙いかも理解できます。「○○式ドリル」が多い(笑)。トップレベルの選手がやっているのだと思います。結局は何がポイントかを理解できるかどうかにかかっています。「やればいい」わけではないと思いますから、情報の取捨選択が重要になりますね。

こうやって多くの情報を集める事は大切だと思います。が、それを真似してやれば効果があるかどうかといえば「違う」と思います。陸上部の顧問になった当初だったら間違いなく流されているでしょうね。「知識」に左右される部分が大きかったですからね。頭でっかちでした(笑)。きちんと選手を見ることができなかったと思います。「これが良いんだ」と言われたら、深く考えず「はいはい」といって取り入れていたと思います。考えが浅い(笑)。

実際に選手のレベルに合わせた指導をしていかなければいけません。考え無しに指導をしている人もいると思いますが、私はそのような形ではやりたくありません。「正しい」という判断基準は「強い選手がやっている」からではないと思います。合理的な部分をきちんと考えていかなければいけません。

このような研修を経て、見えてくるモノがたくさんあります。スタートでの脚運びに関して、「本当に正しいのか?」をきちんと整理していく必要があります。重心の移動を伴わずに動き始める。すっと脚を出すと言われていましたが、これの意味をきちんと考えてみないといけません。脚が先行する動きなのか?脚が巻かない動きは必要だと思いますが、このような意識で本当に身につくのだろうか??否定するのではなく「考えてみる」必要があります。「速い」から「正しい」とは限りません。全てに共通するモノを見つけていかなければいけません。速い者は何をやっても速いですから…。そこだけを見ていくのは今の私の指導にとってプラスになるのか??

研修のおかげで自分自身を見つめ直す機会が持てました。自分の周りにあるものは全て勉強になります。来月はまた講習会を受けに東京に行きます。専門的な「知識」を身につけて、それをどう指導に生かすのか?ここが大事です。

まだまだ学ぶ事、考える事はたくさんあります。少しずつ重ねていきたいですね。
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勉強会をする

2008-11-29 | 陸上競技
今日はテスト前の土曜日。しっかり勉強させなければいけません。家でやらせても良いのですが、最近はきちんと勉強させるなら学校でやらせるほうが確実ではないかと感じています。という事で通常通り登校。せっかく集まったのだから身体を動かそうという事でドリルとウエイト(笑)。
ogawa先生が別の用事で来ていましたが、「テスト週間に練習して~、まったく(笑)」と言っていたので、「たまたま勉強しようと部員が集まってきて、偶然みんなが身体を動かそうという雰囲気になっただけ」と伝えておきました(笑)。うちの学校は1時間程度の練習は認められています。かなり優遇されてますね。

練習は昨日感じた部分を意識してドリルを実施しました。膝の動きが曖昧になってしまっていて目指す動きになっていませんでした。脚が巻いてしまうのはこの辺りが原因だと思います。きちんとした形を意識していかなければいけません。「きれいなフォーム」を目指すのではなく、きちんとした形(ポイントを押さえた動き)をしていく必要があります。ここを繰り返しました。その後、少し走ってウエイトとシャフト補強。今日の狙いとする部分はできました。地味な練習をひたすらやっていきます。

午後からは勉強会。こちらがメインです。7時前後まではやらせるつもりです。しっかり取り組ませたいと思います。
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基本的な動きと補強

2008-11-29 | 陸上競技
テスト週間、時間が取れません。あまり長くやるのも色々と問題があるので。とはいっても、本当に家に帰ったからといって勉強を一生懸命やるかというのも疑問ですが。ある程度こちらで指導していく方が確実に勉強もします。ある程度の意識レベルになれば見ていなくても必ずやりますが、そこまでに行かない者は絶対に手を抜きますから・・・。全てはつながっていると思います。練習に来たときだけ真面目にやるというのでは意味がありません。間違いなく大切なところで失敗します。だからきちんとやる姿勢を身につけさせなければいけないと考えています。

練習はドリルと補強。ほとんどの時間をドリル系に使いました。自分の感覚と実際の動作のズレをどうやって修正していくかを考えなければいけません。時間はかかりますが、少しずつ積み重ねていく必要があります。新しいモノを追うのではなく、最もベースになる部分を意識的にやっていく必要があると思います。流行モノに飛びつくのは色々と弊害があります。以前、ものすごく流行った「なんば」、今ではほとんど聞きません。感覚的なモノだと思いますが高校生レベルには必要ないと思いますし、そんなことに時間をかけるよりももっと大切な部分があると思います。当然ですね。基本的な動きの繰り返し、これが大切です。間違った動きを繰り返すのでは意味がないのでここは出来るだけ付いてみていかないといけません。会議があったので途中からしか見ることは出来ませんでしたが、ある程度の修正は出来たと思います。地味ですが重要。

あとは下半身系の補強を少し。重心の移動と動きのタイミングを合わせながらも下半身の補強になるような種目をやってます。これもいろいろ考えてこれだったら意味があるかな~という感じで取り入れました。女子の体重管理(意識)にももってこい(笑)。かなりしんどいとは思いますが、片足で身体を支える感覚も必要になると思うのでやっていく価値は大きいと思います。

その後、私は所用で帰宅→出かける。いやー、ひたすら耐えてます・・・。正直かなりしんどい。どこまで嫌みを言われ続けるのか・・・。これも仕事のうちか?!
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乳酸…

2008-11-28 | 陸上競技
今、本当に久しぶりに陸上関係の雑誌を読みました。最近はこの手の雑誌に全く興味が無くなっています。誰が速いとかの情報が乗っていますが、高校の指導に役立つ情報だとは思わなくなってきました。先月号はまだ袋に入ったまま…。今月号がたまたま目についたので開けてみました。

なんと「乳酸」について書いてあるではないですか!!これでは私がこの雑誌を見て調子に乗って先日の記事を書いていたと思われてしまう(笑)。まー別に良いのですか(笑)。

今回の記事、すでに4~5年前に読んでいます。マニアックですからこの手の本に関しては読むのは早いです。関連書籍が3冊出ていますが全て読みました(笑)。かなり怪しい人ですね。「乳酸は悪者ではない」という論点です。乳酸は分解されるときにグリコーゲンを分解する時よりも多くのエネルギーを生み出すと言われています。その他全ての運動には酸素が使われている、インターバルトレーニング等の有用性等が書かれています。100%高校生レベルでは理解できませんし、そこまでの専門的な知識は必要ありません。だから話ませんし、blogに書いたりもしません。無意味になってしまいますからね。

今回私が「乳酸」について触れたのは、選手からのメールで「筋肉と乳酸」について問われたからです。それ以上の意味はありません。指導に必要なレベルの情報は伝えますし、それ以上は無意味に近い。筋肉線維やミオチンやアクチンフィラメントについて話しても理解できないと思います。知っている必要はあると思います。いや、単純に私が好きで勉強しただけであり、必要ない気もします(笑)。文献等で学ぶのは「知識」であり、「知恵」ではありません。現場で感じるものと机上の研究では大きく違う部分があります。

情報の取捨選択をしっかりできる力を身につけていく必要があります。特に指導者は選手レベルにあった情報処理能力が必要です。私も指導を始めた時にはかなり情報に左右されてきました。見る目が全くなかった(笑)。そう考えると随分成長した気がします。もちろん、大きく影響を受けている方がいるからですが(笑)。「考える」のが趣味でマニアックな情報を集める。それで現場で動きをきちんと見る事が少しずつできるようになってきている。こういう積み重ねが必要です。まだまだ学ぶ事はたくさんあります。

月曜日に乳酸についてミーティングしたのは単純に選手が望んだから。特別ではありません。雑誌を見て、こういう情報を少しずつ提供していく事も必要になるのかなーと思いました。私がマニアック話をしてもこれまで誰も相手をしてくれませんでしたから(これに関しては数年前のblogにかなり書いてます(笑))。更に勉強はしていきたいですね。周りと話が合わなくなるの覚悟で(笑)
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ミーティングと勉強会

2008-11-27 | 陸上競技
今日は朝のうちにウエイトを済ませて、午後からは勉強に専念。朝のウエイトはかなり時間ギリギリでした…。もっと早く動かないといけないと思います。できないわけではない部分をもう少し意識してやらなければいけない。

そう感じたので午後は全て勉強会にしようと考えていたのですが30分程度ミーティング。最初はキャプテンに話をさせました。事前に少しだけ話をしていた部分もあり、ある程度は話が出来ていましたがまだまだ上手くまとめる事ができません。課題です。

今日伝えたかったモノ…。女子は男子に甘えている部分があると思います。うちの男子、基本的にかなり優しい。その上ある程度テキパキ動くので女子がのんびりしている間にサーキットや補強の準備をしてしまいます。女子はいつの間にかそれに甘えてしまって「自ら行動に移す」事が遅くなっています。「自分達はかなり意識が高い」と思っている部分があり、客観的にまだ見えていない部分があります。確かに意識レベルはかなり高いと思います。普通の女子高校生とは段違いです。しかし、このレベルで満足して止まるなら目標には届きません。昨年と比べると意識レベルは高いですが、行動面では大差ないんじゃないかと投げ掛けました。「甘さ」を捨てない限り本当の意味での「強さ」は手に入りません。男子は「優し過ぎる」、女子は「甘過ぎる」のです。

女子は男子に勝とうという気持ちで練習をしなければいけない。中国のトップは55秒台、その辺りにいる男子よりは強い。マイルの全国トップは3分41秒で走る。「女の子」のままではいつまでたっても近づく事すらできません。ガムシャラになって多くのモノを賭けていかなければ強くはなれないのです。

昨日の練習中にも話しましたが、今は競技レベルもかなり上がっています。特に女子は400mに出場しようと思えば最低でもチームでも3番以内に入らなければいけない。3番手が決勝に残っているレベルですから更に強くならなければレースに出ることはできません。男子もポールの選手に勝てないような選手が集まっても中国には届かない。うちのエースは所詮ポールの選手です(言い方は悪いですが…)。サブ種目の100mで勝てないような状態では戦えません。チーム内で仲間を支える意識がかなり高くなってきました。が、どれだけ仲が良くてもグランドに立てばライバルです。ここを絶えず意識するべきです。最終的に戦うのは自分の「力」です。仲良しチームでは大切な所で戦えません。譲り合うような気持ちでいて戦えるほど甘くはありません。

どれだけ勝とうという意識があるか?ここに全てはかかっていると思います。チーム内で1番になることが上で戦うための最低条件。本当に戦う気があるなら「どうすればチーム内で勝てるか」を考えなければいけません。

かなり良い状態だと思いますが、満足するには早過ぎます。何故たくさん走るのかを考える事が出来ている者が少ない。冬期の意味を考えるべきです。どれだけ繰り返せるか?冬期の課題を明確にしていく必要があります。走り込みの日のために他の日をどう使うか?ここに意味があると思います。

我ながらよく話します(笑)。その後はひたすら勉強させました。地道に積み重ねていきます。
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乳酸耐性を高める

2008-11-26 | 陸上競技
テスト週間に入っていますがそれなりに練習は続けています。早く帰ったからといって本当に勉強するかどうか不明です。ある程度練習をして少し勉強してから帰って更に勉強させます。やらなければチームとしての取り組みに陰りが見えてきます。各自が自覚を持って取り組んでいかなければいけません。

練習は先日選手に話した「乳酸耐性」を高めるための練習。走練習組と自転車組に別れて練習しました。走れない者でも乳酸をためる事は出来ます。どちらかというと自転車のほうが爆発的に乳酸が蓄積すると思います。
走練習は「技術面」と「乳酸耐性」の両方を高める事ができる。自転車練習は「技術面」は高め辛いが、「乳酸耐性」に関してはかなり高まる。効果は高いと思いますね。

「冬期=練習量を増やす」という安易なものではないと思います。夏のように暑くないから練習量を増やすことは可能です。だから走り込みを増やす。安易です。もちろん私もかなり走らせます。が、意味合いが違う部分があります。これもわざわざ書く話ではないですが、あえて書いてみました(笑)。冬期の意味をしっかりと考えていく必要があります。32歳になりやっと見えて来たモノがあります。これが遅いか早いかはわかりません。

完全に話がズレていますね(笑)。本題に。自転車組は自分達でやらせました。私は走る方を主に見ました。男子は短短、女子は短長しか走らなかった(正確には女子は1人短短系)ので形式を若干変えて取り組みました。昨日坂を走っていたので少しは疲れていたみたいですが課題を持って走らせました。以前は疲れてくると全体的に動きが崩れてしまう事が多かったですが、今日は大きく崩れる事なく走れていました。まずまずです。テストが来週月曜から始まるので、11月は今日が最後の走り込みになると思います。冬期練習の導入段階としては順調に来ています。乳酸耐性を高めていく事が課題になると思っていますが、そのための手段を模索していかなければいけません。やっと見えて来た感じがします。キャプテンはシーズン終盤には他のメンバーに付いていくことすらできない部分がありましたが、今はなんとかついていけます。やっと…という感じを私も本人も受けている所です。長かった(笑)。

精神的な面に関しては最近繰り返し書いているので省略(笑)。当たり前のレベルがかなり上がって来ています。あとはこれを継続していけるかどうかです。最初の段階である「心」の育成の基礎は出来たと感じています。これまでにない手応えがあります。ひいき目抜きでチームとしてある程度のレベルまできています。後は故障者が回復してきちんと練習に参加していく事が必要になります。

しっかりとやるべき事をやっていきます。それしかありませんからね。地道に進んでいきたいと思います。
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熱く…冷静に…

2008-11-25 | 陸上競技
今の私の課題はきちんと冷静になって練習を計画していく事です。分かってはいますがここが難しい。基本的にすぐに熱くなるタイプですから…。周りにはそれを分かって抑えてくれる人が何人かいます。非常にありがたい事です。

少し前から書いていますが、インターハイを目指しています。選手もそのつもりです。簡単には届かないのは分かっていますから、自然と練習に熱が入っています。追い込み方がハンパではない時もあります。選手は自ら追い込みます。非常に良い事だと思いますが、注意しなければいけない部分です。

適当にやっていたら自然と手を抜いているので、ダメージは残らないと思います。「想い」が強くなるほど、大きなダメージが残ってしまいます。気をつけなければいけません。
これまでため何度か気持ちが入りすぎて失敗してしまった事があります。疲れが抜け切らないまま大会を迎えてしまいピークが合わなかったり、気持ちを高めすぎて途中で切れてしまい「本来の力」が出せなかったりする部分がかなりありました。今のチームにも同じ事がいえます。私の「想い」に応えてくれるので、自然とやり過ぎてしまいます。ここをどう抜くか。私に一番足りないのは「遊び」の部分です。悪い意味で「遊ぶ」のではなく、「心を休める」というか「余裕を持つ」部分が私自身に足りません。

私があまり神経質になると選手も神経質になります。そこをどう調整していくか?冷静なつもりでもすぐに熱くなりますから、気をつけなければいけません。客観的に自分と選手をとらえていく能力が必要になります。あまり細かくなりすぎると選手も神経質になりますから。

今日は選手が「筋肉が付きすぎているのでは?」と心配していました。私も気になっていたので、ある人にすぐ聞いてみました。やはり考えすぎの部分もあると思います。私もそう思って選手には伝えましたが、不安に思う部分もあったので…。こういう時に信頼できる指導者がいるというのは大きいですね。勉強になります。400系の選手をどうやって育てるか?もちろん100系も育てます。何か一つを基準としてしっかりと見ていく事で分かってくる事があります。私の基準が400系に置かれているのは確かです。

この辺りも冷静に見ていく事で分かってくるはずです。きちんと自分のスタンスを身につけていきたい。そのためには今のままでは足りない。もっと自分を高めたい。そう願います。出来るはず。足りないものを身につけていきたいですね。それが出来ればきっと届く!!そう信じて熱く、冷静に取り組んでいきたいと思います。
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坂道で…

2008-11-25 | 陸上競技
今日は土曜日の代休で基本休み。私は修学旅行の打ち合わせがあったので通常通り学校へ。同じく勉強をさせるために選手も学校に集めました。変則的な日程ですが、昨日からテスト週間です。休日ですが関係なくテスト勉強はしなければいけません。ついでに練習(どちらがメインか分かりませんが(笑))。

打ち合わせがあったので、隙を見て練習へ。坂を使っての練習でおんぶ走、スキップ走、坂道走を実施しました。昨年はよく実施していましたが、今年は初めて。私自身が少しナーバスになっていて故障するのが恐くてアスファルトの上で走るのを避けていました。多分問題ないのですが、故障したら嫌だなと思う気持ちが先に立ってしまっていました。この程度で故障してもらうと困るのですが、やはり心配をしてしまっていました。昨日雨が降って若干グランドが緩くて使えなかったので、坂を使って走りました。効果はあると思うのですがなかなか「やるぞ」という気持ちになれませんでした。雨のお陰でし(笑)。

おんぶをして「重心の移動」、スキップをして「フォロースイング」と「プッシュと引き出しのタイミング」、坂道走で「接地場所の確認」と「動きのまとめ」。かなり多くの要素を意識する事ができます。2年生は昨年かなりやっていますが、それでも上手くできません。やる中で意識するポイントを考えるようになってきています。ここが成長です。少しずつこちらの求める事が出来るようになると動きも変わっていきます。

坂道なので接地のポイントがズレます。当然です。坂道を走ればいいと思っている人もいると思いますが、かなり技術的な要素が高いと思います。追い込み練習にも使えますが、やはり技術的な部分が大きいと思います。これも詳しくは書きません。出し惜しみではなく、考えていく必要がありますし、中途半端に書いて勘違いされると嫌なので。坂道に関しては他校の先生と特別話をした記憶はありません。が、考えていくとそれなりに見えてくると思います。「やるだけ」練習では効率が悪くなりすぎる。

最後に60mを3本走らせましたが、全く見れず…。感覚だけは話で聞きましたがまずまずの様子。少しずつ日頃の動きが結び付いてきているのかもしれません。準備段階としてはかなり良い感じです。基礎的な部分をしっかりと今年中に身につけていきたいと思います。単純な走り込みでは強くならないと思います。意識して繰り返していきたいですね。
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