ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

津波被災県のごみ処理

2012年02月06日 | Weblog

11.3.11津波で出たごみを集めてできた山 (出所)環境省HP

津波被災県には全体で2千数百万トンのごみが未処理で残っているそうです。
被災県のごみ処理能力が小さいためごみ処理が遅れています。
そこで近隣他都県に協力をお願いしていますが、他都県も処理能力に余裕がないため、引き受けても全体の1/5ぐらいだそうです。
また他都県は、ごみが放射能に汚染されている恐れから受け入れ反対の住民の声が強く、引き受けは順調ではありません。

被災県は自分でごみを処理すると決めて自分の処理能力を上げた方がいいのではないでしょうか。

ごみは見かたを変えれば資源です。
ごみ処理事業は生産的な面を持っています。
長期に渡って失業対策にもなります。

一方、処理に伴う労働環境、大気、土地、水質汚染、放射能汚染対策はしっかりと技術的に対応すべきです。
分別も容易ではありません。
人海戦術になるのか機械でできるのかやはり技術的検討が必要です。
従来のごみ処理施設で処理できると安易に考えない方がいいと思います。
したがって焦って処理しない方がいいと思います。

被災県のごみをわざわざ輸送費をかけて遠い他都県に運び、処理してもらうより自分で処理した方がいいと思います。
国からの補助金は全部被災県で使った方が被災県のためになります。

放射能で汚染されたごみについては他都県に拡散させはいけません。
放射能を出した所、つまり東京電力福島第一原発に戻すことが基本と思います。
東京電力は放射能に汚染されたごみの処理保管責任があります。
原発を認可した福島県の責任も重いと思います。