いろいろなことをやっており、忙しくてGB練習試合に参加できない、GBは、立っているだけの時間が長く、運動になっていないなどの退部理由を述べたが、一か月やってみて、GBを面白いと感じることができなかったのではないかと思います。
確かに体力スポーツではないが、運動神経スポーツです。この方はすでに80代に入っており、通常打撃もスパーク打撃も覚えが悪く、打撃ミスが多くてちょっと自分が恥ずかしかったと思います。
GBとはどのようなスポーツか、基本を学ぶ必要があるが、渡した簡単な資料も読まず、練習試合に入り、競技規則がちんぷんかんぷんだったようです。練習試合中にいろいろ教えたが、すぐ忘れ、思考神経が混乱していたと思います。ほかの人が何をやっているか理解できず、自分の打順がきてもぼーっとしていて、毎回、あなたの番と言われて慌てて自分のボールを探す状態でした。ただ立っている時間が長くなったのは当然です。思考は停止状態だったと思います。思考神経が動いていなかったと思います。
部長以下、GB練習試合皆勤賞組は、30分早く来てコート準備をやり、打撃練習をやっています。この新人は、練習試合開始直前に来ました。打撃練習は実質やっていません。練習試合を休みがちで、最初からのろのろしている印象でした。
皆勤賞をとらなくていいから、時間をかけてGBに慣れるようにしてはどうかと慰留し、退部はしないことになりました。
GBは、運動神経と思考神経が必要なスポーツです。80代に入った人がGB上手になるには、まずは慣れないことに抵抗する自我を捨てないといけません。自分はGB一年生だ、GBを覚えたいという素直な気持ちを持つことがだいじです。運動神経、思考神経が動き、何事も前向きな人は、GBは面白いと感じます。GBが面白くないと感じる人は何事においても衰退が進んでいると思っていいと思います。
何々が上手だった、何々の先生になったなど、過去の栄光は衰退を防ぐ力になりません。未来に生きる人は衰退を遅らせます。