最近来た県公報を見ると9月中旬から「かながわ県民文化祭」を、市広報を見ると、やはり9月中旬から「横浜音楽祭り」を大々的に行うと第一面に書いてあります。このイベント重視の傾向は過去から続いています。観光産業重視の流れでしょう。
しかし、新型コロナウイルス禍や、ロシアのウクライナ戦争などの禍で世界経済に変調がおこり、観光産業はふるっていません。各国、各地域、改めて生産的産業を重視し、世界的供給不足に備える必要があります。ちょっと県や市に危機意識が乏しいようです。
お金を払って見るようなものではなく、自分がやるものを重視することがだいじと思います。県や市はそのための恒久的な生活環境、生産環境整備に投資すべきと思います。その方が県民も市民も安心すると思います。
スポーツで言うなら、大観衆を集める野球場や競技場ではなく、みんなが気楽にスポーツを楽しめるスポーツ公園を生活圏の中に順次建設してくれた方がいいと思います。
不景気がひどくなり、人々は節約志向を一段と強めると思います。イベントを見に行く人は減ると予測します。仮に行っても落とすお金は少ないと思います。