ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

東京は大地震など自然災害に強い都市ではない

2019年09月06日 | 社会
日本は津波に関する経験知識が豊富で対策は進んでいると人々は思っていたと思います。
しかし2011.3.11の東日本大震災の結果は予想外でした。
経験知識を活かして避難路、避難場所を設定し、早目に避難して全員無事だったという地域のお話しもありましたが、大津波が来るという情報、逃げるのに十分な時間があったにもかかわらず、津波に巻き込まれて死んだ人が2万人弱に及びました。
NHKは、高台に逃げろと放送するのではなく、絶対に海岸に近づかないで下さいと放送していました。
大津波の経験知識がなく、対策を認識していなかったからです。
 
東京は防災対策が発達していると評価する人がいるそうですが、そのような評価を聞いて安心してはいけないと思います。
東京は、大地震が来れば大被害を受けることになると思った方がいいと思います。
 
東京に限らず、日本はどこの都市も防災対策は不十分だと思います。
自然災害に強い都市づくりをやっているような都市は一つもないと思います。
目先の必要を重視し、都市機能、美、安全などを考えることなく、なるようなったのが日本の都市だと思います。
積み木のような崩れやすい都市だと思います。
 
都市の安全については行政の責任は重いと思いますが、行政の責任を論じていても自分が安全になる訳ではありません。
都市は危険であると考え、個人は危険を避ける工夫努力をしなければならないのが実態だと思います。