アベノミクスは成功？ ではどうして消費税率引き上げ延期

自民党・公明党が、アベノミクスは成功した、人々の収入が上がった、税収が上がった、失業率が下がった、経済が改善したと言っています。
Ｇ7で安倍晋三総理が経済危機を訴えたことと矛盾します。
消費税率を10％にするのを延期したことと矛盾します。
日銀がマイナス金利を導入したことと矛盾します。

実態は経済が改善したのではなく、金融緩和と財政出動で経済破綻を遅らせているだけです。
過去の経済成長路線を走っていますが、この路線ではいくらお金をつぎこんでも経済は横這いあるいは縮小です。

新しい経済路線を考えなければなりませんが、アベノミクスが成功などと言っているような自民党・公明党では新路線建設はできません。

投資などの金融で収益を上げることができる人は少数です。
大半の人々は地道なもの・サービスの提供という事業・仕事で収益を上げる以外に生きる方法はありません。
したがっててもの・サービスの提供で競争力を上げている海外の人々と日本の人々も競争しなければなりません。
（注）流行しているようですが、詐欺、虚偽はいけません。

この競争は楽ではありませんが、やらない限り、日本の人々は事業・仕事を失い、貧乏になります。

新路線は経済成長路線ではありません。
新路線建設路線だと思います。
経済は縮小でしょう。
しかし無計画ではありません。
計画的経済縮小で、未来に生き生きした経済が実現する路線建設です。

これは自民党・公明党にはできません。
第二自民党のような野党もできないでしょう。

既存政党の甘い言葉に騙されず、人々が主体的に新路線建設を考えるべきではないでしょうか。
国を動かした方がいいのですが、当面は個人主義的であっても。

ところで、今回の参議院選挙では自民党・公明党に投票しません。
新経済路線建設上、原発が非常に危険と思いますので、まずは原発反対の政治家・政党に投票します。
事故原発を含め、原発は人々の事業・仕事環境を破壊する恐れが大きいと思います。
しかも放射性物質による環境破壊は、いったん起こると、一過性ではなく、永遠に続きます。
戦争よりこわいと思います。