ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

支持団体を持っている政治家は不自由

2014年10月23日 | Weblog
支持団体を持っている政治家は当選しやすいのですが、支持団体の要望を軽視すると当選がむずかしくなります。
したがって支持団体の操り人形になります。
自由より国会議員になること、大臣になることを重視する政治家は操り人形でも気にしないと思いますが、真の政治家になりたい人は自由をより重視します。

近年は政治家と人々を結ぶ情報媒体としてインターネットの役割が大きくなりました。
私は選挙区の政治家がメルマガを毎回送ってくるのでその都度批判したり、評価したり、お願いしたりして来ましたが、この政治家が原発推進派なので原発については理由を説明して廃止してほしいとお願いしてきました。
この政治家は私の意見に対し、理由を説明して反論してきたことは一度もありません。
反対に、とある日突然メルマガが来なくなりました。
自分の考えに反対な人にはメルマガを送らないということでしょう。
私の意見を聞きたくないということでしょう。
自分に対する反対者と判断し、メルマガ送付リストからはずしたのでしょう。

インターネットを自分の方から人々に流す一方的な情報媒体として利用する人は、ちょっと独裁的性格を持った人ではないでしょうか。
説明するとか、説得するとか、人々に働きかける心が欠けていないでしょうか。
インターネットを双方向の情報媒体として使うのではなく、支持団体づくり、あるいは支持者の数をはかるのに利用していないでしょうか。

恐らくこの政治家はしっかりした支持団体を持っており、多様な意見を持つ人々と対話する自由を持っていないのでしょう。
日本がかかえる大きな問題を解決する人としては限界があると思います。

インターネットでは賛成、反対、提案、いろいろな意見の人が政治家にアクセスしてきます。
多様な考えの人々の情報を調査分析し、自分の考えをまとめ、その考えを人々に説明し、説得する政治家が、インターネットを効果的に利用した政治家として今後は活躍するのではないでしょうか。

支持団体を持ち、自分の自由を殺して国会議員や大臣であることに満足するような政治家に日本の難問を解決する能力などあるはずがありません。