ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

日本は無知で愚かな国の一つ

2014年10月11日 | Weblog
20世紀、大発明だったが、最も恐ろしい発明は原子力を利用した兵器と動力炉でした。

誰かが使えば別の人が使うことになり地球が滅びるのが核兵器です。
したがって誰も使えないということで核兵器の戦争抑止効果と言われていますが、理性なき絶望的な人の手に核兵器が渡ればその人は使うかもしれません。
非常に危険な兵器であり、廃絶が唯一の健全な対策です。

動力炉は発電と潜水艦に利用されていますが、潜水艦は軍用だけですから敵からの攻撃などで炉が破壊すれば放射性物質が海洋を放射能汚染します。
発電炉も地震、津波、操作ミス、老朽化やメンテミス、敵からの攻撃、天体の衝突などで放射性物質が生活環境を放射能汚染します。

兵器にせよ、動力炉にせよ、つくり、使い続けると放射性物質量が増加します。
いかに密閉系に保管すると言っても漏洩を防ぐことができません。
永遠に作動する完全な密閉系はありません。
保管している放射性物質は漏洩して生活環境を放射能汚染します。

人の遺伝子は非常に放射能に弱いものです。
遺伝子異常が起こりやすくなります。
一代が異常ですまず、子々孫々、異常に苦しむ人が増えます。

危険ですから、原子力利用を中止することが正常な判断です。
ところが、攻撃されないためとか、地球温暖化防止のためだとか、理由にならない理由をつけて原子力利用を進めている国が多くあります。
近年活動を強めている武装組織は平気で核兵器を持った国を攻撃します。
しかし核兵器は対武装組織では役に立っていません。
核兵器の戦争抑止効果など幻想です。
核動力炉が地球温暖化の原因にならないという説はうそです。
温室効果ガスを出さないだけで、炉が生むエネルギーはすべて熱になり、地球温暖化の原因になります。

日本は原子力利用に力を入れています。
東京電力福島第一原発事故で悲惨な運命を背負ったのに政府も人々も危険がわかっていません。
人類の敵になっています。
日本は無知で愚かな国の一つではないでしょうか。