ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

原子力規制委員会は原発の安全を軽視して再稼働を急いでいる

2014年09月26日 | Weblog
原子力規制委員会は九州電力川内原発を安全とし、再稼働を認めたが、再稼働を急いで危険を無視したようです。
東京電力福島第一原発事故ではメルトダウンした核燃料が圧力容器を貫通し、格納容器に落ち、さらに格納容器もとかして地中に達しているのではないかと心配されています。
地中に達すると放射性物質が地下水と接触しますから地下水が汚染され、自然界に拡散します。
したがって圧力容器や格納容器の底の耐熱性を改善すれば核燃料が地中に達することを防ぐことができるかもしれません。
実はこの技術はフランスやロシアでは実用化されているそうです。

フランスやロシアの原発では格納容器の底にマグネシア煉瓦(融点2850℃)あるいはジルコニア煉瓦(融点2715℃)が使われているそうです。
ところが原子力規制委員会が安全とした川内原発の格納容器の底は1230℃でとけるそうです。
これではメルトダウンした核燃料に耐えることができません。

耐熱材を使えば原発を稼働していいとは思いません。
耐熱材を使っても原発は危険だと思います。
したがって再稼働することなく、すべての原発を処理処分すべきと思います。
大損だと思っても、命のために処理処分すべきと思います。

日本政府や原子力規制委員会は、再稼働を急ぎ、安全を軽視しています。
原発事故が起こらないことを祈るとか、起こらないことにかけるだけでは余りにも非技術的で乱暴です。

福島第一原発事故の原因の一つは東京電力がお金をけちるため第二電源を津波被害のないところに設置することを怠ったためと言われています。
原発は危険なのに電力会社はすべてお金をけちって危険対策を怠ります。
発電コストが上がることを嫌うからです。
「安全原発」の発電コストは火力の10倍、100倍、否、1000倍以上になるからです。
このことは放射性廃棄物の保管が永遠であることを考えれば容易にわかります。
永遠の保管コストは無限大です。

人々は早く原発の危険と非経済性に目覚めるべきです。
お金のために命や国土を捨てるような馬鹿はやめるべきです。