ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

毒を食らわば皿まで

2011年09月19日 | Weblog


中部電力は浜岡原発(御前崎市)を津波から守る防波壁の建設を9月21日から始めると発表しました。
早期運転再開が目的です。
防波壁の高さは18m、総延長1.6kmだそうです。
この防波壁で高さ10mの津波を防ぐことができるそうです。

しかし放射能漏洩は津波だけで起こるものではありません。
また上記防波壁で津波を防げない場合もあります。
つまりこの工事で浜岡原発が安全になる訳ではありません。

浜岡原発周辺は茶所(ちゃどころ)です。
漁業も盛んです。
原発が運転されていなくてもそこに大量の放射性物質があるというだけでお茶や漁業に不安があります。
生活と産業を守るためには原発をやめ、放射性物質をほかに移す必要があります。
しかし今となっては移す先がありません。

浜岡原発周辺、さらには静岡県は過酷な運命を背負ったと思います。
放射能漏洩が起こらない容器を開発し、永遠に浜岡原発敷地内で保管しなければならないでしょう。

中部電力が今も運転再開したいと言う心は、毒を食らわば皿までです。