ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

安全性は生活、生産の基礎

2011年03月30日 | Weblog


東京電力福島第一原発周辺ですが、避難指示がでている地域に未だに残っている人がいること、避難先から戻って来ている人がいることに驚きます。
放射能で病気になってもいい、死んでもいいと思っているのでしょうか。
放射能は危険ではないと思っているのでしょうか。

放射線や放射性物質は目に見えません。
原発周辺には放射能を計測する仕組があったはずです。
それが地震や津波で破壊したというならすぐ政府はすぐ計測システムを復旧すべきです。
いまだに原発周辺の放射能データが曖昧であることが周辺住民の迷いの原因になっていると思います。

放射能があっても毎日政府から「さしあたって健康に被害はない」と言われ続けていると、「放射能はこわい」と思っている自分が臆病者に思えてきます。
放射能の危険性に関する知識もなく、放射能データもなく、政府の言うとおり、さしあたって健康に被害はないと思って原発周辺で生活していたらそのうちに体調が崩れるということがあります。

私は半径20km以内避難では不十分と思っています。
原発からの放射能漏洩が長期化しているからです。
水素爆発こそ減っていますが、放射能を持った水蒸気の噴出、冷却水の漏洩が続いています。
仮に弱くても放射能を浴び続けることは危険です。

政府は原発周辺の危険性をまじめに検討して避難指示を明確にすべきです。
20-30kmは生活物資が不足するから避難せよという言い方は間違っています。
本当に放射能の心配はないというなら政府は責任をもって生活物資を供給するべきです。
安心のためではなく、安全のために政府は真実を言うべきです。