ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

老人の町の町内会組織は老人会の一つ

2008年05月13日 | Weblog


このように言っては申し訳ないのですが、老人の町の町内会組織はどうしても動きがゆっくりしたものになります。

私が住む町では建築協定では町の住環境を守れないと判断し、町内会が住環境問題特別委員会を設け、予算をつけ、住環境維持さらには改善の方法を検討してもらってきました。
ところがこの委員会がやがて設置後2年になろうとしているのにいまだに一般論として住環境維持さらには改善の重要性を時々住人に説明している状態です。

特別委員会案を出して住人に考えてもらってはどうかとの意見が住人から出ているのですが、まだ住人の考えがよくわからないから提案できないと委員会は説明します。
町内会は住環境維持さらには改善が重要と考えるから住環境問題特別委員会を設けたのにのんびりしたことを言います。
一部の住人から強い反対を受けるのは嫌だという気持ちが働いているのでしょう。

本当は1年後には新しい有効な方法を実施したいのですが、この調子ですと特別委員会だけが存続することになる恐れがあります。
老人の町の町内会組織のむずかしさを感じます。

もたもたしている間にも土地の細分化が起こり、隣地境界線から50cmの総二階の庭なし住宅が増えていきます。
このような住宅は隣家に不安や不快を与えますし、延焼など防災上の問題もありますし、町の美しさも損ないます。
当初住んだ人もやがて水準の低さに不満を持つようになります。

それにしても政府は住宅密集地について防災上危険、生活が不便、貧相などと言って再開発を進めようとしていますが、どうして住宅や町の基準を高めて後で再開発などと言わないですむようにしないのでしょうか。
一部の人の強い反対を恐れているのでしょう。
政府も老人の町の町内会組織とどっこいどっこいです。