今激しい風雨が南側の雨戸を打っています。
咲き始めの桜の花は強いですからこの嵐で弱ることはないでしょう。
来週からお花見を楽しめるでしょう。
さて電柱や架線は町の景観を駄目にする上、風雪などで電柱が倒れたり、架線が切れたりするので共同溝を設けてその中に配線した方がいいのですが、これまではコストに問題があって日本ではむずかしいと思っていました。
ところが私の住んでいる町では昨年から今年にかけて数か月に渡って水道管取替工事、下水道管取替工事、ガス管取替工事が行なわれ、工事ごとに道路が掘られ、埋められ、仮舗装が行なわれました。
そしてこのほどようやく本格的な道路舗装工事が行なわれ、一連の工事が終了し、町に静寂が戻りました。
この掘っては埋め、仮舗装する工事の繰り返しと最後の本格的道路舗装工事を見て、共同溝を建設して、その中に各種配管配線を行なった方が総コストが安いのではないかと思うようになりました。
土中埋設工事の場合、管の定期検査が不可能で、ときどき水もれ、ガスもれで大事故が起ったりします。
共同溝では定期検査が可能であり、事故を避けやすくなります。
また共同溝に電線、電話線、同軸ケーブル、光ケーブルなどを配線すれば、町の景観破壊の一原因である電柱と架線をなくすことができます。
都市部の景観破壊は恐るべき速度で進んでいます。
何かをきっかけにして環境改善に転換する必要があります。
地方政府、ガス会社、電気会社、通信会社が共同して共同溝建設に向かうなら絶望的な住環境に改善の希望の灯をともせると思います。