松山市梅津寺公園の紅梅が八分咲き。
伊予鉄道梅津寺駅を出ると直ぐ左に梅津寺公園入口がある。
梅津寺公園入口右側には梅津寺公園の案内掲示板が設置してある。
今回は、秋山眞之の銅像が見晴山の山麓にあったが一昨年発生した「西日本豪雨災害」で崖崩れが発生しその為、令和元年12月9日、見晴山入り口の小高い丘に建立されている「秋山好古の銅像」のある地点に移設されたその写真を撮りに行った。
伊予鉄道高浜線の郊外電車で色鮮やかな電車が走行している。
伊予鉄道梅津寺駅。
では、
梅津寺公園に入ってみよう、入園料は100円である。
梅津寺公園には梅樹が110本あり一昨日(1月21日現在)白梅は未だ蕾の状態であったが、紅梅古樹が2本あり、開花は八分咲きで今が見頃であった。
画像は、その古樹の花である。
今期、松山地方の梅花の開花宣言は、令和元年12月31日、松山市北持田町にある松山地方気象台から開花宣言が発表公示された。
観測史上二番目に早い開花だそうで、平年は、1月6日前後だそうです。
梅津寺公園の古樹八分咲きの紅梅です。
今が見頃である。
画像は、感度の値を小さくし、露出補正を一杯マイナスにしてストロボ撮影をした。
今回撮影した古樹2本の紅梅全体像です。
梅津寺公園には、夏目漱石も乗車した坊っちゃん列車1号が静態保存されている。
昭和42年10月14日、日本国有鉄道から「鉄道記念物」として指定された1号機関車で、梅津寺公園内に静態保存されている。
1号機関車は、明治21年ドイツから輸入した本物で、3年に一度塗装を行い毎日担当職員が磨いているそうです。
ホコリは一つもなくピカピカでした。
管理担当職員さんの許可を得て1号機関車運転内部を撮影した。
非常にシンプルな造りでした。
坊っちゃん列車1号は愛媛県指定の有形文化財として、昭和43年3月8日指定されその銘板。
伊予鉄道1号機関車が、昭和42年10月14日、日本国有鉄道から「鉄道記念物」として指定されたその記念碑もある。
平成13年10月12日 市民の要望で復活復元された坊ちゃん列車が1号機関車と14号機関車が路面電車の軌道を走っている。
夏目漱石の小説「坊っちやん」の中で、軽便鉄道時代の伊予鉄道が「マッチ箱のような汽車」として登場しており、明治28年四国・松山中学校(現・愛媛県立松山東高校)の英語教師として赴任する。
主人公の坊っちゃんがこれに乗ったことから、坊っちゃん列車と呼ばれるようになった。
松山の観光のシンボルの復活として、坊っちゃん列車の復元構想は、過去、いくつか起こっては消えていた。
特に、観光の目玉を増やしたい観光関係者、特に道後温泉関係者にとって関心事であった。
車両は、第1編成車両と第2編成車両が市内電車の軌道を走り営業運転している。
動力は、ディーゼル機関である。
現在1号車と、14号車が走っている。
正式名称は、
第1編成車両:ディーゼル機関車D1形 1号 + 客車ハ1形 1号・2号
第2編成車両:ディーゼル機関車D2形 14 号+客車ハ31形 31号
製 作 所 :新潟鐵工所 (新潟市)
エンジン :日野ディーゼルエンジン 6,014cc搭載
何故1号車と、14号車が走っているのかと言えば、
1号車は、明治21年10月28日最初にドイツから購入したので
14号車は、明治41年最後にドイツから購入したので
路面電車と行き違いをする1号車両。
道後温泉駅ホームで発車を待つ、第1編成車両(坊っちゃん列車1号車)
松山市駅で停車中の第1編成車両(坊っちゃん列車1号車)
松山市駅で停車中の第2編成車両(坊っちゃん列車14号車)
松山市駅で停車中の第2編成車両(坊っちゃん列車2号車)で2号車は客車は大きめの1両である。
坊っちゃん列車の機関車の方向転換には転車台がなく、機関車に装備しているジャッキで持ち上げて乗務員が人力で方向転換をする。
画像は、方向転換の作業中である。
松山市駅で停車中の第1編成車両(坊っちゃん列車1号車)機関車の運転内部。
特に液晶画面が左右2個設置されているが、国土交通省運輸局の指示で左右前方安全確認のため前方にカメラを設置して安全確認をしている。
第1編成車両:ディーゼル機関車D1形 1号 + 客車ハ1形 1号・2号、坊っちゃん列車1号車の客車内部。
明治21年10月28日伊予鉄道が開業のためドイツから購入した1号機関車。
この機関車が梅津寺公園に静体保存展示してある。
松山市平井町を流れる「小野川」に架かる平井鉄橋を通過する坊っちゃん列車14号機関車。
松山市枝松町と福音寺町の境界を走る横河原線の坊っちゃん列車。
松山市福音寺町にある「土亀山」から撮影、昭和28年10月2日。
鉄道マニアに人気があったと伝えられている、ドイツミュヘンのクラウス社から輸入された機関車、12号車と14号車。昭和28年10月撮影 市駅機関区。
米一升4銭5厘の時代に2両で9,700円もしたそうです。
14号車は、ドイツミュヘンのクラウス社から、明治41年に最後に輸入された機関車。
参考事項:
伊予鉄道には、蒸気機関車は1号~17号までありました。
1号車~6号・11号~14号車まで伊予鉄道が直接ドイツ・クラウス社からの輸入。
7号~ 8号は:道後鉄道からの引継ぎ・イギリス製
9号~10号は:南豫鉄道からの引継ぎ・
11号~14号は:伊予鉄道が直接ドイツ・クラウス社から直接輸入
15号~17号は:住友別子のものを引継ぎ・製作所不明
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