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第17回全国高等学校俳句選手権大会 決勝戦 2(表彰式・閉会式)

2014年08月26日 | 伊予松山歴史散策
松山俳句甲子園は、各地方大会をかつ抜いた高等学校36校が参加、予選リーグを戦い、予選で敗退した33チームが前日敗者復活戦用に創作した句を審査員長13名で審査し、作品点の合計数上位6チームを発表し、6チームの代表(各チーム2名)と審査員長とがそれぞれ質疑応答を行いその内容によって審査する。敗者復活戦の勝ち抜いたチームは1チームとして準決勝・決勝戦に挑んだ。
結果、優勝は、東京都の開成高等学校、準優勝は、京都府の洛南高等学校B、第3位は、愛媛県の愛光高等学校と石川県の金沢桜丘高等学校。個人最優秀句には、愛知県の幸田高等学校2年生、大橋佳歩さんの「「湧水は生きてゐる水桃洗ふ」が決定した。
画像は、表彰式の様子。
註:審査員長13名とは⇒予選会場は大街道商店街特設会場に12会場あり各会場には5名の審査員の先生がおりその内一人が審査員長がいます。準決勝・決勝戦には1名加わり13名の審査員長が審査する。


第17回松山俳句甲子園表彰式典、先ず始めに2年連続8回目の優勝を果たした東京都代表・開成高等学校主将に優勝賞状授与が行われた。


第17回松山俳句甲子園表彰式典、賞状・優勝旗・各副賞を授与され喜びを場内に伝えるメンバー。


続いて準優勝をした、京都府代表・洛南B高等学校。昨年に続いて開成高校に敗れた。


準優勝をした、京都府代表・洛南B高等学校主将、渡邉さん、深々と礼をしての賞状を受け取る。渡邉さんは2年生また松山俳句甲子園に帰って来て今度こそは優勝をして下さい。渡邉さんの顔は凛々しい面立ちで、昨年1年生の時も参加、ディベートも素晴らしかったので良く印象に残っている。


第3位になった神奈川県代表、石川県立金沢桜丘高等学校と、愛媛県代表、愛光高等学校。副賞のドリンク1年分を受け取った。


第17回松山俳句甲子園で、個人入選句20名が選ばれ壇上にあがり表彰された。入選された20名、まさか私の句が入選されるとは思ってなく壇上で大喜びする生徒さんもいた。


個人入選した20名、予期もしなかったのでうれし涙で喜びを語った広島高等学校の青本柚紀さん。
青本さんは、昨年大会で最優秀句を勝ち取った。


次の表彰は、審査員特別賞で、昨日行われた予選会場(大街道商店街特設)で、12会場、各会場で審査した先生たちから選ばれた12名の生徒さんたち。・・これは創作力、鑑賞力、ディベート力を含めた賞である。


次は、個人優秀句10名が選出され壇上にあがり表彰された。選句された女子高生は、嬉しさの余り壇上で号泣して喜びを表した。・・俳句をしてよかった!!と


いよいよ第17回松山俳句甲子園最優秀句の発表。


最優秀句は、愛知県立幸田高等学校2年生、大橋佳歩さん。


第17回松山俳句甲子園最優秀句「湧水は生きてゐる水桃洗ふ」
幸田高等学校は、決勝トーナメント戦には出れなかったが、個人最優秀句賞(文部科学大臣賞)を勝ち取った。
愛媛県下で一番多くの参拝者が訪れる「伊予豆比古命神社・通称・椿神社」の境内に記念として栄誉を永久に句碑が建立されていて、現在第1回目から第16回目までの個人最優秀句に選ばれた句が句碑玉垣として建立されている。近々第16回句碑の左に側に、新たに建立される。そしてもう一つは大街道商店街に金属プレートで飾られる。・・是非見に来て下さい。


第17回松山俳句甲子園最優秀句「湧水は生きてゐる水桃洗ふ」愛知県立幸田高等学校2年生、大橋佳歩さん。
予期せぬ大きな賞を受賞し喜びを語る。最優秀句の賞状は、文部科学大臣からの表彰状である。


審査に当たった13名の先生ひとりので、今年初めて参加したフランス人「マブソン青眼先生・早稲田大学比較文学学術博士」が挨拶された。初めて松山俳句甲子園大会の審査委員として来ました、非常に素晴らしい大会で世界一素晴らしい、この大会をもっと多くに人たちにPRしてもっともっと盛り上げて下さい。NHKも是非全国に放映して高校生の活躍を周知して下さい。頑張れ俳句愛好者そして高校生と励ましのエールを送った。「マブソン青眼」先生は、17歳から日本語を勉強し、詩人を志勉強してきたが、あるきっかけで俳句の道に入り現在に至っていますと挨拶された。


閉会式は、審査員の先生方が演壇に上がり、審査委員を代表しての照井翠先生(寒雷・草笛)が挨拶、松山俳句甲子園には以前参加高校の教師として生徒を引率しての参加であったが、今年は審査員として参加、真剣に俳句に取り組んでいる高校生を見て違った角度から俳句を鑑賞出来て私の俳句感が変わりそうな位感動を新たにしました。高校生の皆さん松山俳句甲子園で培った言葉の力を各学校に持ち帰り後輩に伝え、そして皆さんの良き人生の源にして下さい。有り難うと挨拶された。
最後に参加者一同からスタッフの皆さんに素晴らしい大会の運営ありがとうございましたとお礼の言葉があった。


愛媛県下で一番多くの参拝者が訪れる松山市居相二丁目2番1号に鎮座する「伊予豆比古命神社・通称・椿神社」の境内に記念として栄誉を永久に句碑が建立されている。
画像は立派な句碑玉垣、第16回の左に「湧水は生きてゐる水桃洗ふ」の句碑が建つ。


大街道商店街に金属プレートで飾られている昨年第16回松山俳句甲子園最優秀句の銘板。
これと同じ金属プレートで「湧水は生きてゐる水桃洗ふ」句が飾られる。
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