EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

国指定重要文化財「道後温泉保存工事のテント」の撤去始まる

2023年11月16日 | 新たに発見好古揮毫石碑 魚沼市で

大規模な重要文化財保存修理工事のため道後温泉本館を覆っている絵が描かれたシートが11月1日から撤去が始まった。撤去したあと市内の小学校でテントとして再利用することにした。

道後温泉本館は老朽化や耐震対策のため4年前から大規模な保存修理工事が行われていて、現在は雨や風から建物を守るため絵が描かれたシートで覆われている。
このシートについて松山市は、来年7月の全館での営業再開に向け11月1日から順次撤去することにしている。撤去後はテントとして再利用することにした。
これはシートに絵を描いた現代美術家、宇和島市出身の大竹伸朗さんの意向を踏まえて決定したということだ。
松山市は今年度中にもシートをテントに加工し、松山市に53校あるすべての市立小学校に1つずつ寄贈し運動会などの学校行事で活用してもらうということでその準備を行い完成次第各小学校に配布する。
松山市は「アートの力で道後ににぎわいを作り出してきたシートが子どもたちを見守るテントに生まれ変わる。保存修理工事の歴史を未来に引き継いでいきたい」と考えている。

これからの画像は、先日(令和5年11月2日)道後温泉本館保存修理工事現場に行って撮影したものである。

保存修理中は、テントに覆われて見えなかった道後温泉のシンボル「道後温泉の扁額」が4年振りに姿を表した。

本館入り口は、まだ大きな工事用の鉄骨に覆われている。

道後温泉のシンボル「道後温泉の扁額」も鉄骨の奥にある。

道後温泉本館正面からそろそろ鉄骨も撤去が始まるが危険防止のため夜間に作業は行われる。

道後商店街から見た道後温泉本館正面。

道後温泉本館南側の大テント。

道後温泉本館左が正面玄関で、右側(南側)面の大テント。

冠山(足湯があるところ)からの画像。画像右側(テントのない場所)は前期の保存修復工事が終了した又新殿。

道後温泉本館北側の大テント。

前期の保存修復工事が完了した又新殿(皇室専用の浴槽)で、現在道後温泉本館は予約制度で入浴が可能。入浴は、又新殿から入館している。

又新殿から入館しこれから入浴するお遍路さんお二人に出会った。

普段は入れない特別な入口ですから・・と説明をして別れた。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 改定・秋山好古揮毫石碑・「... | トップ | 松山観光コンベンション協会... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

新たに発見好古揮毫石碑 魚沼市で」カテゴリの最新記事