EEKの紀行 春夏秋冬

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松山の春を呼ぶ道後温泉春祭り始まる

2017年03月19日 | 伊予松山歴史散策

松山市の観光資源は、伊予松山城と道後温泉です。

松山は、ここ2、3日、前から春らしくなり気温も17度近くになって来ました。

今日(19日)から松山に春を呼ぶ「道後温泉春祭り」が始まりました。今年は、第72回、国民体育大会が松山で開催、そして国体が終了すると道後温泉本館の耐震補強工事が始まるため節目の春祭りとなります。

2年前、伊佐庭如矢が道後温泉本館を建設(改築)して120年を迎え、それを記念して特別な春祭りでしが、今年は特別な3日間の祭りとなる事でしょう。
お祭りは、平成29年3月19日(水曜日)~23日(日曜日)、までです。

道後温泉は、日本書紀にも登場する我が国最古の温泉で、どっしりとした構えの本館、そしてその上にある振鷺閣(しんろかく)には伝説の白鷺を据え、また、全国唯一皇室専用の浴室(又新殿・ゆうしんでん)を持ち本館は、国指定の重要文化財で有名です。

振鷺閣に設置している太鼓は、日本の音風景100選の一つで、平成8年に当時の環境庁が「全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)」を広く公募。「日本の音風景検討会」の選定審査の結果に基づき、これらの応募のうちから音環境を保全する上で特に意義があると認められる100件を選定したものです。

毎朝6時に太鼓の音で道後温泉本館の開館を告げ、正午には12回、午后6時に6回、太鼓を叩き、時を告げる歴史ある温泉情緒をかもしだしています。

さらに,夏目漱石著「坊っちゃん」が,決定的に道後を有名なものにしました。

道後駅前にある「道後観光案内センター」前に掲示された祭り行事予定表。

現在の正面で、今年もやっと春が来て祭りが開催される。華やかな本館。3階左端の部屋が「坊ちゃんの間」として、夏目漱石に関する資料展示と部屋の見学が出来ます。

明治27年本館改築、当時はこちらが正面玄関であった。紅白の幕を掲げ祭り気分を醸し出していた。

冠山から見た道後温泉全体画像で、紅白の幕に雪洞を飾り祭りの雰囲気を醸しだしている。緑色の銅版の建物が皇室専用浴室「又新殿」です。

新郎新婦が人力車の乗り記念のお披露目があった。道後温泉前で。

絡繰り時計前で松山市浅海地区の獅子舞保存会が獅子舞を披露した。

 



 

 

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