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右腕一本で勝った奇跡の逆転優勝横綱・稀勢の里

2017年03月27日 | 伊予松山歴史散策

大相撲大阪場所は、凄い場所となった。

13日目の取り組み、日馬富士との戦いで左肩付け根を負傷した横綱稀勢の里、出場する事が危ぶまれた中、怪我を押して相撲を取り、一敗で単独トップの大関照ノ富士を本割で勝ち、優勝決定戦に持ち込んだ。優勝決定戦では、右腕一本で勝ち奇跡の逆転優勝を遂げた。

私の残り人生の中ではこんな凄い相撲を見る事はないと思い、記録としてブログに認めておこうと思い記した。

最近、若い女性の相撲愛好者が増えているそうだが、これを機に一層人気が出る事でしょう。

日馬富士との一戦で利き腕の左肩を痛めた稀勢の里、優勝決定戦で、右腕一本で決めた小手投げ。

元NHKアナウンサー杉山さんは、相撲を見てきて64年最大の感動を覚えた。横綱貴乃花以上、伝説の優勝として此れから語り継がれると思うと語った。そして99,99%横綱・稀勢の里の優勝はないと思ったとも語った。

左腕は、故障して使えないが、足は元気足でかき混ぜる。・・と稀勢の里は言った。

舞の海解説者は、信じられなかった。目を疑った。と言った。

とっさに出た右腕一本の小手投げ。

大関時代は、精神的な弱さを指摘されていたが、横綱になってから人が変わった。落着きが出て、貫禄が出来、腰高が改善された。下半身の強化をして来たとか。お父さんは、体重が太りすぎもう少し体重を落とすようにアドバイスをしていた。お父さんは解説者並みに詳しい。

日馬富士との一戦で利き腕の左肩を痛めた稀勢の里、滅多な事では痛がらない稀勢の里、こんなに痛がるのだから大変なことになったと、お母さんは、12勝して横綱の責任は果たしているのだから休んで来場所に頑張って欲しいと・・と心配し語っていた。

大きな内出血、骨折、脱臼でなかったよかった。・・と誰しも思ったことでしょう。早く完治する事を祈るばかりである。

痛々しい稀勢の里。この姿を見ると99,99%休場かと思った。

大阪場所も終わり、千秋楽君が代斉唱の時、思わず男泣きをする。・・13日目以降の事が走馬灯の様に思い出されたのでしょう。

八角理事長から賜杯を受ける稀勢の里、授与する八角理事長も、やっと日本人の横綱誕生、新横綱が怪我を押して頑張り優勝し安堵したことでしょう。

八角理事長は、今後に語り継がれる逆転優勝。本当にたいしたもの。と語られたそうだ。

内閣総理大臣杯を、顔をしかめ、痛さをこらえて受け取る横綱稀勢の里。

元NHKアナウンサー杉山さんは、左肩に負担がかかるのに、誰かが手伝ってやればいいのに・・と言っていた。

高安と一緒にいよいよ優勝パレード。お疲れ様でした、稀勢の里関。

高安も嬉しそう。

祝勝会で、横綱の責任を果たし安堵した微笑ましい笑顔が何とも言えない。激闘を勝ち抜いたいい顔である。

稀勢の里、一生忘れない大阪場所とインタビューで記者たちに語った。

5月場所すぐ来る、早く怪我を直し、名横綱を目指し精進して下さい。

本当にいい相撲を見せて頂き感動しました。

地元も大変な騒ぎになっている事でしょう。来場所も一段と成長した横綱稀勢の里を期待します。

日本人横綱出来るだけ長く横綱を張って頂きたい。

 

 

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