EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

庚申庵・「松山市三庵の一つ」

2012年06月13日 | 伊予松山歴史散策
松山市味酒二丁目6番地7にある「庚申庵史跡庭園」は、愛媛県指定史跡「庚申庵」(昭和24年指定)の公有化に伴い、平成12年から復元にとりかかり、平成15年5月に開園した史跡庭園である。
 庚申庵は、俳人栗田樗堂の家で、樗堂は寛延2年(1749)生まれ酒造家、栗田家に入夫し七代目の主となった人物。

俳人栗田樗堂(1749~1814)が寛政12(1800)年、52歳の時、松山城西方の味酒郷に作った草庵で、もと青面金剛の小祠があり、古老が古申庵と呼んでいた場所に、庚申の年に建てたので庚申庵と名付けられたといわれている。
ここでは講座や講演会など催されているほか、茶室は句会や茶会等に利用出来る。

所在地及び利用時間
松山市味酒町2丁目6-7 庚申庵史跡庭園
  TEL:089-915-2204
午前10時から午後6時まで
(ただし、11月1日~翌年2月末日までは午前10時から午後5時まで)、
入園無料、休園日水曜日(祝日は除く)12月28日~1月4日

庚申庵史跡庭園正面玄関・・駐車所場がないので公共の交通機関で


玄関を潜り


すると外から思いもよらぬ広い芝庭園が目に入ってくる


周囲のビルに囲まれているが、此処は別世界


芝生の奥には小さな和風庭園が


この風景がいいと写真を撮る人多し


6月には花菖蒲が咲きいい風情を醸し出す


茶室の縁側に物思いに耽る女性一人、、句の題材を考慮しているのか??


茶室で、土・日・祝日には茶会が開かれる


毛氈であしらった腰掛、野点傘をセットし野点も行いますし、この腰掛に座り庵の雰囲気を味合うには絶好・・名句も生まれるのでは??


毛氈で仕上げた腰掛と真っ赤な野点傘、野点には欠かされない道具
コメント
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