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秋山兄弟合気道 道場設立5周年記念式典

2011年10月24日 | 伊予松山歴史散策
秋山兄弟合気道 道場設立5周年記念式典

10月23日(日)12時30分から松山市歩行町二丁目にある秋山兄弟生誕地武道場で、標記の記念式典を開催した。
この武道場は、明治20年8月秋山眞之(後の中将)が海軍兵学校在学中、夏期休暇を利用して鹿児島に行って旧薩摩藩の教育など見聞して帰り友人勝田主計・山路一膳・小川尚義・烏谷章などに諮り古町大林寺に書生40人を集めて青少年教育の必要性を説き、出渕町に松山同郷会を創立、剣術・柔道・相撲を心身鍛錬の手段とした事が始まりである。

旧藩主久松定謨の援助を受け松山市二番町、(現愛媛県銀行協会所在地)へ柔道場を備えた二階建ての会館を建設、初代会長に鈴木重遠(旧久松家家老)が就任した。会員は松山市在住の青少年で、市内の中学生が主流を占めた。
 大正12年秋山好古が会長になり、その逝去後、烏谷中将が就任した。
 昭和13年会館を松山市歩行町の秋山兄弟旧邸跡隣地に移転、青少年の育成の場とした。

戦後松山市歩行町秋山兄弟生誕地跡に県から委譲を受けた寺院作りの堂々たる道場を持ち財団法人常盤同郷会(理事長久松定武)として復興再出発した。
現在の建物は、昭和20年4月、愛媛県が青少年修練場として松山市御幸町の護国神社の後ろに建てたのを、昭和24年に生誕地へ移築されたもので、当時は児童福祉や県の行事に使用されていた。

愛媛県立保育専門学校第1期生はこの建物で卒業式を行った。
昭和28年財団法人常盤同郷会が発足時に県から払い下げを受けそれ以来武道場として使用されて現在に至っている。

平成18年10月合気道の道場を設立し青少年の文武両道の育成をめざし活動している。(大人も一緒に合気道の鍛錬をしている。)
10月23日(日)合気道道場設立し5周年記念式典を同道場で秋山眞之の孫「大石尚子氏・鎌倉市在住」神奈川県合気道連盟理事長、竹田義信師範、横須賀合気道連盟の方が吉田横須賀市長の祝辞を披露、野志松山市長のお祝いの挨拶があり最大に式典が行われた。また日本で合気道を修行し外国で道場を開設している、オーストラリア、フランス、カナダから6名のもお祝いに参列し、式典後合気道の師範演武を外国人の有段者も一緒に技の披露があった。
この日秋山兄弟生誕地の観光に来られた皆さん凄い技を真剣に見学していた。

師範演武は午後3時に終了記念行事は閉会した。今日24日午前秋山兄弟武道場で神奈川合気道連盟と外国の皆さんは練習をして午後帰られた。道場が寺院風なのが外国の方々に非常に受けていた。
道場の畳が硬くもなく、柔らかくもなく非常に出来がよいとお褒めの言葉を頂いた。


秋山兄弟生誕地で、左の寺院風の建物が武道場。


記念式典後参加者の記念写真を武道場で撮影。


秋山兄弟合気道少年の部と大石尚子神奈川合気道連盟特別顧問・野志松山市長・平松常磐同郷会理事長・武田義信神奈川合気道連盟理事長師範の皆さんと一緒に。


記念式典で祝辞を述べられる、野志松山市長さん。


記念式典で祝辞を述べられる、大石尚子神奈川合気道連盟特別顧問(眞之のお孫さん)。


記念式典で祝辞を述べられる、武田義信師範・神奈川合気道連盟理事長。


平松昇・常磐同郷会理事長に、吉田雄人・横須賀市長さんのお祝いの言葉を渡す横須賀合気道連盟の代表者。


記念式典も無事終了、これからいよいよ師範による記念演武、一同整列、正面に向かって礼。


秋山兄弟合気道少年の部の演技・・参った。


神奈川県合気道連盟7段とオースラリアの女性5段の演武。


記念師範演武を披露しるカナダ男性師範とオースラリアの女性5段の演武。


オースラリア人の師範とフランス人の師範演武を見守る秋山兄弟合気道少年部の子供達。

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