EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

道後温泉本館外観周辺建造物

2011年02月17日 | 往年の名車 メグロ
松山市の道後温泉は、日本三古湯の一つでその中でも最古の温泉と言われている。
日本三古湯(にほんさんことう)とは、日本で古くからの歴史がある温泉のことで日本三古湯には2つの選ばれ方がある。
いずれも長い歴史を有し、開湯伝説では神話の時代から続くとされる温泉地もある。

日本書紀、風土記などに登場することに基づいた三古湯 「道後温泉(愛媛県)、有馬温泉(兵庫県)、白浜温泉(和歌山県)」の3つ。

延喜式神名帳に基づく三古湯「道後温泉、有馬温泉、いわき湯本温泉(福島県)」の3つ。
夏目漱石の小説『坊つちやん』は明治38年に描かれ、愛媛県の代表的な観光地となっている。

今日、道後温泉ガイド当番日であったのでガイド終了後本館外側の構造物を撮って来たので紹介しよう。


道後温泉シンボル の扁額で、「道後温泉」は昭和25年6月5日に獅子文六の小説、愛媛県津島町を舞台にした「てんやわんや」の映画ロケの際、道後温泉の証しとなるものがなく映画会社からの提案で松山市出身の村田英鳳画伯によって製作され掲示された
現在の扁額は、額に傷みが生じたため、昭和61年に村田画伯により2代目の扁額として作成し掛替えられた


中央の建造物は、道後温泉本館のシンボル「振鷺閣」で中に刻太鼓が設置されていて朝6時に6回、昼12時に12回、夕方6時に6回女子職員が」刻太鼓を打つ
平成8年当時環境庁から「日本の音風景百選に指定されている


道後温泉のシンボルマーク「宝珠(ほう‐しゅ)」


本館正面玄関左右に設置されているガス灯


ガス灯の内部


玉の石・・御湯かけ祈願
本館北側にある「玉の石」で由来は、大国主命(おおくにしのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の逸話にありますように、道後温泉の霊妙不可思議な効力の象徴であります。道後温泉の御湯をかけながら「病気平癒」「縁結び」「商売繁盛」等の願い事を唱え二礼二拍一令の拝礼をされることにより必ずや神様にその意が通じるものと存じます。・・・と説明版に書かれている。道後温泉に行かれたときは是非祈願して見て下さい。


「玉の石・・御湯かけ祈願」のお湯で正に道後温泉の源泉で湯気が立ってます


玉の石・・御湯かけ祈願を後方から見た所


最近全国の観光地でよく見る人力車・・道後温泉にも本館と道後温泉駅前で待機している


道後温泉本館に併設されている皇族専用の浴室があるが浴室にはこの「御成門」からお入りになる(全国でも唯一道後温泉本館に造られている)


道後温泉本館全体画像で、明治27年4月10日本館1・2・3湯が改築され現在の三階楼となる・・平成6年12月には、近代和風建築としてのすばらしさと保存状態のよさから、温泉の建造物としては全国初で国の重要文化財に指定された
画像右手の銅版葺の建物が皇室専用の浴場である
コメント
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