EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

椿まつり

2011年02月09日 | 往年の名車 メグロ
椿まつり

松山市の椿まつりは愛媛県下一番の大きなお祭りとして親しまれている。
今年は2月9日~11日までの3日間開催される。
椿神社の正式な名称は、 伊豫豆比古命神社と言い、御鎮座(御創建)二千余年の古くより、尊称・敬称も親しく「椿神社」「お椿さん」とも慕われ、縁起開運・商売繁昌の神様として、四国四県はもとより、広く全国から崇敬を寄せられている神社です。

通称号は、「椿神社」「お椿さん」と呼ばれ、松山市内・四国四県で特に敬称を込めて呼ばれている。この由来は、『往古、伊豫豆比古命・伊豫豆比売命の二柱の神様が舟山)に御舟を寄せ給い、潮鳴栲綱翁神(しおなるたぐつなのおきなのかみ)が纜(ともづな)を繋いでお迎えした』との伝説が示すように、神社周辺は一面の海原であった。『津(海の意)の脇の神社、すなわち「つわき神社」が時間の経過と共に「つばき神社」と訛った』との学説の一方、民間伝承では、現在も境内一帯に藪椿を主に、各種の椿が自生しているが、「椿の神社」つまり「椿神社」と呼ばれるとの説話がある。

 大政奉還が行なわれて幕政が閉じられ、廃藩置県の実施を見て明治を迎えたとき、伊予の国8藩も例外に漏れず、現在の愛媛県が誕生した。県名策定に際し、古事記・日本書紀にも記されている、当神社の御祭神の一柱、愛比売命から県名とされたが、都道府県名に御神名を冠されたのは、愛媛県のみとある。

例祭は、現在旧暦正月8日を例祭日として、その前後の3日間斎行されている。
 「立春に近い上弦の月の初期」は、丁度冬の厳しい寒さも峠を越し、物の芽が動き始める頃で、農閑期も終りを告げ、椿まつりの終了後には“田起し”“播種”を始める慣習が愛媛県をはじめ四国各地にあることから「伊予路に春を呼ぶまつり」として「椿まつり」を愛し待ち焦がれていた様子が伺える。

現在では、全国各地から毎年約50万人の参詣者で境内は3日間賑わうが、国道33号線交叉点から神社までの約1Kmの県道と平成15年に開通した「はなみづき通り」交叉点から神社まで約500mの県道は、全面交通遮断され、その県道両側に約800店の露店が立ち並ぶ状態は圧巻である。

椿まつりは初日の午前0時に大太鼓で開始を告げられて以来、最終日の24時迄72時間昼夜を徹しての比類のないお祭りですが、生活時間が多岐に亘る現在、参拝者が年々増加している。

松山市では、椿まつりが終わらないと暖かくならないと言われ春を呼ぶ祭りでもある。

参考に:現在全国に「椿祭り」と称する祭りは下記の所で行われている。

•椿祭り (東京都) - 1956年から毎年1月から3月まで東京都大島町で行われる祭りである。
•椿祭り (山口県) - 毎年2月から3月まで山口県萩市で行われる祭りである。
•椿祭り (愛媛県) - 旧暦1月7日から旧暦1月9日まで愛媛県松山市の伊豫豆比古命神社で行われる祭りである。→伊予豆比古命神社
•椿祭り (大分県) - 毎年3月大分県中津市で行われる祭りである。
•足摺椿祭り - 毎年1月から2月まで高知県土佐清水市で行われる祭りである。
•五島椿祭り - 毎年2月から3月まで長崎県五島市で行われる祭りである。
•白椿祭り - 毎年4月に島根県安来市で行われる祭りである。


恒例の四国随一の大祭(松山・椿まつり)が今年も2月9日~11日までの3日間行われる。椿祭りは愛媛県下もとより、全国各地の人々の厚い信仰に支えられた祭りで、今年も商売繁盛・家内安全を願って参拝に来ている


神社門前にある参拝の前にある御手水舎で両手を清める参拝者


身も清め、いよいよ本殿にお参りします


一向に経済の復興見えない・・平成23年は良くなるように・・そして家内安全を祈願しているのでしょうか・・皆さんは


社本殿前から撮った画像・・多くの参拝者がいろんな事を胸に秘めて


椿神社お札の種類一覧表・・沢山ありますね・・最近は


参拝を終今年の家内安全と、商売繁盛を祈願してお札を受けて・・またお札が沢山あるのでどのお札を受けるか??迷うね


 椿神社の参道(約1km)は、「椿まつり」の3日間、自動車は全面通行止になり、昔ながらのどこを切っても同じ顔が出る縁起物の「おたやんあめ」は、年々出る店の数が少なくなるように思いますが、イカ焼きやとうもろこし・りんご飴・植木を売る露店が立ち並ぶ、椿まつり初日天候もよく沢山の参拝者が参道を埋めていた・・明日(10日・11日)明後日は天候が悪くなると予報が出たので今日参拝に来たのかも??


地元のTV人気アナも繰り出し参拝客にインタビュー


商売繁盛の縁起物の品々
お参りが終、境内では「福よせ」とも呼ばれる「くま手」や「宝船」・「福ササ」などが、威勢のいい掛け声と共に販売されている縁起物を・・商売繁盛、家内安全を願うたくさんの参拝客が買い求め・・景気は回復しているといわれながらも、なかなか実感できないのが現状・・「椿さん」パワーをもらって、不景気風を吹き飛ばして、明るい平成23年にしよう!!


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