日本株のPERは現在14倍後半と見られています。米国株が16倍台ですから
単純比較すれば日本株の出遅れが目立ちます。もっともPERだけが株価決
定要因ではありません。米国株と日本株の大きな違いはROEの違いでしょ
うか。日本株平均が8%程度に対して米国株は20%台後半とも言われてい
ますからその違いの大きさは歴然としています。
日本企業のROEが低水準である背景には持ち合い株や内部留保として過剰
な現金を抱えているからだと言われています。資本効率の低さが海外投資家
の日本株の低評価の理由です。日本株でも米国株と遜色のない高ROE銘柄
は海外投資家の人気も高くPERも市場平均を遥か上回っています。
こう考えるとポストアベノミクス相場では企業自身の改革が必要のようです。
昨年のように円安株高のペアトレードが期待できないとなれば投資の原点で
ある企業内容に焦点が移りそうです。
ROEを向上させる方法は利益成長で分子を増やすまたは自社株買いで分母を
減らす方法があります。どちらを目指すかは各企業により違ってくるでしょう。
理想を言えば分子を増やす利益成長が望ましいのですが状況によっては投資
による利益成長が難しい時期もあるでしょう。その場合は当面使い道のない
資金は株主に還元すべきでしょう。
PBR1倍割れが銘柄が未だにたくさん存在するのは利益を生まない資産がまだ
まだたくさんあるから市場からの評価が高まらないのです。今年はマクロよりも
ミクロを重視した相場が後半戦の流れとなりそうです。
明日の更新は所用のためお休みします。
皆さん頑張ってください。
単純比較すれば日本株の出遅れが目立ちます。もっともPERだけが株価決
定要因ではありません。米国株と日本株の大きな違いはROEの違いでしょ
うか。日本株平均が8%程度に対して米国株は20%台後半とも言われてい
ますからその違いの大きさは歴然としています。
日本企業のROEが低水準である背景には持ち合い株や内部留保として過剰
な現金を抱えているからだと言われています。資本効率の低さが海外投資家
の日本株の低評価の理由です。日本株でも米国株と遜色のない高ROE銘柄
は海外投資家の人気も高くPERも市場平均を遥か上回っています。
こう考えるとポストアベノミクス相場では企業自身の改革が必要のようです。
昨年のように円安株高のペアトレードが期待できないとなれば投資の原点で
ある企業内容に焦点が移りそうです。
ROEを向上させる方法は利益成長で分子を増やすまたは自社株買いで分母を
減らす方法があります。どちらを目指すかは各企業により違ってくるでしょう。
理想を言えば分子を増やす利益成長が望ましいのですが状況によっては投資
による利益成長が難しい時期もあるでしょう。その場合は当面使い道のない
資金は株主に還元すべきでしょう。
PBR1倍割れが銘柄が未だにたくさん存在するのは利益を生まない資産がまだ
まだたくさんあるから市場からの評価が高まらないのです。今年はマクロよりも
ミクロを重視した相場が後半戦の流れとなりそうです。
明日の更新は所用のためお休みします。
皆さん頑張ってください。