10日の騰落レシオは113.4%と買われすぎの120%を1ヶ月ぶりに下回りました。
指標面では過熱感が沈静化したと考えられます。もっともそれだけ買いの勢い
が急速になくなったとも考えられます。一時150%を超えていた騰落レシオが急
低下した訳です。過去の騰落レシオの傾向を調べてみると買われすぎの120%
以上が1ヶ月以上続きその後120%を割り込んだ場合そのまま再び上昇する
ケースが稀のようです。むしろ一旦100%を割り込む場面が多いようです。とす
れば個別株で単発高はあってもしばらく調整局面ということも考えられます。
また現在日米市場とも決算発表前で動きづらいという見方があります。しかし
米国市場は既に春から上昇続きで調整らしい調整もなく今月の雇用統計をキッ
カケに一時1万7000ドルを超えました。得てしてこんな場合相場の転機になるこ
ともあります。また8月上旬のアリババのIPOに備えて今月末まで換金売りが増
えるという指摘もあります。ナスダック市場やNY市場の変調には注意が必要
です。
東京市場は5月下旬から1ヶ月半上昇してその期間およそ1400円上げました。
昨年の年末相場の2000円、2ヶ月間には及びませんが上昇と下落を繰り返す
市場ではいずれ上昇から下落に転じるのは避けられないことです。今月末か
らスタートする決算発表でも余程のサプライズがなければ既にある程度上昇
している株価を一段と押し上げることは難しいかもしれません。例えサプライズ
で大きく上昇する銘柄があったとしてもそれはほんの一握りの可能性が高そう
です。
円相場も米国の雇用統計に結果を受けても円安の限度は102円前半だった
ようです。一段の円安による業績上方修正という期待は今回の四半期決算
では高まりそうもありません。1ヶ月ぶりの騰落レシオ120%割れは目先株価
のピークは既に終わったというシグナルかもしれません。ディトレとか短期の
投資は別にして買うタイミングはもう少し先になりそうです。
指標面では過熱感が沈静化したと考えられます。もっともそれだけ買いの勢い
が急速になくなったとも考えられます。一時150%を超えていた騰落レシオが急
低下した訳です。過去の騰落レシオの傾向を調べてみると買われすぎの120%
以上が1ヶ月以上続きその後120%を割り込んだ場合そのまま再び上昇する
ケースが稀のようです。むしろ一旦100%を割り込む場面が多いようです。とす
れば個別株で単発高はあってもしばらく調整局面ということも考えられます。
また現在日米市場とも決算発表前で動きづらいという見方があります。しかし
米国市場は既に春から上昇続きで調整らしい調整もなく今月の雇用統計をキッ
カケに一時1万7000ドルを超えました。得てしてこんな場合相場の転機になるこ
ともあります。また8月上旬のアリババのIPOに備えて今月末まで換金売りが増
えるという指摘もあります。ナスダック市場やNY市場の変調には注意が必要
です。
東京市場は5月下旬から1ヶ月半上昇してその期間およそ1400円上げました。
昨年の年末相場の2000円、2ヶ月間には及びませんが上昇と下落を繰り返す
市場ではいずれ上昇から下落に転じるのは避けられないことです。今月末か
らスタートする決算発表でも余程のサプライズがなければ既にある程度上昇
している株価を一段と押し上げることは難しいかもしれません。例えサプライズ
で大きく上昇する銘柄があったとしてもそれはほんの一握りの可能性が高そう
です。
円相場も米国の雇用統計に結果を受けても円安の限度は102円前半だった
ようです。一段の円安による業績上方修正という期待は今回の四半期決算
では高まりそうもありません。1ヶ月ぶりの騰落レシオ120%割れは目先株価
のピークは既に終わったというシグナルかもしれません。ディトレとか短期の
投資は別にして買うタイミングはもう少し先になりそうです。