少し前までは米国の利上げ先送りが不透明要因として株価の頭を押さえてい
ました。FRBが利上げできないほど世界の景気は悪いとの見方が堂々と語ら
れていました。それがECBの追加緩和観測もあり年内利上げ先送りが株高要
因に変身しました。また中国発の景気低迷がECBの追加緩和を誘発し当の中
国の利下げへと繋がり中国発の悪いニュースばかりが目立った少し前の状況
から一転して先週の世界的な株高に繋がりました。
東京市場も先初には二営業日続けて売買代金が2兆円を割り込み閑古鳥が
鳴く状態でした。それが1週間後の26日には1万9000円乗せが期待できる状況
です。2兆円割れした1週間前が陰の局だったようです。市場の一部には8月中
旬からの急落過程で1万9500円までの価格帯での売買代金は少なく真空地帯
の大幅な戻りもあり得るとの見方もあるようです。
この秋最大の上場案件である郵政が11月4日に新規公開されます。一部には
成長期待の乏しさを懸念する市場関係者もいますが厚い株主配分もあり個人
投資家のニーズは高いようです。事前の人気は公開株数も少ないかんぽ生命
次が郵貯、最後が日本郵政の順のようです。このところの市場環境の好転は郵
政上場成功に向けて追い風になってきたようです。
下げの大きかった銘柄中心に今日も戻りを試す展開が予想されます。もっとも
相場全体が水準訂正して戻ってきたということは上値余地だけでなく下値も心配
する必要が出てきます。決算次第では銘柄ごとに波乱が起こる可能性もあり得ま
す。事前に業績悪が報道されある程度株価が調整した銘柄は悪材料出尽くしで
反発する銘柄がある一方、想定外の下方修正で急落する銘柄も出てきそうです。
決算を手掛かりに短期筋による順張り行動が上げ下げの幅を増幅します。決算
発表時の光景が今回も繰り返されそうです。
また今回の反発が海外発の動きということには注意が必要です。米国企業の
四半期決算は事前予想の4.6%減益から3%程度の減益と予想を上回って着地
しそうです。しかし現在の株価はPER19倍まで上昇して割高感は明らかです。
市場では年内利上げなしという予想で株高になっていいます。今後の経済指標
次第では再び12月利上げが浮上した時の反動安も懸念されます。
強気筋だってこのまま年末の株高にすんなりことが進むとは思っていないでし
ょう。年末までにはもう一度下値を探る動きがあっても不思議ではありません。
ここはこの上昇相場の賞味期限も考えながら機敏に行動したいところです。
ました。FRBが利上げできないほど世界の景気は悪いとの見方が堂々と語ら
れていました。それがECBの追加緩和観測もあり年内利上げ先送りが株高要
因に変身しました。また中国発の景気低迷がECBの追加緩和を誘発し当の中
国の利下げへと繋がり中国発の悪いニュースばかりが目立った少し前の状況
から一転して先週の世界的な株高に繋がりました。
東京市場も先初には二営業日続けて売買代金が2兆円を割り込み閑古鳥が
鳴く状態でした。それが1週間後の26日には1万9000円乗せが期待できる状況
です。2兆円割れした1週間前が陰の局だったようです。市場の一部には8月中
旬からの急落過程で1万9500円までの価格帯での売買代金は少なく真空地帯
の大幅な戻りもあり得るとの見方もあるようです。
この秋最大の上場案件である郵政が11月4日に新規公開されます。一部には
成長期待の乏しさを懸念する市場関係者もいますが厚い株主配分もあり個人
投資家のニーズは高いようです。事前の人気は公開株数も少ないかんぽ生命
次が郵貯、最後が日本郵政の順のようです。このところの市場環境の好転は郵
政上場成功に向けて追い風になってきたようです。
下げの大きかった銘柄中心に今日も戻りを試す展開が予想されます。もっとも
相場全体が水準訂正して戻ってきたということは上値余地だけでなく下値も心配
する必要が出てきます。決算次第では銘柄ごとに波乱が起こる可能性もあり得ま
す。事前に業績悪が報道されある程度株価が調整した銘柄は悪材料出尽くしで
反発する銘柄がある一方、想定外の下方修正で急落する銘柄も出てきそうです。
決算を手掛かりに短期筋による順張り行動が上げ下げの幅を増幅します。決算
発表時の光景が今回も繰り返されそうです。
また今回の反発が海外発の動きということには注意が必要です。米国企業の
四半期決算は事前予想の4.6%減益から3%程度の減益と予想を上回って着地
しそうです。しかし現在の株価はPER19倍まで上昇して割高感は明らかです。
市場では年内利上げなしという予想で株高になっていいます。今後の経済指標
次第では再び12月利上げが浮上した時の反動安も懸念されます。
強気筋だってこのまま年末の株高にすんなりことが進むとは思っていないでし
ょう。年末までにはもう一度下値を探る動きがあっても不思議ではありません。
ここはこの上昇相場の賞味期限も考えながら機敏に行動したいところです。
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