今週の一番の注目材料は米労働省が10日発表する3月のCPIです。予想ではコア指数は前月比
0.3%上昇、前年同月比では3.7%上昇ですが先週の雇用統計のように強い数字が出ることも考
えられます。8日の米国市場では引き続き利下げ先送り観測が根強いことが株価の重しになっ
ていたようです。
予想通りなら基調的なインフレ率の緩慢なペースでの鈍化が示され、利下げに対する米金融当
局の慎重なアプローチを裏付けることになり再び6月利下げの見方が強くなるかもしれません。
そうなれば停滞気味の株式市場の起爆剤になりそうです。
もっとも中東情勢の緊迫化から原油価格の騰勢が続いています。原油価格の上昇で運輸部門の
コスト上昇が値上げに繋がり物価上昇の一因になるとの見方もあります。CPIの上昇は更なる
利下げ後ずれの要因です。週末には4月12日にはSQがあります。相場の転換点ともなる事の多
いSQを境に4月の株高アノマリーに復帰できるのかどうかも注目です。
また来週には世界最大の半導体受託製造企業の台湾TSMCの1~3月の決算発表が予定されてい
ます。好調な業績が予想されています。もし市場予想以上の内容なら日本の半導体セクターの
追い風になります。
先週日経平均が大きく下落したのは指数に影響の大きな半導体銘柄の下落でした。やはり日本
市場を見るうえではテーマ性もあり成長期待の高い生成AI関連銘柄の立ち直りが必要です。4月
の株高アノマリーが復活するには半導体セクターの立ち直りが欠かせません。
0.3%上昇、前年同月比では3.7%上昇ですが先週の雇用統計のように強い数字が出ることも考
えられます。8日の米国市場では引き続き利下げ先送り観測が根強いことが株価の重しになっ
ていたようです。
予想通りなら基調的なインフレ率の緩慢なペースでの鈍化が示され、利下げに対する米金融当
局の慎重なアプローチを裏付けることになり再び6月利下げの見方が強くなるかもしれません。
そうなれば停滞気味の株式市場の起爆剤になりそうです。
もっとも中東情勢の緊迫化から原油価格の騰勢が続いています。原油価格の上昇で運輸部門の
コスト上昇が値上げに繋がり物価上昇の一因になるとの見方もあります。CPIの上昇は更なる
利下げ後ずれの要因です。週末には4月12日にはSQがあります。相場の転換点ともなる事の多
いSQを境に4月の株高アノマリーに復帰できるのかどうかも注目です。
また来週には世界最大の半導体受託製造企業の台湾TSMCの1~3月の決算発表が予定されてい
ます。好調な業績が予想されています。もし市場予想以上の内容なら日本の半導体セクターの
追い風になります。
先週日経平均が大きく下落したのは指数に影響の大きな半導体銘柄の下落でした。やはり日本
市場を見るうえではテーマ性もあり成長期待の高い生成AI関連銘柄の立ち直りが必要です。4月
の株高アノマリーが復活するには半導体セクターの立ち直りが欠かせません。
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