kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

逆サプライズ

2022-11-11 05:54:31 | 日記
米交換業大手の資金繰り不安から代表的な暗号資産の価格が急落し9日の東京株式
市場で、暗号資産(仮想通貨)の関連株が急落しました。仮想通貨大手バイナンス
がFTXの買収方針を示していましたが、その後資産査定をした結果、買収提案を
撤回しました。

東京市場では9日に続いて10日も暗号資産関連銘柄とみなされているマネックスGや
gumi株には売りが続きました。超金融緩和でマネーが流れ込んだ暗号資産関連銘柄
は当分、バブルの後始末が待ち受けていそうです。

中間選挙では大きく議席を伸ばすと予想されていた共和党の票は思いの外、伸びま
せんでした。下院では民主党から議席を奪還して過半数を握りましたが、当初の予想
以下の議席獲得になりました。選挙はみずものとはよく言われますが、まさにその
表現がぴったりの結果でした。

企業決算では原材料価格の上昇が足かせになり輸出企業でも円安効果を打ち消してし
まっているところも出ています。クボタのように8月に上方修正した企業でも僅か3ヶ
月で下方修正に追い込まれました。

原材料価格の落ち着きやサプライチェーンの正常化で下期に大きく回復すると予想し
ている企業が多いようですが市場の一部からは企業の予想通りに事が進まない可能性
も頭の片隅に入れておくべきだという見方も出ています。

注目の10月発表のCPIは市場予想の7.9%下回る7.7%でした。今年は市場予想を上回る
ことが度々発生し、ショック安に見舞われました。それだけに市場予想を下回ったこ
とが結果で一気に広がったようです。CPIの結果を受け12月の利上げ確率は8割まで
切り上りました。

選挙結果に失望していた市場でしたが、選挙以上に市場の注目材料だったCPIが結果
が市場の景色を一変させたようです。もっともCPIの結果を受け金利が低下したこと
から141円まで円高が進んだことで一定程度日本株の上昇幅は限定的になるようです。
それでも今日は2万8000円台まで上昇するそこそこ可能性はありそうです。





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