kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

決算シーズン

2014-04-27 11:34:24 | 日記
昨日土曜日はどうしてもブログを更新する気持ちになれませんでした。
ここでお詫びします。

日本企業の決算発表が始まりました。前期の好業績は既に織り込み済みで
焦点は既に今期見通しに向いています。今期は見通しはおおむね慎重なも
のが多くどうやら全産業で10%程の増益予想の市場見通しとの乖離は広が
っているようです。円安効果の一巡や駆け込み需要の反動をどのように見る
かで会社側とのギャップは大きいようです。

市場見通しが強気すぎるのかそれとも会社側が慎重すぎるのか答えは4~6月
期が終わってみないと分かりません。実は決算発表のこの時期は憂鬱になりま
す。買いでも売りでも株価が動けばリターンが得られる短期筋にとってはチャン
スでもあるのでしょうが、その動きは余りにも早くそして急騰急落が多く取引は
神経ばかりすり減らします。

増益でも市場予想を下回れば叩き売られ市場予想を上回れば大幅上昇。日本
企業の場合下方修正を嫌いますのでどうしても期初の段階では慎重な見通しを
出す傾向が強くなります。市場が勝手に強気見通しを出し未達だからと言って
理不尽なほど株価下落が起こるということにどうしても違和感を感じてしまいま
す。

器用に立ち回れない自分の投資スタイルから考えればこの時期はどうしても投
資を控えてしまいます。増して今年は多くの市場関係者の目論見とは違って日
本株は年初からいいところがありません。ここまで成功体験の乏しいこともあり
一層投資意欲が沸きません。

NY市場も1万6500ドル近辺は大きな壁になりつつあり例年この時期に高値を付
ける傾向があることが気になります。確かに東京市場は欧米市場に比べれば
出遅れていていますが外国人投資家がカギを握っていることを考えれば欧米
市場が下落すれば日本株は同等かそれ以上に価格変動のリスクが伴ないます。

個人的には会社側の今期見通しが出揃い株価水準と相談しながら投資を考え
ようと思っています。しかし決算シーズンでチャンスと考えている短期志向の投資
家の皆さんは頑張って市場を盛り上げてください。いろんな投資スタイルがあり
ます。それぞれの分野で頑張れればそれはそれで良いと思います。
コメント
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