ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

続エンクロジュア組立

2008年01月26日 | アマチュア無線
一日に1本仕上げて二日間で箱の形になった。その後は別件の飛び込みなどがあって中断、そして今日スピーカーの取り付けが終ったところで孫が“お泊り”に襲来、何はともあれ裏板を固定すればほぼ完成した事になる。
            
付属のフェルト吸音材をタッカーホッチキスの親玉?¥780で貼付ける。材料に余裕は無くピッタリ、さすがにキットだと感心する。この先エージング・調整とかなり面倒になりそうだが、しかし聴力は遠の昔に衰退しているし、能力も無いので適当なところで収束?かも。
            
『管球王国6』フルレンジユニットの魅力を聴く「エンクロジュア装着編」によれば27ℓのBOXで設計図も掲載され自作も可能だったが、木工作に自信が無かったので既製品を物色していたら、倍近い容積ではあったが、性能は無視して体裁では合格のこれを選択した。
            
スピーカーの内部配線に使用したスピーカー専用の線材。オーデオマニアの間ではとかく凡人には理解しがたい迷信?が飛び交い「真空管アンプは音が柔らかい」「ピンジャックは金メッキで音がクリアーに」「スピーカーケーブルは無酸素銅線に限る」等々、とても自分には信じられず実際にモニターした経験でも違いが判らず否定者の一員なのだが、そんな自分が何故今真空管アンプかと言えば“ラジオ少年時代の郷愁”だけなのだ。たかが低周波と求めてしまったこのケーブル(1m¥520)も本当は何でも良かった訳で、多分にメーカーや販売店の戦略に屈した感は免れない。
            
14年ほど前に発行された本。著者はラジオ少年で中学生の頃からオーデオマニアになり、現在はアナログ・デジタル回路設計技術者の立場から、個々の迷信・非常識を計算式を示して詳しく解説してある。とかくマニアは理論・計算式より各人の“感覚”を最重要視して複雑怪奇な時限で論じ合っているのだから、何故か筆者には共感、とても面白い本だ。

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1 コメント

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SP Box (JA9JX)
2008-02-01 10:36:48
どうやら、待望のBoxが完成したようですね。
第一声の感想は?
SPケーブルも悩みですが、これも楽しみの一つです。
ドライブするAmpとSPを繋ぐインターフェースですから。それに相性も有るそうです。
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