ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

料理教室41回目

2008年01月10日 | 男の料理
            
今年初めての教室。今回のメンバーは4人なので調味量を含めて材料の計算の必要もなく、また先生の眼も行き届くので順調に行くかなと思ったが、しかしこれまでに無く手の込んだ「カネロニー」と云うイタリアンは、工程の各部分を各自に分担指示されて、同時に他の二品目と炊飯、味噌汁もその合い間に調理を行う。これは老化著しいボケ頭の切替えにお互いが途惑い、しかも先生の指摘の声も飛び込み、全く余裕が無くてとても大変な事だった。
            
「カネロニー」 
①牛挽肉、玉葱、セロリ、マシュルームのみじん切りをバターで炒め、塩、胡椒、ナツメグで調味して、おろしチーズと溶き卵を入れ、卵が固まらない様に素早くかき混ぜ、火からおろしておく。
②ふるった小麦粉をボールに入れ、牛乳、卵、塩を入れて4枚の薄焼き(パスタ)を作る。
③固めのホワイトソースを作り①に混ぜて4等分して①を包む。
④トマトソース。玉葱、にんにくをみじん切りにして油で炒め、狐色になったらふるった小麦粉を入れ炒め、水を加えて少し煮たら濾す。
濾した物にケチャップ、トマトジュース、赤ワインを加え十分に煮詰め(2/3位まで)塩、胡椒で調味。
⑤天板に少しソースを塗り③を乗せ残ったソースをかけ、オーブンで焼く。
            
「鶏肉いんろう煮」
①鶏胸肉二枚、袋になる様に包丁を入れる。
②卵2個、塩少々を加え半熟の煎り卵を作り、長ネギ1本みじん切りを混ぜ合わせ①に詰め、楊枝で口を止め、フライパンで両面を軽く焼く。
③出汁3/4カップ、酒→大1、ケチャップ→大3、ウスターソース→大1、塩・胡椒→少々の汁で煮詰める。
④さめてから3cm幅位に切る。

試食の結果
「カネロニー」手の込んでいる分だけ、チーズ風味の挽肉のあんと包んだパスタの食感と時間をかけて煮込んだトマトソースが絶妙に絡み合いとても美味しかった。
「鶏肉いんろう煮」天敵に付き一口だけでお土産にしてしまったが、鶏肉独特の臭みも無く、他におかずがなければ食べられるかも?
「カネロニー」半分持ち帰り再度熱を加えて試食させたところ、味が落ちているはずなのに大変美味しいと、通常は2~3言あるのに素直に認めたので旨かったのだろう。