ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

そば打ち体験教室

2011年01月16日 | 手打ち蕎麦打ち
            
福島手打ちそば研究会仲間の霊山町在住竹部さん経由で、今春街中の小学校へ統合されて廃校になる泉原小学校PTAから「親たちも学んだ最後の小学校で子供達と一緒に思い出作りがしたい」とそば打ち体験教室の依頼があり、竹部さん始め仲間10人で子供達と一緒に楽しんで来た。
  
            
                    
1~3年生は既に昨年4月から統合先へ通学していて4~6年生14名とその父兄教職員の47名の参加者で行われた。そば打ち体験は2名7班に別れて7台の打ち台で一部保護者も交えて実施した。自分は6年生男女2人と母親の3人の世話をしたが、他の班では父親や祖父も子供達と一緒に体験していた。自分達で粉を篩いにかけて水を注ぎ“水回し”を始めると「うわー!そばの臭いがするー!」と感激の発声、そばになる限界の範囲内で可能な限り子供達の手で“二八そば”500g5人前を打った。初めて手にした包丁で太くなったり細くなったり、時にはう「どんよりも太いそばになった」と悲鳴を上げたりみんな楽しそうだった。
            
体験終了後は自分達の打ったそばを47名全員で食べて、その後には研究会で打ったそばを存分に味わってもらった。消費量は70食分、自分は今回も釜場の“茹で”に専念した。
今回の体験教室は研究会主宰によるもので、メンバーの大部分はほぼリタイアー組「お役ご免になっても、チッポケでもこんな形で社会のお役に立てる」と、青葉教室での体験教室とは少し異なった喜びが感じられた素晴しい一日だった。