ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

残り物整理

2011年01月11日 | 男の料理
   
                     
正月用に準備された蓮根と里芋も何故か放置されたまま。一部に腐敗が出始めて間もなく捨てられるのが通常のパターンなので、今日はこれを有効活用して和食で統一「蓮根餅のあんかけ」と「里芋のイカわた煮」の二品を調理した。
こんな物、孫達は口にしないので材料も少なく家族三人前だけにしたが、料理教室で習った基本を忠実に実行したので、不足分のいか・鶏挽肉・小ネギの買出しと合わせて約4.5時間は通常とあまり変りなかった。
「蓮根餅のあんかけ」は鶏挽肉に酒・醤油・砂糖で下味を付けて火を通し、干し椎茸みじん切り・蓮根・じゃが芋(蓮根の1/5)のすり下ろしを加えて粘りが出るまで力強く混ぜ合わせ火を通す。バットに広げて粗熱を取り、丸めて小麦粉をまぶし油で揚げる。かつお出汁にみりん・醤油・水片栗粉のあんをかけ、好みで小口ネギとおろし生姜をのせて食べる。天敵の鶏肉も苦にならず下戸の自分も日本酒が欲しくなり、調理用の安物日本酒で急場をしのいだ。「里芋のイカわた煮」も里芋のヌメリ取りやイカの皮剥きなど下処理を完全に施したので、一般の家庭料理とは一味異なる美味も盛付はド素人で失格。