ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

夏新そば

2010年09月04日 | 手打ち蕎麦打ち
            
前回は他に用事があって休んだが、今日は事務局の渡辺さんが休みで、昨日引継ぎを済ませて今日は二度目の代行も勤め、通常の準備撤収と併せて無事終了した。酷暑の影響で参加者は少なく11名だった。
   
                    
今日の粉は自家製粉の物ではなく、長野県産夏新そば郡山阿部製粉の挽きぐるみ。この粉は殻をつけた玄そばをそのまま臼で挽くので、甘皮や表層部分が多く含んで色黒で香りや甘味が濃く、自分達は好んで使用している。粉を握り絞めると心もちねっとりした感じで形が残る。鉢に粉を篩った時から香りが立ち“水回し”の初期には最高潮で久々に新そばの香りをタップリ堪能した。どんなに美味いそばでも口にする時はこれ程の香りは味わえず、これはそば打ち人だけに与えられた特権だ。我が青葉教室の江戸前(流派)の打ち方には“練り”の前に“つぶし”と云う工程が加わる。これは粉の滑らかさと粘りをより一層引き出す目的で行うが、仕上がりの良い粉の良否は“練り”よりはむしろこの段階で何となく判断出来る様になってきた。「今日は久々に美味いそばが食べられる」は多数の感想だった。

早朝散歩

2010年09月04日 | その他
            
福島市も昨日の最高気温は35.6度で今年の真夏日は65日となり史上最多日数を記録したそうだ。熱帯夜もそれに比例して、我が家の寝床午前0時に冷房を切り4時20分起床時には28.5度前後。5時玄関を一歩踏出すと一瞬涼しく感じるが、間もなく生暖かく湿度の高い不快感に変る。こんななか季節の節目と感じたのだろうか、早朝ジョギングや散歩をする人達は1日以降不思議なほど増加した。
   
                   
散歩は家から200m先の阿武隈川支流の荒川土手(合流点から500m)からスタートして新幹線取付け道路の橋を渡り、河川敷の須川運動公園グランドに降りる。大部分の人達は河川両岸のアサファルト舗装の土手を歩く。
   
                   
グランドを挟んだ南北は車が通行可能な東西に長い砂利道になっていて、自分は膝かぶに優しいこんな道路やグランドの端を40~50分、気分が乗れば70分程周遊する。先ずは日の出前の太陽に向って進み、太陽が登りきって輻射熱が厳しくなる頃には太陽を背にしながら戻って来る。途中ですれ違いする人達も大部分は顔なじみで、今日逢った人を数えてみたら15人、そんな中には夫婦3組と可愛いお姉さん、何とTシャツからはみ出した両腕には緑や赤黒の見事な刺青。どう見ても20代の生娘?しかも飛び切りの美形、くわえタバコの運転やポイ捨て等はもう鈍感になってしまったが、ヤクザのシンボル刺青は今や娘のファッションの一部になってしまったのだろうか。こんな田舎街で、驚きを越して大ショック!