ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

エビチリ豆腐

2010年09月08日 | 男の料理
台風9号直撃の予報も外れて一安心。正直のところ畑の砂漠化解消には被害を受ける事なく二日間位は大雨が欲しかったが、昨夜一晩ごく普通に降っただけで今朝からはもう霧雨、これではあまり水分の浸透も期待出来ないが、何とか秋野菜の種蒔が出来そうだ。気温も昨日より10度も低く24.5度になり、連続68日間の30度以上の真夏日からようやく開放された。
女房殿は生協宅配の熱烈な会員。他に道楽は何も無いので仕方がないが、苦情を告げた罪亡ぼしに、冷蔵庫内の処分を引き受けた。
ESSE9月号に「わが家の節約レシピベスト50」の読者自慢の投稿欄があって、その中にエビが少し足りなかった時、豆腐でかさ増ししたエビチリと麻姿豆腐が合体したユニークなレシピがあり、面白そうなので作ってみた。ただ少しでも美味く食べたいと思い、TV「ウチゴハン」で視聴した中華の名シェフ菰田さん指導の“ぷりぷり本格エビチリ”のエビの下処理とソース作りや仕上げ方に100%すり替えた。幸い熟し過ぎたトマトも廃棄寸前で残されてあったし、長ネギを買いに行っただけで全て処分品で賄えた。菰田シェフの秘伝、仕上げの直前にエビ下処理に使った卵白の残りと黄身を溶き加え、更に酢を加えて味を引締め、艶出しにサラダ油(欲を出し基本のごま油に変更)を入れ軽く混ぜ合わせて完成。
エビ16匹、豆腐一丁4人前を3人で食べたが、主菜はこれ一品だけ、副菜に自家栽培の秋なす(未熟で収穫する子なす)の三五八漬けと中華スープ。麻姿豆腐との合体もソース自体はエビチリ、豆腐のふんわり感いっぱいの食感も十分に満足した。