ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

料理教室65回目

2009年01月15日 | 男の料理
この冬一番の冷え込みではなかったのではないだろうか。吾妻山下ろしの小雪混じりの吹きさらしで、駅までの日陰の路面は完全に凍結していて、自転車の前輪がスリップして二度も転倒しかけた。郡山でも何時になく冷え込んだ様子で「イヤー格段と冷えるネー」が教室での第一声挨拶代わりだった。
こんな日に最適の「什景火鍋子(ヒッツホーコーズ)」中華鍋とほうじ茶で炊き込む「かき飯」おふくろの味「五色豆」の煮物を習った。中華鍋はこれまでの鍋物のイメージを完全に覆す物で、食材の椎茸・人参が生で他は全て火を通しから鍋に入れて煮込んで食する実にさわやかな上品な味だった。
鳥手羽を水から20分位茹で水につけ冷めたら薄切りにする。茹でたお湯で豚肉団子を茹で、その茹で汁を濾して塩・酒を加えて鍋のスープにする。鍋物と云えば手抜き料理の代名詞、この鍋は手間がかかっても十分価値ある逸品で、口にした瞬間に「オオー旨い!」とほぼ全員が感動した。