ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

なす&トマトのピザ風焼き

2008年07月23日 | 男の料理
            
珍種“埼玉青茄子”これもまた移植時の低温障害で生育が大幅に遅れてしまったもののようやく収穫期を迎えた。米茄子と同じサイズに育ち同様の食べ方しか知らないが、皮・果肉も大変軟らかくて原型を残す調理法は結構難しいが、口に入れるとトロリと自然に溶ける食感と風味は美味としか表現出来ない。しかし旧態依然の調理方法では孫には拒否され、栄養バランスからも何とか食べさせたいと思い、チーズが大好きなので最盛期のズッキーニを加えてピザ風に仕上げてみた。
            
青茄子、ズッキーニ共に2cm位の輪切りにして、オリーブオイルで両面を焼き、耐熱容器に並べて塩・胡椒してミートソースをかけ、更にその上からピザ用チーズを散らしてオーブンで焼いた。チーズを多めに散らしたので焼き上がりは中身が見えず、孫達はチーズとミートソースの味に騙されて完食、大人もズッキーニの歯ごたえが加わり副菜、またビールのツマミにもベストだった。
            
「未熟の物をオリーブオイルで揚げて岩塩をふりかけて食べる」産地の本場ヨーロッパではこんな食べ方もあると本で見て早速実践してみた。実際には開花した直前の物を使うと書いてあり、それでやったが大きくて天ぷら鍋では不可能で中華鍋にした。オリーブオイルでなくサラダオイルで揚げてみたが、果肉はしっかりした歯ごたえで花の部分はパリパリとして日本の天ぷらでは味わえない食感だった。花は一日で萎れてしまうので食べられるのは生産者の特権かも知れない。