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四季のある国 第1回

2024年07月01日 | ブログ
酷暑の夏が来る

 コロナが明けて訪日客が大挙して押し寄せている。世界の国々のことは直接にはほとんど見ていないので、個人的な比較は出来ないのだけれど、この国が世界でも有数の、四季の移ろいを感じられる美しい国であることは間違いないであろう。

 加えて街がきれい。ゴミなどが舗道に散らかっていない。公共交通機関の利用に際しても、大声で話すことはなく、静かである。古都である京都や奈良に限らず各地に古い由緒ある建造物が保存され、その類まれなる美しく気品のある庭園と共にある。新幹線が素晴らしい。食べ物がおいしい。ネットのYouTubeなどからの受け売りではある。加えて物が安い。1ドル160円なのだ。

 それらは、その四季の移ろいのデリケートな趣が、人々の感性を育んできた長久の時の流れによるものであろう。ただ、昨今の政治に関わる人々の低級さはいただけない。都知事選挙は今月、そして自由民主党の総裁選挙は9月という。いすれも碌な候補者が居ないことが哀れだ。伴ってマスメディアも凋落している。このような状態が続けば、遠からずこの国は沈没しかねない。都知事選では少しまともかなという有力候補が現れると、これを打ち消しに掛かる著名人が居る。肝心の消えて欲しい方には、バラマキ効果で無知な方々からの支持がある。都民のお金で選挙を戦わないで貰いたいものだ。加えて本人からの期日前投票を促している広告を見たが、本性がばれない内の逃げ切りを目指しているように見える。

 そして酷暑の夏がやって来る。しかし、夏はいい。この年も千葉県では今月1日から順次18市町村55か所の海水浴場が開場するらしい。子供の頃は、もっとも千葉の海ではなく、海水浴場とも呼べない、瀬戸内の遠浅の穏やかな白砂の海岸だったが、夏休みには毎日泳ぎに行ったものだ。砂洲が現れる潮時には、ここでバカ貝や一部シャゴ貝が獲れた。60年から70年前の話だから、今のような気温が35℃を超えるなどということは無かった。30℃を超えるかどうかだったと記憶する。

 思えば世界の当時の人口は現在の半分くらい。しかもお隣の大陸の国のGDPが、今や世界で2番目となっており、そのエネルギーの放出量は半端ではない。黄砂ややPM2.5にコロナ菌迄まき散らす大陸でもある。

 四季、すなわち「春」、「夏」、「秋」、「冬」の国民の人気ランキングなるものは見たことはない。恐らく「春」と「秋」に人気が集まると思われるが、列島の東北、北海道を除けば四季は、3か月ずつの等分期間であったものが最近は、「春」と「秋」が各2か月程度となり、「夏」が5月から9月までの5か月になった感がある。過ごしやすいい季節が少なくなっているように思う。

 夏のいいところは、冷やしそうめんがおいしい。スイカやメロン、サクランボに梨に桃にぶどうなど果物がおいしい。もっとも昔は秋でないと出回らなかった果物が早くから店頭に並ぶ。

 実家の狭い庭には、ブドウ棚が2か所、桃の木が3本、いちじく、琵琶、柘榴など多くの果物の木があり、桃やブドウはひとつ、ひと房ごとに袋掛けが欠かせないが、ほとんど母がやっていた。お陰で、ブドウや桃は子供の頃、ふんだんに食べることができた。兄弟6人、65歳から83歳、揃って元気なのも、夏の十分な果物摂取も一因かも知れないと、今頃になって思う。







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